この記事を監修した人
幼児教育監修|石渡 恵美(幼稚園教諭)
医療監修|福井 美和子(看護師/保健師)
おもちゃ選定|青栁 陽介(おもちゃコンシェルジュ/キッズ・ラボラトリー代表取締役)

「プレイジムって、すぐ使わなくなるって聞いたけど本当?」——そう迷いながらレインフォレストデラックスジムを検索している方は、きっと多いと思います。

使用期間の目安は新生児〜1歳前後。寝返りやハイハイが始まると、仰向けで見上げる遊びから卒業していくお子さまが増えます。

レインフォレストデラックスジムの使用期間・遊び方の変化・買う/借りるの判断基準をまとめました。親記事「プーメリーとは?」で触れた「プーメリーとの違い」をもう一段深掘りしながら、購入前の迷いを軽くできるよう書いています。

この記事でわかること
  • 始める時期を判断する目安
  • プーメリーとの違い(見る/聞く vs 触る/動かす)
  • 買う・借りる・レンタルそれぞれの向き不向き
  • 使わなくなった後の処分・活用の現実
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レインフォレストデラックスジムとはどんな商品か

フィッシャープライス(Fisher-Price)が販売するプレイジムで、アーチ型のフレームにぶら下がるおもちゃ・音楽・ライト・鏡などが組み合わさった、寝ながら遊べる多機能マットです。

「レインフォレスト(熱帯雨林)」をテーマにしたデザインで、カエル・サル・ゾウなどのキャラクターが赤ちゃんの視野に入るよう配置されています。

プーメリーが「天井から吊るして見る・聞く」のに対して、レインフォレストデラックスジムは「マットに寝かせて、手足で触れる・蹴る・引っ張る」遊びが中心です。同じ「赤ちゃんが寝ながら使うもの」でも、刺激の方向がまったく異なります。

※対象月齢・仕様はフィッシャープライス公式情報をもとに作成しています。価格は2026年6月時点の参考価格です。

プーメリーとレインフォレストデラックスジムの違い

どちらも「寝かせて使う赤ちゃんグッズ」ですが、遊びの性質が異なります。どちらが向くかは、お子さまの月齢と「今どんな刺激を与えたいか」で変わります。

比較ポイント プーメリー レインフォレストデラックスジム
主な遊び方 見る・聞く(視覚・聴覚) 触る・蹴る・引っ張る(触覚・運動)
設置場所 ベビーベッド・床に吊るす 床に広げる(マット一体型)
対象月齢目安 新生児〜1歳前後 新生児〜1歳前後
使わなくなるきっかけ つかまり立ち・歩き始め ハイハイ・座位が安定する頃
収納サイズ感 やや大きめ(吊り下げ部品あり) 大きめ(マット+アーチ一体)
レンタル向きか ◎ 向きやすい ◎ 特に向きやすい(大きい・短期)

迷ったときの判断ポイントとしては、「音楽や光で気をそらしたい・寝かしつけに使いたい」ならプーメリー、「手足を動かす遊びを増やしたい・うつ伏せ練習の前段階として使いたい」ならレインフォレストデラックスジムが候補になります。

両方持つご家庭もありますが、使用期間が重なるため、どちらか一方を試してから判断するのが現実的です。

レインフォレストデラックスジムはいつまで使える?

一般的な使用期間の目安は新生児〜生後10〜12ヶ月前後です。ただし、お子さまの発達ペースによって「卒業するタイミング」は大きく変わります。

使わなくなる主なきっかけは「寝返りが安定する」「ハイハイを始める」「座位が安定して自分でおもちゃを持てるようになる」の3つです。仰向けで見上げる遊びより、自分で動いて探索する遊びへ関心が移るためです。

逆に言うと、寝返り前の時期(生後0〜4ヶ月頃)が最も活躍しやすい時期です。この時期は自分で動けないぶん、目の前にぶら下がるおもちゃを目で追い、偶然手が当たって音が鳴る体験が新鮮な刺激になります。

月齢別の遊び方の変化

月齢によって、同じジムでも「何が楽しいか」が変わります。

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月齢目安 主な遊び方・反応 使い方のポイント
新生児〜生後2ヶ月頃 ぶら下がるおもちゃを目で追う・音に反応する マットに寝かせるだけでOK。音楽・ライトを活用
生後3〜5ヶ月頃 手を伸ばしてぶら下がりおもちゃを触る・蹴る 最も活発に遊ぶ時期。足でキックする動きが出やすい
生後6〜8ヶ月頃 寝返りが増え、仰向けで遊ぶ時間が減る マットだけ使ってうつ伏せ練習に転用できる
生後9ヶ月〜1歳頃 ハイハイ・座位が安定し、ジムへの関心が薄れる 卒業のタイミング。マットは引き続き使えることも

