この記事を監修した人
著者|おもちゃコンシェルジュ
監修|石渡 恵美(幼稚園教諭)

「雨の日や外出できない日、1歳の子どもと何をして遊べばいいか分からない…」と悩んでいるパパ・ママへ、この記事はそんな毎日のヒントになるようにまとめました。

1歳ごろの子どもは、歩き始めたり言葉が出始めたりと、発達のスピードが目に見えて速くなる時期です。

室内での遊びも、ただ時間をつぶすためではなく、発達をしっかりサポートできる大切な機会になります。

この記事では、準備ゼロでできるものから道具を使った遊びまで、1歳児におすすめの発達を促す室内遊び24選を丁寧にご紹介します。

遊びのねらいや注意点もあわせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

1歳児の体の発達と特徴

1歳ごろは、それまでのハイハイからつかまり立ち・一人歩きへと移行する時期です。個人差はありますが、1歳半ごろにはほとんどの子が一人で歩けるようになります。

手先の動きも少しずつ器用になり、物をつまんだり、容器に入れたり出したりする動作が楽しめるようになります。また、大人の動作をまねる「模倣」が盛んになるのもこの時期の特徴です。

言葉の面では、「ママ」「ワンワン」など意味のある単語(初語)が出始めるのが1歳前後。
1歳半ごろには10語前後の単語を話せる子も増えてきます。

発達には個人差があります。「うちの子は遅い?」と焦らず、今できることを一緒に楽しむ気持ちが大切です。

1歳児にとっての室内遊びのねらい

室内遊びは「時間をつぶすもの」ではなく、発達を促すための大切な活動です。1歳児の遊びには、次のような具体的なねらいがあります。

指先の発達を促す

1歳ごろは、指先を使った細かい動作が急速に発達します。

物をつまむ・積む・入れるといった動作を繰り返すことで、手先の器用さと脳の発達が同時に促されます。

積み木やポットン落としなど、指先を使う遊びを日常に取り入れてみましょう。

コミュニケーションの取り方を覚える

遊びの中で「どうぞ」「ありがとう」のやりとりを繰り返すことで、人との関わり方の基礎が育まれます。大人が笑顔で反応してあげることが、子どもの安心感につながります。

遊びを通してルールを守ることを覚える

かくれんぼや玉入れのような遊びには、簡単なルールがあります。1歳後半になると、少しずつルールを理解しようとする姿が見られるようになります。

最初はうまくできなくて当然。「楽しい」という体験を積み重ねることが、ルール理解の第一歩です。

言葉を学び発語につながる

歌遊びや絵本の読み聞かせは、言葉のインプットに最適です。繰り返し同じ言葉を聞くことで、語彙が少しずつ増え、発語のきっかけになります。

準備不要ですぐにできる1歳児におすすめの室内遊び10選

道具も準備も一切不要。思い立ったらすぐに始められる遊びを10個ご紹介します。

① まねっこ遊び

大人が手を叩いたり、頭を触ったりする動作を子どもにまねさせる遊びです。1歳ごろは模倣が大好きな時期なので、大げさに楽しそうにやってみせるのがポイント。

動物のまねっこ(ウサギのように跳ねる、ゾウのように歩くなど)にアレンジしても盛り上がります。

② リトミック

音楽に合わせて体を動かすリトミックは、リズム感・表現力・集中力を同時に育てられます。特別な道具は不要で、スマートフォンで音楽を流すだけで始められます。

子どもが好きな曲に合わせて、一緒に手を叩いたり体を揺らしたりしてみましょう。

