この記事を監修した人
医療監修|福井美和子(看護師・保健師)
幼児教育監修|石渡恵美(幼稚園教諭)
学術協力|太宰潮(福岡大学 商学部 教授)
総監修|青栁陽介(おもちゃコンシェルジュ/キッズ・ラボラトリー代表取締役)

妊娠したら買うものは、妊娠中期〜後期(16〜36週頃)までに揃えておくのが目安です。

産後は授乳・寝かしつけ・夜泣きで、まとまった買い物時間がほとんど取れなくなります。「産んでから考えよう」と思っていると、必要なものが手元にない状態で退院日を迎えることも。

この記事では、妊娠初期〜産後すぐの5フェーズ別に「買うもの・買わなくていいもの」を整理し、先輩ママの失敗談やおもちゃ準備のタイミングまでやさしく解説します。

この記事でわかること
  • 妊娠初期〜産後すぐ、フェーズ別に買うものリスト
  • 「今は買わなくていいもの」の具体的な理由
  • 産後に買い物できなくなるリアルな理由
  • 新生児〜生後3ヶ月以降のおもちゃ準備の考え方
  • 先輩ママ100人超の失敗談と後悔パターン

妊娠したら買うもの、フェーズ別マスターリスト

妊娠期間は大きく5つのフェーズに分けて準備を進めると、焦らず揃えられます。

キッズ・ラボラトリーの利用者アンケート(100件超)でも、「産前に準備を終えていた家庭ほど産後のストレスが少なかった」という声が約7割を占めていました。

フェーズごとに「買うもの」と「まだ買わなくていいもの」を分けて整理しておくと、無駄な出費も防げます。

【初期】妊娠2〜4ヶ月(4〜15週)に買うもの

つわりが続く時期なので、無理のない範囲で「自分の体を守るもの」から揃えましょう。

  • 母子手帳ケース:診察券・保険証・補助券をまとめて管理。サイズはA5対応が安心
  • マタニティ下着・ブラ:締め付けが少ないものに早めに切り替えを
  • 妊娠線予防クリーム:お腹が目立つ前の妊娠初期からケアを始めると効果的
  • ぺたんこ靴・歩きやすいスニーカー:ヒール靴は転倒リスクがあるため早めに移行
  • 葉酸・鉄分サプリ:食事で補いきれない栄養素を補助

✕ まだ買わなくていいもの:ベビー服・ベビーベッド・哺乳びん(性別・体重・授乳スタイルが決まっていないため)

【中期】妊娠5〜7ヶ月(16〜27週)に買うもの

安定期に入り、お腹が目立ち始める時期。この時期が最も体調が安定していて、準備に動きやすい黄金期です。

  • 妊娠帯・腹帯:腰痛予防と冷え対策に。戌の日(妊娠5ヶ月目)に合わせて準備する方も多い
  • マタニティウェア・パジャマ:お腹が大きくなると普通の服では対応できなくなる
  • 抱き枕:横向き寝が楽になり、睡眠の質が上がる
  • ベビーカー・チャイルドシート:人気商品は入荷待ちになることがあるため早めに選定
  • 抱っこひも:試着できる店舗で実際に装着感を確かめてから購入を

✕ まだ買わなくていいもの:おもちゃ全般(生後3ヶ月以降から月齢に合ったものが必要になるため、産前に買っても使えない期間が長い)

【後期】妊娠8〜9ヶ月(28〜36週)に買うもの

出産準備の本番。36週までに入院バッグと赤ちゃんの迎え準備を完了させるのが目安です。

  • 哺乳びん・消毒グッズ:授乳スタイルが決まっていなくても1本は用意しておくと安心
  • ベビーバス:退院後すぐに沐浴が始まるため必須
  • おむつ・おしりふき:新生児用は1パック程度。体重によってサイズが変わるため買いすぎ注意
  • ベビー服(50〜60cm):短肌着・コンビ肌着を各3〜5枚程度
  • 産褥ショーツ・授乳ブラ:入院中から使用するため必ず事前に準備
  • おくるみ:モロー反射で目が覚めてしまう赤ちゃんに有効
  • おむつ用ゴミ箱:においが気になる場合は専用タイプが便利