※月齢はあくまで目安です。お子さまの発達ペースには個人差があります。

一般的な発達段階では、生後3〜5ヶ月頃に手足を動かす遊びへの関心が高まり、その後ハイハイが始まると自然に卒業していくお子さまが多いです。

使わなくなるのが早い?後悔しやすいポイント

レインフォレストデラックスジムで「後悔した」という声の多くは、「使える期間が思ったより短かった」「大きくて収納に困った」の2点に集中しています。

よく聞かれる後悔パターン

「生後6ヶ月で寝返りを始めたら、あっという間に使わなくなった。もっと短期間で試せる方法を知っていれば…」という声は少なくありません。

また「アーチとマットを分解しても思ったより場所を取る。押し入れに入らなくて廊下に置きっぱなしになった」という収納の現実も、購入前には想像しにくいポイントです。

後悔しやすい状況には、次のパターンがあります。

  • 寝返りが早めのお子さまで、使用期間が3〜4ヶ月程度で終わった
  • 購入後に「プーメリーと機能が重なっていた」と気づいた
  • 使わなくなった後の処分方法(フリマ・廃棄)に手間がかかった
  • 掃除機をかけるたびにアーチを畳む手間が地味に続いた

一方で「毎日使った」「寝かしつけに助かった」という声も多く、お子さまの反応次第で満足度が大きく変わる商品です。購入前に「反応が読めない」と感じているなら、その直感は正しいかもしれません。

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買う・借りる・レンタルの向き不向き

レインフォレストデラックスジムは、「大きい・使用期間が短め・赤ちゃんの反応が読めない」という3点が重なるため、レンタル向きの商品として挙げられることが多いです。

ただし、購入が向くケースもあります。家庭の状況に合わせて判断してみてください。

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家庭の状況 向く選択肢 理由
赤ちゃんの反応が読めない(第一子・出産前) レンタル・サブスク 合わなくても返却できる。購入前に試せる
収納スペースに余裕がない レンタル・サブスク 使わなくなったら返却できるので部屋がすっきりしやすい
2人目・3人目で使い回す予定がある 購入 複数人で使えばコストが分散される
上の子が使って反応が良かった 購入 反応の予測が立ちやすく、購入リスクが下がる
プレゼントとして贈りたい △ 慎重に 大きさ・収納・好みが合わない場合があるため、相手に確認してから贈るのが安心

「迷ったらまずレンタルで試す」が有力な選択肢です。使用期間が短めで大きい商品のため、購入して使わなかった場合の損失が大きいからです。ただし、2人目以降で使い回す予定があるなら購入のほうがトータルコストを抑えやすいでしょう。

レンタルサービスを使う場合の注意点

ベビー用品のレンタルサービスは複数あります。レインフォレストデラックスジムのような大型プレイジムは、単品レンタルに対応しているサービスを探すのが現実的です。

おもちゃのサブスクサービスは、プレイジム単体の貸し出しというより、月齢に合わせた複数のおもちゃをまとめて届けるスタイルが一般的です。「プレイジムを試したい」という目的なら単品レンタルサービスが向き、「月齢に合うおもちゃを継続的に届けてほしい」という目的ならサブスクが向きます。

キッズ・ラボラトリーでは、LINEでお子さまの月齢・様子・手持ちのおもちゃを伝えると、プロのおもちゃコンシェルジュが選定に反映してくれます。「プレイジムを卒業した後、次に何を試せばいいか」という相談にも対応しています。

使わなくなった後の現実と処分の選択肢

「卒業後どうするか」を購入前に考えておくと、後悔が減ります。

レインフォレストデラックスジムは比較的人気の商品のため、フリマアプリ(メルカリ等)での売却はしやすい部類です。ただし、マット・アーチ・ぶら下がりおもちゃのパーツが多く、梱包が手間になります。

処分の選択肢は次のようになります。

  • フリマアプリで売る:需要があるため売れやすいが、梱包・発送の手間がかかる
  • 知人・友人に譲る:手間が少ないが、相手の収納事情を確認してから
  • 粗大ごみ・廃棄:確実だが費用がかかる場合がある(自治体により異なる)
  • レンタルで借りた場合:返却するだけ。処分の手間がない

「処分が面倒」という声は、購入後の後悔として意外と多く聞かれます。使わなくなった後の出口を先に考えておくと、購入かレンタルかの判断がしやすくなります。

プレイジム卒業後、次に何を選ぶか

ハイハイや座位が安定してプレイジムを卒業したお子さまには、「自分で動いて探索する遊び」に対応したおもちゃが次のステップになります。

一般的な発達段階では、プレイジム卒業後の時期(生後8ヶ月〜1歳前後)に、型はめ・積み木・押し引きできるおもちゃなど、手を使って操作する遊びへの関心が高まりやすいとされています。

