雨の日の0歳児室内遊び|ねんね・寝返り・おすわり・はいはい段階別にすぐ選べるアイデア集
雨の日、0歳児と家でどう過ごせばいいか、朝から途方に暮れることがあります。
一日中遊び続けなくて大丈夫です。今のお子さまの発達段階(ねんね・寝返り・おすわり・はいはい)に合わせて2〜3個選べれば、それで十分な遊びになります。
この記事では、段階別の遊びアイデアと「準備時間・スペース・汚れ度」で絞れる早見表を用意しました。疲れている日は手遊び歌だけでも立派な遊びです。今日のお子さまの様子に合わせて選んでみてください。
- ねんね・寝返り・おすわり・はいはいの段階別に今日できる遊び
- 準備時間・スペース・汚れ度で遊びを絞れる早見表
- 布団・クッション・段ボールを使うときの安全の確認点
- 道具なし・準備なしで今すぐできる手遊び歌と声かけ
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0歳児の室内遊び、2つのねらいを知っておくと選びやすい
0歳児に室内遊びをさせるねらいは、大きく2つあります。①大人との愛着を深めること、②赤ちゃんの五感を刺激すること、この2点です。
親子の間に愛着が生まれると、赤ちゃんには安心感や人に対する信頼感が生まれます。この愛着関係こそ、赤ちゃんが成長発達する上での安全基地といえます。安全基地があることで、新しい人との関係性を築いたり新しいことに挑戦したりする経験につながっていきます。
五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)を刺激することで、脳が活性化され、心と身体の成長発達が支えられます。日常生活ではあまり使わない感覚刺激を遊びに取り入れることで、遊びながらお子さまの成長発達を助けることができます。
この2つを意識すると、「どんな遊びを選ぶか」より「どんなふうに関わるか」が大切だと気づきます。高価なおもちゃより、声をかけながら一緒に過ごす時間の方が、0歳児にとっては豊かな遊びになることも珍しくありません。
発達段階で選ぶ遊びの目安
0歳の遊びは月齢より「今できること」で選ぶのが目安です。首がすわっていなければ視覚・聴覚への働きかけが中心になり、はいはいが始まれば追いかけ遊びや障害物くぐりが合ってきます。同じ月齢でも発達のペースには個人差があるので、今のお子さまの様子を見ながら選んでみてください。
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表を見て「うちの子はどの段階?」と迷う場合は、今できる動作で判断してみてください。寝返りができるなら寝返り期、おすわりが安定してきたらおすわり期の遊びが合ってきます。複数の段階をまたいでいても大丈夫です。
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ねんね期(首すわり前後)にできる遊び
ねんね期は、顔の近くで動くものを見せる・声をかける・ゆっくり揺らすだけで十分な遊びになります。準備なしで今すぐできるため、疲れている日はこれだけでも大丈夫です。
声かけ・歌いかけ
お子さまの顔を見ながら話しかけたり、ゆっくり歌ったりするだけで、聴覚と視覚が同時に刺激されます。表情が変わったり、口をもぐもぐ動かしたりする反応が見られたら、しっかり届いているサインです。
歌は何でも構いません。「いないいないばあ」「むすんでひらいて」など、繰り返しのある短い歌が反応を引き出しやすいです。
顔の近くで動くものを見せる
カラフルなハンカチやスズランテープを顔から20〜30cm程度の距離でゆっくり動かすと、目で追う動き(追視)が引き出されます。この「目で追う」動作は、視覚の発達を支える土台のひとつになりやすいです。
スズランテープは20cm程度に短く切って使うと安心です。長いまま使うと体に巻き付くリスクがあるので、必ず短くしてから渡してください。
ゆっくり揺らす・抱っこで部屋を移動する
抱っこしながら部屋をゆっくり歩くだけで、視界が変わり、お子さまにとって新しい刺激になります。窓の外の雨を一緒に見るのも、雨の日ならではの感覚体験です。
寝返り期にできる遊び
