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知育玩具の中でもロングセラーの人気を誇るのが、くもんのおもちゃです。くもんといえば、「やっててよかった」の公文式でおなじみの教育研究会社。その学習指導法は、日本のみならず世界中で絶賛されています。
知育玩具も子どもが夢中になって遊べると評判ですが、どれを選べばよいか迷いますよね。今回は、くもんの知育玩具について種類や年齢別のおすすめをまとめました。
くもんの知育玩具3シリーズの特徴
くもんの知育玩具には、大きく分けて3つのシリーズがあります。それぞれの特徴について、見ていきましょう。
「できる」シリーズ
文字や数を本格的に学ぶにはまだ少し早いけれど、準備段階として基礎を体験させたい、そんな目的にピッタリなのが「できる」シリーズ。
遊びながら、学習への意欲や姿勢が自然と育ちます。手や指を使う遊びで、集中力と作業力のトレーニングになるのも特徴です。1歳前からを対象にしているおもちゃもあって、早く知育玩具で遊んでほしいと願う大人の夢をかなえてくれるのもメリットです。
「できる」シリーズでは、学習のベースとなる力を育てるおもちゃが企画されていて、以下のようなラインナップです。
- ジグソーパズル
- 数あそびができる乗り物型のおもちゃ
- 木製のつみき
- 組み立てたり外したりが楽しいカラフルな連結おもちゃ
単純で何度繰り返しても飽きずに遊べるものが揃っています。
「身につく」シリーズ
「身につく」シリーズでは、ひらがな・カタカナ・英語・図形・地図・数などが登場します。小学校での学習につながる感覚や知識の体験が目的です。
ラインナップは、以下の通り。
- ひらがなやアルファベットのさいころつみき
- 絵あわせ
- ひらがなのしりとりパズル
- 磁石のあいうえお盤
- 自分で文字を書けるボード
「できる」シリーズよりグンとレベルアップしたおもちゃになっています。
特に数の学習につながる知育玩具が多いのは、創業者の公文氏が数学の教師だったことが関係していそうです。玉そろばんでは120までの数を数えられるようになり、サイコロを転がしながら出た目の数で計算するサイコロランドシリーズでは足し算だけでなく掛け算までできるようになります。分数パズルや図形つみきのように、これから学ぶことになる算数の分野に遊びながら親しめる知育玩具です。
「かんがえる」シリーズ
「かんがえる」シリーズには、チャレンジ精神や思考する姿勢が育つ遊びが詰まっています。遊びに集中しながら、自分でできたという達成感を得る楽しみがあるシリーズです。
ラインナップは、以下の通り。
- 囲碁や将棋
- 中の絵柄を当てることで思考力を育むおもちゃ
- 推理や判断をしながらゴールを目指す迷路やパズル
- パーツを自由に組み立ててボールを転がして遊べるおもちゃ
- アーティスティックなつみき
- スタンプあそびのおもちゃ
【年齢別】くもんの人気知育玩具
0~1歳児向けのくもんの知育玩具
くもんのおもちゃは、1歳になる前から遊べます。眺めたり触れたりするだけでなく、子どもが自分の手でしっかりおもちゃをつかんで遊んでくれる、何とも頼もしい姿が見られます。
初めてくもんの知育玩具を与えるなら、ブロックやボールがおすすめです。特に、だるまのような形のブロックをくっつけたり外したりして遊ぶ「PUTIN(ぷちん)」は手を上手に動かす工夫や色の区別ができるようになる目的もあるおもちゃ。
「くるくるチャイム」は、中にスクリュー型の支柱がある円筒形のケースに上からボールを落とすと支柱に沿ってくるくるボールが落ちていくのが楽しいおもちゃです。ボールを握って放す動作ができるようになるのと同時に、集中力も養われます。
2~3歳児向けのくもんの知育玩具
くもんのおもちゃに多いのが数や図形に親しめるもの。
