この記事を監修した人
医療監修|福井美和子(看護師・保健師)
幼児教育監修|石渡恵美(幼稚園教諭)
総監修|青栁陽介(おもちゃコンシェルジュ/キッズ・ラボラトリー代表取締役)

飛行機ポーズは生後5〜6ヶ月頃が目安です。しない赤ちゃんも約3割いますが、発達上の心配はいりません。

なぜ起こるのか、ずりばい・ハイハイとの関係、「うちの子まだやらない…」という不安への見解まで、おもちゃコンシェルジュの視点でやさしく解説します。

この記事でわかること
  • 飛行機ポーズはいつから・いつまで見られるか(時期の目安)
  • なぜ飛行機ポーズをするのか(筋肉・発達の仕組み)
  • ずりばい・ハイハイとの関係
  • しない赤ちゃんへの正直な見解(約3割は経由しない)
  • この時期に合うおもちゃの選び方と比較

ねんね期〜お座り期におすすめのおもちゃ比較一覧

飛行機ポーズが見られる生後3〜8ヶ月頃は、うつ伏せ遊びや五感刺激が発達を後押しする時期です。

この時期に実際に使われている定番おもちゃを比較しました。

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HUGABOO お座り練習ベビーチェア
HUGABOO お座り練習ベビーチェア
バンボ ベビーソファー
バンボ ベビーソファー
farska ベッドインベッド エイド
farska ベッドインベッド エイド
ハリリット はじめてのタミータイムセット
ハリリット はじめてのタミータイムセット
Sassy タミータイム フロアミラー
Sassy タミータイム フロアミラー
商品名 メーカー 対象年齢 主な刺激タイプ 参考価格
HUGABOO お座り練習ベビーチェア HUGABOO 3ヶ月〜 体幹・お座りサポート 8,000円前後
バンボ ベビーソファー バンボ 3ヶ月〜 姿勢保持・お座り補助 7,000円前後
farska ベッドインベッド エイド farska 0ヶ月〜 姿勢安定・体幹補助 10,000円前後
ハリリット はじめてのタミータイムセット ハリリット 0ヶ月〜 腹ばい補助・視覚刺激 5,000円前後
Sassy タミータイム フロアミラー Sassy(サッシー) 3ヶ月〜 視覚・好奇心(ミラー) 2,500円前後

 

うつ伏せ遊びを直接サポートする設計という点で、最初の1本として有力なのは「ハリリット はじめてのタミータイムセット」または「Sassy タミータイム フロアミラー」です。

腹ばいを嫌がる赤ちゃんの導入にも使いやすく、視覚刺激も兼ねるため飛行機ポーズ前後の時期と相性が良いです。

  • 腹ばい補助重視なら → ハリリット はじめてのタミータイムセット
  • 視覚刺激・ミラー遊び重視なら → Sassy タミータイム フロアミラー
  • お座りサポートも兼ねたいなら → HUGABOO またはバンボ

赤ちゃんの「飛行機ポーズ(飛行機ブーン)」とは?

うつ伏せの状態でお腹だけを床につけ、頭・両腕・両足を同時に浮かせるポーズが飛行機ポーズです。

「エアプレイン」とも呼ばれ、まるでスーパーマンが空を飛んでいるような姿に見えます。

初めて見たときは「これ、大丈夫?」と驚くかもしれませんが、体がしっかり成長している証拠です。

飛行機ポーズの特徴と見た目

基本の姿勢は以下の通りです。

  • うつ伏せでお腹を床につける(支点になる)
  • 頭を持ち上げる
  • 両腕を横に広げて浮かせる
  • 両足も床から浮かせる

お腹を軸にして、背筋・腹筋・胸の筋肉を使いバランスを取ります。

数秒から長い子だと数十秒キープすることもありますが、すぐに疲れて腕や足を下ろすのが普通です。

大人が試してみると分かりますが、10秒キープするだけでも全身がプルプルします。赤ちゃんにとってもかなりハードな運動です。

どんな瞬間に見られる?

主に2つのシーンで見られます。

  • うつ伏せで遊んでいるとき:プレイマットの上で突然このポーズを取ることがあります。体幹の筋肉が発達してきたサインです。
  • おもちゃに興味を示したとき:少し離れた場所のおもちゃに手を伸ばそうとする瞬間に飛行機ポーズになることも。興味のあるものへ向かう意欲の表れです。

この時期だけの特別な姿なので、ぜひ写真や動画に残しておいてあげてください。

飛行機ポーズはいつから?いつまで続く?

