この記事を監修した人
幼児教育監修|石渡 恵美(幼稚園教諭)
医療監修|福井 美和子(看護師/保健師)
統計監修(学術協力)|太宰 潮(福岡大学 商学部 教授)
おもちゃ選定|青栁 陽介(おもちゃコンシェルジュ/キッズ・ラボラトリー代表取締役)

「何を買えばいいか分からなくて、ベビー用品店に行くたびに疲れてしまう」——そんな声は、キッズ・ラボラトリーに寄せられるプレママのお悩みの中でも特に多いものです。

出産準備は「退院当日から必要なもの」だけ先に揃えて、あとは産後に買い足すのが後悔しない進め方です。

退院当日必須・産院に確認してから・産後の様子を見て追加の3区分で、自分の条件に合わせた買い物リストを絞り込めるようにしています。品数競争ではなく、「いつ買うか」の判断が出産準備の肝です。

この記事でわかること
  • 退院当日から1週間に本当に必要なもの(チェック表つき)
  • 産院に確認してから買うものと確認のタイミング
  • 子どもに合うか判断するポイント
  • 授乳方法が未確定のときの授乳グッズ購入判断

▼ 気になるところから読む

退院当日までに絶対必要な用品はこれだけ

退院当日に手元にないと困る用品は、肌着・紙おむつ・おしりふき・寝床・チャイルドシート(車で帰る場合)の5カテゴリに絞れます。哺乳びん・ベビーバス・除菌グッズは産院の設備・支給品・授乳方針によって要否が変わるため、産前に全部揃えなくても大丈夫です。

以下は「退院当日から必要」「産院に確認してから」「産後の様子を見て追加」の3区分でまとめたチェック表です。ご家族で共有してお使いください。

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退院当日から1週間、本当に必要なものだけのチェック表
カテゴリ アイテム 区分 数量の目安
衣類 短肌着・コンビ肌着 退院当日から必要 各4〜5枚(洗濯頻度で調整)
おむつ 紙おむつ(新生児用) 退院当日から必要 1〜2パック(産院確認後に追加)
おむつ おしりふき 退院当日から必要 3〜4パック
移動 チャイルドシート 退院当日から必要(車の場合) 1台(車がなければ不要)
沐浴 ベビーバス・ベビーソープ・ガーゼ 退院当日から必要 各1個・ガーゼ10枚前後
寝る場所 ベビー布団 or 添い寝スペース 退院当日から必要 住環境に合わせて1セット
授乳 哺乳びん・粉ミルク小缶 退院当日から必要(念のため) 哺乳びん1〜2本・ミルク小缶1個
おむつ 産院配布のおむつ・おしりふき 産院に確認してから 産院が提供する場合は産前購入を減らせる
授乳 粉ミルク(産院支給の有無) 産院に確認してから 支給あれば産前購入は最小限でOK
ケア 臍帯ケアセット 産院に確認してから 産院が提供するケースが多い
授乳 授乳クッション・搾乳機 産後の様子を見て追加 母乳の出方を見てから判断
大型用品 ベビーベッド・バウンサー 産後の様子を見て追加 住環境・寝方を見てから。レンタルも選択肢
ケア ベビー爪切り・体温計 産後の様子を見て追加 退院後1〜2週間以内に揃えれば十分
おもちゃ ガラガラ・メリーなど 産後の様子を見て追加 生後3ヶ月頃から。産前購入は急がなくてOK

迷ったときの判断は「産後に翌日配送で届くものは産前に買わない」が目安です。ほとんどの消耗品・ケアグッズはこのルールで後回しにできます。

肌着・おむつ・おしりふき

短肌着・コンビ肌着は各4〜5枚が産前購入の目安です。新生児サイズ(50〜60cm)は生後1〜2ヶ月でサイズアウトするため、産前に大量購入しないよう注意が必要です。

キッズ・ラボラトリーの利用者アンケート(100件超の回答)では、新生児サイズの服を産前に大量購入して「ほとんど着られなかった」という声が多数を占めました。まずは3〜4枚から始めて、成長を見ながら買い足すのが安心です。

