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おもちゃのサブスクリプションサービス(以下、おもちゃのサブスク)には、「年齢に合ったおもちゃをいつも用意できること」など多くのメリット・利点があります。
しかし一方で、人によってはデメリットとなることもあります。今回は、おもちゃのサブスクについてより深く理解できるよう、デメリットを中心に紹介していきます。
おもちゃのサブスクの概要をかんたんにおさらい
おもちゃのサブスクとは、おもちゃに特化したサブスクリプションサービスです。
サブスクリプションは定期購読とよく訳されている言葉で、毎月定額の料金を支払うことによって一定のサービスを利用する権利を手に入れられることを指します。電子書籍の購読や動画の視聴が一般的ですね。
そのおもちゃバージョンが「おもちゃのサブスク」です。月額固定料金を支払うと、おもちゃを交換しながらレンタルできる仕組みになっています。
おもちゃのサブスク概要
おもちゃのサブスクを提供している会社は複数あります。詳しいサービス内容は各社で異なりますが、概要は以下の通りです。
項目 | 目安 |
---|---|
料金 | 毎月3,000円くらい |
対象年齢 | 0歳〜8歳 |
個数 | 3〜10個くらい |
おもちゃの交換頻度 | 1ヶ月から2ヶ月に1回くらい |
料金や対象年齢、提供してくれるおもちゃの種類や個数、交換頻度が主な比較ポイントになります。さらに、支払方法や送料、手数料についても加味するとコストパフォーマンスが高いサービスを選び出せますよ!
おもちゃのサブスクを利用するメリット・利点
おもちゃのサブスクのメリットについてもご紹介します。
- 年齢に合ったおもちゃをいつも用意できる
- 購入と処分の手間を省ける
- 物を大切にする心を育める
- 高価なおもちゃも使わせやすい
年齢に合ったおもちゃをいつも用意できる
おもちゃのサブスクなら、いつも子どもの年齢に合ったおもちゃを複数個用意できます。
交換頻度が1ヶ月~2ヶ月なので飽きてしまうこともなく、成長のステージに応じて適切な対象年齢のおもちゃで遊ばせることができるでしょう。
子どもにとっては頻繁に新しいおもちゃに触れる機会を得られるのも嬉しい点です。遊び慣れてしまったおもちゃばかりに囲まれているよりも創意工夫をする力を育めるのが、おもちゃのサブスクを利用する魅力です。
購入と処分の手間を省ける
おもちゃのサブスクなら、おもちゃの購入や処分にかかる手間を省けます。 希望すれば年齢に合わせておすすめのおもちゃの組み合わせを選んで送ってもらえるので、購入の手間をぐっと減らすことができます。
また、買ったおもちゃは使わなくなったら処分しないと部屋が窮屈になります。買取サービスに出すのか、ごみとして処分するのか、近所の子どもにあげるのか……処分方法も考えなければなりません。
しかし、サブスクならレンタルなので提供会社に返却するだけで済みます。おもちゃの数が多くなってしまって整理に困るような状況も起こりにくいことから、全体的に手間を省けます。
物を大切にする心を育める
おもちゃのサブスクでは、使ったおもちゃは返却しなければなりません。そして返却したおもちゃはクリーニングされ、ほかの子どもの手に渡ります。
このように皆で共有して使うおもちゃだということを子どもに教えることで、物を大切にする心を育めます。
これは家庭教育では欠かせないことで、保育園や幼稚園に通うようになってから、ほかの子どもたちと良好な関係を築くことに直結します。 できるだけ小さい頃から「物を大切にするのが当たり前」と思えるように、早期からサブスクでおもちゃを用意するとより効果的ですよ。
高価なおもちゃも使わせやすい
選べるおもちゃの価格は、ピンからキリまであります。知育玩具の中には買うのをためらってしまうような高価なおもちゃもありますが、サブスクなら気軽に指定できますね。
必要なおもちゃを価格を気にせずに選べることは、サブスクならではの魅力でしょう。
おもちゃのサブスクのデメリット
おもちゃのサブスクには多くのメリット・利点があるものの、使う方の状況によってはデメリットになることもあります。
ここで、よく指摘されているデメリットと、その対策と合わせてご紹介します。利用に迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
交換する手続きが手間になる
定期的なおもちゃ交換を手間と感じる方がいるようです。 1ヶ月から2ヶ月に1回、段ボールにおもちゃを詰め込み宅配便などで返送するのは、たしかに手間ですよね。