生後5〜6ヶ月頃が最も多く見られる時期で、7ヶ月頃から自然と減っていきます。早い子は生後3〜4ヶ月から始めることもあります。

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パターン 時期の目安 判定 対応
生後3〜4ヶ月から始まる 早め ◎ 問題なし 筋力発達が順調。温かく見守る
生後5〜6ヶ月から始まる 標準 ◎ 最も多い時期 うつ伏せ遊びを増やすと出やすい
7ヶ月以降に減っていく 自然な卒業 ◎ 次の発達へ移行中 ずりばい・お座りの準備が整っている
飛行機ポーズをしない 個人差あり ○ 問題なし 約3割の赤ちゃんは経由しない。焦らなくて大丈夫です

生後5〜6ヶ月頃が最も多い

飛行機ポーズが最も多く見られるのは生後5〜6ヶ月頃です。

早い子では生後3〜4ヶ月から始めることもあります。「生後3ヶ月でやってるけど早すぎない?」と心配になるかもしれませんが、筋力の発達が順調な証拠なので安心してください。

7ヶ月頃から自然と減っていく

生後7ヶ月頃になると、体を曲げる筋肉がさらに発達するため、飛行機ポーズは自然と減っていきます。

1歳頃までにはほとんどの赤ちゃんでおさまります。

飛行機ポーズをしなくなったと感じたら、次の成長段階(ずりばい・お座り)に進んでいるサインです。

やらない赤ちゃんも問題ありません

飛行機ポーズを経由しない赤ちゃんは約3割います

「5ヶ月になったのにまだやらない」と焦らなくて大丈夫です。飛行機ポーズをしなくても、別の方法で筋力を発達させているだけです。

なぜ飛行機ポーズをするの?筋肉と発達の仕組み

飛行機ポーズは「伸ばす筋肉」が優勢になる生後5ヶ月頃に自然と現れる動作で、全身の筋力とバランス感覚を同時に鍛えています。

「伸ばす筋肉」が強くなってきた

赤ちゃんの筋肉は成長とともに変化します。

生まれたばかりの頃は体を曲げる筋肉が優勢で、手をグーにしたり背中を丸めたりする動作が多いです。

生後5ヶ月頃になると伸ばす筋肉が強くなり、このバランスが逆転したときに飛行機ポーズが現れます。同じ時期にブリッジのように背中を反らせる動きが見られるのも、同じ「伸ばす筋肉」を使うからです。

全身の筋肉を鍛えている

飛行機ポーズは赤ちゃんにとって全身トレーニングです。

  • 両足を持ち上げる:骨盤周りの筋力を鍛える。将来のハイハイや歩行の基礎になる
  • 腕を浮かせてバランスを取る:胸部の筋力を強化。お座りや四つん這いを支える力になる
  • 手足を同時に浮かせる:背中全体の筋肉を鍛え、姿勢を保つ体幹の土台になる

ずりばい・ハイハイへの準備

飛行機ポーズは次の発達段階への準備運動です。発達の流れは以下の通りです。

  1. 腹筋が発達 → 寝返りができる
  2. 背筋が発達 → うつ伏せの姿勢が安定する
  3. うつ伏せで手を使って頭を支える
  4. 手と足をあげてバランスを取る(飛行機ポーズ)
  5. ずりばいができるように
  6. ハイハイ・お座りへ

飛行機ポーズで鍛えた背中・腰まわりの筋肉が、ずりばいやお座りの土台になります。

飛行機ポーズとずりばい・ハイハイの関係

飛行機ポーズができるようになると、もうすぐずりばいやお座りが始まるサインです。ただし、飛行機ポーズを経由しなくても次のステップに進む赤ちゃんは約3割います。

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項目 飛行機ポーズ ずりばい ハイハイ
お腹の位置 床につく(支点) 床についたまま 床から浮かせる
姿勢 うつ伏せで手足を浮かせる うつ伏せ 四つん這い
主に使う筋肉 背中・腹筋・バランス 上半身中心 全身(特に下半身)
移動 その場でバランスをとる 前に進む 前に進む
一般的な時期 生後5〜6ヶ月頃 生後6〜8ヶ月頃 生後8〜10ヶ月頃

ずりばいは最初から前に進めず、後ろに下がったりその場でくるくる回ったりすることもあります。これも成長の一部です。

ハイハイは腰と脚で体幹を支えられるようになってから始まる動きで、飛行機ポーズ→ずりばい→ハイハイという順序で少しずつ筋力をつけていきます。

飛行機ポーズをしない赤ちゃん|心配ない?

