プルトイとは?何歳から遊べる?引っ張るおもちゃの種類と安全な遊び方
「プルトイ」と検索すると、引いて歩くものから、紐を引くと音が鳴るものまで、見た目も遊び方もさまざまな商品が出てきます。どれが「うちの子の今の姿勢で渡せるもの」なのか、渡す前に何を確認すればよいのか、迷ってしまうことがあります。
プルトイには大きく3つのタイプがあり、タイプによって渡せる発達段階と安全確認のポイントが違います。
この記事では、3タイプの違い・発達段階別の目安・安全チェックの順番・手作り時の注意を一度で把握できるようにまとめています。商品の比較や選び方で迷っている場合は、後半の関連記事案内もご活用ください。
- pull-along型・追いかける型・仕掛け型、3タイプの違いと遊べ
- 始める時期を判断する目安
- ひも→結び目→部品→車輪→塗装→床→段差→保管の安全チェック順
- 市販品を選ぶときの注意点
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プルトイって、どんなおもちゃ?3つのタイプで見分ける
プルトイは紐を引いて動かすおもちゃの総称で、引いて歩くpull-along型・追いかける型・紐を引く仕掛け型の3タイプに分かれます。タイプによって遊べる姿勢と安全確認のポイントが異なるため、渡す前にどのタイプかを見分けておくと安心です。
「プルトイ」という名前は一つでも、遊び方はかなり違います。それぞれの特徴を見ておきましょう。
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※遊べる姿勢の目安はお子さまの発達段階によって異なります。メーカー公式情報の対象年齢もあわせてご確認ください。
英語では「PULL(引っ張る)TOY(おもちゃ)」と表記します。近年は音が鳴る・形が変わるなどのギミックが加わったものも多く、知育玩具として改めて注目されるようになりました。
タイプによって「今の発達段階で渡せるか」が変わります。うつ伏せ・座位では仕掛け型、ハイハイ期は追いかける型、つかまり立ち・歩行期はpull-along型が合いやすいです。
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どの発達段階で渡せる?姿勢別の目安
渡せる姿勢の目安は、うつ伏せ・座位では仕掛け型、ハイハイ期は追いかける型、つかまり立ち・歩行期はpull-along型が合いやすいです。できない動きを練習させる目的には使わず、今できる姿勢で楽しめるものを選ぶのが基本の考え方です。
月齢はあくまでも参考で、同じ月齢でも発達の進み方には個人差があります。「今、どんな姿勢で動いているか」を基準に選ぶと、ミスマッチが起きにくいです。
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※月齢はあくまで目安です。個人差があるため、お子さまの実際の発達段階を基準にしてください。
元記事でも触れていましたが、ハイハイが活発になる時期に「自分で移動したい」という意欲が高まるお子さまが多く見られます。この時期の意欲の表れとしてハイハイを楽しむ姿が見られることがあります。
プルトイ本来の「引っ張って歩く」遊び方が楽しめる時期は、一人歩きが安定してから以降が目安です。引っ張る以外の複雑な操作が必要なものであればより長く遊べるケースもありますが、具体的な対象年齢はメーカー公式情報でご確認ください。
ただし、「歩行を促すために渡す」「ハイハイの練習として使う」という目的での使用はおすすめしません。今できる動きの延長で楽しめるものを選ぶのが、お子さまにとっても無理のない遊び方です。
pull-along型・追いかける型・仕掛け型、何が違う?