寝返り期は、手の届く範囲に布や軽いおもちゃを置いて自分で動く機会を作るのが合っています。転がっていける広さがあれば、特別な道具がなくても遊びが成立します。
スズランテープを使った遊び
軽くてカラフルなスズランテープは、見た目も綺麗でお子さまが夢中になりやすいおもちゃのひとつです。
用意するもの:スズランテープ(20cm程度に短く切ったもの)
遊び方①:大人が上に投げたり落としたりします。ヒラヒラと不規則な動きを視覚で楽しんだり、スズランテープの音を聴覚で楽しんだりできます。
遊び方②:テーブルなどにたくさん貼って滝のように並べます。細く裂くことで触り心地が変化し、さまざまな感触を楽しめます。
新聞紙を使った遊び
新聞紙は、お子さまの力で簡単にちぎることができるので、指先を使った遊びにぴったりです。
用意するもの:新聞紙
遊び方①:一緒に新聞紙を細くちぎります。ちぎれる音とちぎる感覚が同時に味わえるため、手と目と耳の協調運動になります。お子さま自身で形を変えられるため、達成感も得られます。
遊び方②:ちぎった新聞紙を集めて投げたり、丸めてボールにしたりします。指先で拾う動作や、力を入れて丸める動作が指先の発達を支えます。
おすわり期にできる遊び
おすわり期は、両手が使えるようになるため、物を渡す・受け取る・落とすといった単純なやりとりが喜ばれます。タッパーとボールなど家にあるものだけで始められます。
物を渡す・受け取る・落とす遊び
大人がお子さまに物を渡し、お子さまが受け取って落とす、という単純なやりとりを繰り返すだけで立派な遊びになります。「どうぞ」「ありがとう」と声をかけながら行うと、言葉のやりとりにも触れる機会になります。
タッパーの容器とボール、布製のハンカチ、プラスチックのコップなど、家にあるものを使って大丈夫です。
小麦粉ねんどを使った感触遊び
小麦粉ねんどは身近な材料で簡単に作れます。食品由来の素材ですが、万が一口に入れた場合の安全性についてはお子さまの体調やアレルギーの有無を踏まえ、かかりつけの医師にご確認ください。
用意するもの:小麦粉・水(小麦粉の半分程度)・油(少し)
作り方:小麦粉に水を少しずつ入れながらこねます。好みの柔らかさになればできあがりです。少し油を入れると滑らかになります。
遊び方:まずは小麦粉ねんどを作る前に、小麦粉を触ってさらさらとした感触を楽しみましょう。ねんどは指先を使ってあらゆる形を作れるため、指先の発達や手と目の協調運動を支えます。
なかには感触を嫌がるお子さまもいます。無理をさせずに、お子さまが楽しいと思えることを優先してください。
コーナー遊び
おすわりが安定してきたら、遊びのジャンルごとに場所を区切る「コーナー遊び」が合ってきます。運動できる空間・指先おもちゃの空間・絵本の空間のように区切ることで、1つの遊びに飽きても別の遊びへ切り替えがしやすくなります。
保育の観点からも、自分で次の遊びを選ばせるという点で主体性を養うねらいがあります。特別な道具がなくても、部屋の角を使って区切るだけで始められます。
はいはい期にできる遊び
はいはい期は、追いかけ遊びや段ボールのトンネルくぐりが合っています。ただしトンネルは必ず出口が見える短さにして、詰まらないよう大人がそばで見守ることが前提です。
追いかけっこ遊び
室内に少しのスペースがあれば、ハイハイや追いかけっこなどの運動遊びができます。大人が「待て待て〜」と声をかけながら後ろからゆっくり追いかけるだけで、お子さまは大喜びします。
特に準備も必要なく、大人とのコミュニケーションやスキンシップも同時にできるのが追いかけ遊びの良いところです。
段ボールトンネル遊び
段ボールを長くつなげて、お子さまが通れる大きさのトンネルを作ります。段ボールが用意できなければ、こたつの下をくぐらせることで手軽なトンネル遊びができます。
トンネル遊びには、ハイハイの動きを基本とした手足の協調運動を促すねらいがあります。トンネル内の暗さから出たときの明るさや解放感は、視覚をはじめとした五感の刺激になります。
準備・スペース・汚れで遊びを選ぶ早見表
雨の日の0歳児室内遊びは、発達段階と準備コストの2点で選ぶと迷いが減ります。ねんね期なら道具なしの声かけ・手遊び歌から、はいはい期なら段ボールトンネルや追いかけ遊びが合っています。今日の体力や時間に合わせて、この表から2〜3個選んでみてください。
