この記事を監修した人
幼児教育監修|石渡 恵美(幼稚園教諭)
医療監修|福井 美和子(看護師/保健師)
おもちゃ選定|青栁 陽介(おもちゃコンシェルジュ/キッズ・ラボラトリー代表取締役)

「ナンバーブロックスって何歳から見せていいの?」「日本語版はあるの?」と迷って検索した方は多いと思います。

映像は2歳頃から楽しめますが、おもちゃとして本格的に遊ぶなら3歳前後が遊びやすい目安です。ただし、お子さまの数字への興味や英語への慣れ具合によって、合うタイミングには個人差があります。

この記事では、年齢別の楽しみ方・日本語で見る方法・マスリンクキューブなどのおもちゃ選びを、数字のおもちゃ全体を扱う親記事からさらに一段深く掘り下げています。

この記事でわかること
  • ナンバーブロックスは何歳から楽しめるか(映像・おもちゃ別)
  • 日本語で見る方法と、非公式動画を避けるための注意点
  • 市販品を選ぶときの注意点
  • 始める時期を判断する目安
▼ 気になるところから読む

ナンバーブロックスは何歳から楽しめる?年齢別の早見表

映像を「見て楽しむ」のと、おもちゃを「手で遊ぶ」のでは、適した年齢が少し違います。映像は2歳頃から反応が出やすく、おもちゃは手先の操作が安定してくる3歳前後から遊びやすくなります。英語のまま見せても問題なく、数字の形・色・動きに自然と親しめるのがこのコンテンツの特徴です。

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年齢の目安 映像(動画) おもちゃ・ブロック 数字遊び 注意点
2歳前後 ◎ 色・音・動きに反応しやすい △ 小さなパーツは誤飲に注意 1〜3の数字に親しむ程度 映像は短時間・親と一緒に
3歳前後 ◎ キャラクターを覚えて楽しめる ◎ 手先が安定し遊びやすい 1〜10の数を数えながら遊べる パーツの管理・片付けルールを決める
4歳前後 ◎ ストーリーを理解して楽しめる ◎ 足し算・引き算の概念と連動 合わせると何になるか考えられる 難しいエピソードは飛ばしてよい
5歳以降 ○ 高度なエピソードも楽しめる ◎ 掛け算・分数の入口になる 数の合成・分解を遊びで体験 他の算数教材と組み合わせると効果的

※対象月齢・仕様は各メーカー公式情報をもとに作成しています。価格は販売店・時期により大きく変動します。詳細は公式サイト・販売店でご確認ください。

迷ったときの目安として、「映像は2歳から、おもちゃは3歳から」と覚えておくと選びやすいです。

◎=特に向いている ○=楽しめる △=工夫が必要

ナンバーブロックスとは?数字キャラクターが動く英国BBCの番組

ナンバーブロックスはBBC(英国放送協会)が制作した子ども向けの数学アニメです。1〜10(以降のシリーズでは100以上)の数字がキャラクターとして登場し、合体・分裂しながら数の概念を映像で伝えることが特徴です。英語のコンテンツですが、数字の形・色・動きで楽しめるため、英語が分からなくても2〜3歳から反応するお子さまが多いです。

日本では主にYouTubeのBBC公式チャンネル「Numberblocks」や、NetflixなどのVODサービスで視聴できます。

日本語で見る方法と、非公式動画を避けるための注意点

ナンバーブロックスの公式日本語吹き替え版は、2026年6月時点では一般向けに広く配信されていません。日本語で楽しむ主な方法は、字幕機能の活用か、保護者が日本語で声かけしながら一緒に見ることです。

公式で見られる主な方法

  • YouTube「Numberblocks」公式チャンネル:BBC公式が無料公開。英語のみですが、数字・色・音で楽しめます。
  • Netflix:一部シリーズが配信中。日本語字幕が選べる場合があります(配信状況は時期により変わります)。
  • BBC iPlayer:英国在住者向けのサービスのため、日本からは通常利用できません。

