言葉が出始めたらおもちゃを選び直す|指差し・まね・一語・やりとりの段階別ガイド
「単語が出てきたのに、今のおもちゃで合っているのかわからない」と感じたことはありませんか。
言葉が出始めた後の選び直しは、月齢より「今のお子さまが何をしているか」で決まります。指差し・音のまね・一語の安定・やりとりの4段階それぞれで、合う玩具タイプが変わるためです。
この記事では、段階ごとの玩具タイプと親の声かけ例、合わなくなるサイン、先取りの線引きをひとつひとつ示します。商品ランキングではなく「今の段階に何が合うか」を判断するための記事です。
- 子どもに合うか判断するポイント
- 各段階で親が添える声かけの具体例
- 始める時期を判断する目安
- 先取り選びの線引き(次段階の玩具をいつ足すか)
なお、言葉の遅れや発達相談の目安については本記事の範囲外です。気になることがあればかかりつけ医や地域の発達相談窓口にご相談ください。
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単語が出た後、おもちゃを選び直す目安はどこにある?
単語が出た後の玩具選びは月齢より「今の行動」で決まります。指差し・音のまね・一語の安定・やりとりの4段階それぞれで合う玩具タイプが変わるため、今のお子さまの行動を見て選ぶのが合理的です。同じ1歳半でも、まだ指差しが中心の子と、すでに二語文に近いやりとりができる子では、合う玩具がまったく異なります。
キッズ・ラボラトリーへの申込動機として「子どもの発達」を理由に挙げるご家庭が一定数見られます。言葉が出始めた時期に「今の段階に合うものを選んでほしい」という思いでサービスを探す方が多いことは、おもちゃコンシェルジュの対応経験からも感じることです。
まず、4段階がどのような行動を指すかを確認しておきましょう。
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商品画像・情報は アマゾンアソシエイツ を参照しています。
「今の段階がどれに近いか」を確認してから、以下の各セクションを読むと選びやすくなります。複数の段階が混在していても問題ありません。子どもの言葉の発達は行きつ戻りつしながら進むものです。
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指差しが増えてきたら絵本とカードが入口になる
指差しが増えてきた時期は、絵本とカードが最初の入口として使いやすいです。親が指差した先の名前を声に出すやりとりが自然に生まれるため、絵が大きくシンプルなものから始めると、お子さまが指を向けやすくなります。
この段階の子どもは「見たものに名前がある」ことを発見しつつある時期です。絵本の役割はストーリーを楽しむことより、「指差す→名前を聞く→また指差す」という往復を繰り返すことにあります。
音声ペン対応の図鑑は、この段階でも使えますが、最初から音声に頼りすぎると「親と一緒に指差す」やりとりが減ることがあります。まず親が声に出して返す習慣をつけてから、音声機能を補助として使うのが合いやすいです。
メーカー公式情報では、音声ペン対応の絵本・図鑑の対象年齢は商品によって異なります。購入前に対象年齢をご確認ください。
この段階で親が意識したいことは、お子さまが指差したものに必ず反応することです。「あ、ワンワンだね」と名前を返すだけで、指差しと言葉がつながる経験が積み重なります。玩具が言葉を引き出すのではなく、親の返しが言葉の土台のひとつになりやすいことを覚えておいてください。
音のまねが始まったら擬音・録音・音声玩具の出番
音のまねが始まったら、擬音・録音・音声玩具が活きてきます。お子さまが出した音を玩具が返す、または親がまねる、という往復が遊びの中心になるため、音の種類が多すぎない玩具のほうが最初は使いやすいです。
擬音玩具(動物の鳴き声・乗り物の音など)は、子どもが「この形からこの音が出る」と覚えやすく、まねの練習になりやすいです。録音機能がある玩具は、自分の声が返ってくる体験ができるため、声を出すことへの興味につながりやすいです。
ただし、音声玩具は「玩具が一方的に音を出す」だけになりやすい側面もあります。お子さまが音を出したら「ワンワン言えたね!」とすぐ返す、親がまねて同じ音を出す、という往復を意識すると、玩具が遊びの道具として活きてきます。
音声玩具・擬音玩具は、言葉の発達を支える土台のひとつになりやすいですが、玩具だけで発語が促進されると断定することはできません。親子のやりとりと組み合わせて使うことが前提です。
