出産祝いに絵本はいらない?かぶり・好み外れを避ける3分岐チェック
この記事を監修した人石渡 恵美・太宰 潮・青栁 陽介詳しく
絵本を出産祝いに選ぼうとして、調べるほど「いらない」「かぶった」という声が目に入り、迷いが深まっている方もいるかもしれません。
絵本が喜ばれるかどうかは、相手の家庭の状況によって大きく変わります。既所有冊数・兄弟の有無・収納スペース・好みの4条件を確認できれば贈りやすく、確認が難しい場合は別候補を検討するのが安心です。
この記事では、かぶりや好み外れを避けるための3分岐判断表を冒頭に置いています。自分の状況に当てはめて、贈るかどうかをすぐ判断できる構成にしました。
この記事でわかること
- 絵本を贈ってよい家庭・確認が必要な家庭・別候補を選ぶべき家庭の3分岐
- 「いらない」と感じられる5つの理由と、回避できるものの見分け方
- 布絵本と紙の絵本の違い・選ぶときの確認ポイント
- 二人目・三人目家庭へ贈るときの注意点
▼ 気になるところから読む
まず確認する:絵本を贈ってよい家庭かどうかの3分岐判断表
絵本の出産祝いが喜ばれるかどうかは、相手の家庭の状況次第です。贈る前に下の表で自分の状況を確認してみてください。
← 横にスクロールできます →
◎に当てはまるなら、この後の「贈る前に確認したい4つのポイント」へ進んでください。△なら一言確認してから選ぶのが安心です。×に近い状況なら、後半の「代替候補」が参考になります。
好きなおもちゃを自分で選べるギフト
絵本がいらないと感じられる5つの理由
絵本がいらないと感じられる理由は、かぶり・好み外れ・二人目以降の既所有・収納スペース・金額が把握されやすいことの5点に整理できます。事前確認で回避できるものと、構造的に避けにくいものがあります。
1. 持っているものとかぶる
絵本は出産祝いの定番アイテムなので、複数の人から同じ作品が届くことがあります。特に「だるまさん」「はらぺこあおむし」のような定番タイトルは、かぶる可能性が高くなります。
これは事前に一言確認することで防げます。「絵本を贈ろうと思っているけど、もう持っているものがあれば教えて」と伝えるだけで、かぶりのリスクはぐっと下がります。
2. 好みや読み聞かせ習慣が合わない
絵本は自分で選びたい、という気持ちを持つ方は少なくありません。好きな作者・好みの絵柄・読み聞かせのスタイルは家庭によって異なり、贈り手が把握しにくい部分です。
読み聞かせの習慣がない家庭や、デジタル絵本を中心に使っている家庭では、紙の絵本の優先度が下がることもあります。
3. 二人目以降はすでに手元にある
二人目・三人目の家庭では、上のお子さまが使った絵本がそのまま残っていることが多く、新しい絵本が増えてもかぶりやすい状況になっています。
これは構造的に避けにくい問題で、事前確認なしで絵本を贈る場合のリスクが最も高いパターンです。
4. 収納スペースの問題
絵本は使わなくなっても「捨てにくい」という特性があります。使わなくても手放せず、棚に並んだまま何年も残る可能性があります。
贈る側にとっては「長く残る贈り物」に見えますが、受け取る側にとっては「処分できない荷物」になることもあります。特に名入れ絵本は、名前が入っている分さらに処分しにくくなります。収納が少ない家庭や、物を増やしたくないと聞いている場合は、この点を念頭に置いておくことをお勧めします。
5. 金額が把握されやすい
絵本は書店やネットで価格が調べやすいため、内祝いを考える側が金額を把握しやすいという面があります。これ自体は問題ではありませんが、予算感が見えやすい品であることは知っておくとよいでしょう。
一方で、「絵本は何冊あってもいい」「自分では選ばない絵本を読むきっかけになる」「絵本は意外と高いのでプレゼントしてもらえると嬉しい」という声もあります。いらないと感じるかどうかは、相手の状況と選び方次第で変わります。
贈る前に確認したい4つのポイント
贈る前に確認しておくと安心なのは、すでに何冊持っているか・兄弟がいるか・収納に余裕があるか・読み聞かせの習慣があるかの4点です。確認が難しい関係性の場合は、別候補への切り替えも選択肢になります。
キッズ・ラボラトリーのおもちゃコンシェルジュの対応経験では、お手持ちのおもちゃや絵本のリストを事前に共有いただくことで、かぶりを避けた選定がしやすくなる傾向があります。贈り物でも同じ発想が使えます。
5つすべてを確認できなくても、「すでに何冊持っているか」と「兄弟の有無」の2点だけでも把握できると、かぶりのリスクをかなり下げられます。
確認できない関係性の場合は、後から相手が選べる形式(カタログギフト・図書カード)や、かぶりが発生しにくい消耗品への切り替えを検討するのが安心です。
布絵本と紙の絵本、どちらを選ぶ?
