この記事を監修した人石渡 恵美・福井 美和子・青栁 陽介詳しく

追加セットを買ったのに、作りたいものに必要な形がやっぱり足りない——そういう経験をしたことがある方は少なくないと思います。

ニューブロックの買い足しで迷う理由のほとんどは、「足りないのが量なのか、特定の形なのか」をはっきりさせないまま購入してしまうことにあります。

足りない形が決まっているなら単品パーツ、複数の基本形が全体的に不足しているなら追加セット、そしてそもそも興味が薄れているだけなら買い足しを急がない——この3つに分けて考えると、選びやすくなります。

この記事でわかること
  • 手持ちの不足が「量」か「特定の形」かを見分ける方法
  • 単品パーツと追加セット、それぞれが向くケース
  • メーカー公式で品番を照合する手順
  • 買い足しより先に試したい「組み替え」の考え方
▼ 気になるところから読む

買い足す前に確認したいこと

「もっとブロックがあれば作れるのに」と感じたとき、実際に足りないのは何でしょうか。ここを先に見ておくと、買い足しの失敗がぐっと減ります。

「量が足りない」と「形が足りない」は別の問題

量が足りないケースは、作りたいものを途中まで組んだときにブロックが尽きてしまう状態です。車を作ろうとしたら車体の途中でブロックが足りなくなる、といった場面が典型です。この場合は、基本形のブロックが全体的に増えれば解決します。

この記事は「買い足し時の選択肢」に特化しています。初回購入の選び方や年齢別の選択肢は「知育ブロックのおすすめ|年齢別の選び方とレゴ・ニューブロック・マグネット系の違い」でくわしく扱っています。

形が足りないケースは、ブロックの総数は十分あるのに、タイヤや特定の接続パーツだけが手元にない状態です。「タイヤがないから車が作れない」「屋根に使う丸い形がない」という場合は、量を増やしても解決しません。

まず手持ちのブロックを広げて、何がいくつあるかを数えてみるのが最初の一歩です。作りたいものをメーカー公式サイトの作例と見比べると、何がどれだけ不足しているかが具体的にわかります。

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「興味が薄れているだけ」という可能性も

ブロックで遊ばなくなった理由が、パーツ不足ではなく「今は別の遊びに夢中」という場合もあります。買い足しても遊ばない、というのは珍しくなく、子どもの遊びへの興味は日によって変動するものです。

しばらく遊ばなくなったときは、まず収納場所から出して目に見える場所に置いてみる、親が一緒に座って組み始めてみる、といった環境の変化を試してみてください。こうした試みをひと通りやってから買い足しを検討しても、1〜2週間後でも問題ありません。

単品パーツが向くケースと、セットが向くケース

不足の種類が分かったら、次は「単品パーツ」と「追加セット」のどちらで補うかを決めます。それぞれ向く状況が違うので、下の表を参考にしてください。

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商品画像・情報は アマゾンアソシエイツ を参照しています。

単品パーツが向くケースと、セットが向くケース
状況 向く選択肢 理由
タイヤなど特定の形だけが足りない 単品パーツ 必要な形だけを補えるので無駄が少ない
基本形のブロック全体が少ない 追加セット 複数の形がまとめて増えるので量の底上げになる
作りたいものが決まっていて、必要な形と数が明確 単品パーツ 目的に合った形だけを選べる
何を作るかまだ決まっていない・遊びの幅を広げたい 追加セット いろいろな形が入っているので発想が広がりやすい
収納スペースがもう限界 どちらも慎重に 量を増やす前に組み替えで対応できないか先に試す

迷ったときの判断は、「作りたいものが決まっているなら単品、決まっていないならセット」が目安です。

単品パーツの品番をメーカー公式で照合する手順

単品パーツを買い足す場合、品番の照合が大切です。ニューブロックはシリーズによって形の種類が異なり、品番が合わないと手持ちと組み合わせられないケースがあります。

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公式サイトでの確認方法

ニューブロックのメーカー公式サイト(newblock.jp)には、パーツ一覧ページ(/product/parts/)と商品一覧ページ(/product/)があります。