飛行機ポーズをしない赤ちゃんは約3割いて、発達上の問題はありません

飛行機ポーズは発達の「一形態」であり、全員が通る必須ルートではないからです。

飛行機ポーズをしない主な理由

  • うつ伏せの時間が少ない(仰向けで過ごすことが多い)
  • うつ伏せを嫌がる赤ちゃんは、飛行機ポーズが出にくい
  • 飛行機ポーズを経由せず、直接ずりばいやハイハイに進む子もいる
  • 個人差・体型・筋肉の発達ペースの違い

飛行機ポーズにこだわらなくて大丈夫です

飛行機ポーズをするかどうかは、賢さや運動神経とは関係ありません。

「5ヶ月になったのにまだやらない」と焦らなくて大丈夫です。練習させる必要もありません。赤ちゃんは自分に必要なタイミングで、必要な動きをしています。

こんな場合はかかりつけ医に相談を

生後6ヶ月を過ぎても首がすわらない・うつ伏せで頭を持ち上げられないなど、飛行機ポーズ以外の発達の遅れが気になる場合は、かかりつけの小児科に相談してみてください。飛行機ポーズの有無だけで判断するのではなく、全体的な発達の流れを見ることが大切です。

この時期に「遊ばなかった」と後悔しないために

キッズ・ラボラトリーの利用者アンケートでは、「遊ばなかった」「興味を示さなかった」という声が全体の約2割を占めています

特に生後5〜8ヶ月頃は、赤ちゃんの興味が急速に変化する時期です。先週まで夢中だったおもちゃに、今週は見向きもしないということが起こります。

先輩ママの声(キッズ・ラボラトリー利用者アンケートより)

「届いたおもちゃをあまり出さないまま交換時期になってしまいました。ウッディプッディのおままごとセットは、すでに同じものを持っていてかぶってしまい、結局ほとんど遊ばせられませんでした。月齢に合っているかどうかだけでなく、手持ちのおもちゃと重複しないかも大事だと気づきました。」

先輩パパの声(キッズ・ラボラトリー利用者アンケートより)

「やみつきボックスは大きい割に遊びの幅が狭く、電子音がうるさく残念でした。一方でにこにこパソコンはよく遊んでいました。同じ月齢向けでも、子どもによって反応がまったく違うと実感しました。」

キッズ・ラボラトリーの継続利用データを見ると、0歳前後でサービスを始めた家庭は平均して1年前後継続する傾向があります

この時期に「どんなおもちゃが合うか」を試しながら見つけていく家庭が多いことが、継続の背景にあると考えられます。

また、キッズ・ラボラトリーの解約データでは「保育園に入り家でおもちゃを使う時間が減った」という理由が上位に挙がっており、平日に保育園へ通い始めるタイミングが解約の分岐点になりやすいことが分かっています。

おもちゃの選び方:状況別の3パターン

この時期のおもちゃ選びは「購入・サブスク・おさがり」の3パターンがあります。それぞれにメリットとデメリットがあるため、家庭の状況に合わせて選ぶのが合理的です。

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選択肢 メリット デメリット 向いている家庭
購入 好きなタイミングで使える。気に入ったものを長く使える 飽きたときに処分に困る。月齢が変わると合わなくなる 特定のおもちゃに強いこだわりがある。長く使えるものを厳選したい
サブスク・レンタル 月齢に合ったものが届く。飽きたら交換できる。部屋が増えない 月額費用がかかる。気に入っても返却が必要な場合がある おもちゃが増えすぎて困っている。何を選べばいいか分からない
おさがり・譲り受け コストがかからない。実績あるおもちゃを使える 月齢・状態が合わない場合がある。衛生面の確認が必要 信頼できる知人からもらえる。費用を抑えたい