紙おむつは産前1〜2パックに留めて、産後にお子さまに合うブランドを確認してから追加するのが失敗しにくい進め方です。おしりふきは3〜4パック手元にあると最初の1週間を余裕を持って過ごせます。

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寝床(ベッド・布団)

ベビー布団セットは産前に1セット用意しておくと安心です。ベビーベッドを使うかどうかは、住環境・家族構成・上の子の有無によって変わります。産前に高額なベビーベッドを購入して「結局使わなかった」という声は少なくないため、まずベビー布団だけ用意して、ベビーベッドは産後にレンタルで試してから判断するのが合理的です。

退院時の移動手段で変わるもの

車で退院する場合、チャイルドシートの装着は道路交通法第71条の3により義務づけられています(6歳未満の幼児が対象)。退院当日から必要になるため、産前に取り付けまで済ませておくと安心です。

チャイルドシートは退院当日から道路交通法上の義務です

タクシーや公共交通機関で帰る場合は退院時には不要ですが、その後の生活で車を使う予定があれば早めに準備しておくと余裕が生まれます。取り付けに時間がかかる場合もあるため、産前に装着確認まで済ませておくのがおすすめです。(出典:道路交通法第71条の3・警察庁)

産院に確認してから決める用品

産院に確認すべき項目は「哺乳びん・除菌グッズの支給有無」「沐浴設備・ベビーバスの貸し出し有無」「退院時の移動手段(タクシー可否)」の3点です。確認後に購入を判断すると無駄買いを防げます。産院によって対応は大きく異なるため、健診のタイミングで気軽に聞いてみてください。

哺乳びん・授乳グッズ

授乳方法が産前に決まっていない場合、哺乳びん1〜2本と粉ミルクのサンプルサイズだけ用意しておくのが無難です母乳の出方は産後にならないとわからないため、搾乳機や授乳クッションは産後の状況を見てから追加するとよいでしょう。

完全母乳を目指す場合でも、退院後に急遽ミルクが必要になるケースがあります。念のため哺乳びん1本と粉ミルク小缶1個は手元に置いておくと、いざというときに慌てずに済みます。

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授乳方法が決まっていないときの授乳グッズ選び
授乳スタイル 産前に用意するもの 産後に追加するもの
完全母乳を目指す 哺乳びん1本・ミルク小缶1個(念のため) 搾乳機・授乳クッション(必要に応じて)
混合を想定している 哺乳びん2本・ミルク小缶1個 授乳クッション・哺乳びん追加(様子を見て)
完全ミルクを予定 哺乳びん3本・ミルク缶1〜2個 調乳ポット(電気ケトルで代用できる場合も)
まだ決めていない 哺乳びん1〜2本・ミルク小缶1個のみ 産後の授乳状況を見てから全て判断

迷ったらまず「哺乳びん1〜2本+ミルク小缶1個」だけ用意して、産後に追加するのが最も無駄が少ない進め方です。

沐浴グッズ

ベビーバスは1ヶ月健診まで大人と別で沐浴するために使います。産院が沐浴設備を貸し出している場合は入院中に使えることもあるため、退院前に確認しておくと安心です。空気で膨らむタイプや折りたたみ式なら産後すぐに注文しても翌日には届くため、産院確認後に購入を判断しても十分間に合います。

除菌・消毒グッズ

哺乳びんの除菌グッズ(電子レンジ除菌ケースや薬液消毒セット)は、哺乳びんの本数と授乳スタイルが決まってから選ぶのが合理的です。産院が消毒用品を支給するケースもあるため、入院前に確認しておくと産前購入を最小限に絞れます。

確認しておくと助かる項目は以下の通りです。

  • 入院中におむつ・おしりふきは提供されるか
  • 粉ミルクのサンプルや支給はあるか
  • 臍帯ケアセット(消毒液・綿棒など)は産院で用意されるか
  • 退院時に赤ちゃんに着せる肌着は自分で用意するか
  • 授乳指導はあるか(母乳・ミルクどちらを推奨しているか)
  • 入院バッグに持ち込むものの指定リストはあるか

産後に買い足しても間に合う用品

ベビーカー・抱っこひも・バウンサーなどは、赤ちゃんの体格や生活リズムが見えてから選んだほうが失敗が少ない用品です。翌日配送サービスを事前に調べておけば、産後に必要になってから注文しても十分間に合います。