【臨月】妊娠10ヶ月(37週〜)に確認すること

新たに買い物に出るのは体への負担が大きい時期。この時期は「買い足し・確認」に留めましょう。

  • 入院バッグの中身を最終確認(陣痛バッグ・入院バッグを分けておくと便利)
  • チャイルドシートを車に取り付け済みか確認
  • ネット通販の配送先・支払い情報を登録しておく
  • 産後すぐ必要になりそうなものをカートに入れておく(ポチるだけの状態にする)

【産後すぐ】退院後〜1ヶ月健診までに揃えるもの

産後は外出が難しいため、ネット通販で翌日配送できる体制を作っておくのが現実的です。

  • 母乳パッド:母乳が出始めると下着が濡れるため必須
  • 乳頭ケアクリーム:授乳で乳首が荒れやすい
  • ニオイポイ等のおむつ用ゴミ箱:においが気になり始めたら追加
  • バウンサー・ハイローチェア:両手が空くと家事が格段に楽になる

産後は「買い物できない」が現実。その理由

「産んでから考えればいい」と思っていた先輩ママの約8割が、産後に「もっと早く準備しておけばよかった」と感じています(キッズ・ラボラトリー利用者アンケート・100件超)。

先輩ママの声(第一子・産後2ヶ月)

「産後は3時間おきの授乳で、まとまって眠れたのは産後1ヶ月間で数回だけ。ネットで調べようとしてもスマホを持ったまま寝落ちしてしまって、結局必要なものを夫に頼んで買ってきてもらったけど、サイズや種類が違うものが届いたりして…。妊娠中にもっとリストを作っておけばよかったと本当に後悔しました。」

産後の生活では、以下のことが同時に起きます。

  • 授乳は1日8〜12回(新生児期)。1回あたり20〜40分かかることも
  • 夜間も2〜3時間おきに起きるため、連続睡眠は2〜3時間が限界
  • 外出は1ヶ月健診まで基本的に控えるよう指導される
  • 産後の体の回復(会陰切開・帝王切開の傷)で動くこと自体がつらい

この状態で「何を買えばいいか比較検討する」のは、ほぼ不可能です。

妊娠中に「買うもの・買わなくていいもの」を整理しておくことが、産後の自分への最大のプレゼントになります。

妊娠中に買うもの・比較一覧(新生児向けベビー用品5選)

産後すぐに必要になるベビー用品の中から、特に迷いやすい5アイテムを比較しました。

いずれも妊娠後期(28〜36週)までに選定を終えておくと安心です。

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母乳実感 哺乳びん

母乳実感 哺乳びん

コアラ ウルトラメッシュ EX

コアラ ウルトラメッシュ EX

ふかふかベビーバス プラスK

ふかふかベビーバス プラスK

ニオイポイ

ニオイポイ

おくるみ SwaddleMe

おくるみ SwaddleMe

商品名 メーカー 対象年齢 特徴 参考価格
母乳実感 哺乳びん ピジョン 0ヶ月〜 おっぱいとの併用がスムーズ 2,800円前後
コアラ ウルトラメッシュ EX アップリカ 新生児(2.5kg)〜36カ月(15kg) 腰の負担を軽減 25,000円〜32,000円前後
ふかふかベビーバス プラスK リッチェル 新生児〜6カ月頃まで エアポンプ内蔵 3,500円〜4,500円前後
ニオイポイ アップリカ 新生児〜 強力消臭成分配合 2,000円〜2,500円前後
おくるみ SwaddleMe Summer Infant 新生児〜 モロー反射対策 3,000円〜5,000円前後