ただ、交換は義務ではないので同じものを使い続けることもできます。子どもが楽しく遊んでいるうちはそのまま借り続けるといった対策も考えられるでしょう。
また、「慣れてしまえば大したことはない」と言う方もいます。おもちゃが送られてきたときの段ボールを保管しておけば段ボールを調達する必要もなく、集荷を依頼すれば自宅から出ずに返送できるので、工夫ひとつで手間を減らせますよ。
使い方次第でコストパフォーマンスが低いと感じる
安いおもちゃばかりレンタルすると、コストパフォーマンスが低い印象を受けることがあります。 もちろん、支払った料金より届いたおもちゃの価格が安くなることもあるでしょう。
しかし、購入や処分にかかる手間や、次々に新しいおもちゃを手に入れられる点を考えてみると、決してコストパフォーマンスは低くないとも考えられます。 複数の観点から考えて、納得できたら利用することをおすすめします。
一度にレンタルできるおもちゃの数に限りがある
プランによって届くおもちゃの個数が違います。(3〜10個くらいの幅が多いです。)
つまり、おもちゃの数が少ないと、子どもが飽きてしまったり興味を示すおもちゃがなかったりすることもあるでしょう。
必要な個数を考えて、その数だけ借りられるプランを探す方法がおすすめです。固定化されたプラン以外で対応できるケースもあるので、相談してみましょう。
また、ずっと使えるおもちゃは買い与えて、さらにサブスクでいろいろなおもちゃをレンタルするという方法もあります。状況に応じて数の増やし方を検討してみましょう。
対象年齢に注意が必要
サブスクの対象年齢に注意が必要です。
会社によって、子どもの年齢に対応できるおもちゃのラインナップが異なっています。「なかなか良いサービスだと思って利用していたら、一年後には対象年齢外になってしまって適切なおもちゃをレンタルできなくなった」なんてケースもあります。
間に合わせるつもりで対象年齢が合わないおもちゃをレンタルしていても、子どものためにならない場合もあるので、サービスに申し込む時点で対象年齢を確認しておきましょう。
おもちゃのサブスクをすぐやめた人に多い理由は?
「おもちゃのサブスクを使ってみたけれど、すぐに解約……」 そんな事態を避けるためには、デメリットだけでなく、ほかの人が辞めた理由も参考になります。ここで、3つの「すぐにやめた人に多い理由」をご紹介します。
- トラブルがあったから
- 子どもが興味を示さなかったから
- 割高に感じたから
まずは、トラブルが理由の解約です。
おもちゃが手元に届くまで、もしくは返却までの間でなんらかのトラブルが発生してしまい、それが心理的な負担となりすぐに解約してしまうケースがあります。無用なトラブルを避けるため、サポート体制や、運営ノウハウがある会社に頼むと安心ですね。
また、サブスクで届いた複数のおもちゃを試したものの、子どもがあまり使ってくれなかったときに、継続しない判断をする方もいます。
これは、おもちゃを試すタイミングや、その子の性格によっては起こりうることです。逆にいえば、購入せずに済んだということなので、経済的にはポジティブな解約理由かもしれませんね。
最後に、経済的な理由です。特定のおもちゃに子どもの興味が偏ると、「せっかくたくさん選べるのに……」と支出に対してメリットを感じにくいですよね。返金やお試しサービスがあると、きっと事前にイメージがしやすいはずです。
ちなみに、「何年も利用していたけれどやめた」という方の場合は、保育園に通い始めたことなど、サブスクからの卒業のニュアンスが強いようです。
おもちゃのサブスクについてのよい口コミ・わるい口コミを紹介
実際に使っている方々は、メリットやデメリットについてどのように捉えているのでしょうか?いくつかピックアップしてみたので、ご紹介しますね。
よい口コミ
買うのをためらうような高価なおもちゃで遊ばせられるは嬉しいですね。
コンシェルジュがおもちゃ選びをサポートしてくれるので、安心ですね。
おもちゃが増えないメリットに共感するママさんやパパさんは多いかも!?
わるい口コミ
消毒については気になるところですね。
せっかく用意したのに遊んでもらえない……でも、サブスクなら返却できるので、購入するよりリスクが小さいかも?
年齢に合ったおもちゃをサブスクサービスでレンタルしよう
おもちゃのサブスクにはいろいろデメリットもありますが、使い方次第で、それを超えるたくさんのメリットを感じられるはずです。
またキッズ・ラボラトリーでは、これまでデメリットをデメリットに感じないようにお客様の声を真摯に受け止め、日々サービスの改善・向上に努めています。返金保証など、「まだ不安があるけど試してみたい……」という方のニーズにもお応えしていますので、ぜひ一度使ってみてくださいね。