  • ベビーベッド:添い寝にするか、ベッドを使うかは産後の生活リズムを見てから判断できます。レンタルで試してから購入を検討するのも合理的です。
  • 電動バウンサー・ハイローチェア:お子さまが好むかどうかは産後にならないとわかりません。高額なため、まずレンタルで試すのが安心です。
  • 授乳クッション:母乳の出方や授乳スタイルが決まってから選ぶほうが、自分に合ったものを選べます。
  • 抱っこ紐・ベビーカー:体格・生活動線・外出頻度が産後にならないと見えないため、産後に実物を試してから購入するのが失敗しにくいです。

「産後でも翌日配送で届くものは産前に買わない」というルールを持つと、このカテゴリのほとんどが後回しにできます。

家庭条件で要否が変わる用品の判断表

同じ用品でも、車で退院するか・完全母乳を目指すか・自宅に浴槽があるかで、産前に買うべきかどうかが変わります。下の表で自分の家庭条件を確認してから購入を判断してみてください。

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今買う・産後でよい を判断する早見表
アイテム 今買う(産前) 産後でよい 条件で変わる
短肌着・コンビ肌着 ◎ 4〜5枚ずつ 季節・洗濯頻度で枚数を調整
紙おむつ(新生児用) ◎ 1〜2パックのみ 追加分は産後に 産院配布の有無を確認してから
おしりふき ◎ 3〜4パック 産院配布の有無を確認してから
チャイルドシート ◎ 車で帰る場合は必須 車なし・タクシーなら急がない 退院手段で判断
ベビーバス ◎ 1個(コンパクト型推奨) 産院の沐浴設備を確認してから
哺乳びん・ミルク小缶 ◎ 最小限(1〜2本・小缶1個) 追加は産後に 授乳方法が決まっていれば本数を調整
ベビーベッド ◎ 産後の寝方を見てから レンタルで試すのも選択肢
授乳クッション・搾乳機 ◎ 授乳スタイルが決まってから 母乳の出方を見てから判断
抱っこ紐・ベビーカー ◎ 産後に実物を試してから 生活動線・外出頻度で選ぶ
ミトン・スタイ・おしゃぶり ◎ 必要になってから お子さまの様子を見てから判断

この表で「産後でよい」に◎がついているものは、産前に買っても使わない可能性が高いアイテムです。迷ったら後回しにして、産後に実際の生活を見てから判断するのが安心です。

買わなくても困りにくいもの、後悔しやすいもの

ベビー枕・ミトン・おしゃぶり・調乳ポット・ベビースケールは、産後に必要と感じてから買っても遅くないものの代表例です。新生児サイズの服を大量にそろえるのも、成長が早いため使いきれないことがあります。

利用者の声:新生児用の服を産前に5枚以上買って「ほとんど着られなかった」

キッズ・ラボラトリーの利用者アンケート(100件超の回答)では、新生児サイズの服を産前に大量購入して「ほとんど着られなかった」という声が多数を占めました。新生児サイズ(50〜60cm)は生後1〜2ヶ月でサイズアウトします。まずは3〜4枚から始めて、成長を見ながら買い足すのがおすすめです。

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買わなくても困りにくいもの、後悔しやすいもの
アイテム 利用者の声 判断のヒント
ミトン すぐ脱げて意味がなかった 産後に顔をひっかくようなら購入で十分
スタイ(よだれかけ) 新生児期はほぼ使わなかった よだれが増える生後2〜3ヶ月以降に買い足しでOK
ベビー枕 使わないほうが安全と言われた 新生児期は不要。かえって窒息リスクになる場合も
調乳ポット 電気ケトルで代用できた ミルク育児が確定してから検討でOK
授乳ケープ 外出頻度が少なくほぼ未使用 外出が増えてから購入で十分間に合う
ベビースケール 1ヶ月健診後は使わなかった レンタルで十分。購入は不要なことが多い
おしゃぶり 使ってくれなかった 好みが全く異なるため産後に試してから購入で十分