pull-along型は子どもが歩きながら後ろに引く形、追いかける型は子どもが動くと本体が後を追う形、仕掛け型は紐を引くと音や振動が出る形です。遊ぶのに必要な姿勢が違うため、今の発達段階に合ったタイプを選ぶことが目安になります。
商品名に「プルトイ」とあっても、実際には仕掛け型だったり、追いかける型だったりすることがあります。購入前にどのタイプかを確認しておくと、「渡したけれど遊べなかった」というミスマッチを防ぎやすくなります。
まだ歩けないお子さまに渡す場合は、大人が紐を引いて動きを見せてあげるのが自然な入口です。動きを目で追い、自分でも触ろうとする動作が出てきたら、少しずつ一緒に遊んでみてください。
また、プルトイは知育玩具としても最適で、「引っ張ると動く」という因果関係を体で感じながら学べるおもちゃです。この自己教育力に着目した考え方は、モンテッソーリ教育にも通じるものがあります。
渡す前に確認したい安全チェックの順番
安全確認はひも→結び目→部品→車輪→塗装→床→段差→保管の順に見ていくと見落としが減ります。特にひもは首や体に絡まるリスクがあるため、長さと固定方法の確認が最初のステップです。
プルトイを渡す前にどこを確認すればよいか迷う保護者の方も多いようです。順番を決めておくと、毎回の確認が習慣になりやすいです。
ひもの長さと結び目、まず見るべきポイント
ひもの長さはメーカー公式情報を確認するのが基本です。長すぎるひもは首や体への絡まりリスクが上がるため、ベッド・ベビーカー・柵への固定や、長いひもを持たせたままの無人遊びは避けてください。結び目がほどけていないか、遊ぶたびに確認する習慣をつけておくと安心です。
特に注意したいのは次の点です。
- ひもを首や体に巻きつける遊びはしない
- ベッドの柵・ベビーカー・家具への固定はしない
- 長いひもを持たせたまま、大人がそばを離れない
- 遊ぶたびに結び目がほどけていないか確認する
ひもの長さについてはメーカーによって異なります。購入前に公式商品ページや取扱説明書で仕様を確認しておくと安心です。
小部品・車輪・塗装の確認方法
小部品はメーカー公式の対象年齢を確認し、誤飲リスクのある月齢では使わないのが基本です。車輪は指が挟まらない形状か、塗装は剥がれがないかを遊ぶ前に見ておきましょう。仕様の詳細はメーカー公式情報で確認してください。
- 小部品:対象年齢未満のお子さまには渡さない。口に入れる時期は特に注意
- 車輪:指が挟まる隙間がないか確認する
- 塗装:剥がれや欠けがないか、遊ぶ前に毎回確認する
- 安全マーク:製品安全協会など公的機関の情報で、対象製品カテゴリに対応する安全マークをメーカー公式情報で確認する
安全マークの有無は商品の安全確認の一つの手がかりになります。対象となる安全マークの種類は製品カテゴリによって異なるため、製品安全協会など公的機関の情報およびメーカー公式情報でご確認ください。マークがあっても対象年齢を守って使うことが前提です。
床・段差・保管で気をつけること
床は滑りにくい素材か、段差や障害物がないかを事前に確認しておくと転倒リスクを減らせます。保管時はひもが絡まらないようにまとめ、お子さまが一人で取り出せない場所に置くと安心です。
- 床:フローリングより滑りにくい素材のほうが安定しやすい
- 段差:段差のある場所での使用は転倒リスクがあるため避ける
- 障害物:遊ぶ前に周囲を片付けておく
- 保管:ひもをまとめ、お子さまの手が届かない場所へ
まず試してから決める方法もあります
手作りプルトイを渡すときの注意
手作りプルトイは部品の脱落・結び目のほどけ・ひもの長さ・素材の強度を事前に確認し、必ず大人が直接そばで見守る前提で渡してください。市販品と異なり安全基準の検証がないため、遊ぶたびに状態を確認することが大切です。
牛乳パック・ペットボトル・ティッシュボックスなど、身近な素材で作れる手作りプルトイは、愛着が湧くという点で魅力があります。ただし、市販品とは異なり第三者による安全検証がないため、渡す前の確認と遊び中の見守りが必須です。
牛乳パックで作るプルトイ(手作りワニ)
- 空の牛乳パックをしっかり洗い、乾かす
- 中に生米や小豆を入れ、しっかりふたをする
- 黄緑色の色画用紙を貼る
- 目や口を描く
- 黄緑色の色画用紙をしっぽに見立てて切り、貼りつける
