ハイハイしない赤ちゃん、大丈夫?いつから始まるか・相談の目安・移動パターンの違いをやさしく説明します
「同じ月齢の子はもうハイハイしているのに、うちの子はまだずりばいのまま…」と感じているなら、その不安はとても自然なことです。
ハイハイは生後7〜10か月頃に始まる子が多いですが、しない・遅い赤ちゃんも珍しくなく、月齢だけで発達上の問題があると断定することはできません。
月齢の目安・移動パターンの違い・いつ相談すればよいか・動きたくなる環境の作り方を、お子さまの今の状況に合わせて判断できるようにやさしく説明します。
- 始める時期を判断する目安
- ずりばい・四つ這い・いざりばい・高ばい・背ばいの違いと観察ポイント
- 「変なハイハイ」に見える動き(左右差・片足・お尻移動)の見方
- 無理な練習をしない背景と、動きたくなる環境3つの条件
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ハイハイはいつから始まる?月齢の目安と個人差
ハイハイは生後7〜10か月頃に始まる子が多い時期ですが、8か月を過ぎても始まらない子も珍しくありません。発育データの詳細な数値については、こども家庭庁や日本小児科学会などの公的機関の最新情報をご確認ください。
ずりばいや四つ這いを経由せずにハイハイに進む子、いざりばいのままつかまり立ちに移行する子など、ルートは一通りではありません。どれも発達の正常なバリエーションです。
大切なのは「何か月でできたか」より「発達の流れが続いているか」を見ること。次のステップに向かう動きが少しずつ見えていれば、月齢だけで焦らなくて大丈夫です。
ハイハイに至るまでの発達ステップ
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この順番はあくまで「よく見られる流れ」です。ずりばいを飛ばしてハイハイに進む子、ハイハイをほとんどせずにつかまり立ちに移行する子も珍しくありません。発達のステップが「飛ぶ」こと自体は、多くの場合問題ありません。
「うちの子は今どのステップにいるのか」が気になる場合は、次のセクションで移動パターンの違いを確認してみてください。
ずりばい・四つ這い・いざりばい・高ばい・背ばい、どう違う?
ずりばいはお腹を床につけたまま進む動き、四つ這いは手と膝で体を持ち上げた状態、ハイハイは四つ這いで前後に移動する形です。いざりばいはお尻で座ったまま移動する動き(シャフリングとも呼ばれます)で、高ばいは手と足の裏(膝でなく足の裏)で体を持ち上げた形です。どれも移動手段のひとつで、優劣はありません。
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「うちの子はどのパターンか」が分かれば、次に何を見ればよいかも見えてきます。いざりばいの子はうつ伏せを嫌がる傾向があり、高ばいの子はつかまり立ちが近いサインであることが多いです。
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典型ルートと、途中を飛ばすルート
よく見られる流れは「ずりばい → 四つ這い → ハイハイ → つかまり立ち」ですが、これはあくまで典型例のひとつです。
- ずりばいを飛ばす子:うつ伏せから直接四つ這いに移行するケース
- ハイハイを飛ばす子:いざりばいや高ばいからそのままつかまり立ちに進むケース
- 後ろにしか進まない子:前進より後退が先に出る時期があり、多くは自然に前進に変わる
- 高ばいのまま歩き始める子:膝をつかずに手と足の裏で移動し、そのまま立ち上がるケース
どのルートも、発達の個性のひとつです。「ハイハイを必ず経由しなければならない」という決まりはありません。
「変なハイハイ」に見える動き、観察するポイントはここ
左右差がある・片足だけ使う・お尻移動・後ろにしか進まないといった動きは、多くの場合は発達の途中段階として見られます。ただし、動きのパターンによっては観察しておきたいポイントがあります。
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「変に見える」動きのほとんどは、発達の過程で自然に変化していきます。気になる場合は動画を撮っておき、次の健診や受診時に見せるのが最も確実な対処法です。
ハイハイしないまま月齢が進んだら、いつ相談する?
生後10か月を過ぎても寝返りやお座りが安定していない場合、または生後12か月を過ぎても何らかの移動手段が見られない場合は、かかりつけの小児科や乳幼児健診で相談するのが安心です。月齢だけでなく、他の発達のサインと合わせて見ることが大切です。
「ハイハイをしない」それだけで受診が必要なわけではありません。ただし、複数のサインが重なる場合は早めに確認しておくと心強いです。
様子を見てよい場合と、相談を検討する場合の目安
迷ったときは、下の表で「今のお子さまの状況」と照らし合わせてみてください。
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「気になるな」と感じたタイミングで早めに相談するのは、とても自然な向き合い方です。健診を待たずに小児科に相談しても大丈夫です。
確認してから決められます
ハイハイしないでつかまり立ちしても大丈夫?
