この記事を監修した人
幼児教育監修|石渡 恵美(幼稚園教諭)
おもちゃ選定|青栁 陽介(おもちゃコンシェルジュ/キッズ・ラボラトリー代表取締役)
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赤ちゃんのおもちゃはさまざまな種類がありますが、そもそもどうして赤ちゃんにおもちゃが必要なのでしょうか。おもちゃで遊んでいる時の赤ちゃんは楽しそうで、見ている大人もうれしくなってしまいますが、おもちゃは楽しむだけでなく月齢に合わせていろいろな役割をもっています。そこで、赤ちゃんのおもちゃの役割やおもちゃを選ぶ時に気を付けることなどを紹介していきます。

赤ちゃんにはおもちゃが必要?

おもちゃは赤ちゃんの心や体の成長をサポートする大切な役割をもっています。小さな布製のぬいぐるみやベッドに取り付けるメリーなど、赤ちゃんのおもちゃはたくさんの種類が販売されていますが、赤ちゃんはおもちゃだと意識して遊んでいるわけではありません。けれど、目でみる・耳で聴く・手で触れるなどいろいろな刺激を受けることで体の機能が成長しているのです。

体だけでなく心もおもちゃによって想像力が育ったり、自分の意志でおもちゃを選んだり・手にしたりすることによって自主性が育ち、知育玩具などで問題解決力が育っていきます。始めはおもちゃをうまく握ることができなかった赤ちゃんが、成長するにつれ指先を細かく使えるようにもなり、体をつかった遊びによって筋力や体力も養われます。そんな心や体の成長に必要な刺激を、安全に与えることができるように設計されているのが赤ちゃん用のおもちゃです。また、おもちゃといっしょに大人が声をかけたり、スキンシップでコミュニケーションをとったりすることも赤ちゃんの成長には大切です。

赤ちゃんのおもちゃは、ぬいぐるみやガラガラなどの布製のおもちゃ、スロープトイ・積み木・型合わせ・時計などの知育玩具などが人気です。同じようなタイプのおもちゃでも、対象年齢によって設計が複雑になっていたりするので今の月齢に合うものを選ぶようにしてください。寝かしつけ用おもちゃなどお世話をしている人をサポートしてくれるおもちゃもあるので、積極的に活用しましょう。また、赤ちゃんは0歳~1歳の間に脳が大きく成長しています。外からの刺激をたくさん吸収して成長していく大切な時期になるので、赤ちゃんの持つ能力を高めるためにもいろいろなタイプのおもちゃで遊ばせてください。

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赤ちゃんのおもちゃを選ぶ時の注意

赤ちゃんがおもちゃを選ぶ時に一番大切なのが安全性です。月齢に応じた仕組みのおもちゃであっても、角やささくれで怪我をしたり、中毒性のある素材を口に入れたりすると問題です。おもちゃを選ぶ時は、月齢に応じた安全設計がされているおもちゃかどうかをしっかり確認してください。赤ちゃんはおもちゃをすぐに口に入れてしまうので、小まめに洗える素材や消毒綿などで拭いて清潔に使うことができるような物を選ぶ必要もあります。ただし、物に触れたり口に入れたりすることで体の中の免疫力も育っているため、あまり清潔に神経質になりすぎないようにすることも大切です。月齢やおもちゃが置かれた場所の衛生環境に応じて、ウェットティッシュや消毒剤などを活用してください。

また、色がはっきししている・音がする・さわり心地がよいなど、赤ちゃんが目で見て・耳で聴いて・手で触れていろいろな刺激を感じることができるおもちゃを選ぶこともおすすめです。赤ちゃん用のおもちゃの多くは赤ちゃんの興味を引いて、心や体の感覚を刺激することと考えて設計されていますが、赤ちゃんによっては興味があるおもちゃと興味がないおもちゃがはっきりしている場合もあります。せっかく用意したおもちゃで遊んでもらえなかった時は、がっかりしてしまいますが好き嫌いが分かるくらい成長した証でもあるので、興味を引くようなおもちゃを楽しみながら探しましょう。一人では遊ばないおもちゃも大人が一緒に遊んだり、遊び方を教えたりすると大好きなおもちゃになることもあります。知育玩具など大人が遊び方をこまかく教えすぎると、赤ちゃんが考える時間を邪魔してしまうことにもなるので、おもちゃを与える時は大人がどう関わるかを考えることも大切です。

その他には、赤ちゃんが振り回した時に自分に当たっても怪我をしないような素材や形状のおもちゃ、誤飲しないような大きさのおもちゃなども合わせてチェックしてから与えてください。赤ちゃんは3~4センチある大人が驚くくらい大きな物でも簡単に飲み込んでしまいます。目を離さないようにしていても、赤ちゃんが広い食いなどをする時の口に入れる動きはとても速く、一瞬の油断で誤飲することになるので予め安全性に気を配っておくことが大切です。はいはいやつかまり立ちなどが出来るようになると、行動範囲も広がるためより注意が必要になります。

どうして赤ちゃんはおもちゃを口に入れるの?