非公式動画を避けるべき理由

検索すると「日本語吹き替え」「日本語版」と書かれた動画が見つかることがあります。ただし、これらの多くはBBCの許可を得ていない非公式の二次加工動画です。著作権上の問題があるだけでなく、内容が改変されていたり、広告が過剰に挿入されていたりする可能性があります。BBC公式チャンネルまたはNetflix等の正規サービスの利用をおすすめします。

お子さまに安心して見せるためにも、視聴はBBC公式チャンネルまたはNetflix等の正規サービスで行うことをおすすめします。「日本語版」と書かれていても、公式かどうかを確認してから使うと安心です。

英語のまま見せても大丈夫?

英語のまま見せることへの心配は多いですが、2〜4歳のお子さまは映像の色・音・動きで内容を理解します。1と2が合わさって3になる場面が映像で見えるため、英語が分からなくても数の概念は自然と伝わります。保護者が「いち、に、さん!」と日本語で声かけしながら一緒に見ると、より親しみやすくなります。

なお、「非公式の日本語版動画を使っても大丈夫か」という点については、上の「非公式動画を避けるべき理由」と、下のよくある質問(Q2)で詳しく説明しています。

ナンバーブロックスのおもちゃ選び方と主要商品の比較

ナンバーブロックスのおもちゃは、映像で好きになったキャラクターを手で動かして遊べるのが魅力です。ただし、商品によって対象年齢・パーツの大きさ・遊び方が異なります。3歳未満のお子さまには小さなパーツが含まれる商品を避け、対象年齢を必ず確認してから選ぶことが大切です。

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商品名 メーカー 対象年齢 特徴 参考価格
Numberblocks Friends One to Five Learning Resources 3歳以上 1〜5のキャラを手で動かせる 販売店・時期により変動
Numberblocks Friends Six to Ten Learning Resources 3歳以上 1〜5とあわせると1〜10がそろう 販売店・時期により変動
マスリンクキューブ(Mathlink Cubes) Learning Resources 5歳以上(メーカー公式情報) 数の合成・分解を体で理解 販売店・時期により変動
Numberblocks MathLink Cubes 1-10 Activity Set Learning Resources 5歳以上(メーカー公式情報) アクティビティカード付き・算数の入口 販売店・時期により変動

※対象年齢・仕様はメーカー公式情報をもとに作成しています。価格は販売店・時期により大きく変動します。詳細は公式サイト・販売店でご確認ください。

選び方の例

どの商品を選ぶかは、お子さまの年齢と目的によって変わります。以下を参考に選んでみてください。

  • 映像と連動して遊びたい → Numberblocks Friends One to Five(1〜5)。1〜10までそろえたい場合は Numberblocks Friends Six to Ten(6〜10)もあわせて
  • 数の合成・分解を体で理解させたい → マスリンクキューブ(5歳以上が目安)
  • アクティビティカードで学習要素を加えたい → MathLink Cubes 1-10 Activity Set

映像でナンバーブロックスが好きになったお子さまへの最初の1セットとしては、Numberblocks Friends One to Fiveが有力な候補です。対象年齢3歳以上で、1〜5のキャラクターを手で動かして映像の世界を再現でき、映像と連動して遊びやすい入門セットです。

マスリンクキューブ(Mathlink Cubes)はナンバーブロックスのキャラクターを再現できる立方体のブロックです。ただし、メーカー公式情報では対象年齢は5歳以上とされています。小さなパーツが含まれるため、3歳未満のお子さまへの使用はおすすめできません。

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比較点 マスリンクキューブ ナンバーブロックスフィギュア
対象年齢(公式) 5歳以上 3歳以上
遊び方 自分でキャラを組み立てる 完成形のキャラを動かして遊ぶ
数の理解 合成・分解を体で体験できる 映像のキャラと結びつけやすい
パーツの大きさ 小さめ(誤飲注意) 比較的大きめ
向いている場面 算数の入口・就学前準備 映像と連動したごっこ遊び

