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色を使ってお絵描きしたり自分で洋服を脱いで畳んだり、ひとりでトイレにいけるようになったり、成長がめざましい4歳児。
遊べるおもちゃも増えるので、おもちゃにどんな効果を期待して、何を決め手に購入するか迷うこともありますよね。
今回は、4歳児へのおもちゃ選びのときに候補にいれておきたい、おすすめのおもちゃをピックアップしました。
4歳児向けのおもちゃを選ぶときのポイントは?
まずは大前提、4歳児のおもちゃ選びのポイントをご紹介します。
ポイントは4つです。
- 表現力
- 空間認識能力
- 集中力
- 想像力
4歳頃になると、お子さんの能力向上を考えておもちゃを選ぶのがおすすめです。お絵描きや楽器で表現力を養ったり、立体パズルなどで空間認識能力を磨いたり、ちょっとした工夫でお子さんの成長を助けることができます。
基本的には遊びのためのおもちゃですが、意図をもって選んであげると、きっと大人の想像を超える成長をみせてくれますよ。
4歳児に買ってよかった「飽きないおもちゃ」
まずは、4歳児が飽きずに遊んでくれるおもちゃをご紹介します。
ボーネルンド:おさかなシロフォン
魚の形をした本格的な木琴です。お子様が初めて触れる楽器としてふさわしいように、専門家の手によって音の狂いがないように調律されています。
打楽器のおもちゃは、スティックを握って狙ったところを叩く集中力や、リズム感、音感を養います。
まずはスティックを持って、好きに鍵盤を叩いてみましょう。
このおもちゃは幅が広い大きめの鍵盤になっているので、小さなお子様でも鍵盤を叩きやすくなっています。1音でも、叩き方によって様々な表情の音になるので、ぜひ違いを感じてみてください。1オクターブの音階が付いているので、好きな曲を演奏することもできます。
木工技術や調律のプロが、素材や着色、音階にこだわって仕上げた楽器なので、音の美しさはピカイチ!自由に鍵盤を叩くだけで、高級感のある素敵なメロディを奏でることができます。
エド・インター:立体パズル
幼児教室が監修している木製の幾何学ブロックです。15個のカラフルなブロックを自由に組み合わせてさまざまな作品を作っていきます。
「さかな」や「くるま」、「ちょう」など110種類の作品例が載っているテキストブックが付いており、完成例を見ながら試行錯誤して、ブロックを組み合わせます。
平面はもちろん、立体の造形を作ることも可能。指先を使って遊ぶことで脳が刺激され、考えながら作品を作っていくことで思考力、空間認識能力が養われます。
また、木製のなめらかな手触りが心地よく、ママさんやパパさんも一緒になって遊べる点も魅力的です。
入園祝いや誕生日のプレゼントとしても人気ですよ。
4歳児に買ってよかった「頭が良くなるおもちゃ・知育玩具」
続いて、4歳児の思考力を養うのに効果的なおもちゃをご紹介します。
くもん出版:ロジカル国旗パズル
世界の国旗48個をピースに使って、正しい配置を当てるパズルゲームです。付属問題集に記載された配置条件あてはめ問題に挑戦することで、論理的思考や情報活用力を養います。
問題は難易度別にたっぷり120問あるので、お子様の成長に合わせて遊ぶことができますし、国旗に親しむことで世界の国への興味も広がります。
ロジカル国旗パズル専用の問題集から問題を選び、回答に使う国旗のピースと、ピースを置くトレイを用意します。
問題では各国旗について、トレイのどの位置に置いて良いか、置いてはいけないか、○×でヒントが書かれています。このヒントをもとに、ピースを組み合わせて正しい配置を見つけましょう。
「この3マスには置ける」「この1マスしか置けない」など多岐にわたるヒントを論理的に読み解き、各国旗を配置するマスを効率的に絞るにはどうしたら良いか考えて遊びます。
ピンウィール:ヘキサゴンロジック
カラフルな六角形のマグネットを使って論理的思考を鍛えるパズルです。
カラフルな多角形のピースをどう組み合わせるか推理することで、観察力や色彩認知力、問題解決力のトレーニングをすることができます。難しい問題を自力で解くことで、「自分でできた!」という達成感も味わうことができます。
問題カードには、問題を解くのに必要なピースの色・形と、ピースを並べて完成させる形のシルエット、解くためのヒントが掲載されています。ヒントを頼りに、描かれたマスが全て埋まるようにピースを組み合わせてみましょう。
問題はレベル1〜6の段階に分かれたステップアップ方式で60問が出題されているので、お子様の成長に合わせて長く遊ぶことができます。
樹脂マグネットのピースはやわらかく、丈夫で耐久性にも優れているので、安心して楽しく遊ぶことができます。
4歳児に買ってよかった「ひとりで遊べるおもちゃ」
ここでは、4歳児がひとりで遊ぶのにぴったりなおもちゃをご紹介します。
くもん出版:ぴたっとめいろ
ピースを置いて迷路を作り、ボールを転がして遊ぶことができる玩具です。
スタートからゴールまでボールが転がるように、どんな道筋を作るか試行錯誤することで、順序立てて論理的に考える力が高まりますし、発想力や創造力、問題解決能力も鍛えることができます。
最初はマグネットボードにガイドボードを置いて、ガイドのイラストに沿ってピースをくっつけて道筋を作ってみましょう。誰でも簡単に、すぐ迷路を完成させることができます。
