この記事を監修した人
幼児教育監修|石渡 恵美(幼稚園教諭)
おもちゃ選定|青栁 陽介(おもちゃコンシェルジュ/キッズ・ラボラトリー代表取締役)
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見るもの聞くものが珍しい赤ちゃんにとって、おもちゃは心や脳を大きく成長させてくれるアイテムです。生後間もない赤ちゃんは予想以上のスピードで成長していくため、おもちゃを選ぶときにも少し工夫が必要です。ここでは、赤ちゃんにオススメのおもちゃを月齢別にまとめてみました。おもちゃを選ぶときに考えておきたいことも、合わせて紹介しましょう。

0歳から3カ月までの赤ちゃんにオススメのおもちゃ

0歳から3カ月までの赤ちゃんにオススメなのは、音が鳴るおもちゃやカラフルで動きのあるおもちゃ、手で握れるおもちゃなどです。生後1カ月ぐらいまでの間は、まだ赤ちゃんの視界もいくぶんぼんやりとしています。このような時期の赤ちゃんにとって、1つの刺激になるのが耳から入ってくる音です。また、生後2カ月から3カ月ごろの赤ちゃんは、赤色や黄色、緑色などの鮮やかな色にも反応しやすいことがわかっています。おもちゃを選ぶときには、このようなカラーの製品を探すのも1つの方法です。

オルゴールが付いたぬいぐるみやモビールなどは、比較的早い時期からおもちゃとして利用ができます。モビールのように動きがあるおもちゃは、赤ちゃんの好奇心を刺激するのに役立つことが多いです。コントラストが強いカラーのモビールなら、赤ちゃんの興味を引く可能性があるでしょう。生後3カ月目ぐらいになると、手や足の筋肉も徐々に発達してきます。物を軽く握れるようになるため、ラトルなども少しずつ楽しめるようになるのがこの時期です。

市販されているおもちゃには、タカラトミーの「くまのプーさん 6WAYジムにへんしんメリー 」のように、さまざまな使い方ができる商品もあります。アレンジをしながら今後も長く使っていきたいときは、このような商品をセレクトしてみるのもよいかもしれません。ドイツの玩具メーカーであるシュテルンターラー社の「オルゴールメリー ベッドメリー ドッグ&ダック 」などは、吊り下げられたマスコットに綿などの柔らかい素材が使われています。ベビーベッドに装着する場合は、素材の手触りもチェックしておいたほうが安心です。オルゴール付きのメリーは、赤ちゃんを寝かしつけるときにも役立ってくれるでしょう。

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3カ月から6カ月までの赤ちゃんにオススメのおもちゃ

生後3カ月から6カ月ぐらいの赤ちゃんは、徐々に首がすわってきて手足も自由に動かせるようになってきます。このような時期にオススメなのが、自分で手に持って遊べるおもちゃです。生後6カ月は、そろそろ歯がためを意識するようになる時期でもあります。口に入れても安全なラトルなどは、3カ月から6カ月ぐらいの赤ちゃんにもオススメのおもちゃです。ラトルには、さまざまな種類があります。ベルが鳴るラトルや動かしたときに音がするマラカス型のラトルなどは、赤ちゃんの好奇心を刺激する可能性が高いです。

また、ラングスジャパンから発売されている「オーボール レインスティック」のようなボール型のラトルも、楽しく遊べるかもしれません。この製品の場合、指を入れられる構造になっているため、手でぎゅっと握ったり持ち上げたりできます。また、ビーズが入ったスティックがボールの中央部分に組み込まれており、転がしたときや動かしたときに音が鳴るのが特徴です。このほかにも、いろいろな形をしたベビーボールのセットなどが発売されています。

こういった商品は、異なる手触りが楽しめるミニボールが数個セットになっています。ボールを動かしたり指で押したりすると音が鳴ることが多く、赤ちゃんの聴覚や触覚を養うのに役立ってくれる商品です。赤色やライトグリーンなどのカラフルなカラーが使われているため、赤ちゃんの視覚も刺激してくれます。

6カ月から1年の赤ちゃんにオススメのおもちゃ

生後6カ月を過ぎると、そろそろ手をついて座れるようになってきます。いろいろな体勢がとれるようになり、遊び方のバリエーションが増えてくるのが、生後6カ月から1年の時期です。この時期にオススメなのが、タンバリンやカスタネットなどの楽器型のおもちゃです。自分で手に持って音を鳴らせる楽器は、聴覚や音に対する感覚が養われます。ベビー用の木琴やピアノなどは、感受性を育てるのにも役立つでしょう。株式会社エド・インターの「森のメロディメーカー」などは、鉄琴やピアノとして楽しめる知育玩具です。