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迷ったら、まず「今日の自分の体力」で絞ってみてください。疲れている日は準備0分の声かけや手遊び歌から。少し余裕がある日は新聞紙や小麦粉ねんどを試してみると、お子さまの反応が変わることがあります。
まず試してから決める方法もあります
布団・クッション・段ボールを使うときの安全の確認点
布団やクッションは顔が埋まる・隙間に挟まるリスクがあります。使う場合は必ず大人が手を添え、目を離さないことが前提です。段ボールトンネルは出口が見える短さにしておくと安心です。
布団・クッションを使うとき
布団やクッションは柔らかく安全に見えますが、0歳児の顔が埋まったり、隙間に挟まったりするリスクがあります。特にねんね期のお子さまには、うつ伏せで顔が埋まる状態を作らないよう注意が必要です。
- 大人が必ず手を添え、目を離さない
- 顔が埋まる深さの柔らかさは避ける
- 布団と壁・家具の隙間に挟まらないよう配置に注意する
- 遊び終わったら、安全な睡眠環境(周りに物がない状態)に戻す
段ボールトンネルを使うとき
- 出口が見える短さにする(具体的な長さの目安はお子さまの体格に合わせて大人が判断してください)
- 大人が出口側でお子さまを呼びながら見守る
- 段ボールの切り口をテープで覆い、けがを防ぐ
- トンネルが崩れないよう、テープでしっかり固定する
新聞紙・スズランテープを使うとき
- スズランテープは20cm程度に短く切る(長いと体に巻き付くリスクがある)
- 新聞紙の細かい破片を口に入れないよう、そばで見守る
- 遊んだ後は手を洗う
手遊び歌と歌いかけ、短いふれあいで十分な日もある
準備なしで今すぐできる遊びは、声かけ・手遊び歌・顔の近くで動くものを見せるの3つが代表です。道具も広いスペースも不要で、疲れている日でも1〜2分から始められます。
手遊び歌のレパートリー
手遊び歌は、道具も準備も不要で、お子さまの顔の表情が変わりやすい遊びです。0歳児に特に反応が出やすいのは、繰り返しのある短い歌です。
- いないいないばあ:顔を隠して「ばあ」と見せる。視覚の刺激と期待感が生まれます
- むすんでひらいて:手の動きを一緒に見せながら歌う。手の動きへの興味が引き出されます
- あたまかたひざぽん:体の部位を触りながら歌う。触覚と聴覚が同時に刺激されます
- おつきさまえらいな:ゆっくりとしたリズムで落ち着いた雰囲気になります
歌が苦手でも大丈夫です。鼻歌でも、ゆっくり話しかけるだけでも、お子さまにとっては十分な刺激になります。
抱っこで場所を変えるだけでも遊びになる
抱っこしながら部屋を移動したり、窓の外の雨を一緒に見たりするだけで、お子さまの視界が変わり、新しい刺激になります。「雨が降っているね」「ざあざあ聞こえるね」と声をかけながら歩くと、聴覚と視覚への働きかけになります。
キッズ・ラボラトリーのおもちゃコンシェルジュへの相談では、雨の日や体調不良で外出できない日に、月齢に合った遊びが手元にあると助かるという声が寄せられています。特別な遊びを用意しなくても、今のお子さまの段階に合った関わり方があれば、雨の日も十分に過ごせます。
季節に合わせた遊びのアイデア
室内でも季節を感じられる遊びがあると、遊びのレパートリーが広がります。
夏は氷や保冷剤を使った遊び
氷や保冷剤の冷たさは、0歳児にとって全身で感じるよい感覚刺激となります。保冷剤の冷たくて心地よい感覚や、氷の冷たすぎて不快に感じる感覚など、さまざまな感覚を体験させてあげましょう。
氷を使う場合はお風呂場など濡れてもよい場所で遊ばせるのがポイントです。保冷剤はお子さまが口に含んで破けてしまわないよう十分気をつけたいところです。
秋は音楽遊び(鈴ヘアゴム)
用意するもの:ヘアゴム・鈴
ヘアゴムに鈴をつけて、お子さまの手首につけましょう。お子さまが手を叩くだけで鈴の音が鳴り響きます。好きな音楽に合わせて歌ったり踊ったり手を叩いたりして、音楽遊びを楽しみましょう。家の中で音楽発表会の場を作ると、親子で秋を感じながら楽器遊びを楽しめます。