※価格は日次変動します。購入前に各販売サイトでご確認ください。

迷ったときの選び方ガイド

  • 混合授乳・完ミを検討しているなら → 母乳実感 哺乳びんが最有力候補(乳首の形状が母乳に近く、乳頭混乱が起きにくい)
  • 抱っこひも選びで腰痛が心配なら → コアラ ウルトラメッシュ EXを第一候補に(腰ベルト幅が広く体重分散しやすい)
  • 沐浴グッズをコンパクトに揃えたいなら → ふかふかベビーバス プラスK(使わないときは空気を抜いて収納できる)
  • モロー反射で夜泣きが心配なら → おくるみ SwaddleMe(マジックテープで固定でき、ずれにくい)

先輩ママが後悔した「買いすぎ・早すぎ」の失敗パターン

産前に買いすぎて後悔したという声は、キッズ・ラボラトリーの利用者アンケートでも上位に挙がるテーマです。

特に多いのが「おもちゃの早期購入」と「サイズ違いのベビー服」の2パターン。

先輩ママの声(第一子・産後4ヶ月)

「妊娠中に『かわいい!』と思ったおもちゃをまとめ買いしたのですが、新生児期はほとんど使えず、生後3ヶ月を過ぎてから月齢に合うものが全然違うと気づきました。買ったおもちゃが合わなくて、結局また買い直すことになって…。最初からサブスクにしておけばよかったと思いました。」

よくある失敗パターンをまとめると、以下の通りです。

  • 新生児サイズのおむつを大量購入→ 体重によっては数週間でサイズアウト。1パックずつ試すのが安全
  • 50cmのベビー服を多数購入→ 生後1〜2ヶ月で着られなくなる。3〜5枚程度で十分
  • 月齢に合わないおもちゃを産前に購入→ 生後0〜2ヶ月は視力が弱く、複雑なおもちゃはほぼ使えない
  • ベビーベッドを大型で購入→ 添い寝に切り替えた家庭では物置になるケースも
  • 搾乳器・哺乳びんを複数購入→ 完全母乳になると使わないまま終わることがある

「産前に買う」ことと「産前に全部買い切る」ことは違います。

必需品は産前に揃え、月齢によって変わるものは産後に必要になってから選ぶのが、無駄を減らすコツです。

「今は買わなくていいけど下調べだけしておくべきもの」:おもちゃ編

おもちゃは生後3ヶ月頃から月齢に合ったものが必要になり始めます。

ただし、産前に購入してしまうと「月齢が合わない」「すぐ飽きた」という問題が起きやすいため、妊娠中は「下調べだけ」にとどめておくのが賢明です。

おもちゃの準備:3つの選択肢の比較

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選択肢 メリット デメリット 向いている家庭
その都度購入 好きなものを選べる・手元に残る 月齢が変わるたびに選び直す手間・おもちゃが増え続ける 特定のおもちゃへのこだわりが強い家庭
月齢自動切替サブスク 月齢に合ったものが届く・選ぶ手間ゼロ・返却できるので部屋が増えない 手元に残らない・月額費用がかかる 産後の余裕がない時期に選ぶ手間を省きたい家庭
おさがり・譲り受け 費用ゼロ・実績あり 月齢が合わないことも・衛生面の確認が必要 信頼できるルートがある家庭

キッズ・ラボラトリーの継続利用データでは、生後3ヶ月〜6ヶ月の間に月齢が大きく変わり、同じおもちゃへの反応が2〜3週間で変化するケースが約6割に上ります。

「1ヶ月前に夢中だったおもちゃに急に興味を示さなくなった」という声は珍しくなく、月齢に合わせて自動的に切り替わるサブスク型が「選ぶ手間を省ける」という点で産後の家庭に合いやすいと言えます。

ただし、「手元に残したい」「特定ブランドにこだわりたい」という場合は購入型のほうが満足度が高くなります。どちらが正解ということはなく、家庭のスタイルに合わせて選んでみてください。