完成したら、スタートからゴールまでボールを転がして遊んでみましょう。同じ迷路でも、スタートとゴールの位置を変えることで違う迷路として楽しむことができます。
ガイドシートは難易度別に8段階になっているので、ステップアップしながら複雑な迷路を作ってみましょう。最後は自分でオリジナルの迷路を作って遊ぶことができます。
くもん出版:くもんのロジカルルートパズル
ボールが同じ色のゴールに入るよう、考えながらルートを作るパズルです。
問題を解くには、ボールが行くべき道筋を考えながらピースを配置する必要があるため、論理的思考力が養われます。
また、失敗しても試行錯誤してほかの方法を試すことで、問題解決力も鍛えることができます。
5色のボールが同じ色のゴールに入るよう、直線やトンネルなどのピースを組み合わせてルートを作っていきます。
問題集を見ながら、ボールをスタート位置にセットして、解くのに必要なピースを手元に置きましょう。全てのピースを配置できたらボールを転がして、同じ色のゴールに入るか答え合わせをします。
お子様が悩んでいるようでしたら、大人が回答を確認して、1つのピースを正しい位置に置くなど、少しヒントを出してあげましょう。
4歳児に買ってよかった「男の子におすすめのおもちゃ」
ここでは、4歳男の子におすすめのおもちゃをご紹介します。
ギロベビー:恐竜プレイメイト
電気ドリルやハンドドリルを使って、恐竜の組み立て遊びができるおもちゃです。
恐竜の完成イメージを見ながら、どこにどの部品を付けるか考えるので、空間認知能力や造力、集中力が鍛えられます。また、ネジを使って部品を組み立てる細かい動きは、視覚と指の動きを統合させ、手先の器用さも発達させます。
完成した恐竜は腕や足を動かして、ごっこ遊びの人形として使うことができます。ごっこ遊びを通して、お子様の自己認識・他者認識能力や共感力も育みます。
恐竜の完成イメージを見ながら、各パーツとネジを使って組み合わせていきましょう。
最初に電気ドリルを組み立てて電池をセットします。上のボタンを押すと右向き、下のボタンを押すと左向きに回ります。部品にネジをセットして、ドライバーを使ってみましょう。恐竜の目玉を組み立てる時は目が正面に来るよう、向きに注意しながら組み立てます。
完成すると高さ23cmの人形になるので、しっかりした存在感があります。ごっこ遊びに使ったり、分解してまた組み立てたり、飽きずに遊べるおもちゃです。
ハバ:ワニに乗る
動物の形のピースを積み上げるバランスゲームの玩具です。大きさや形が異なる7種類の動物のピースをつまんで位置を調整する動作は、指先を繊細に動かす必要があり、手先の器用さを育みます。
さらに、ピースのバランスがとれる向きや角度を考えることを通して、空間認識能力や思考力も鍛えることができます。
2〜4名で動物のピースを分けて、順番にサイコロを振って遊びます。
サイコロで出た目の数だけ、ワニの上に動物のピースを重ねましょう。ピースは片手で載せていきます。ワニの目が出たら、ワニの隣に動物のピースをくっつけて土台を広げることができます。手の目が出た時は、手持ちのピースのどれかを他の人に載せてもらいましょう。
?が出たら、他のプレイヤーに指定された動物を載せます。もしバランスが取れずに積み上げたピースを崩してしまったら、落とした動物のピースを引き取ります。手持ちのピースを全て使い切った人が勝ちです。
4歳児に買ってよかった「女の子におすすめのおもちゃ」
ここでは、4歳の女の子におすすめのおもちゃをご紹介します。
ロータスライフ:ひもとおし
カラフルな果物のピースやビーズを使って、紐通しができるおもちゃです。
手や指は「第二の脳」と言われるほど、脳に繋がっている神経細胞が多い器官。手先を動かす紐通しは、お子様の脳を鍛えて、思考力や想像力、集中力を育みます。
紐にビーズや果物のピースを通してみましょう。紐の先に付いている木の棒を使うと、小さなお子様でもすんなり通すことができます。ビーズだけ、果物だけ、違う形を交互に通すなど、形を意識したり、色を意識して同じ色のパーツを集めたり、様々なやり方で穴に通してみましょう。
もっと難易度が高い紐通しにチャレンジしたい時は、ハリネズミ型のパネルに空いた穴に紐を通して、そこにパーツを通して縫いさしをすることもできます。
カラフルで可愛い果物やビーズのパーツは、おままごとの道具としても活躍します。
ハペ:マイティハンマードミノ
ドミノ板とギミック部品を組み合わせたドミノの玩具です。
ドミノは、板を離れすぎず、くっつきすぎず、うまく倒れる距離に並べることで空間認識能力を発達させます。またゴールまでの道筋を推察して創意工夫する力も育みます。
はじめて遊ぶ時は、大人が何枚かドミノ板を並べて、ボールで倒す様子を見せて、遊び方を教えてあげましょう。あえてドミノ板が倒れないように、密接させたり、離したりして失敗例を見せることで、どう置いたら倒れるかお子様と試行錯誤してみるのもおすすめです。
慣れてきたら、ボールに勢いをつける回転ハンマーや、長いトンネルを、どこに配置するとボールが止まらずに動き続けるか、考えてみましょう。コースを工夫するだけでなく、ドミノ板を色別に並べたり、積み木のように重ねて遊ぶこともできます。
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