この記事を監修した人
医療監修|福井美和子(看護師・保健師)
幼児教育監修|石渡恵美(幼稚園教諭)
学術協力|太宰潮(福岡大学 商学部 教授)
おもちゃ選定|おもちゃコンシェルジュ
この記事でわかること

・マタニティマークをつけ始めるベストなタイミング
・もらえる場所・入手方法(無料・有料)
・つける人・つけない人それぞれのリアルな理由
・職場や外出先での使い分け方
・よくある疑問(再交付・何個必要?・ハンドメイドOK?)

「妊娠がわかったけど、まだおなかも目立たないし、マタニティマークはいつからつければいいの?」と迷っているプレママさんへ。結論からお伝えすると、妊娠がわかった時点からすぐにつけてOKです。むしろ、おなかが目立たない妊娠初期こそ、マタニティマークが一番役立つタイミングです。

一方で、「つけることで嫌な思いをするかも」「職場にまだ知られたくない」という不安もよく聞きます。この記事では、マタニティマークをつけるタイミングや場所ごとの使い分け、入手方法、そしてつける・つけない両方の先輩ママの本音まで、正直にお伝えします。

【おさらい】マタニティマークとはどんなもの?

マタニティマークのデザインは、厚生労働省が公式に定めた1種類です。ハートの中に妊婦のシルエットが描かれたデザインで、デザインデータは誰でも無料でダウンロードできます。

ただし、そのデザインを使ったアイテムの種類は豊富です。キーホルダー・ストラップ・バッジ・ロゼット・車用マグネット・ステッカーなど、形も素材もさまざま。無料でもらえるものから、ベビー用品店で購入するものまで幅広くあります。

デザインの改変や営利目的での販売は規約違反になるため、ハンドメイドする場合は注意が必要です(詳しくは後述)。

(出典:マタニティマークのデザイン及び利用方法について|厚生労働省

マタニティマークはいつからつけられる?

マタニティマークをつけ始める時期に、法律上の決まりはありません。妊娠が判明した時点から、いつでもつけてOKです。

「健やか親子21」でマタニティマークが作られた趣旨にもあるように、おなかの膨らみが目立たない妊娠初期(2〜4ヶ月)からの使用が推奨されています。外見だけでは妊婦とわかりにくい時期こそ、周囲に配慮してもらうために役立ちます。

つける・外すのタイミングも自己判断でOK。体調や状況に合わせて柔軟に使いましょう。

「早すぎる」は気にしなくていい

「妊娠初期にマタニティマークをつけるのは早すぎる?」と心配する方もいますが、早すぎることはありません。つわりや立ちくらみが起きやすい妊娠初期は、むしろ周囲のサポートが最も必要な時期です。

電車やバスで気分が悪くなったとき、マタニティマークがあれば周囲の人が気づいて声をかけてくれる可能性が高まります。「まだ安定期じゃないから」と遠慮する必要はありません。

いつまでつけるかも自分で決めてOK

マタニティマークをいつまでつけるかについても、明確なルールはありません。出産直前まで使う方もいれば、安定期に入ったら外す方もいます。

おなかが大きくなれば外見で妊婦とわかるため、「目立たない時期だけ使う」という使い方も十分合理的です。自分の体調や生活スタイルに合わせて判断してください。

職場・外出先での使い分け方

シーン おすすめの使い方 理由
職場(報告前) バッグの中に入れておく 緊急時のお守りとして持ち歩ける
職場(報告後) 状況に応じて外してもOK 周囲への配慮・自分の気持ち優先で
電車・バス 見える場所につける(バッグの持ち手など) 席を譲ってもらいやすくなる
飲食店・外出先 見える場所につける 店員さんの配慮を受けやすくなる
車での移動 車用マグネット・ステッカーを使う 駐車場の優先スペースを使いやすくなる

外出中に万が一のことがあったときのためにも、母子健康手帳や産院の診察券と一緒に携帯しておくと安心です。

職場では、安定期前は「まだ報告できていない」という事情もあるでしょう。バッグの内ポケットに忍ばせておくだけでも、緊急時に「妊婦です」と伝えるお守りになります。

先輩ママの声(職場での使い方)
「妊娠初期はつわりがひどく、通勤電車で倒れそうになることが何度かありました。職場への報告前だったのでマークは見せられなかったけど、バッグの中に入れておいたことで、いざというとき『妊婦です』と言える安心感がありました。」(30代・第一子妊娠中)

マタニティマークはどこでもらえる?6つの入手方法

マタニティマークを入手できる場所・方法は主に6つあります。無料でもらえるものが多いので、まずは気軽に手に入れてみましょう。

① 自治体の窓口でもらえる(最もポピュラー)