特に人気の高い「図形キューブつみき」は、50個のカラフルなキューブつみきが木箱にセットされていて自由に形を組み立てながら立体の構成力を身につけるおもちゃです。立体のパターンカードもついているので、カードの形になるように考える楽しみもあります。一辺が2.5cmのキューブつみきは、小さな子どもの手にも握りやすいのが特徴です。
「スタディめざまし」は、針が示している数字を読むことで正しい時刻が言えるようになる3歳以上が対象のおもちゃ。
同じく3歳以上向けのおもちゃとして、パーツを自由に組み立ててボールを転がすコースを作る「くみくみスロープ」も人気です。
4~5歳児向けのくもんの知育玩具
「サイコロかけざんランド」は、サイコロ2個を振って出た目を掛けることで九九が練習できるおもちゃ。1人でも2人でも遊べるので、兄弟姉妹やお友達と遊ぶのにも役立ちます。
6歳児向けのくもんの知育玩具
「分数パズル」は、円形にくり抜かれたボードに三角形の分数パネルをはめ込んでピッタリ円にするパズルです。5歳以上が対象ですが、小学生になってから分数がよくわからないというときにもおすすめですよ。
「NEWスタディ将棋」は矢印つきの将棋のおもちゃ。藤井聡太さんの活躍でいろいろと注目の将棋をかんたんにできるので、それを通して考える力を養うことができます。こちらも5歳以上が対象です。
グローバル感覚を育てるなら、くもんの地図パズル
数や図形など、算数のセンスが磨かれるおもちゃに比べると、意外にもアルファベットを学習するような知育玩具は少なめなくもんのおもちゃ。それよりも注目したいのは、自然と広い世界に目が向くような地図パズルです。
くもんの日本地図パズル
「くもんの日本地図パズル」は、2種類のピースを47都道府県が再現された日本地図にはめ込んで遊びます。基本ピースは色分けされていて、発展ピースは無地です。色分けピースで日本地図を完成させるのに慣れたら、無地ピースで日本の各地域の形を見分ける練習ができます。特産物や世界遺産についての知識も身につくパズルです。
くもんの世界地図パズル
「くもんの世界地図パズル」では、さらに視野を広げることができます。大人が取り組んでも簡単には完成させられない世界地図のパズルで、子どものうちから遊びながら世界各国の位置を把握できるようになる優れものです。世界遺産すごろくや気候図、公用語地図、国旗チェックブックなどが付いて、世界各国の基本知識も自然と頭に入る充実した内容です。
家族みんなで楽しめる地球儀
日本地図パズルと世界地図パズルは5歳以上が対象ですが、6歳以上を対象として大人も楽しめるのが「くもんの地球儀」です。ただ地球儀があってもくるくる回転させるだけで飽きてしまうことがありますが、これには楽しみながら世界の国を探せる工夫がされています。50音順の索引と色分け地図をヒントにして、テレビなどで知った国について調べるのも簡単です。自分で探せたという達成感を得られて、世界についてどんどん知りたくなるでしょう。
くもんの知育玩具はいくらくらいが相場?
魅力的な知育玩具が揃っているくもんのおもちゃですが、子どもに与える立場として気になるのは値段です。
年齢ごとに別のおもちゃを与えたり、数も文字も図形も学習させたいとあれこれ揃えたくなっても、予算と折り合わないこともあるかもしれません。実際、くもんのおもちゃの値段の幅は広く、1,000円台と比較的リーズナブルなものもあれば5,000円以上するものもあります。
人気のくもんの知育玩具はレンタルなら気軽で便利
おもちゃを安く、無駄なく使わせたいという方にとって便利なのが、おもちゃのサブスクです。購入するより低予算で、複数のおもちゃを利用できるのが魅力です。
知育玩具には、成長したら使わなくなるというデメリットがつきもの。にもかかわらず、成長の段階ごとに異なるおもちゃがあると役立つので頭を悩ませます。この際レンタルにしてしまえば、全てが一気に解決。子どもが成長して邪魔になったら捨てるなどということもなくなり、環境にも優しい行動です。
子どもを知育玩具で遊ばせてみたいと思ったら、サブスクでレンタルして始めてみるのもおすすめですよ。