※対象年齢はメーカー公式情報をもとに記載しています。

3〜4歳でナンバーブロックスが好きなお子さまには、まずフィギュアセットから始めて、5歳前後になったらマスリンクキューブに移行するのが自然な流れです。

マスリンクキューブを選ぶときに確認したいこと

  • 対象年齢(5歳以上)を満たしているか
  • 下のきょうだいが誤飲しない環境で遊べるか
  • アクティビティカード付きか、キューブのみか(用途に合わせて選ぶ)
  • ナンバーブロックスのキャラクターカラーに対応しているか(シリーズにより異なる)

対象年齢未満のきょうだいがいるご家庭では、遊ぶ場所と時間を分け、使用後は手の届かない場所に片付けることをおすすめします。破損やパーツの外れがないか、遊ぶ前に確認する習慣をつけると安心です。

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年齢別の楽しみ方と、飽きてきたときの次のステップ

ナンバーブロックスは同じコンテンツでも、年齢によって楽しみ方が変わります。2歳では「色と音」、3〜4歳では「キャラクターと数字の一致」、5歳以降では「数の合成・分解の理解」へと自然に深まっていきます。

2歳前後の楽しみ方

映像の色・音・リズムに反応する時期です。「いち!」「に!」と声に出して一緒に数えるだけで十分です。おもちゃは誤飲リスクがあるため、この時期は映像中心にして、おもちゃは保護者が一緒に手を添えながら遊ぶ形にすると安心です。

3〜4歳の楽しみ方

キャラクターを覚えて「ワン!」「ツー!」と呼ぶようになる時期です。フィギュアセットを使って映像の場面を再現するごっこ遊びが楽しめます。「1と2を合わせると?」と問いかけながら遊ぶと、数の合成のきっかけになります。

映像で好きになったキャラクターのおもちゃを持たせると、数字への興味が広がりやすい傾向があります。映像と立体おもちゃの組み合わせは、数字への入口として機能しやすいです。

5歳以降の楽しみ方

数の合成・分解・掛け算の入口まで扱えるようになります。マスリンクキューブのアクティビティカードを使って「5は2と3に分けられる」「2が3つで6になる」といった体験ができます。就学前の算数の土台づくりとして活用しやすい時期です。

飽きてきたときのサイン

「同じエピソードを繰り返し見たがらなくなった」「おもちゃを出しても数分で別の遊びに移る」というのが、次のステップへ移るサインです。

飽きてきたら、次の方向性を試してみてください。

  • シリーズの続き(11〜20、さらに高い数字のエピソード)に進む
  • マスリンクキューブでより抽象的な数の遊びへ移行する(5歳以上)
  • 数字パズル・数字カード・すごろくなど別ジャンルの数字おもちゃへ広げる

数字のおもちゃ全体の選び方や2〜5歳向けのおすすめは、親記事「数字のおもちゃ12選!2〜5歳向けのおすすめや知育玩具を紹介」でより広く扱っています。

ナンバーブロックスが向く家庭・向かない家庭

ナンバーブロックスは多くのお子さまに合いやすいコンテンツですが、お子さまの年齢や家庭の状況によって向き・不向きがあります。購入やサブスクを検討する前に、下の表で確認してみてください。

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家庭の状況 相性 理由
数字に興味が出てきた3〜4歳のお子さまがいる 映像とおもちゃの両方で楽しめる時期
英語に慣れさせたいご家庭 数字と英語を同時に自然に聞ける
就学前に算数の土台を作りたい 数の合成・分解を視覚・体感で理解できる
2歳未満で映像をほぼ見せていない 映像視聴のルールを先に決めてから始めると安心
3歳未満のきょうだいがいる家庭でおもちゃを検討中 小さなパーツの管理が必要。遊ぶ場所・時間を分けると安心
日本語コンテンツのみを希望 公式日本語版は現時点で一般配信なし。保護者の声かけで補う形になる