布絵本は口に入れても安全な素材・洗浄のしやすさが特徴ですが、素材・対象年齢・安全表示はメーカー公式情報で確認が必要です。紙の絵本より常に優れるわけではなく、使う月齢や家庭の状況によって向き不向きがあります。
キッズ・ラボラトリーでは、しかけ絵本や布絵本もレンタル対象としており、商品ごとに対象月齢や素材が異なります。メーカー公式情報に基づいて対象年齢を確認しています。
← 横にスクロールできます →
迷ったら、布絵本が有力な候補です。かぶりにくく、新生児期から使えるものが多いためです。ただし、対象月齢・素材・安全表示は必ずメーカー公式情報で確認してから選んでください。
布絵本を選ぶときに確認したいこと
安全性に関わる点は、メーカー公式情報や製品安全協会などの公的機関の情報で、対象製品の安全マークを確認しておくことをお勧めします。
贈り方を確認できます
二人目・三人目家庭への絵本ギフトで気をつけること
二人目・三人目の家庭では、上のお子さまが使った絵本がすでにある場合が多く、事前確認なしで絵本を贈る場合はかぶりリスクが上がります。定番タイトルを避けても、すでに手元にある可能性は十分あります。
二人目以降の出産祝いで絵本を選ぶ場合は、次の点を意識すると外れにくくなります。
- 上のお子さまが使っていない作品・シリーズを選ぶ(事前確認が前提)
- 上のお子さまも一緒に楽しめる年齢帯の絵本を選ぶ
- 定番タイトルよりも、あまり知られていない作品を選ぶ
確認が難しい場合は、図書カードや別カテゴリのギフトに切り替えるほうが安心です。第二子以降のご家庭への贈り物については、かぶらない選び方をまとめた記事も参考にしてみてください。
また、絵本の読み聞かせは保護者が毎日時間を取る必要があります。産後の忙しい時期に「読まなければ」というプレッシャーを感じさせてしまう可能性もあります。贈る側の意図とは関係なく、そう受け取られるケースがあることも知っておくと、相手への配慮につながります。
絵本を贈るなら、喜ばれやすい種類と具体例
絵本を贈ることが決まったら、種類と対象月齢を意識して選ぶと外れにくくなります。絵本を見たり読んだりすることは、視覚・聴覚・触覚を刺激する機会になります。ただし、特定の絵本が発達を保証するわけではなく、読み聞かせを通じた親子のやりとりが言葉や感覚の発達を支える土台のひとつになりやすい、と考えるのが自然です。
名前入り(オリジナル)絵本
赤ちゃんの名前入りのオリジナル絵本は、出産祝いにこそ贈りたい絵本です。本のおはなしのなかに赤ちゃんが主人公として登場するため、出産の記念の1冊として喜ばれやすいでしょう。
名前入りのオリジナル絵本は通常の絵本よりやや値段が高いものが多いため、「自分では買わないものが欲しい」という出産祝いのニーズにも合っています。ただし、名前が入っている分、処分しにくくなる点は念頭に置いておくことをお勧めします。相手との関係が近く、長く手元に残してほしいという気持ちが伝わる間柄で贈るのが適しています。
布絵本
やわらかい素材でできた布絵本は、新生児期から使えるものが多く、かぶりにくい点でも出産祝いに選びやすい種類です。
通常の紙の絵本と異なり、ページが破れる心配が少なく、引っ張ったりつまんだりできる仕掛けが赤ちゃんの感覚を刺激するきっかけになります。ただし、素材・対象月齢・安全表示はメーカー公式情報で確認が必要です。
仕掛け絵本
ページをめくるごとにさまざまな仕掛けが楽しめる仕掛け絵本は、まだおはなしの内容がわからない赤ちゃんも楽しめる絵本としておすすめです。
ページをめくったり、引っ張ったりすることで、赤ちゃんの手先の動きを引き出すきっかけになります。
具体的なおすすめ絵本3点
ブロンズ新社|「だるまさん」シリーズ3冊セット ケース入り
ファーストブックの定番として高い人気を誇っている「だるまさん」シリーズは、0歳から楽しめる絵本です。
豪華なケース入りでありながらも値段はそれほど高くないため、ほかのギフトと一緒に贈るのにも選びやすい1冊です。
Gakken|ツペラツペラしかけえほんプレゼント用 新3冊セット
← 横にスクロールできます →
商品画像・情報は アマゾンアソシエイツ を参照しています。
「やさいさん」「くだものさん」「ぼうしとったら」の3冊セットです。ユーモアたっぷりのイラストが愛らしく、リズミカルに読めるおはなしとなっているため、はじめての読み聞かせにも使いやすい仕掛け絵本です。
ジョイパレット|しかけいっぱいかくれんぼ おおきなぬのえほん