ハイハイをしないままつかまり立ちや伝い歩きに進む赤ちゃんもいます。ハイハイは発達の必須ステップではなく移動手段のひとつで、つかまり立ちが安定していれば、ハイハイをしなかったこと自体を心配しすぎなくて大丈夫です。
ハイハイは体幹・肩甲骨・股関節の筋肉を使う動作でもあるため、歩き始めた後でも床でハイハイ遊びを取り入れると体幹を使う機会になります。ただし、「しなかったから必ず補わなければ」ということではありません。
「ハイハイしない」タイプ別に、よく見られる特徴と関わり方の目安をまとめました。
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どのタイプも、無理に「正しい形」に矯正しようとしなくて大丈夫です。お子さまが自分から動きたくなる環境を整えることが、次のステップへの自然な橋渡しになります。
無理に練習させなくていい理由と、動きたくなる環境3つの条件
無理にハイハイの姿勢を取らせる練習は、赤ちゃんが嫌がる場合には逆効果になることがあります。大切なのは「させる」ではなく「したくなる環境をつくる」こと。この3つの条件が整うと、自発的に動こうとする気持ちが引き出されやすくなります。
条件① 広い床スペースの確保
赤ちゃんが動き回りやすい広さの床スペースを確保しましょう。フローリングは滑りやすいため、ジョイントマットやプレイマットを敷いて膝や手のひらが痛くない環境を作りましょう。
部屋が狭い・物が多い・床が滑りやすい環境では、赤ちゃんが移動を選択しにくくなります。まず「動ける場所がある」状態を作ることが先決です。
条件② うつ伏せに慣れる時間(タミータイム)
現在は乳幼児突然死症候群(SIDS)予防のため就寝時は仰向けが推奨されており、日中のうつ伏せ経験が少なくなりがちです。起きている時間にうつ伏せ遊びを取り入れると、肩・背中・体幹の筋力が育ちやすくなります。タミータイムの具体的な時間の目安については、メーカー取扱説明書や消費者庁・日本小児科学会などの公的機関の情報をご確認ください。
嫌がる場合は、保護者の胸の上にうつ伏せに乗せるところから始めると受け入れやすいです。最初は短い時間から始めて様子を見ましょう。
条件③ 手の届くところに興味を引くものを置く
赤ちゃんの手がすぐには届かない少し先に、音が鳴るもの・転がるもの・カラフルなものを置いてみてください。「取りたい」という気持ちが移動の動機になります。
机の上や少し高い場所に好きなものを置くと、四つ這いの姿勢をとる動機にもなります。常に抱っこされていたり、手の届く範囲にすべてが揃っていたりすると、移動する理由が生まれにくくなります。
保護者が見本を見せるのも効果的
赤ちゃんの目の前でハイハイして見せると、真似しようとする子がいます。生後8〜10か月頃は模倣の力が育つ時期なので、楽しそうに動いて見せると自然に引き出されやすくなります。
「練習している」という雰囲気より、「一緒に遊んでいる」感覚のほうが赤ちゃんも動きやすくなります。
床環境と安全対策、親の関わり方で気をつけたいこと
赤ちゃんが動き始めたら、目線を低くして危険物を確認する習慣をつけておくと見落としが減ります。大人には気づかない場所に、誤飲リスクのある小物や転倒につながる段差が潜んでいることがあります。
床環境で気をつけたいこと
- フローリングはジョイントマットやプレイマットで滑りにくくする
- 家具の角や突起物にはコーナーガードを取り付ける
- 誤飲リスクのある小物(コイン・ボタン・小さな部品など)は手の届かない場所へ(具体的なサイズ基準は消費者庁などの公的機関の情報をご確認ください)
- 段差(敷居・マットの端)はなるべくフラットにするか、ベビーゲートで区切る
- コード類・ビニール袋・薄い紙類は赤ちゃんの動線から外す
親の関わり方で気をつけたいこと
- 「早くハイハイさせなければ」と焦って姿勢を無理に作らない
- 嫌がっているときは中断して、別の遊びに切り替える
- うつ伏せ中は必ず目を離さない(就寝時は仰向けを守る)
- 「できた・できない」より「楽しそうにしているか」を見る
子育て中の保護者の方から、月齢が進んでも動きが変わらないことへの不安の声が寄せられることがあります。「うちだけかな」と感じているご家庭は、実は少なくありません。焦らなくて大丈夫ですが、気になることがあればかかりつけ医に相談するのが一番の安心です。