産婦人科で妊娠と診断された後、市区町村の役所または保健センターに妊娠届を提出すると、母子健康手帳が交付されます。多くの自治体では、母子健康手帳や助成券とともにマタニティマークも配布しています。

形はハート型・丸型など自治体によって異なります。まずはここでもらうのが最もスムーズです。

② 駅でもらえる

駅の窓口や事務室で申請するともらえます。首都圏・関西の主な鉄道会社での配布状況は以下のとおりです。

【首都圏・無料配布している主な鉄道会社(2023年8月現在)】

鉄道会社 配布場所
小田急電鉄 全駅
都営地下鉄(東京都交通局) 無人駅を除く全駅
京王電鉄 全駅
東武鉄道 無人駅を除く全駅
京成電鉄 全駅
JR東日本 東京・上野・池袋・新宿・大宮・横浜・立川・高崎・水戸・千葉の各「お客様相談室」
京浜急行電鉄 全駅
東京メトロ 全駅
東京急行電鉄 無人駅を除く全駅
相模鉄道 全駅
西武鉄道 無人駅を除く全駅
埼玉高速鉄道 全駅
北総鉄道 全駅
新京成電鉄 全駅
横浜市交通局 全駅
横浜高速鉄道 全駅
江ノ島電鉄 藤沢駅・鎌倉駅
東葉高速鉄道 北習志野駅・東葉勝田台駅
箱根登山鉄道 箱根湯本駅・強羅駅
横浜新都市交通 新杉田駅・並木中央駅・金沢八景駅

【関西・無料配布している主な鉄道会社(2023年8月現在)】

鉄道会社 配布場所
阪急電鉄 大阪梅田・十三・西宮北口・神戸三宮・京都河原町など主要駅の「ご案内カウンター」
北大阪急行 千里中央駅・桃山台駅・緑地公園駅
能勢電鉄 平野駅・山下駅の「助役室」
阪神電気鉄道 各駅長室

配布状況は変わることがあるので、最寄り駅で事前に確認してみてください。

③ 雑誌の付録でもらえる

プレママ向け雑誌「初めてのたまごクラブ」は年4回発売され、毎号マタニティマークが付録になっています。人気キャラクターやブランドとのコラボデザインが多く、かわいいものを使いたいプレママに人気です。

④ ベビー用品店で購入する

車に取り付けられるマグネット・ステッカータイプは、ベビー用品店で購入できます。アカチャンホンポの「ながく使えるマタニティドライブマーク」は、裏面が「Baby in car」になっているので、出産後もそのまま使えて便利です。

⑤ 無料プレゼントキャンペーンでもらえる

プレママ向けの無料プレゼントキャンペーンでかわいいマタニティマークをもらえることもあります。

キャンペーン 内容
アカチャンホンポのプレママ特典 会員登録後、店舗カウンターでロゼットや木製マタニティマークがもらえる
カラダノートのプレゼントキャンペーン アンケートに答えて応募するともらえる(デザインは時期により変わる)
ピジョン妊婦フレンズ LINEお友達登録で毎月500名にロゼットのマタニティマークが当たる

⑥ ハンドメイド(手作り)してもOK

ハンドメイドが得意な方は、オリジナルのマタニティマークを作るのもよいでしょう。厚生労働省のデザインデータは誰でもダウンロード可能です。

ただし、マーク自体のデザイン改変や営利目的での販売は規約違反になります。あくまで個人使用の範囲で楽しんでください。バッジやストラップなど、自分が使いやすい形に仕上げるのがおすすめです。

マタニティマークに関するよくある疑問

再交付(なくした場合)はどうすればいい?

マタニティマークをなくしてしまった場合は、自治体の窓口や駅の窓口で再度もらえることがほとんどです。「一度もらったから」と遠慮せず、気軽に申請してください。雑誌の付録やキャンペーンを活用するのもよい方法です。

何個持つべき?

最低2個あると便利です。バッグ用と車用を1個ずつ持っておくと、移動手段に合わせてすぐに使えます。通勤バッグと普段使いのバッグが違う方は、それぞれにつけておくのもおすすめです。

安定期に入ったら外してもいい?