③ グーチョキパーで何作ろう

手遊び歌の定番。歌いながら指の形を変えることで、指先の細かい動きが鍛えられます。「カタツムリ」「チョキチョキダンス」など、バリエーションも豊富です。

④ むすんでひらいて

「むすんで、ひらいて、手を打って、むすんで…」のリズムに合わせて手を動かす遊びです。シンプルな動作の繰り返しが、1歳児の集中力にちょうどよい刺激になります。

⑤ あたまかたひざポン

体の部位を覚えながら楽しめる手遊び歌です。「頭・肩・膝・つま先」と歌いながら触れることで、体の名前を自然に学べます

⑥ 大きな栗の木の下で

両手を広げたり、上下に動かしたりと、全身を使う手遊び歌です。体を大きく動かすことで、運動発達と音楽への親しみを同時に育てられます。

⑦ ゴロゴロ遊び

布団やマットの上で一緒にゴロゴロ転がる遊びです。全身の感覚を刺激し、体幹の発達にも役立ちます。

子どもが笑顔になる遊びの代表格。特別な準備は何もいりません。

⑧ いないいないばあ

顔を隠して「いないいない…ばあ!」と見せる遊びは、0〜1歳児が最も喜ぶ遊びのひとつです。「隠れていたものが現れる」という体験が、物の永続性の理解につながります。

⑨ どっちに入っているかな

小さなおもちゃをどちらかの手に隠し、「どっちかな?」と当てさせる遊びです。集中力・記憶力・予測する力がゆっくりと育まれます。

⑩ かくれんぼ

1歳児向けのかくれんぼは、カーテンの陰や布団の中に隠れる簡単なものでOKです。「見つけた!」という達成感が、探索意欲と社会性の芽生えにつながります。

手遊び歌は、YouTubeやアプリで歌詞・メロディを確認しながらでも大丈夫です。完璧に覚えなくても、一緒に楽しむことが何より大切です。

道具や身の回りのものを使った、1歳児におすすめの室内遊び12選

家にあるものや、ちょっとした道具を使うだけで、遊びのバリエーションがぐっと広がります。

① 輪投げ

ペットボトルを的にして、輪っかを投げる遊びです。輪っかは新聞紙を丸めてテープで留めるだけで作れます。

距離を調整することで難易度を変えられるので、成長に合わせて長く楽しめます。

② 新聞紙遊び

新聞紙をビリビリ破る、丸める、投げるなど、感触と音の刺激が豊富な遊びです。破る感覚は指先の発達にも効果的。片付けが少し大変ですが、子どもの集中力は抜群です。

③ ボール遊び

柔らかいボールを転がしたり、追いかけたりする遊びです。転がすだけでなく、「どうぞ」と渡し合うことでコミュニケーションの練習にもなります。

④ 絵本の読み聞かせ

1歳児には、繰り返しのフレーズがある絵本や、動物・食べ物が登場する絵本が人気です。毎日同じ絵本を読むことで、言葉のリズムと語彙が自然に身につきます

読み聞かせは「上手に読もう」と気負わなくて大丈夫。子どもと一緒にページをめくる時間そのものが大切です。

⑤ 色水遊び

透明なコップに水と食紅を入れて色水を作り、混ぜたり移したりする遊びです。色の変化に驚く体験が、好奇心と観察力を育てます。

食紅は口に入れても安全ですが、衣服につくと落ちにくいため、汚れてもいい服で遊ぶのがおすすめです。

⑥ お絵描き遊び

太いクレヨンや指絵の具を使って、自由に描く遊びです。上手に描けなくて当然。「描く」という行為そのものが指先と表現力の発達につながります。

⑦ 積み木遊び

積み木は、積む・崩す・並べるといった動作を通じて、手先の器用さ・空間認識・集中力を育てる定番の知育玩具です。1歳ごろは2〜3個積めれば十分。崩す瞬間の笑顔が最高のご褒美です。