「産後に必要と感じてから買う」と決めておくだけで、このリストのほとんどは産前購入を避けられます。

「準備が足りなかった」「買いすぎた」両方の後悔を防ぐには

買いすぎと準備不足は、実は同じ時期に起きやすい問題です。

キッズ・ラボラトリーの継続利用データ(2,000件超)からわかること

産後1ヶ月以内に「準備が足りなかった」と感じた家庭が挙げた上位原因は、おむつのサイズ選びと授乳グッズの不足でした。一方で「買いすぎた」と感じた家庭の約7割は、新生児用衣類と消耗品の過剰購入が原因でした。「最低限から始めて買い足す」という方針が、両方の後悔を同時に防ぐ合理的な進め方です。(キッズ・ラボラトリーの継続利用データより)

特に「あとで困った」という声が多かった3パターンを挙げておきます。

  • おむつのサイズを新生児用で大量買いした:体重が早く増えてSサイズへ移行するケースがあります。新生児用は1〜2パックに留めて、Sサイズも1パック手元に置いておくと安心です。
  • 哺乳びんを1本しか用意しなかった:洗浄・消毒の時間を考えると、最低2本あると余裕が生まれます。混合育児の場合は3本以上が目安です。
  • ベビーバスを用意し忘れた:1ヶ月健診まで大人と別で沐浴するため必須です。空気で膨らむタイプは省スペースで、使い終わったら処分しやすく便利です。

「足りなかった」の多くはおむつサイズと授乳グッズ、「多すぎた」の多くは衣類と消耗品です。この2点を意識するだけで、準備の精度がぐっと上がります。

学術協力者からのコメント

このデータについて、消費者行動・サブスクリプション研究を専門とする福岡大学商学部の太宰潮教授に学術協力をいただきました。太宰教授は「キッズ・ラボラトリーの継続利用データ(2,000件超)では、産前の購買行動が不確実性への備えとして過剰になりやすい一方、実際の使用量は産後の授乳スタイルや成長速度に大きく依存するという構造的な問題が見られます。おむつサイズと授乳グッズの不足、新生児用衣類の過剰購入という傾向は、この構造を反映しています。最低限から始めて産後に買い足す方針は両方のリスクを同時に低減する合理的な選択ですが、個人差も大きいため、産院への事前確認と産後の観察を組み合わせることが判断の精度を高めます」と指摘しています。

型番まで産前に検討しておく代表用品

チャイルドシートは退院当日から必要で、車種との適合確認に時間がかかるため産前に型番まで決めておくと安心です。哺乳びん・ベビーバス・除菌グッズは産院確認後に購入するのが基本ですが、候補を絞っておくと産後の手配がスムーズです。

以下は、産前に候補を絞っておくと役立つ代表用品の例です。4商品すべてが全員必須というわけではなく、産院の支給状況・授乳方針・退院手段・住環境によって不要になるケースもあります。購入前に各メーカー公式情報で最新の対象時期・規格をご確認ください。

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型番まで産前に検討しておく代表用品
商品名 メーカー 用品カテゴリ 産前に用意する条件 公式対象時期・規格 購入前の確認点
PIGEON ピジョン 母乳実感 哺乳びん 160ml 0ヵ月~ 早く冷める耐熱ガラス製 キズがつきにくく衛生的 ピジョン 哺乳びん 産院が哺乳びんを支給しない場合・授乳方針確定後 新生児から使用可(ピジョン公式商品情報より) 産院の支給有無・授乳スタイル・乳首サイズの確認
ふかふか ベビーバスプラスK リッチェル ベビーバス 産院の沐浴設備・貸し出しがない場合 新生児〜3ヶ月頃まで(リッチェル公式商品情報より) 産院の沐浴設備・貸し出し有無の確認。自宅の浴室スペース
除菌じょ〜ず コンビ 哺乳びん除菌ケース 産院が除菌用品を支給しない場合・授乳方針確定後 電子レンジ対応(コンビ公式ブランドストアより) 産院の消毒用品支給有無・自宅電子レンジのワット数・庫内サイズ
フラディア プラス アップリカ チャイルドシート 車で退院する場合(退院当日から必須) 新生児〜4歳頃まで・R129適合(アップリカ公式より) 車種との適合確認・取り付け方式(ISOFIX/シートベルト)・車内スペース