◎=特に向いている △=工夫が必要・状況による

おもちゃを買う前に試す選択肢もある

ナンバーブロックスのおもちゃは、映像で好きになってから購入するのが失敗しにくい順番です。ただし、実際に手にしてみると「思ったより小さかった」「すぐ別の遊びに移ってしまった」ということも起こります。購入前に試したい場合は、おもちゃのサブスクリプションサービスを使う選択肢があります。おもちゃレンタル・サブスクサービスの詳しい選び方や比較については、関連記事を参考にしてみてください。

ナンバーブロックスのよくある質問

Q1. ナンバーブロックスは何歳から見せてよいですか?

映像は2歳頃から楽しめる目安です。色・音・動きで内容が伝わるため、英語が分からなくても反応するお子さまが多いです。ただし視聴時間のルールは各ご家庭で決めておくと安心です。おもちゃは対象年齢(3歳以上または5歳以上)を必ず確認してから選んでください。

Q2. 日本語版はありますか?非公式動画を使っても大丈夫ですか?

2026年6月時点では、一般向けの公式日本語吹き替え版は広く配信されていません。Netflixで日本語字幕が選べる場合があります。非公式の「日本語版」動画はBBCの許可を得ていないものが多く、著作権上の問題があるほか、内容が改変されていたり広告が過剰に挿入されていたりする可能性があります。視聴はBBC公式チャンネルまたはNetflix等の正規サービスをおすすめします。

Q3. マスリンクキューブは何歳から使えますか?

メーカー公式情報では対象年齢は5歳以上とされています。小さなパーツが含まれるため、3歳未満のお子さまへの使用はおすすめできません。3〜4歳でナンバーブロックスが好きなお子さまには、まずフィギュアセット(対象3歳以上)から始めて、5歳前後でマスリンクキューブに移行するのが自然な流れです。

Q4. 飽きてきたら次はどんなおもちゃに進めばよいですか?

同じエピソードを繰り返し見なくなったら、シリーズの続き(11〜20以降)に進むか、マスリンクキューブ(5歳以上)で数の合成・分解の遊びへ移行するのが向いています。数字パズル・数字カード・すごろくなど別ジャンルへ広げる選択肢もあります。数字のおもちゃ全体の選び方は、親記事「数字のおもちゃ12選!2〜5歳向けのおすすめや知育玩具を紹介」を参考にしてみてください。

Q5. 結局どのおもちゃから始めればよいですか?

映像でナンバーブロックスが好きになったお子さまへの最初の1セットとしては、「Numberblocks Friends One to Five」が有力な候補です。対象年齢3歳以上で、1〜5のキャラクターを手で動かして映像の世界を再現できます。数の合成・分解を体で理解させたいなら5歳以上になってからマスリンクキューブへ移行するのがおすすめです。まず試してから判断したい場合は、おもちゃのサブスクで試す選択肢もあります。

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本記事で使用している「継続利用データ」「利用者アンケート」は、キッズ・ラボラトリーの利用者対応・交換リクエスト・アンケート回答をもとに、個人が特定されない形で集計したものです。対象期間、件数、集計方法はデータと実績|公式ファクトに記載しています。

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ABOUT ME
石渡 恵美(幼稚園教諭)
石渡 恵美(いしわた えみ)/幼稚園教諭。 2013年 玉川大学 教育学部 教育学科卒業、幼稚園教諭1種免許取得。 卒業後、学校法人 新井学園 川崎若葉幼稚園(神奈川)、学校法人 中田学園 宮崎二葉幼稚園(宮崎)にて、合計約5年間 幼稚園教諭として勤務。保育現場での経験も持つ。 日常的に童謡や手遊び歌を通じて子どもと関わる中で培った、遊び・音楽・言語を介した発達支援の知見を活かし、キッズ・ラボラトリーでは乳幼児の発達段階・遊びのねらい・親子のコミュニケーションに関する記事を監修する。現在は2児の母。