この記事を監修した人
著者|おもちゃコンシェルジュ
監修|石渡 恵美(幼稚園教諭)

8ヶ月の赤ちゃんに買ったよかったおもちゃとは?何を選べばいいか迷っている方へ向けた内容です。

「せっかく買ったのに全然遊んでくれなかった」
「どれが8ヶ月の発達に合っているのかわからない」

そんな声は、赤ちゃんのいるご家庭では珍しくありません。

生後8ヶ月は、ハイハイやつかまり立ちが始まる時期。手や体を使った遊びへの興味が一気に広がるタイミングでもあり、おもちゃ選びがとても大切な時期です。

この記事では、8ヶ月の赤ちゃんの発達の目安をふまえながら、買ってよかったと感じやすいおもちゃの傾向とおすすめ26選を紹介します。

選び方のポイントや注意点も合わせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

生後8ヶ月の赤ちゃんの発達と遊びの変化

おもちゃを選ぶ前に、まず生後8ヶ月頃の赤ちゃんがどんな発達の段階にあるかを知っておくと、ぴったりのおもちゃが見つかりやすくなります。

運動機能が大きく伸びる時期

生後8ヶ月頃は、ハイハイが本格的に始まる赤ちゃんが多い時期です。おすわりも安定し、両手を自由に使えるようになってきます。

つかまり立ちに挑戦する子も出てくるため、手で何かをつかむ・引っ張る・押すといった動作への興味がとても高まります。

手先・指先の器用さが育つ

この時期は「親指と人差し指でものをつまむ」動作が少しずつできるようになってきます。

指先を使う遊びは脳への刺激にもなるため、ボタンを押したりつまんだりする動作があるおもちゃが喜ばれます。

また、ものを容器に入れたり出したりする「入れた・出した」の繰り返し遊びも大好きな時期です。

好奇心と探索行動がぐっと強くなる

「これはどうなるんだろう?」という探索行動が活発になるのも8ヶ月の特徴です。ものを振ったり、叩いたり、口に入れて確かめようとします。

音・光・触感など、複数の感覚を刺激するおもちゃは特に関心を引きやすい傾向があります。

人見知り・後追いが始まる時期でもある

パパ・ママとのやりとりを楽しむ力も伸びてきます。一人遊びもしますが、一緒に遊んでもらうことでより豊かな体験になります。

「大人が手を添えて一緒に遊べるかどうか」も、おもちゃ選びのひとつの視点になります。

8ヶ月の赤ちゃんに合うおもちゃの選び方

発達に合ったおもちゃを選ぶために、抑えておきたいポイントをまとめました。

指先を使える設計になっているか

8ヶ月の赤ちゃんには、ボタンを押す・物を入れる・引っ張るなどの動作が含まれるおもちゃがとくに適しています。指先の動きは知育の基本とも言われており、遊びながら自然に鍛えられるものが理想です。

誤飲・安全面に問題がないか

この月齢の赤ちゃんは、ほぼ何でも口に入れます。直径4cm以上の大きさがある部品か、小さなパーツが取れない構造になっているかを必ず確認しましょう。

国内安全基準(STマーク)やヨーロッパの安全基準(CEマーク)が付いているかどうかも参考になります。

衛生的に使えるか

口に入れることが前提なので、洗えるかどうか・拭き取りやすいかどうかも重要な確認事項です。布製のおもちゃは丸洗いできるもの、プラスチック製のおもちゃは素材の安全性を確認してから選びましょう。

遊び方が一つに固定されていないか

赤ちゃんの興味は目まぐるしく変わります。遊び方が1パターンだけのおもちゃは飽きが早くなりがちです。月齢が上がっても遊び方が広がるものを選ぶと、長く使えてコスパも良くなります。

買ってよかったおもちゃ26選【カテゴリ別】

ここからは、先輩ママ・パパの声や専門家の視点をもとに、8ヶ月の赤ちゃんに買ってよかったと感じやすいおもちゃをカテゴリ別に紹介します。

ハイハイ・つかまり立ちを促すおもちゃ

体を動かすことへの意欲が高まるこの時期にぴったりな、運動発達を後押しするおもちゃです。

おもちゃ名 特徴・おすすめポイント
プッシュウォーカー 押しながら歩く練習ができる。つかまり立ちから歩行への橋渡しになる
ゆらりんタワー(フィッシャープライス) 倒れてもすぐ起き上がる。全身で倒しに行くことでハイハイを自然に誘発
転がるボール・オーボール 転がるボールを追いかけることでハイハイを促す。軽くてつかみやすい
引っ張り型おもちゃ(プルトイ) 紐を引くと動く仕掛けが好奇心を刺激。追いかける動作を引き出せる
起き上がりこぼし 倒してもすぐ戻る不思議な動きに夢中になる。繰り返し遊びにぴったり
軟らかいクッションブロック 積んで崩すだけでなく、体を預けても安全。室内での運動遊びに使える
音の出るつかまり立ちトイ 立って操作する設計で、つかまり立ちを自然に誘う。音楽・光の仕掛け付き