一語が安定してきたら動作語と見立て遊びへ広げる
一語が安定してきたら、動作語(食べる・寝る・走るなど)と見立て遊びへ広げる段階です。名詞だけでなく動きを言葉にする機会が増えるため、人形や食べ物セットなど動作を引き出しやすい玩具が合ってきます。
見立て遊びとは、積み木を食べ物に見立てる、人形を寝かせるなど、ものを別のものとして扱う遊びです。この遊びが始まると、「食べる」「ねんね」「あっち」など動作語や場所を示す言葉が出やすくなります。
人形・ぬいぐるみ・食べ物セット・お世話セットなどは、この段階の代表的な玩具タイプです。親が「ごはんあげようか」「ねんねさせてあげて」と声をかけながら一緒に遊ぶと、動作語が自然に出やすい場面が作れます。
この段階では、絵本も「ストーリーを楽しむ」方向に変わってきます。登場人物が何をしているかを一緒に見ながら「ごはん食べてるね」と動作語を声に出すと、絵本が動作語の練習の場になります。
やりとりが生まれたらごっこ・人形・交互遊びへ切り替える
やりとりが生まれてきたら、ごっこ・人形・交互に答える遊びへ切り替える時期です。お子さまが言葉を返すことを前提にした遊び構造が必要になるため、一方的に音が出るだけの玩具より、親子で役割を持てる玩具が向いてきます。
「どうぞ」「ありがとう」のやりとりから始まるごっこ遊びは、この段階の子どもにとって言葉を使う動機が生まれやすい場面です。お店屋さんごっこ・お医者さんごっこ・料理ごっこなど、役割が明確な遊びは「次は何を言えばいいか」が分かりやすく、やりとりが続きやすいです。
電話のおもちゃも、この段階で活きやすい玩具のひとつです。「もしもし」「はーい」という短いやりとりから始められるため、交互に話す練習になりやすいです。
ごっこ遊びは玩具の種類より「親が一緒に役割を演じるか」が遊びの質を左右します。玩具を揃えることより、親が「いらっしゃいませ」「ください」と返す時間を作ることのほうが、やりとりを育てる土台のひとつになりやすいです。
段階ごとの玩具タイプを選ぶ判断表
今のお子さまがどの段階に近いかを確認し、対応する列を見てください。複数の段階が混在している場合は、より多く見られる行動の段階を基準にすると選びやすいです。
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迷ったときは「今のお子さまが一番よくやっている行動」を1つ選んで、その行に合う玩具タイプから始めてみてください。完璧に段階を当てはめなくても、大まかに合っていれば十分です。
発達の節目ごとに玩具を入れ替えるニーズが見られることは、おもちゃコンシェルジュの対応経験からも感じることです。
確認してから決められます
玩具が合わなくなるサインと替え時の見極め方
玩具が合わなくなるサインは、同じ遊びを繰り返さなくなる・すぐ別のものへ移る・親に見せに来なくなるの3点が目安です。この3つが重なってきたら、次段階の玩具を少しずつ足すタイミングと考えると安心です。
おもちゃコンシェルジュの交換対応では、同じ玩具を繰り返し使い込む時期と、急に興味が移る時期が交互に来る傾向が見られます。「急に遊ばなくなった」と感じても、数週間後にまた手に取ることもあるため、すぐに処分や交換を急がなくても大丈夫です。
一方で、「遊び方が変わった」は合わなくなったサインではなく、発達が進んでいるサインのこともあります。積み木を積むだけだった子が、並べたり崩したりし始めたなら、それは遊びが広がっているサインです。
替え時の判断は「遊ばなくなった日数」より「どんな遊びに向かっているか」を見るほうが合いやすいです。新しい遊び方を探しているなら、今の玩具に少し違う使い方を提案してみるか、次段階の玩具を1点だけ足してみるのが合理的です。
学術協力者からのコメント
このデータについて、消費者行動・サブスクリプション研究を専門とする福岡大学商学部の太宰潮教授に学術協力をいただきました。太宰教授は「キッズ・ラボラトリーの交換対応では、同じ玩具を使い込む時期と急に興味が移る時期が交互に来る傾向が観察されています。この切り替わりのタイミングは、次の発達段階への移行と重なることが多く、玩具の入れ替えを検討するサインとして機能しやすいと考えられます。ただし個人差が大きく、同じ行動でも子どもによって意味が異なるため、サインの解釈は一つの目安として捉えることが大切です」と指摘しています。
先取りはどこまで?次段階の玩具を足すタイミング
先取りは1段階先までが目安です。2段階以上先の玩具は遊び方が分からず放置されやすく、今の段階の玩具と並行して少しだけ足す程度にとどめると、お子さまが自然に移行しやすくなります。