手順としては、まず手持ちのセットの品番(パッケージや説明書に記載)を確認します。次に公式のパーツ一覧で、欲しい形の品番を調べます。品番が一致するシリーズのパーツであれば、基本的に接続できます。

ただし、異なるシリーズ間や廃盤品との組み合わせでは、品番が一致しないケースがあります。そうした場合は購入前にメーカーへ問い合わせるのが確実です。

生産・販売終了品に注意
過去に販売されていた「だいすき!のりものタイヤパック(品番83196)」などは、メーカー公式で生産・販売終了とされています。現在も流通している場合がありますが、今から定番として購入を前提にするのは避けたほうが安心です。現行の取り扱いパーツは公式サイトで確認してください。

作例から必要な形と数を逆算する

「車を作りたいのにタイヤが足りない」という場合、公式サイトや説明書の作例を見ると、その作品に何の形が何個必要かが分かります。手持ちと照らし合わせて、不足している形と個数を書き出してから購入すると、買いすぎや買い間違いが減ります。

セットの総ピース数より、目的の作品に使うパーツの種類と数を先に確認するほうが実用的です。「100ピース入り」でも、必要な形が2種類しか入っていなければ意味がありません。

追加セットを選ぶときに見ておきたいこと

追加セットは「何が入っているか」の内訳が重要です。パッケージに書かれたピース数だけを見て選ぶと、手持ちと重複する形ばかりが増えてしまうことがあります。

手持ちとの重複を減らすには

追加セットを選ぶ前に、手持ちのセットの品番と内容を確認しておきます。公式サイトで各セットの内容物を確認し、手持ちに少ない形が多く含まれているセットを選ぶと、実際に遊べる幅が広がります。

同じシリーズの大容量セットを追加購入すると、すでに持っている形が大量に増えるだけになりがちです。異なるシリーズや、乗り物・建物など特定テーマのセットを選ぶと重複しにくい傾向があります。

収納が増やせない家庭の選択肢

部屋のスペースや収納ボックスに余裕がない場合、ブロックを増やすことで片付けの負担が増えます。掃除機のたびに散らばったブロックを拾い集めるのが面倒になり、結果として出す機会が減る、というのは実際によくある流れです。

そういった場合は、量を増やす前に「今あるブロックで作れる作品の幅を広げる」という発想が現実的です。作った作品を崩して別の作品に組み替える「循環」の遊び方を取り入れると、ブロックを増やさなくても遊びが続きやすくなります。

どうしても特定の形だけが必要なら、最小限の単品パーツを補う形にとどめておくのが、収納負担を増やさない現実的な選択です。

買い足しより先に試したい「組み替え」の考え方

新しいブロックを買い足す前に、今あるブロックで何ができるかを一度試してみる価値があります。

キッズ・ラボラトリーでの実際の例は「ニューブロックは何歳から何歳まで?対象年齢・遊び方と選び方」で紹介しています。

メーカー公式サイトや説明書には、手持ちのセットで作れる作例が複数掲載されています。子どもが「これを作りたい」と言っているものが、実は手持ちのブロックで作れる場合もあります。

また、親が一緒に座って「こんなものも作れるよ」と別の作例を見せると、同じブロックへの興味が戻ることがあります。こうした試みをひと通りやってから買い足しを検討しても、1〜2週間後でも問題ありません。

ニューブロックは、同じブロックでも組み方次第で車・動物・建物とさまざまなものが作れます。「タイヤがないから車が作れない」という状況でも、タイヤを使わない作品に切り替えると、手持ちだけで十分遊べることがあります。

