1歳半で言葉が遅い?発達の目安と家庭でできる遊び・おもちゃ選び
1歳半になっても言葉が少ないと感じているなら、まず「聞く力・理解する力」が育っているかを確認してみてください。発語の前に「意味理解」が育つのが言葉の発達の自然な順番で、指差しや身振りができていれば、発語はあとからついてくることが多いです。
この記事では、言葉の発達の仕組み・家庭でできる遊び・おもちゃの選び方・1歳半健診の目安まで、おもちゃコンシェルジュの視点でやさしく整理します。
- 始める時期を判断する目安
- 発語を引き出す遊び5選(家庭でできる)
- 市販品を選ぶときの注意点
1歳半の言葉の発達、「遅い」と感じる前に知っておきたいこと
1歳半時点で意味のある単語が5〜6語出ていれば、発達の目安の範囲内です。ただし、この「5〜6語」はあくまで目安であり、健診で専門家が総合的に判断するものです。
言葉の発達は「聞く→意味を理解する→発語する」という順番で進みます。発語が少なくても、「おいで」と言うと寄ってくる、「ちょうだい」でものを渡せる、といった言葉の意味理解ができていれば、発語はあとから伸びることが多いです。
キッズ・ラボラトリーの利用者アンケート(100件超)でも、「1歳半時点で発語が少なかったが、2歳前後で急に言葉が増えた」という声が約4割を占めていました。個人差が大きい時期であることを、まず頭に置いておくと安心です。
言葉の発達に男女差はある?
言語に関わる脳の部位は、女の子のほうが男の子より約6年早く成長するという研究報告があります(山下由紀恵・小椋たみ子・村瀬俊樹「初期言語発達における性差,利き手要因の分析」)。
ただし、これは「平均的な傾向」であり、男の子でも早い子・女の子でも遅い子はいます。最も大切なのは性別差より個人差です。「男の子だから遅い」と決めつけず、その子のペースを見守ることが大切です。
1歳半健診で確認される項目
1歳半健診(1歳半〜2歳の間に市区町村で受けられる・無料)では、以下の項目が確認されます。
- 体の発育状況(身長・体重・頭囲)
- 精神の発達状況(積み木の積み重ね・指差し・発語の数)
- 生活習慣(食事・睡眠・歯の状態など)
発語については「意味のある単語が5〜6語出ているか」が目安とされています。「ばあ(いないいないばあの)」「まんま」「わんわん」なども発語としてカウントされます。健診当日に緊張して言えなくても、普段言える言葉を保護者が伝えれば問題ありません。
言葉の前段階を育てる遊び5選
発語を引き出すには、まず「聞く・まねる・やりとりする」体験を積み重ねることが大切です。特別な教材がなくても、日常の遊びで十分に育てられます。
① 絵本の指差し読み
絵本を読みながら「わんわんどこ?」と聞き、子どもが指差したら「そう!わんわんだね」と返す。このやりとりが言葉の意味理解と発語の橋渡しになります。1日5〜10分、繰り返すだけで効果が出やすいです。
② 音マネ遊び
「ブーブー(車)」「ワンワン(犬)」「ニャーニャー(猫)」など、擬音語・擬態語から始めると発語しやすくなります。子どもが声を出したら大げさに喜んで返すことで、「声を出すと楽しいことが起きる」という体験が積み重なります。
③ ふりかけ遊び(ごっこ遊び)
コップを「ゴクゴク」と飲むふり、スプーンで「アーン」とするふりなど、日常動作を遊びにします。動作と言葉をセットで見せることで、言葉の意味理解が深まります。
④ ペットボトル音遊び
空のペットボトルにビーズや米を入れて振ると音が出ます。「シャカシャカ」「カラカラ」と音を言葉にして聞かせることで、音への興味と発語の意欲が育ちます。手作りでできる簡単な遊びです。
⑤ 簡単な歌・手遊び
「いないいないばあ」「むすんでひらいて」「おつかいありさん」など、繰り返しのリズムがある歌は発語を引き出しやすいです。同じ歌を毎日繰り返すことで、子どもが先取りして声を出し始めます。
言葉が遅い1歳半におすすめのおもちゃ比較5選
言葉の発達を促すおもちゃは「音・言葉・やりとり」の3要素が揃っているものが有力です。以下の5点は、1歳半前後の発語を引き出す観点で選んだ実在商品です。
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おもちゃ選びの判断分岐
どれを選ぶか迷ったときは、以下の条件で絞ってみてください。
- 言葉のインプット重視なら→ アンパンマン ことばずかんSuperDX(ペンタッチで音声が出る・語彙が豊富)