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商品画像・情報は アマゾンアソシエイツ を参照しています。

チャイルドシートは車種との適合確認が必要なため、産前に候補を絞って取り付けまで済ませておくのが最も安心です。哺乳びん・ベビーバス・除菌グッズは産院確認後に購入を判断するのが基本ですが、候補商品を事前に調べておくと産後の手配がスムーズになります。

各商品の最新情報・対象時期・規格は、メーカー公式サイト(ピジョン商品情報・リッチェル商品情報・コンビ公式ブランドストア・アップリカ公式)でご確認ください。価格は販売店・時期により変動します。

季節・車の有無・寝る場所・洗濯頻度で変わる数量の目安

同じアイテムでも、条件によって必要な枚数・個数が変わります。全員に同じ数量を当てはめると、多すぎたり少なすぎたりします。

肌着の枚数は季節と洗濯頻度で変わる

夏生まれなら短肌着を中心に5〜6枚、冬生まれなら長肌着・コンビ肌着を合わせて6〜8枚が目安です。夏は汗で1日3〜4回着替えることもあるため、洗濯を毎日できる環境でも5枚は手元にあると安心です。冬は厚手のものを重ねるため枚数は少なめでも対応できますが、吐き戻しで急に替えることを考えると6枚以上あると余裕が生まれます。

洗濯を毎日できる家庭は5〜6枚、2日に1回の家庭は7〜8枚を目安にしてください。乾燥機を使える環境なら少なめでも回せます。

おむつは産前に大量買いしすぎない

新生児用おむつは体重が早く増えると1〜2ヶ月でSサイズへ移行します。産前は1〜2パックに留めて、産後に合うサイズ・ブランドを確認してから追加するのが安心です。Sサイズも1パック手元に置いておくと、サイズアウトしたときに慌てずに済みます。

車の有無でチャイルドシートの優先度が変わる

車で退院する場合はチャイルドシートが退院当日から必須です。タクシーや公共交通機関で帰る場合は退院時には不要ですが、その後の生活で車を使う予定があれば早めに準備しておくと余裕が生まれます。取り付けに時間がかかる場合もあるため、産前に装着まで済ませておくのが安心です。

寝る場所は産後の生活を見てから決めても間に合う

ベビーベッドを使うか添い寝にするかは、住環境・家族構成・上の子の有無によって変わります。産前に高額なベビーベッドを購入して「結局使わなかった」という声は少なくありません。まずベビー布団セットだけ用意して、ベビーベッドは産後に必要と感じてからレンタルで試すのが合理的です。

おもちゃは「買い切り」より「試してから」が後悔しにくい

新生児期のおもちゃは、生後3ヶ月頃から少しずつ必要になってきます。ただ、おもちゃは特に「買い切りで失敗しやすい領域」です。

キッズ・ラボラトリーの継続観察データでは、0歳向けに購入したおもちゃの約4割が「1ヶ月以内に興味を失った」という傾向が確認されています。高い知育玩具を買ったのに、翌週には見向きもしない——そんな経験をしたご家庭は少なくありません。

おもちゃについては、購入前に「試せる選択肢」を知っておくと選択肢が広がります。

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おもちゃの入手方法を比べる
方法 メリット デメリット 向いている家庭
購入(買い切り) いつでも使える・手元に残る 飽きたら処分に困る・費用がかさむ 長く使えると確信できるもの・兄弟で使い回せるもの
サブスク(レンタル) 飽きたら交換できる・部屋が増えない 月額費用がかかる・返却の手間 おもちゃが増えすぎて困っている・月齢ごとに最適なものを使いたい
おさがり・譲り受け 費用ゼロ・試してから判断できる 衛生面の確認が必要・選べない場合も 信頼できる知人から譲り受けられる家庭

キッズ・ラボラトリーの「はじめてのおもちゃコース」は、生後3ヶ月まで無料で利用できるプレママ向けのコースです。おもちゃコンシェルジュが月齢・発達段階に合ったおもちゃを個別に選んでお届けするため、「何を選べばいいか分からない」という不安を解消しやすい選択肢のひとつです。