⑧ ポットン落とし

穴の開いた容器にボールや積み木を落とす遊びです。「穴に合わせて入れる」という動作が、手と目の協調運動を鍛えます。

市販品もありますが、ペットボトルのキャップとタッパーで手作りすることもできます。

⑨ 段ボール遊び

大きな段ボール箱をトンネルや家に見立てて遊ぶだけで、子どもは大喜びします。探索意欲と想像力が自然に刺激されます。

窓や扉を切り抜いてあげると、さらに遊びが広がります。

⑩ 玉入れ

丸めた新聞紙やボールを、段ボール箱やバケツに投げ入れる遊びです。距離感・力加減・集中力を遊びながら身につけられます。

⑪ パズル遊び

1歳向けのパズルは、2〜4ピース程度の大きなものからスタートするのがおすすめです。ピースをはめる動作が、形の認識と指先の発達を促します。

⑫ シート遊び

レジャーシートやブルーシートを広げて、その上でおもちゃを並べたり転がしたりする遊びです。

「いつもと違う場所」という感覚が子どもの好奇心を刺激します。お砂場セットを室内で使うときにも活躍します。

複数人で行う1歳児におすすめの室内遊び2選

兄弟姉妹がいるご家庭や、支援センターなどで複数の子どもが集まるときにおすすめの遊びです。

① 風船集め

床に風船を散らして、「集めてきて!」と声をかける遊びです。ふわふわと動く風船を追いかけることで、全身運動と追視の発達が促されます。

複数の子どもがいると自然と競争になり、より盛り上がります。

② ハイハイレース

まだ歩き始めたばかりの子どもも参加しやすい、ハイハイで競争する遊びです。体幹・腕・脚の筋肉をバランスよく使えます。

大人も一緒にハイハイすると、子どもは大喜びします。

複数人での遊びは、子ども同士のトラブルが起きやすい場面でもあります。おもちゃの取り合いなどは成長の証。大人が仲立ちしながら、「貸してね」「どうぞ」のやりとりを教えるチャンスにしましょう。

1歳児と室内遊びをするときの注意点

楽しく安全に遊ぶために、いくつか気をつけておきたいポイントをまとめました。

注意点 具体的なポイント
誤飲・誤嚥に注意 直径3.2cm以下の小さな部品は使わない。遊ぶときは必ず大人が近くにいる。
転倒・衝突の防止 家具の角にコーナーガードをつける。滑りやすい床ではマットを敷く。
遊びすぎに注意 1歳児の集中力は短い。飽きたサインが出たら無理に続けず、休憩を挟む。
大人も一緒に楽しむ 子どもは大人の表情や反応を見て遊びの楽しさを学ぶ。スマホを置いて向き合う時間を作る。
おもちゃの衛生管理 1歳児は何でも口に入れる。おもちゃは定期的に拭き取り・洗浄する。

特に誤飲は命に関わる事故につながることがあります。

小さな部品・硬貨・ボタン電池などは、子どもの手の届かない場所に必ず保管してください。

1歳児の遊びに「知育玩具」を取り入れるメリット

手遊びや体を使った遊びに加えて、発達段階に合った知育玩具を取り入れると、遊びの質がさらに高まります。

ただ、知育玩具は種類が多く、「どれを選べばいいか分からない」という声もよく聞きます。また、子どもの興味はすぐに変わるため、高価なおもちゃを買っても使わなくなってしまうというお悩みも少なくありません。

おもちゃ選びに迷ったときは、専門家に相談できる環境があると安心です。

キッズ・ラボラトリーでは、おもちゃコンシェルジュがお子さんの月齢・発達・興味に合わせたおもちゃを選んでお届けする、知育玩具のサブスクリプションサービスを提供しています。

遊び終わったら返却して次のおもちゃに交換できるため、「使わなくなったおもちゃが増えてしまう」という悩みを解消できます。

衛生面も徹底管理しているので、口に入れることが多い1歳児のご家庭でも安心してご利用いただけます。

生後3ヶ月までのお子さんには「はじめてのおもちゃコース」もご用意しています。
1歳のお子さんには、発達に合わせた知育玩具をコンシェルジュが厳選してお届けします。

1歳のお子さんの発達に合ったおもちゃ、コンシェルジュに選んでもらいませんか?

月齢・興味・発達段階をヒアリングして、ぴったりのおもちゃをお届けします。
返却・交換できるから、おもちゃが増えすぎる心配もありません。

キッズ・ラボラトリーの詳細を見る

ABOUT ME
おもちゃコンシェルジュ
おもちゃコンシェルジュは、キッズ・ラボラトリーにて実際におもちゃ選定を担当する専門スタッフ。日々、利用者一人ひとりの月齢・発達段階・興味関心に応じて、おもちゃの選定と提案を行っている。選定にあたっては、これまでの提供実績や利用者データ、実際のフィードバックをもとに、「どのおもちゃがどのタイミングでよく使われるか」「どのような反応が見られるか」といった実利用ベースの情報を蓄積・活用。主観的なおすすめではなく、現場での選定経験とユーザーの声に基づき、「実際に使われるおもちゃ」という視点から、再現性のある情報発信を行っている。

キッズ・ラボラトリーでは、LINE公式アカウントを友だち追加いただいた方に、初月550円でご利用いただける特典をご用意しております。

以下の画像をクリックしてください。