動きたくなる環境とおもちゃの選び方
ハイハイを促すおもちゃは「移動したくなる動機をつくるもの」が最有力です。音・動き・視覚的な刺激があり、少し距離を置いて使えるものを選ぶと、自然に追いかける動作が引き出されやすくなります。
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キッズ・ラボラトリーの利用者アンケートでは、生後6〜9か月のご家庭で音が鳴るおもちゃや転がるおもちゃへのリクエストが多く寄せられており、「追いかける・近づく」動作を引き出すおもちゃが重宝されている傾向があります。
おもちゃを選ぶ際は、「お子さまが自分から動きたくなるか」という視点で選ぶと選びやすいです。
おもちゃ選びで気をつけたいこと
キッズ・ラボラトリーでは、LINEでお子さまの様子・手持ちのおもちゃの写真・「これが欲しい」というリクエストを伝えると、選定に反映してもらえます。「おまかせ」でも「指名」でも対応できるハイブリッド型なので、発達の変化が速いこの時期に月齢に合ったおもちゃを試しやすい選択肢のひとつです(月額3,520円〜・送料込み。最新の料金・条件は公式サイトでご確認ください)。
おもちゃサブスクの向き不向き|ハイハイ前後の0歳児家庭の場合
ハイハイ前後の時期は発達の変化が速く、短期間で合うおもちゃがガラリと変わることがあります。この時期のおもちゃ選びに迷う場合、購入・サブスク・おさがりそれぞれに向き不向きがあります。
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◎=特に向いている ○=向いている △=合いづらい場合あり
キッズ・ラボラトリーの利用者アンケートでは、「子の成長に合わせたおもちゃ選びがまだ自分たちにはできない」「成長スピードが早く購入が追いつかない」という声が複数寄せられており、ハイハイ前後の時期にサブスクを選ぶ理由として多いパターンです。
一方で、「まだ早すぎたかな、と思いました。生後5か月では遊べるおもちゃがそんなにないような気がしました」という声もあります。サブスクを始めるタイミングについては、お子さまの発達の様子を見ながら、ずりばいが始まった頃を一つの参考にしてみてください。
ハイハイしない赤ちゃんのよくある質問
ハイハイをしないまま歩き始める赤ちゃんもいますが、多くの場合その後の発達に大きな問題はありません。ハイハイは体幹・肩甲骨・股関節の筋肉を使う動作でもあるため、歩き始めた後でも床でハイハイ遊びを取り入れると体幹を使う機会になります。1歳を過ぎてからでも取り入れられますので、焦らなくて大丈夫です。
生後9〜10か月でずりばいのみの場合は、まだ様子を見て大丈夫なことが多いです。月齢が進んでも移動動作が全く進まない・手足に左右差がある・それ以前の発達ステップも遅れているといった状態が重なる場合は、かかりつけの小児科や乳幼児健診で相談してみると安心です。「気になるな」と感じたタイミングで早めに相談するのは、とても自然な向き合い方です。
いざりばいの子は、ハイハイをほとんど経由せずにつかまり立ち・伝い歩きに進むケースが多く見られます。歩き始める時期が少し遅くなることもありますが、その後の発達に大きな問題が出ることは多くありません。1歳を過ぎても歩行が見られない場合は、かかりつけ小児科に相談してみてください。
高ばいは手と足の裏(膝をつかない)で体を持ち上げて移動する形で、ハイハイ(手と膝)とは体の使い方が異なります。つかまり立ちへの移行期に多く見られる動きで、発達の個性のひとつです。高ばいをしているからといって心配しすぎなくて大丈夫です。
最初の1つとして有力なのは、音が鳴って転がる・動くタイプのおもちゃです。「追いかけたい」という気持ちが自然にハイハイを引き出しやすいためです。木製重視なら転がるラトルやプルトイ、食いつきの強さを重視するなら音と光が出るプッシュトイも視野に入ります。月齢・発達段階・すでに持っているおもちゃを考慮して選ぶと、より合ったものが見つかりやすいです。
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