LINEでお子さまの様子や手持ちのおもちゃ写真を伝えることもでき、Amazon・楽天等の商品URLで「これを試したい」と指名することも選定に反映できます。産前に登録しておいて産後すぐに使い始めるという使い方もできます。

キッズ・ラボラトリーのおもちゃ、向いている家庭・合いづらい家庭

サービスには合う・合わないの個人差があります。正直にお伝えします。

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キッズ・ラボラトリーのおもちゃ、向いている家庭・合いづらい家庭
家庭の状況 相性 理由
おもちゃが増えすぎて困っている 返却できるので部屋がすっきりしやすい
何を選べばいいか分からない コンシェルジュが月齢に合わせて選定してくれる
プレママで産前から準備したい 生後3ヶ月まで無料のプレママコースがある
特定のおもちゃを長期間使いたい サブスクは交換前提のため、同じものを長期保有したい場合は購入のほうが合いやすい
外遊び中心で室内おもちゃをほぼ使わない おもちゃを使う時間が少なくなりがちで、サービスとの相性が下がることがあります

料金・プランの詳細は時期によって変わることがあります。最新の情報はキッズ・ラボラトリーの公式サイトでご確認ください。

出産準備でよくある質問

Q1. 出産準備はいつから始めればいい?

妊娠32〜34週頃を目安に始めると余裕を持って準備できます。お腹が大きくなると外出や荷物の運搬が大変になるため、重いもの・かさばるものは妊娠8ヶ月頃までに手配しておくと安心です。入院バッグは36週(妊娠10ヶ月)までに用意しておくと、早産になっても慌てずに済みます。

Q2. 産前に買いすぎないためのコツは?

「産後でも翌日配送で届くものは買わない」というルールを持つと、買いすぎを防ぎやすいです。特に消耗品(おむつ・おしりふき)はお子さまとの相性があるため、産前は1〜2パックに留めて産後に合うブランドを探すのが安心です。おもちゃ・スタイ・ミトンなどは産後に必要になってから購入で十分間に合います。

Q3. 産院でもらえるものは何を確認すればいい?

おむつ・おしりふき・粉ミルク・臍帯ケアセットの4点を妊娠8〜9ヶ月ごろに確認しておくと、産前の購入量を最小限に絞れます。産院によって対応は大きく異なるため、健診のタイミングで気軽に聞いてみてください。確認できた分だけ、買い物リストを絞り込めます。

Q4. チャイルドシートは必ず産前に買わないといけない?

車で退院する場合は退院当日から道路交通法上の義務があるため、産前に購入・取り付けまで済ませておくのが安心です。タクシーや公共交通機関で帰る場合は退院時には不要ですが、その後の生活で車を使う予定があれば早めに準備しておくと余裕が生まれます。車種との適合確認に時間がかかる場合もあるため、産前に装着確認まで済ませておくのがおすすめです。

Q5. 新生児のおもちゃはいつ頃から必要?

本格的におもちゃが必要になるのは生後3ヶ月頃からが目安です。視力が発達し、手を伸ばす動作が出始めるタイミングです。産前に買い置きするより、生後2〜3ヶ月頃にお子さまの反応を見ながら選ぶほうが失敗しにくいです。キッズ・ラボラトリーのはじめてのおもちゃコースは生後3ヶ月まで無料で試せるため、産前に登録しておいて産後すぐに使い始めるという使い方もできます。

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石渡 恵美(幼稚園教諭)
石渡 恵美(いしわた えみ)/幼稚園教諭。 2013年 玉川大学 教育学部 教育学科卒業、幼稚園教諭1種免許取得。 卒業後、学校法人 新井学園 川崎若葉幼稚園(神奈川)、学校法人 中田学園 宮崎二葉幼稚園(宮崎)にて、合計約5年間 幼稚園教諭として勤務。保育現場での経験も持つ。 日常的に童謡や手遊び歌を通じて子どもと関わる中で培った、遊び・音楽・言語を介した発達支援の知見を活かし、キッズ・ラボラトリーでは乳幼児の発達段階・遊びのねらい・親子のコミュニケーションに関する記事を監修する。現在は2児の母。