赤ちゃんがおもちゃを口に入れるのは、自主性や好奇心が育っているという成長の証です。視覚や触覚が未発達な赤ちゃんは、気になっているものを口に入れて確認しています。大人になると目でみて手で触れてどんなものか想像することはできますが、赤ちゃんは舌で形や素材を感じています。また、3カ月ごろから歯が生え始めるのでこの時期になると、歯茎がムズムズするので噛んでいることもあるので、歯固めなど赤ちゃんが噛みやすいおもちゃを与えるものおすすめです。5カ月頃はずりばいなどが始まり、自分で動いていろいろな物を手に取ってすぐに口に入れてしまいます。おもちゃに関係なく、誤飲しないよに誤って飲み込んでしまいそうな大きさの物は赤ちゃんの周りに置かないようにしてください。

赤ちゃんや子供用のおもちゃを選ぶ指標として日本玩具協会が定めた機械的安全・可燃安全性・化学的安全性の基準を満たしているSTマークが使用されているおもちゃを選ぶ方法があります。STマークの基準では、使用されている部品の誤飲防止・ぬいぐるみなどの可燃性・おもちゃに使用されている材料の有毒性の検査などが行われています。おもちゃに表示されてる対象年齢を守って使用することも赤ちゃんの安全のためには大切です。説明書などはきちんと目を通して赤ちゃんが安全に遊べるように目が届く範囲で遊ばせましょう。

赤ちゃんの月齢別におすすめの人気おもちゃ

赤ちゃんの心と体をてるおもちゃは見たり聴いたりて楽しむおもちゃ、にぎったり指先でさわったりして遊ぶおもちゃなど、月齢に応じて選ぶ必要があります。

1カ月頃から楽しめる赤ちゃんのおもちゃ

生まれてすぐは、はっきり見えていませんが、聴力はあ程度あり声をかけるとしっかり反応することができます。また色のはっきりした物であれば目で追ったりするなど、1カ月でもおもちゃの刺激によって赤ちゃんの成長をサポートすることができます。この時期は見て・聴いたりして楽しむことができるベッドメリー・メリーやぬいぐるみ型のメリーなどがおすすめです。また、3カ月になるとおもちゃを手でにぎることができるので、布製のガラガラや口に入れても問題のない歯固めで遊ぶことができます。まだ、にぎる力は弱いのでやわらかい素材の音が出るボールや布製の絵本など月齢に合わせてさわったり、にぎったり、ふったりして遊びやすい視覚や聴覚、触覚などを刺激するおもちゃを用意しましょう。

6カ月頃から遊べる赤ちゃんのおもちゃ

座ったり・寝返りをしたり・ハイハイをしたりとだんだん予想がつかない動きをすることがある時期は、ハンディタイプのメロディやプラスチックなど軽い素材の楽器、大きなサイズのブロックなど誤飲をしないような大きさのおもちゃを選ぶようにしましょう。色がはっきりしていて音が鳴るもの、布やプラスチックなどいろいろな質感を楽しめる素材のおもちゃを選ぶと赤ちゃんの心や体に刺激になります。また、アヒルなど水の質感を楽みながら遊べるお風呂用のおもちゃもおすすめです。

1歳頃から遊べる赤ちゃんのおもちゃ

歩いたり・葉がわかるようになったりする1歳頃は、赤ちゃんの心も大きく成長しておもちゃの好き嫌いなどもはっきりするようになります。1つでいろいろな遊びができるボタンやダイヤルなどがついた知育トイなどを用意すると、赤ちゃんの気分でいろいろな遊びができるのでおすすめです。また、握るちからもだんだん強くなりおもちゃをふったりなげたりするこができるようになるので、誤って赤ちゃんに当たっても怪我をしないような布製のつみきやボールプールなどもあります。動きも活発になる1歳頃からは、大きなブロックや押し車など全身を使って遊べるようなおもちゃがおすすめです。

赤ちゃんの成長をサポートするおもちゃを選びましょう

赤ちゃんの成長に合わせたおもちゃは、心や体の成長に必要な刺激を安全に与えることができるアイテムですが、成長と共におもちゃもステップアップしていく必要があるので、さまざまな種類を用意することになります。早い物では1~2カ月で使うことがなくなるので物によっては、レンタルサービスなどを賢く使ってください。

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ABOUT ME
青栁 陽介(おもちゃコンシェルジュ/キッズ・ラボラトリー代表取締役)
青栁 陽介は、キッズ・ラボラトリー株式会社 代表取締役であり、自らもおもちゃコンシェルジュとして利用者対応・玩具選定の現場に立つ。 2003年に通販システム業界に入り、2015年テモナ株式会社(東証一部 3985)執行役員、2017年に執行役員CMOに就任。在任中に東証マザーズ上場・東証一部上場を経験。2018年12月、一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会の創立メンバーとして業務執行理事に就任し、矢野経済研究所「サブスクリプション市場2019」をはじめとする業界調査に協力。サブスクリプション関連の講演・セミナーに登壇し、延べ15,000名以上が参加するなど、業界の体系化にも携わってきた。 2019年5月、長男の難病闘病をきっかけに、ベッドサイドでも安全に遊べる知育玩具の必要性を痛感してキッズ・ラボラトリー株式会社を設立。2020年1月の知育玩具サブスクリプション開始以降、累計約45万点(お届け約10万件)の発送実績を重ねる。 記事監修においては、自身が直接対応してきた利用者の声、実際の返却理由、人気・不人気の商品傾向など、運営現場の一次データに基づいた「実際に使われるおもちゃ」の視点を提供する。