手先・指先を使うおもちゃ

指先の細かい動きは、脳の発達にも深く関わっています。「入れる・出す・押す・つまむ」などの動作が含まれるおもちゃを中心に選ぶと良いでしょう。

おもちゃ名 特徴・おすすめポイント
くるくるチャイム(くもん出版) ボールを穴に入れてころころ転がる仕掛け。手と目の協調を育てる定番おもちゃ
コップがさね(コンビ) 重ねる・崩す・入れるが自由自在。月齢が上がるほど遊び方が広がる
型はめボックス(形合わせ) 形を合わせて入れる遊びで空間認識を刺激。8ヶ月以降から徐々に理解が深まる
ルーピング・ウーギー(ボーネルンド) ワイヤーに沿ってビーズを動かす。集中力と手先の器用さを育てる
つみつみマトリョーシカ 重ねて遊ぶ・入れて遊ぶが両方できる。木製で安心感がある
よくばりボックス(アンパンマン) 押す・回す・めくるなど多様な動作が1台に集約。飽きにくくコスパが良い
やみつきボックス(トイローヤル) 複数の仕掛けを体験できる。何度も繰り返し遊ぶ傾向がある人気商品

音・感覚を楽しむおもちゃ

音が出たり、触った感触が楽しかったりするおもちゃは、赤ちゃんの五感を刺激します。聴覚・触覚を同時に使う遊びは、この月齢にとても適しています。

おもちゃ名 特徴・おすすめポイント
音の出る積み木 叩くたびに音が出る仕掛け。積む・叩く・並べるなど自由な遊び方ができる
マラカス・ガラガラ 振ると音が出るシンプルな構造。両手に持って遊ぶことで左右の協調を促す
カシャカシャ布絵本 めくるたびに音が変わる。視覚・聴覚・触覚を同時に刺激できる
ベビードラム(Hape) バチで叩く感覚と音が楽しい。音楽への興味の入り口になりやすい
でんでんむし(3WAY) 引っ張る・ぶら下げる・鳴らすの3通りの遊び方。1つで長期間使えるのが魅力

想像力・コミュニケーションを育てるおもちゃ

この月齢から少しずつ「見立て遊び」の素地が育ちはじめます。

おもちゃ名 特徴・おすすめポイント
おはなしパペット 手に付けて動かすことで表情変化に反応。大人との対話遊びが楽しくなる
絵本(仕掛け絵本・布絵本) 読み聞かせで言葉の土台を育てる。めくれる・触れる仕掛け付きは特に喜ばれる
動物・人形のぬいぐるみ 感触の柔らかさが安心感を与える。なでる・抱きしめる動作も発達に良い影響
音楽・言葉が出る絵本型おもちゃ ページを押すと声や音が出る仕掛け。言語発達の刺激になる

おもちゃを選ぶときに注意したいこと

よかれと思って選んだおもちゃでも、注意しないとトラブルになることがあります。購入前に確認しておきたい点を正直にお伝えします。

飽きるスピードが早い時期でもある

生後8ヶ月の赤ちゃんは好奇心が旺盛な分、同じおもちゃへの興味が1〜2週間で薄れることもあります。「せっかく買ったのにすぐ飽きてしまった」というのは、先輩ママ・パパの間でよく聞かれる声です。

購入前に「長く使えそうか・遊び方が広がるか」を意識して選ぶことが大切です。

月齢通りに発達しないこともある

「8ヶ月向け」と書かれていても、実際には個人差があります。まだハイハイをしていない、指先の動きが追いついていないなど、赤ちゃんのペースはさまざまです。

「今の我が子が楽しめるか」を優先して、商品の月齢表示はあくまで目安として捉えましょう。

収納・スペースの問題も見逃さない

大きなおもちゃはインパクトがある分、置き場所や収納に困るケースもあります。購入前に部屋のスペースや収納方法を確認しておくと安心です。

ボタン電池や小さなパーツが取れるタイプは、誤飲リスクが高いため特に注意が必要です。「飾りが取れないか」「ネジ類が露出していないか」を購入前に確認しましょう。

おもちゃを買う前に知っておきたい「コスパ」の考え方

赤ちゃんのおもちゃは、見た目のかわいさや機能の多さに目が行きがちです。でも実際には、使った期間と金額のバランスが大切です。

月齢の幅が広いおもちゃほど長く使える

「0〜3歳対応」など幅広い月齢に対応しているおもちゃは、遊び方の変化も楽しめます。コップがさねやルーピングのように、月齢が上がるにつれて遊び方が深まるものは特にコスパが良いとされています。