プレママ向け:生後3ヶ月まで無料で試せるコース

キッズ・ラボラトリーでは、「はじめてのおもちゃコース」として生後3ヶ月までのプレママ・新生児家庭向けの無料プランを用意しています。

産後すぐの「おもちゃ何を選べばいいかわからない」という時期に、おもちゃコンシェルジュが月齢・発達段階に合わせて選定してお届けします。

妊娠中に「下調べだけ」しておいて、産後に必要になったタイミングで始めるのが、無駄なく使えるタイミングの目安です。

「今すぐ買う人・待つべき人」判断表

妊娠週数と状況によって、準備のペースは変わります。以下の表を参考に、今の自分に合ったアクションを確認してみてください。

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状況 アクション 理由
妊娠初期(〜15週) ◎ リスト作りだけ先行 つわりが落ち着いてから動くほうが体への負担が少ない
妊娠中期(16〜27週) ◎ 積極的に購入・試着 体調が最も安定しており、店舗に行きやすい黄金期
妊娠後期(28〜36週) ○ ネット通販で完結させる お腹が大きく外出が負担になるため、ネット中心が合理的
臨月(37週〜) △ 確認・補充のみ いつ陣痛が来てもいい状態。新規購入より最終確認を優先
産後(退院〜1ヶ月) △ 翌日配送のみ対応 外出・比較検討が難しい。産前に準備済みが理想
おもちゃ全般(産前) △ 下調べのみ・購入は産後 生後3ヶ月以降から月齢に合ったものが必要になる。産前購入は月齢ズレのリスクあり

妊娠したら買うものについてよくある質問

Q1. 妊娠したら買うものはいつから準備を始めればいい?

妊娠中期(16〜27週)が最も動きやすく、準備に最適な時期です。つわりが落ち着き、お腹もまだそこまで大きくないため、店舗での試着や比較がしやすくなります。ベビーカーや抱っこひもなど、実際に試してから選びたいものはこの時期に動くと安心です。臨月(37週以降)になると外出自体が負担になるため、遅くとも36週までには主要なものを揃えておくのが目安です。

Q2. おもちゃは産前に買っておくべき?

おもちゃは産前に買わず、生後3ヶ月頃から必要になったタイミングで選ぶのが合理的です。新生児期(生後0〜2ヶ月)は視力が弱く、複雑なおもちゃはほぼ反応しません。また、月齢が変わるたびに合うおもちゃが変わるため、産前に購入しても「月齢が合わなかった」という状況になりやすいです。妊娠中は「どんなサービスや商品があるか」の下調べだけにとどめ、産後に月齢に合わせて選ぶほうが無駄が少なくなります。

Q3. 新生児用おむつは産前にどれくらい買えばいい?

新生児用おむつは1〜2パック程度にとどめておくのが目安です。赤ちゃんの体重によっては、生後2〜3週間でSサイズに移行する場合があります。大量に買い置きしてサイズアウトしてしまった、という失敗は先輩ママの声でも上位に入るテーマです。おしりふきは比較的長く使えるため、まとめ買いしても問題ありません。おむつ本体は「少量ずつ試す→合ったものをまとめ買い」の流れが、無駄を減らしやすいです。

産後のおもちゃ選び、月齢に合うか不安ではないですか?

月齢・発達段階に合ったおもちゃをおもちゃコンシェルジュが選定してお届けします。選ぶ手間ゼロで、産後の忙しい時期でも安心です。

プレママ向け「はじめてのおもちゃコース」は生後3ヶ月まで無料でスタートできます。

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ABOUT ME
福井 美和子(看護師・保健師)
福井 美和子(ふくい みわこ)/看護師・保健師。 2015年 福岡大学医学部 看護学科卒業、看護師・保健師 国家資格を取得。 2015年〜2018年、福岡大学病院 手術部にて3年間勤務。小児患者を含む急性期医療の臨床現場での看護業務に従事したのち、クリニックでの外来看護を経験。 2021年の第一子出産を機に、乳幼児期における玩具の役割や発達への影響を実体験として認識。玩具の購入コスト・保管の課題、そして「必要な時に必要な分だけ利用できる」というレンタルの仕組みに共感し、医療現場での知見と子育ての実体験の両面から、子どもの成長過程に寄り添った視点で監修・情報発信を行う。 キッズ・ラボラトリーでは、マタニティ・新生児・0歳児の健康・安全・衛生に関する記事を担当。
この記事を監修した人
著者|おもちゃコンシェルジュ(キッズ・ラボラトリー)

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