- 録音・発語の練習もしたいなら→ ことばずかんPremium(子どもの声を録音できる機能付き)
- 安全素材・0歳から使いたいなら→ お米のおもちゃ めばえセット(口に入れても安心な素材)
- 手先の発達と言葉を同時に育てたいなら→ Gakkenニューブロック(組み立てながら「できた!」の発語を引き出す)
- まず試してみたい・コストを抑えたいなら→ Gakkenニューブロック(2,500円前後で始めやすい)
最初の1本として有力なのはアンパンマン ことばずかんSuperDXです。1歳から使えて語彙のインプット量が多く、キッズ・ラボラトリーの利用者アンケートでも「言葉系おもちゃの中で食いつきが長かった」という声が複数寄せられています。ただし7,000〜8,000円前後の価格帯なので、まず試してから購入を検討したい場合はサブスクでのレンタルも選択肢に入ります。
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おもちゃで「失敗した」と感じた先輩ママの声
「言葉に良さそう」と思って買ったのに、子どもが全く興味を示さなかったというケースは少なくありません。キッズ・ラボラトリーの利用者データでは、言葉系おもちゃを購入した家庭の約3割が「1ヶ月以内に飽きた」と回答しています。
キッズ・ラボラトリーの継続利用データでは、同じおもちゃを1ヶ月で返却して別のものに交換した家庭の約6割が、翌月以降に発語が増えたという傾向が見られています。「合わなかったらすぐ交換できる」環境が、言葉の発達を後押しするケースがあるようです。
おもちゃの入手方法:購入・サブスク・おさがりの向き不向き
どの方法が合うかは、家庭の状況によって変わります。以下の表で自分の状況に近いものを確認してみてください。
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おさがりは費用ゼロで手に入る反面、月齢や発達段階に合っているかの判断が難しく、言葉の発達を意識した選定は難しいことがあります。購入は「これ!」と決まっているときに強く、サブスクは「何が合うかわからない」「飽きやすい」時期に向いています。
キッズ・ラボラトリーの継続データから見えた傾向
キッズ・ラボラトリーでは、同じ家庭のおもちゃリクエストを長期的に観察しています。1歳半前後の家庭では、半年で好みが大きく変わるケースが約7割に上ります。
たとえば、1歳4ヶ月時点では「音が鳴るおもちゃ」を好んでいた子が、1歳10ヶ月になると「絵本・図鑑系」へリクエストが移行するパターンが多く見られます。これは「音を楽しむ段階」から「言葉の意味を知りたい段階」へ発達が進んでいるサインです。
キッズ・ラボラトリーの利用者アンケート(200名超)では、言葉系おもちゃを月1回ペースで交換した家庭の約5割が、3ヶ月以内に発語の増加を実感したと回答しています。「合わなければすぐ次へ」という柔軟な対応が、言葉の発達を後押しすることがあるようです。
言葉が遅い1歳半でよくある質問
指差し・身振り・言葉の理解ができていれば、すぐに専門機関に行かなくても大丈夫です。1歳半健診で保健師に相談し、経過観察を勧められるケースが多いです。「名前を呼んで振り向かない」「指差しをまったくしない」「こちらの言葉に反応しない」が複数重なる場合は、健診を待たずに小児科や発達支援センターに相談してみてください。
タッチペン式の図鑑・ことばずかん系は、1歳半〜2歳頃から使い始めると食いつきが出やすい傾向があります。1歳前後はまだ「音を楽しむ」段階が多く、言葉の意味理解が進む1歳半以降に言葉系おもちゃの効果が出やすくなります。早めに用意して様子を見るのも良いですが、月齢が上がってから試してみるのも自然な選択です。
最初の1本として有力なのは「アンパンマン おしゃべりいっぱい!ことばずかんSuperDX」です。1歳から使えて語彙のインプット量が多く、アンパンマンキャラクターへの親しみやすさから食いつきが出やすいです。録音機能も試したいなら「ことばずかんPremium」、コストを抑えたいなら「Gakkenニューブロック」から始めるのも良い選択です。購入前にサブスクで試してみると、合う・合わないを確認してから決められます。
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