外してもまったく問題ありません。ただし、安定期でも体調が急変することはあります。「おなかが大きくなってきたから外見でわかる」という判断は自然ですが、電車移動が多い方は引き続きつけておくと安心です。

つける人・つけない人、それぞれの本音

約8割のプレママがマタニティマークをつけている

ピジョン株式会社が運営する「妊婦フレンズwithパパ」の調査(2020年6月)によると、マタニティマークをつけている人は82.5%、つけていない人は17.5%という結果でした。

つける理由として最も多かったのは「緊急のときに、自分が妊婦だと周囲にわかるから」。自分とおなかの赤ちゃんの安全を守るために使っている方が多いことがわかります。

(出典:ピジョン株式会社プレスリリース|PRTIMES

つけない理由で多いのは「嫌な思いをしたくないから」

一方で、あえてつけない選択をするプレママもいます。「わざとぶつかられた」「暴言を吐かれた」といったトラブルの情報を耳にして、怖くなるのは当然のことです。

妊娠中は普段より感情が揺れやすい時期でもあります。「つけたくない」と感じるなら、無理につける必要はありません。バッグの中に入れておくだけでも、緊急時のお守りとして機能します。

職場では隠す人も多い

いつもはつけていても、職場では外すという方も少なくありません。理由はさまざまです。

「まだ職場に報告できていない」「気を遣わせたくない」「妊娠中でも変わらず仕事をこなしたい」という思いから外す方もいれば、不妊治療中の同僚への配慮から外す方もいます。

どちらの選択も間違いではありません。大切なのは、自分とおなかの赤ちゃんの安全を最優先に考えることです。

つける・つけないの判断基準
「緊急時に妊婦だと伝えられるか」が最も重要なポイントです。外見でわかりにくい妊娠初期は特に、バッグの中に入れておくだけでも安心感が違います。見せる・見せないは状況に応じて使い分けましょう。

マタニティマークをつける・つけないを比較する

項目 つける つけない(バッグ内に保管)
緊急時の対応 ◎ 周囲がすぐ気づける △ 自分で伝える必要がある
席の譲られやすさ ◎ 見えれば配慮されやすい ✕ 気づかれにくい
トラブルリスク △ 嫌がらせを受けるケースも ◎ 目立たないため低い
職場での使いやすさ △ 報告前は使いにくい ◎ 状況を選ばない
安心感 ◎ 周囲に伝わっている安心感 ○ 持っているだけで安心

おもちゃコンシェルジュの判断:外出時(特に電車・バス利用時)は「見える場所につける」が正解です。トラブルを心配する気持ちはわかりますが、緊急時に周囲が気づけるメリットのほうが大きい。職場など状況を選ぶ場面では「バッグ内に保管」を使い分けるのがベストです。

先輩ママが感じた「つけてよかった」「困った」リアルな声

「つけてよかった」先輩ママの声
「妊娠初期、電車で気分が悪くなったとき、マタニティマークを見た隣の方が声をかけてくれました。おなかがまだ目立たない時期だったので、本当につけていてよかったと思いました。」(20代・第一子妊娠中)
「困った」先輩ママの声
「職場への報告前にマタニティマークを外に出していたら、同僚に気づかれてしまいました。報告のタイミングを自分で決めたかったので、少し残念でした。職場では最初からバッグの中に入れておけばよかったです。」(30代・第一子妊娠中)

妊娠中から始めておきたい「おもちゃの準備」

マタニティマークを手に入れたら、少しずつ産後の準備も始めてみましょう。産後は想像以上に慌ただしく、おもちゃをゆっくり選ぶ時間はなかなか取れません。

特に「赤ちゃんの発達に合ったおもちゃって何?」という疑問は、多くのプレママが感じるところです。月齢ごとに適したおもちゃは変わるため、購入してもすぐに使えなくなることも。

そこでおすすめしたいのが、おもちゃのサブスク(定期レンタル)です。赤ちゃんの発達段階に合わせたおもちゃを、専門のおもちゃコンシェルジュが厳選して自宅に届けてくれます。

キッズ・ラボラトリーの利用者アンケートでは、約7割が「満足している」と回答しています。「自分で選ぶよりもコンシェルジュにお願いしたものの方が子どもの食いつきがよかった」という声も届いています。

サービスのメリットをまとめると、以下のとおりです。

  • 赤ちゃんの発達に合ったおもちゃをプロが選んでくれる
  • さまざまな種類のおもちゃを体験できる
  • 使い終わったら返却できるので、部屋がすっきりする
  • 出産前から予約できるので、産後すぐに使い始められる

詳しくはキッズ・ラボラトリー公式サイトをご確認ください。

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ABOUT ME
おもちゃコンシェルジュ
おもちゃコンシェルジュは、キッズ・ラボラトリーにて実際におもちゃ選定を担当する専門スタッフ。日々、利用者一人ひとりの月齢・発達段階・興味関心に応じて、おもちゃの選定と提案を行っている。選定にあたっては、これまでの提供実績や利用者データ、実際のフィードバックをもとに、「どのおもちゃがどのタイミングでよく使われるか」「どのような反応が見られるか」といった実利用ベースの情報を蓄積・活用。主観的なおすすめではなく、現場での選定経験とユーザーの声に基づき、「実際に使われるおもちゃ」という視点から、再現性のある情報発信を行っている。
この記事を監修した人
著者|おもちゃコンシェルジュ(キッズ・ラボラトリー)

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