人気絵本「しましまぐるぐる」をテーマにした布絵本です。コントラストの強いはっきりとした色合いは赤ちゃんの視覚を刺激するきっかけになるほか、引っ張ったり、つまんだりできるさまざまな仕掛けは小さな赤ちゃんでも楽しめる内容となっています。
絵本を避けたい場合の代替候補
絵本を避けたい場合の有力な代替候補は、消耗品・図書カード・おもちゃのサブスクギフト券の3方向です。かぶりが発生しない・相手が選べる・実用的という点で、関係性が近くない場合でも選びやすいです。
← 横にスクロールできます →
出産後まで見越したギフトを選びたい場合、月齢に合わせて後から選べる形式は選択肢のひとつになります。キッズ・ラボラトリーでは、おもちゃコンシェルジュが赤ちゃんの月齢や発達段階に合わせたおもちゃを選ぶサービスを提供しており、出産祝い用のギフト券もあります(ご利用のお申し込みは出荷日から半年以内です)。現物ベビーグッズはかぶりやすい一方、後から相手が選べる形式はその心配が少ない点が特徴です。
選び方は、おまかせ・リクエスト・取り扱いおもちゃ検索からの指名の3通りで、自由に組み合わせられます。リクエストはLINEで希望や商品URL(Amazon・楽天など)を送って指名でき、取り扱いおもちゃ検索では実際に取り扱っているおもちゃを年齢・カテゴリ・商品名・メーカー名で探し、商品名を伝えて指名できます。毎回、発送前に今回お届けするおもちゃのリストを案内してから発送します(追加料金なし)。交換アンケートに答えなくても発送基準日に合わせて定期的に届く申請なし定期交換も、LINEで一度伝えるだけで始められます(点数・交換サイクル・料金は通常と同じで、いつでも戻せます)。
絵本を避けるべき状況かどうか迷ったら、冒頭の判断表に戻って確認してみてください。
学術協力
この記事で紹介した利用データの読み解きは、消費者行動・サブスクリプション研究を専門とする福岡大学商学部の太宰潮教授に学術協力をいただいています。
出産祝いの絵本でよくある質問
相手の状況によって、喜ばれる場合とそうでない場合があります。第一子で絵本をほとんど持っていないと分かる場合や、読み聞かせが好きと知っている場合は外れにくい選択です。第二子以降や、収納が少ないと聞いている場合は、別の品を検討するほうが安心です。迷う場合は一言確認するのが最もシンプルな方法です。
「絵本を贈ろうと思っているけど、もう持っているものがあれば教えて」と一言確認するのが確実です。確認できない場合は、定番タイトルを避けてあまり知られていない作品を選ぶか、布絵本のようにかぶりにくい種類を選ぶ方法があります。それでも不安な場合は、後から相手が選べるカタログギフトや消耗品を検討するのも一つの考え方です。
布絵本は紙の絵本と異なり複数冊セットが少ないため、かぶるリスクが相対的に低い傾向があります。洗濯機対応の製品が多く見られ、衛生面での安心感があります。多くの製品で対象月齢が0歳〜6ヶ月頃と記載されており、使える期間が限られる点は念頭に置いておくことをお勧めします。小さなパーツが外れないか、洗濯機で洗えるかをメーカー公式情報で確認してから選ぶと安心です。
出産祝いの相場は贈る相手によっても異なりますが、3,000〜10,000円程度が目安とされることが多いです(職場文化や地域差があります)。一般的な絵本は1,000〜2,000円程度のものが多いため、出産祝いとして贈る場合は数冊をセットにして贈るのがおすすめです。名入れ絵本や布絵本、仕掛け絵本などは3,000〜5,000円程度のものも多いため、相場に合わせて絵本の種類を決めてみてください。
二人目の出産祝いに絵本を贈ること自体は問題ありません。ただし、上のお子さまが使った絵本がすでにある場合が多く、定番タイトルはかぶりやすい点に注意が必要です。定番を避けた選び方ができれば喜んでもらえる可能性があります。また、絵本であれば上のお子さまも一緒に楽しめるというメリットもあります。確認が難しい場合は、図書カードや別カテゴリのギフトへの切り替えも安心な選択肢です。
参考文献
- 消費者庁|子どもの事故防止(製品安全・誤飲リスク関連)(2026年9月確認)
- 製品評価技術基盤機構(NITE)|子ども向け製品の安全情報(2026年9月確認)
PR 本記事はAmazonアソシエイトを利用しています。Amazonのアソシエイトとして、キッズ・ラボラトリー株式会社は適格販売により収入を得ています。また、本記事にはAmazon以外のアフィリエイト広告を含みます。
選んでもらえるギフトです