たとえば、音のまねが中心の段階で、ごっこ遊びセットを先に揃えても、役割を理解して遊ぶにはまだ早いことが多いです。一方、一語が安定してきた段階で、人形や食べ物セットを1点足すのは合いやすいです。
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先取りした玩具は「すぐ遊ばなくても置いておく」のが合いやすいです。目に入る場所に置いておくと、ある日突然遊び始めることがあります。焦って教えようとするより、お子さまが自分から手を伸ばすのを待つほうが、遊びが長続きしやすいです。
高い知育玩具より、空き箱や紙コップに夢中になる日もあります。先取りより「今の段階に合うもの」を丁寧に選ぶほうが、結果的に長く遊んでもらえることが多いです。
玩具選びと親子のやりとり、どちらが大切か
玩具だけで発語が促進されると断定することはできません。言葉の発達を支える土台のひとつは、親子のやりとりそのものにあります。玩具はそのやりとりを引き出しやすくするための道具です。
こども家庭庁「令和5年乳幼児身体発育調査」(2024年12月公表)では、1歳6〜7ヶ月で一語以上を話す割合は91.1%とされています。裏を返すと、この時期でも約9%のお子さまはまだ一語以上が出ていない状態です。発語の時期には個人差があり、1歳半頃まで一語が出ないお子さまも珍しくありません。
玩具を選ぶことより、お子さまが何かをしたときに「すぐ返す」習慣のほうが、言葉の土台になりやすいです。指差したら名前を返す、音を出したらまねる、物を持ってきたら「持ってきてくれたね」と言葉にする。この積み重ねが、玩具の効果を引き出す前提になります。
「いい玩具を買えば言葉が増える」という期待は、少し重荷になることがあります。玩具はあくまで「一緒に遊ぶ道具」として気楽に使うくらいが、長く続けやすいです。
段階ごとに玩具を入れ替えることが必要になると、「また買い直し?」と感じることもあるかもしれません。キッズ・ラボラトリーのおもちゃサブスクは、発達の節目に合わせて玩具を入れ替えられる仕組みのため、こうした選び直しのニーズに合いやすいです。最新の料金・コース内容・条件は公式サイトでご確認ください。
言葉が出始めた時期のおもちゃでよくある質問
指差しが出ていなくても、絵本やカードを使い始めて大丈夫です。指差しは「見たものに名前がある」という気づきの後から出てくることが多く、絵本を一緒に読む経験がその気づきにつながりやすいです。親が「これはワンワンだよ」と指差しながら声に出すことで、お子さまが指差しを学ぶきっかけにもなります。
音声玩具は、言葉に触れる機会を増やす道具のひとつになりやすいです。ただし、玩具が一方的に音を出すだけでは効果が限られます。お子さまが音を出したときに親がすぐ返す、一緒にまねる、という往復があってはじめて、言葉の土台のひとつになりやすいです。玩具だけで発語が促進されると断定することはできません。
一語が安定してきたなら、人形や食べ物セットなど動作を引き出しやすい玩具を1点足すのが合いやすいです。絵本やカードは引き続き使えますが、「食べる」「ねんね」「あっち」など動作語が出やすい場面を作るために、見立て遊びの玩具を並行して置いてみてください。急に切り替えなくても、今の玩具と並行して少しずつ足すほうが移行しやすいです。
買った直後に遊ばなくても、数週間後に手を伸ばすことがあります。ただ、2〜3週間まったく触れない状態が続くなら、今の段階より少し先の玩具だった可能性があります。遊ばない玩具を無理に使わせようとせず、今よく遊んでいるものを観察して「今の段階」を確認し直すと、次の選択がしやすくなります。購入より先に試せる選択肢(レンタル・サブスク)を使うと、合わなかったときの負担が減ります。
言葉の遅れや発達の心配は、本記事の範囲外です。おもちゃは言葉に触れる機会を増やす道具のひとつですが、発達の遅れへの対応は専門家の判断が必要です。気になることがあれば、かかりつけ医や地域の発達相談窓口(保健センター・子育て支援センターなど)にご相談ください。
本記事で使用している「継続利用データ」「利用者アンケート」は、キッズ・ラボラトリーの利用者対応・交換リクエスト・アンケート回答をもとに、個人が特定されない形で集計したものです。対象期間、件数、集計方法はデータと実績|公式ファクトに記載しています。
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