このような商品は、対象年齢が1歳以上になっているケースも多いですが、親子で一緒にトライすれば1歳未満の赤ちゃんの遊びにも活用できます。8カ月を過ぎた赤ちゃんは、いろいろなものに興味を示すようになり、1人で遊ぶことにも慣れてくることが多いです。この時期にオススメのおもちゃとしては、ジョイトーイ社の「ルーピングフリズル」などが挙げられます。カラフルなビーズやボールを動かして遊ぶこの商品は、目と手の協応運動のトレーニングができます。さまざまな形にデザインされたワイヤーにそってビーズやボールを動かすことで、空間の認識力も少なからず養われるのがこの商品の特徴です。

生後1年が近づく時期は、パズルや積み木などもだんだん楽しめるようになるころです。この時期には、エデュテの「コロコロパズル」などもオススメです。「コロコロパズル」は、四角や三角にデザインされた木製のパーツをはめ込んで遊る簡単なパズル。音が鳴ったりカラフルにカラーリングされていたりするこのパズルは、楽しみながら色分けや形分けができます。1人で完成させるのが少し難しいときは、親がヒントを与えてあげるなどの方法をとれば、スムーズに遊べるでしょう。1歳前後の赤ちゃんには、ウッディプッディ「はじめてのつみ木RING10 つみきの王国 」などの想像力を養う積み木もオススメできます。

赤ちゃんのおもちゃを選ぶときに考えておきたいこと

赤ちゃんに与えるおもちゃを選ぶときには、赤ちゃんの知能や運動に合った製品をつける必要があます。生まれたかりの赤ちゃんは、月齢を重ねるごとに知能や運動能力が変化していきます。その時期に最適なおもちゃを選ぶことが、赤ちゃんの心や脳の発育をスムーズにする1つのポイントです。月齢に合った商をいくつか用意しておき、おちゃの選択肢を増やすことも大切です。赤ちゃんの場合も、いつも同じおもちゃで遊んでいると飽きてしまうことがあります。いろいろな遊びが楽しめるようにおもちゃをそろえておけば、育める能力も増えるかもしれません。

また、どのようなおもちゃを選ぶときでも、製品の安性は確認しておきたい点です。赤ちゃんの場合、大人が想像できないような予想外の行動をとることがあります。おもちゃ購入するときはあらかじめさまざまなパターンを想定しておき、危険がないような商品を選ぶ必要があるでしょ。使用されている素材やパーツの大きさなどは、忘れずにチェックしておきたいところです。口に入れて遊ぶラトルなどは、とくにチェックが必要。人体に害がない素材が使われているかや、誤飲の可能性がないかなどは必ず確認しましょう。

おもちゃの種類によっては、親子のコミュニケーションにも役立ってくれます。どのような遊び方ができるかや、育める能力などを購入する前にイメージしておくと、上手におもちゃがセレクトできるでしょう。

楽しみながら知育ができるおもちゃを探そう

赤ちゃんを知育するうえでは、赤ちゃん自身が楽しさを感じられるおもちゃを選ぶことが大切です。ここで紹介したおもちゃのほかにも、各月齢に合った製品は数多く発売されています。赤ちゃん用のおもちゃの場合、実物を見てから購入するかどうかを決めたほうが安心です。安全性などをしっかりと確認して、最適なおもちゃを選びましょう。

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ABOUT ME
青栁 陽介(おもちゃコンシェルジュ/キッズ・ラボラトリー代表取締役)
青栁 陽介は、キッズ・ラボラトリー株式会社 代表取締役であり、自らもおもちゃコンシェルジュとして利用者対応・玩具選定の現場に立つ。 2003年に通販システム業界に入り、2015年テモナ株式会社(東証一部 3985)執行役員、2017年に執行役員CMOに就任。在任中に東証マザーズ上場・東証一部上場を経験。2018年12月、一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会の創立メンバーとして業務執行理事に就任し、矢野経済研究所「サブスクリプション市場2019」をはじめとする業界調査に協力。サブスクリプション関連の講演・セミナーに登壇し、延べ15,000名以上が参加するなど、業界の体系化にも携わってきた。 2019年5月、長男の難病闘病をきっかけに、ベッドサイドでも安全に遊べる知育玩具の必要性を痛感してキッズ・ラボラトリー株式会社を設立。2020年1月の知育玩具サブスクリプション開始以降、累計約45万点(お届け約10万件)の発送実績を重ねる。 記事監修においては、自身が直接対応してきた利用者の声、実際の返却理由、人気・不人気の商品傾向など、運営現場の一次データに基づいた「実際に使われるおもちゃ」の視点を提供する。