「プレイジムの次に何を選べばいいかわからない」という場合は、月齢・お子さまの様子・手持ちのおもちゃをLINEで伝えると、おもちゃコンシェルジュが次のステップに合うおもちゃを提案してくれます。Amazon・楽天の商品URLで「これを試したい」と指名することもできます。

プレイジム卒業後の遊びの方向性(目安)

  • 生後8〜10ヶ月頃:引っ張る・押す・叩く遊び(シェイカー・プッシュトイ)
  • 生後10ヶ月〜1歳頃:入れる・出す・積む遊び(カップ・型はめ・積み木)
  • 1歳〜1歳半頃:押し引きして歩く遊び(プッシュウォーカー・手押し車)

これらはあくまで目安です。お子さまの発達ペースや興味の方向によって、合うおもちゃは変わります。

レインフォレストデラックスジムについてよくある質問

Q1. レインフォレストデラックスジムはいつまで使えますか?

新生児〜生後10〜12ヶ月頃が目安です。寝返りやハイハイが始まると仰向けで遊ぶ時間が減り、自然に卒業していくお子さまが多いです。一般的な発達段階では生後3〜5ヶ月頃に手足を動かす遊びへの関心が高まり、その後ハイハイが安定してくると卒業のサインになります。発達ペースには個人差があるため、お子さまの様子を見ながら判断するのがおすすめです。

Q2. プーメリーと一緒に使う必要がありますか?

どちらか一方で��分なご家庭がほとんどです。プーメリーは「見る・聞く」、レインフォレストデラックスジムは「触る・蹴る・動かす」と遊びの性質が異なるため、両方あると刺激の幅は広がります。ただし使用期間が重なるため、まずどちらか一方を試してから判断するのが現実的です。「音楽・光で気をそらしたい」ならプーメリー、「手足を動かす遊びを増やしたい」ならプレイジムが候補になります。

Q3. 買うかレンタルか、迷ったらどちらを選べばいいですか?

第一子で赤ちゃんの反応が読めない場合や、収納スペースが限られている場合は、レンタルから試すのが有力な選択肢です。使用期間が短めで大きい商品のため、購入して使わなかった場合の損失が大きいからです。2人目以降で使い回す予定があるなら購入のほうがコストを抑えやすいです。迷うなら「使わなくなった後の処分をどうするか」を先に考えると、判断しやすくなります。

Q4. 現行モデルと旧型の見分け方を教えてください

フィッシャープライスのレインフォレストシリーズは複数のモデルが存在します。主な違いは①ぶら下がりおもちゃのパーツ数(現行モデルのほうが多い傾向)、②ライト機能の有無(旧型にはないモデルもある)、③音楽の曲数・音質の3点です。現行モデルかどうかはフィッシャープライス公式サイトの型番で確認するのが確実です。中古・旧型を検討する場合は、パーツの欠品がないか・マットの汚れやにおいに問題がないかを事前に確認しておくと安心です。

Q5. プレイジムを卒業した後、次に何を選べばいいですか?

ハイハイや座位が安定した後は、「自分で動いて操作する遊び」に対応したおもちゃが次のステップになります。型はめ・積み木・押し引きできるおもちゃなど、手を使って試行錯誤できる遊びが生後8ヶ月〜1歳前後に合いやすいです。お子さまの様子を見ながら選ぶのが一番ですが、「何を選べばいいかわからない」という場合は、月齢と今の遊びの様子をもとにプロに相談する選択肢もあります。

キッズ・ラボラトリーの利用データについて

本記事で使用している「継続利用データ」「利用者アンケート」は、キッズ・ラボラトリーの利用者対応・交換リクエスト・アンケート回答をもとに、個人が特定されない形で集計したものです。対象期間、件数、集計方法はデータと実績|公式ファクトに記載しています。

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ABOUT ME
石渡 恵美(幼稚園教諭)
石渡 恵美(いしわた えみ)/幼稚園教諭。 2013年 玉川大学 教育学部 教育学科卒業、幼稚園教諭1種免許取得。 卒業後、学校法人 新井学園 川崎若葉幼稚園(神奈川)、学校法人 中田学園 宮崎二葉幼稚園(宮崎)にて、合計約5年間 幼稚園教諭として勤務。保育現場での経験も持つ。 日常的に童謡や手遊び歌を通じて子どもと関わる中で培った、遊び・音楽・言語を介した発達支援の知見を活かし、キッズ・ラボラトリーでは乳幼児の発達段階・遊びのねらい・親子のコミュニケーションに関する記事を監修する。現在は2児の母。