- ひもをつけたら完成
引っ張ると中の米や小豆が音を立てる点が魅力です。ひもをつける前に、ふたがしっかり閉まっているか、中身が出てこないかを必ず確認してください。
ペットボトルで作るプルトイ(手作りイカ)
- ペットボトルをしっかり洗い、乾かす
- 中に小さな鈴を入れ、ふたをする
- 白や水色などのビニールテープ(太タイプがおすすめ)を巻く
- すずらんテープを10本ペットボトルの底につける
- ペットボトルのふた部分にひもをつけたら完成
ひらひら動くすずらんテープがお子さまの興味を引きます。ふたは必ずしっかり閉め、遊ぶ前に緩んでいないか確認してください。鈴が出てくると誤飲のリスクがあります。
ティッシュボックスで作るプルトイ(手作り車)
- 空箱に好きな色の色画用紙を貼る
- 色画用紙でタイヤや窓を作り、貼りつける
- 車の先頭にひもをつけたら完成
作り方はシンプルですが、色画用紙の端が剥がれてお子さまの口に入らないよう、貼り付けをしっかり確認してから渡してください。
手作りプルトイ共通の注意点として、以下を渡す前に必ず確認してください。
素材の違い、木製を選ぶときの考え方
プルトイの素材はプラスチック・木・布など多岐にわたります。木製は触り心地・重さ・音の質感が異なり、五感への刺激という点で選ばれることがあります。ただし「木製だから安全」「木製だから知育効果が高い」と断定できるわけではなく、対象年齢・塗装の安全性・部品の固定状態を確認することは素材を問わず共通です。
木製プルトイを選ぶ場合は、塗装が食品安全基準に適合しているか、メーカー公式情報で確認しておくと安心です。プラスチック製は軽くて扱いやすい反面、破損時に鋭利な端が出ることがあるため、定期的な状態確認が必要です。
どちらの素材でも、対象年齢を守り、遊ぶ前に状態を確認する習慣が最も大切です。
プルトイのよくある質問
タイプによって合う発達段階が異なります。うつ伏せ・座位が安定してきた頃は仕掛け型、ハイハイ期は追いかける型、一人歩きが安定してきた頃はpull-along型が合いやすいです。具体的な対象月齢はメーカー取扱説明書や消費者庁・日本小児科学会等の公的機関の情報でご確認ください。月齢よりも「今どんな姿勢で動いているか」を基準に選ぶと、ミスマッチが起きにくいです。
ひもの長さはメーカー公式情報で確認するのが基本です。長すぎるひもは首や体への絡まりリスクが上がるため、ベッド・ベビーカー・柵への固定や、長いひもを持たせたままの無人遊びは避けてください。遊ぶたびに結び目がほどけていないかを確認する習慣をつけておくと安心です。
プルトイが歩行を促すと断定することはできません。「引っ張ると動く」という体験を楽しむおもちゃであり、歩行の練習を目的として使うものではありません。一人歩きが安定してきたお子さまが、歩く楽しさをさらに感じられる遊びとして活用するのが自然な使い方です。発達の心配がある場合は、かかりつけの医師や専門機関にご相談ください。
市販品は第三者機関による安全基準の検証を経ていますが、手作りプルトイにはその検証がありません。部品の脱落・結び目のほどけ・ひもの長さ・素材の強度を渡す前に確認し、必ず大人が直接そばで見守る前提で使ってください。遊ぶたびに状態を確認する習慣が大切です。
今のお子さまの発達段階で選ぶのが目安です。ハイハイ前・座位が安定してきた頃なら仕掛け型、ハイハイが活発なら追いかける型、一人歩きが安定してきたらpull-along型が最初の候補になります。迷う場合は、今のお子さまが一番よくしている姿勢を基準にしてみてください。プルトイを試してから購入を決めたい場合は、おもちゃのサブスクで借りて様子を見るという選択肢もあります。
本記事で使用している「継続利用データ」「利用者アンケート」は、キッズ・ラボラトリーの利用者対応・交換リクエスト・アンケート回答をもとに、個人が特定されない形で集計したものです。対象期間、件数、集計方法はデータと実績|公式ファクトに記載しています。
参考文献
- 日本玩具協会「STマーク制度」(政府広報オンライン 2025年8月確認)(2026年8月確認)
- 経済産業省「乳幼児用玩具に対して新しい規制が導入されました」(2025年12月施行)(2026年8月確認)
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