キッズ・ラボラトリーの利用者アンケートでは、「何を選べばいいか分からない」という悩みを持つ家庭が新規申込者の約4割を占めています

特に0歳〜1歳前後で始めた家庭に多く見られます。この時期は月齢ごとに合うおもちゃが変わるため、「今の月齢で選ぶ」ことが合理的です。

キッズ・ラボラトリーのサブスクが向いている家庭・向かない家庭

合う・合わないの個人差があります。以下の表で自分の家庭に当てはまるかを確認してみてください。

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家庭の状況 相性 理由
おもちゃが増えすぎて困っている 返却できるので部屋がすっきりしやすい
何を選べばいいか分からない おもちゃコンシェルジュが月齢・発達に合わせて選んでくれる
発達・知育が気になる 発達段階に合った知育玩具が届く設計になっている
特定のおもちゃにこだわりがある リクエストは可能だが、希望通りにならない場合もある
月額費用を抑えたい おさがりや購入と比較して判断するのが合理的
子どもが外遊び中心で在宅時間が短い お子さんが外遊び中心の場合、おもちゃを使う時間が少なくなりがちで、サービスとの相性が下がることがあります

キッズ・ラボラトリーの解約データでは、「平日は保育園に行っているためおもちゃの出番が少ない」「子どもの好みが出てきておもちゃで遊ぶ時と遊ばない時の差が出てきた」という理由での解約が一定数あります。

サービスを始める前に、自宅でおもちゃを使う時間が1日30分以上確保できるかを確認しておくと安心です。

飛行機ポーズで迷ったときの3つの答え

Q1. 飛行機ポーズはいつ頃から見られますか?

生後5〜6ヶ月頃が目安です。早い子は生後3〜4ヶ月から始めることもあります。生後7ヶ月頃から自然と減り、1歳頃までにはおさまるのが一般的です。この時期の幅は広く、どのタイミングでも発達の正常な範囲内と捉えていただいて大丈夫です。

Q2. 飛行機ポーズをしない場合、何か対策が必要ですか?

特別な対策はしなくて大丈夫です。飛行機ポーズを経由しない赤ちゃんは約3割います。ただし、うつ伏せ遊びの時間を1日5〜10分でも確保することは、体幹の発達全般に良い影響があります。腹ばいをサポートするおもちゃを活用するなら、「ハリリット はじめてのタミータイムセット」や「Sassy タミータイム フロアミラー」が最初の1本として有力です。

Q3. この時期のおもちゃ選びで迷ったらどうすればいい?

まず検討したいのは「うつ伏せ遊びをサポートするもの」と「五感を刺激するもの」の2軸です。腹ばい補助重視なら「ハリリット はじめてのタミータイムセット」、視覚刺激重視なら「Sassy タミータイム フロアミラー」、お座りサポートも兼ねたいなら「HUGABOO」や「バンボ」も視野に入ります。キッズ・ラボラトリーの利用者アンケートでも、発達・知育への関心が申込動機の上位に挙がっており、月齢に合ったおもちゃを選ぶことが長期的な満足につながっています。

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ABOUT ME
青栁 陽介(おもちゃコンシェルジュ/キッズ・ラボラトリー代表取締役)
青栁陽介は、キッズ・ラボラトリー株式会社 代表取締役社長であり、自らもおもちゃコンシェルジュとして利用者対応・玩具選定の現場に立つ。 2003年に通販システム業界に入り、2015年テモナ株式会社の執行役員、2017年に執行役員CMOに就任。在任中に東証マザーズ上場・東証一部上場を経験。2018年12月、一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会の創立時ボードメンバーとして業務執行理事に就任し、矢野経済研究所「サブスクリプション市場2019」をはじめとする業界調査に協力。サブスクリプション関連の講演・セミナーで延べ15,000名超に登壇するなど、業界の体系化にも携わってきた。 2019年5月、長男の難病闘病をきっかけに、ベッドサイドでも安全に遊べる知育玩具の必要性を痛感してキッズ・ラボラトリー株式会社を設立。2020年1月の知育玩具サブスクリプション開始以降、累計10万個以上の貸出実績を重ねる。 記事監修においては、自身が直接対応してきた利用者の声、実際の返却理由、人気・不人気の商品傾向など、運営現場の一次データに基づいた「実際に使われるおもちゃ」の視点を提供する。主観的なおすすめではなく、現場での選定経験とユーザーの声に基づき、再現性のある情報発信を行う。
この記事を監修した人
著者|おもちゃコンシェルジュ(キッズ・ラボラトリー)

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