キッズ・ラボラトリーのサブスクが向く家庭・向かない家庭
雨の日が続くと、「手元にある遊びのレパートリーが尽きてきた」と感じることがあります。月齢に合ったおもちゃをプロが選んで届けるサービスを選択肢のひとつとして知っておくと、判断の幅が広がります。
キッズ・ラボラトリーへの申込動機として、発達や知育への関心を挙げる方が一定数いらっしゃいます。雨の日や外出できない日の遊びを充実させたいという観点から、月齢別のおもちゃを試してみたいご家庭に向いています。
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◎=向きやすい ○=合いやすい △=状況によって異なる
月額料金や詳しいプラン内容は時期によって変わることがあるため、最新情報はキッズ・ラボラトリーの公式サイトでご確認ください。
学術協力者からのコメント
このデータについて、消費者行動・サブスクリプション研究を専門とする福岡大学商学部の太宰潮教授に学術協力をいただきました。太宰教授は「キッズ・ラボラトリーの利用者対応の傾向として、雨の日や急な発熱など外出できない日に月齢に合ったおもちゃが手元にあることへのニーズが繰り返し確認されている点は注目に値します。0歳児の発達は月単位で変化するため、段階に合ったおもちゃが手元にある状態を維持することが、室内遊びの質を左右する要因のひとつになりやすいと考えられます。ただし、どのような遊びが合うかには個人差があるため、実際の反応を見ながら選び直せる仕組みがあることが、この時期の家庭にとって判断の助けになるでしょう」と指摘しています。
雨の日の0歳児室内遊びのよくある質問
一日中遊び続けなくて大丈夫です。0歳児の集中力は短く、5〜10分で別のことに興味が移るのは自然なことです。手遊び歌を1〜2分、声かけをしながら抱っこで部屋を移動、少し休んでからスズランテープで遊ぶ、という流れで十分な一日になります。疲れている日は、歌いかけと抱っこだけでも立派な遊びです。
声かけ・手遊び歌・いないいないばあの3つは、道具も準備も不要で今すぐ始められます。お子さまの顔を見ながら話しかけるだけで、聴覚と視覚が同時に刺激されます。「むすんでひらいて」「あたまかたひざぽん」など繰り返しのある歌は、特に反応が出やすいです。歌が苦手でも鼻歌や話しかけで十分です。
布団やクッションは柔らかく安全に見えますが、顔が埋まる・隙間に挟まるリスクがあります。使う場合は必ず大人が手を添え、目を離さないことが前提です。特にねんね期のお子さまは、うつ伏せで顔が埋まる状態にならないよう気をつけたいところです。遊び終わったら、周りに物がない安全な睡眠環境に戻すことも大切です。
はいはい期のお子さまなら、追いかけ遊びや段ボールトンネルくぐりで十分に体を動かせます。おすわり期でも、物を渡す・受け取る・落とすという動作が手と腕の運動になります。ねんね期は大きな動きは難しいですが、手足をバタバタさせる動作や、大人に支えてもらいながら足を動かす遊びが体の刺激になります。雨の日が続いても、発達段階に合った動きができていれば過度に心配しなくて済む場合が多いですが、運動量や発達の様子が気になるときはかかりつけの医師や保健師にご相談ください。
小麦粉ねんど・スライム・寒天など、0歳児向けの感触遊びをより詳しく知りたい場合は、感触遊びの専門記事が参考になります。素材ごとの作り方・安全の確認点・月齢別の向き不向きをまとめています。また、月齢別のおもちゃ選びについては、0歳の月齢別おもちゃ記事で発達段階に合ったおもちゃの選び方を詳しく説明しています。
本記事で使用している「利用者対応の傾向」「申込動機の傾向」は、キッズ・ラボラトリーの利用者対応・交換リクエスト・アンケート回答をもとに、個人が特定されない形で集計したものです。対象期間、件数、集計方法はデータと実績|公式ファクトに記載しています。
参考文献
- こどもの安全のために〜知ってますか?子供PSCマーク〜(経済産業省)(2026年9月確認)
- 令和6年(2024)人口動態統計(確定数)の概況(厚生労働省)(2026年9月確認)
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