兄弟・姉妹への引き継ぎを考えると選び方が変わる

2人目以降を考えているご家庭では、丈夫で清潔に保ちやすいおもちゃを選ぶと引き継ぎやすくなります。木製・プラスチック製のシンプルなおもちゃは、長く使えるものが多い傾向があります。

「試してから買う」という選択肢もある

「買ってみたけれど合わなかった」というリスクを減らしたい場合、おもちゃをレンタルして試してから購入を検討する方法もあります。

おもちゃのサブスクでは、月齢に合ったおもちゃをプロが選んで届けてくれるため、「何を選べばいいかわからない」という悩みをそもそも解消できるのが大きなメリットです。

キッズ・ラボラトリーでは、0歳〜8歳を対象に、おもちゃコンシェルジュが赤ちゃんの発達段階に合わせた知育玩具をセレクトして届けています。気になる方はプランの詳細を確認してみてください。

キッズ・ラボラトリーのおもちゃコンシェルジュは、月齢・発達状況・好みのヒアリングをもとに1台1台のおもちゃをセレクトしています。「選ぶ時間がない」「失敗したくない」という方に向いているサービスです。

先輩ママ・パパの声からわかること

実際に買ってよかったと感じるおもちゃには、いくつかの共通点があります。先輩ママ・パパの声を整理すると、次のような傾向が見えてきます。

  • 「ボールを追いかけてハイハイが上手になった」(運動系おもちゃ)
  • 「コップがさねは1歳すぎても毎日遊んでいる」(長く使えるおもちゃ)
  • 「音が出るおもちゃは最初から喜んでくれた」(感覚刺激系おもちゃ)
  • 「大きすぎるおもちゃは収納に困った……」(注意点)
  • 「機能が多すぎるものより、シンプルなものの方が長く遊んだ」(シンプル設計)

共通して言えるのは、「子どもの動作を引き出してくれるおもちゃ」が長く使われやすいということです。ボタンを押すと光る・音が出るなど、子どもの行動に即座に反応するおもちゃは、特に関心を持続させやすいようです。

一方で「買ったけどあまり使わなかった」という声には、「月齢に対してまだ早すぎた」「音や光が刺激が強すぎて嫌がった」というものも見られます。

個性は赤ちゃんによって異なるため、お子さんの反応をよく観察しながら選ぶことが大切です。

まとめ

生後8ヶ月は、ハイハイ・つかまり立ち・指先遊びと、発達の変化が著しい時期です。おもちゃ選びは、その発達の土台を後押しする大切な機会でもあります。

この記事でご紹介した選び方のポイントと26選を参考に、お子さんの「今」に合ったおもちゃを見つけてみてください。

おもちゃ選びで大切にしたいことを最後にまとめます。

安全性:誤飲リスクのない大きさ・素材かを必ず確認する
発達への適合:指先・運動・感覚など今の月齢の発達に合っているか
遊びの広がり:月齢が上がっても使えるかどうかを考える
衛生管理:洗える・拭けるかどうかも重要な基準
コスト:使用期間と価格のバランスを考える

「何度でも挑戦したくなるおもちゃ」「一緒に笑えるおもちゃ」——そういったおもちゃとの出会いが、赤ちゃんの毎日を少し豊かにしてくれます。

もし「月齢に合ったおもちゃを毎月プロに選んでほしい」とお考えなら、キッズ・ラボラトリーのおもちゃサブスクもぜひ参考にしてみてください。

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ABOUT ME
おもちゃコンシェルジュ
おもちゃコンシェルジュは、キッズ・ラボラトリーにて実際におもちゃ選定を担当する専門スタッフ。日々、利用者一人ひとりの月齢・発達段階・興味関心に応じて、おもちゃの選定と提案を行っている。選定にあたっては、これまでの提供実績や利用者データ、実際のフィードバックをもとに、「どのおもちゃがどのタイミングでよく使われるか」「どのような反応が見られるか」といった実利用ベースの情報を蓄積・活用。主観的なおすすめではなく、現場での選定経験とユーザーの声に基づき、「実際に使われるおもちゃ」という視点から、再現性のある情報発信を行っている。

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