「単品かセットか」を決める判断表

ここまでの内容をもとに、自分の状況に当てはまるものを選んでください。

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「単品かセットか」を決める判断表
自分の状況 向く選択肢
タイヤや特定の形だけが足りないと分かっている 単品パーツ(公式で品番を確認してから購入)
全体的にブロックが少なく、何を作っても途中で足りなくなる 追加セット(手持ちと重複しにくい内容のものを選ぶ)
作りたいものが決まっていて、必要な形と数が明確 単品パーツ(作例から必要数を逆算してから購入)
遊びの幅を広げたい・何を作るか決まっていない 追加セット(テーマが異なるセットを選ぶと重複しにくい)
最近あまり遊ばなくなった まず買い足しを保留(環境を変える・一緒に遊ぶを先に試す)
収納スペースがもう限界 組み替えで循環させる(どうしても必要なら最小限の単品のみ)

この表で「まず買い足しを保留」「組み替えで循環させる」に当てはまった場合は、購入を急がなくて大丈夫です。

ニューブロックの買い足しについてよくある質問

Q1. タイヤだけ買い足したいのですが、どこで確認すればよいですか?

メーカー公式サイト(newblock.jp)のパーツ一覧ページ(/product/parts/)で、現行の単品パーツを確認できます。手持ちのセットの品番と照らし合わせて、品番が一致するシリーズのパーツを選んでください。異なるシリーズや廃盤品との組み合わせで品番が一致しない場合は、購入前にメーカーへ問い合わせると確実です。過去に販売されていたパーツの中には生産終了品もあるため、現行品かどうかも合わせて確認しておくと安心です。

Q2. 追加セットを買ったのに必要な形が増えなかった。なぜですか?

追加セットには複数の形がまとめて入っていますが、目的の作品に必要な特定の形が多く含まれているとは限りません。セットの総ピース数より、内容物の内訳(どの形が何個入っているか)を先に確認することが大切です。公式サイトや商品説明で内容物を確認してから購入すると、こうした失敗が減ります。

Q3. 新旧のニューブロックは混ぜて使えますか?

品番が一致するシリーズのパーツであれば、基本的に接続できます。ただし、異なるシリーズ間や廃盤品との組み合わせでは品番が一致しないケースがあり、その場合は互換性を確認できません。手持ちのセットの品番と購入予定パーツの品番を公式サイトで照らし合わせ、一致が取れない場合はメーカーへ問い合わせてから購入するのが確実です。

Q4. 収納が増やせないのですが、それでも買い足すべきですか?

収納に余裕がない場合は、まず「今あるブロックで作れる作品を増やす」という方向を試してみてください。作った作品を崩して別のものに組み替える循環の遊び方は、ブロックを増やさなくても遊びが続きやすくなります。どうしても特定の形だけが必要なら、最小限の単品パーツを補う形にとどめると、収納負担を増やさずに済みます。

Q5. 結局、最初に確認すべきことは何ですか?

手持ちのブロックを広げて、何がいくつあるかを数えることが最初の一歩です。その上で、作りたいものの作例(公式サイトや説明書)と見比べて、不足している形と個数を書き出します。「量が足りないのか、特定の形が足りないのか」が分かれば、単品パーツとセットのどちらが合うかも自然と決まります。

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本記事で使用している「継続利用データ」「利用者アンケート」は、キッズ・ラボラトリーの利用者対応・交換リクエスト・アンケート回答をもとに、個人が特定されない形で集計したものです。対象期間、件数、集計方法はデータと実績|公式ファクトに記載しています。

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石渡 恵美(幼稚園教諭)
石渡 恵美(いしわた えみ)/幼稚園教諭。 2013年 玉川大学 教育学部 教育学科卒業、幼稚園教諭1種免許取得。 卒業後、学校法人 新井学園 川崎若葉幼稚園(神奈川)、学校法人 中田学園 宮崎二葉幼稚園(宮崎)にて、合計約5年間 幼稚園教諭として勤務。保育現場での経験も持つ。 日常的に童謡や手遊び歌を通じて子どもと関わる中で培った、遊び・音楽・言語を介した発達支援の知見を活かし、キッズ・ラボラトリーでは乳幼児の発達段階・遊びのねらい・親子のコミュニケーションに関する記事を監修する。現在は2児の母。