この記事を監修した人
幼児教育監修|石渡 恵美(幼稚園教諭)
医療監修|福井 美和子(看護師/保健師)
おもちゃ選定|青栁 陽介(おもちゃコンシェルジュ/キッズ・ラボラトリー代表取締役)

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0歳の赤ちゃんの遊びは、室内がメイン。室内遊びはさまざまで、それぞれに意味や役割があります。

この記事では、おもちゃを使った遊びだけではなく、運動遊びや指先の感覚を大切にする遊びなど、さまざまな室内遊びのアイデアを紹介します。

室内遊びのレパートリーを増やして、子どもの健やかな成長につなげていきましょう。

0歳児に室内遊びをさせるねらい

0歳児に室内遊びをさせるねらいは大きく分けて2つあります。

  • 大人との愛着を深めること
  • 赤ちゃんの五感を刺激すること

この2つのねらいをもって室内遊びをすることで、0歳児の健やかな成長発達を促すことにつながります。それぞれ詳しく説明していきましょう。

大人との愛着を深めること

親子の間に愛着が生まれると、赤ちゃんには安心感や人に対する信頼感が生まれます

この愛着関係のある状態こそ、赤ちゃんが成長発達する上での安全基地といえます。安全基地があることで、新しい人との関係性を築いたり新しいことに挑戦してみたり、赤ちゃんの新たな経験につながっていくのです。

楽しく遊びながら、赤ちゃんが発達する上で基本となる「愛着」を深めていきましょう。

赤ちゃんの五感を刺激すること

五感を刺激することは、赤ちゃんの成長発達にとても重要な役割を果たしています。

五感とは、視覚(見る)・聴覚(聴く)・味覚(味わう)・嗅覚(嗅ぐ)・触覚(肌で触れる)の五つの感覚のこと。

この五つの感覚を刺激することで、脳が活性化され、赤ちゃんの心と身体の成長発達が促されます。

五感は、赤ちゃんが日常生活を送る中でも刺激されますが、日常生活であまり使うことのない感覚刺激を遊びに取り入れることによって、遊びながら赤ちゃんの成長発達を助けることができます

赤ちゃんの成長発達を促すためにも、室内遊びに五感刺激を積極的に取り入れてみましょう。

室内遊びだけでなく、外遊びもさせたほうがよい?

もちろん、外遊びでしかできない体験もあります。

外遊びでは、光の眩しさ、鳥の鳴く声、雨上がりの匂い、風の冷たさや砂を触ったときの感触など、自然の中でしか感じることのできない感覚をたくさん得られます。

また、外遊びで身体を動かすことは、基礎体力や運動能力の向上につながります。

外に出て散歩をするだけでも0歳児にとってはよい刺激となるので、天気がよい日には、積極的に外に出て身体を動かし、外遊びを楽しみましょう。

0歳児向けの室内遊びの特徴は?

0歳児向けの室内遊びには2つの特徴があります。

  • 室内でも十分に遊びを楽しめる
  • 指先遊びや感触遊びなどの手の感覚を使った遊びが多い

それぞれ0歳児の発達の特徴を踏まえながら、説明していきますね。

室内でも十分に遊びを楽しめる

1歳や2歳になると動きがよりダイナミックに、より活発になるため、室内遊びだけでは物足りなくなり、外遊びの重要性が高まります。

しかし0歳児は動きが少なく、移動範囲が狭いので、室内遊びで充実感や刺激が不足することはほとんどありません。

0歳児向けの室内遊びのコツさえつかめば、十分に遊びを楽しめますよ。

指先遊びや感触遊びなどの手の感覚を使った遊びが多い

0歳児の室内遊びには指先を使ったものが多いです。

多くの子どもは、0歳の間に手のひら全体を使う動作から、指先を使う動作に移行します。そして、指先を使った細かい動きができるようになると、物をつまんだり力強く握ったりできるようになります。

著しく成長する0歳児の感覚(触覚)を刺激できるので、指先遊びや感触遊びは0歳児の手の発達を促すのに適した遊びです。

0歳児の手の感覚を養うためにも、手を使った遊びを積極的に取り入れてみましょう。

指先の発達を促す0歳児の室内遊び

0歳児の指先を使った遊びには、五感を刺激して発達を促す大切な役割があります。

ここでは、0歳児におすすめの指先を使った遊びや感触遊びを3つ紹介します。

  • スズランテープを使った室内遊び
  • 新聞紙を使った室内遊び
  • 小麦粉ねんどを使った室内遊び

スズランテープを使った室内遊び

軽くてカラフルなスズランテープは、見た目も綺麗で子どもは夢中になって遊びます。

長いスズランテープは子どもに巻き付く危険があるので、短く切って使用しましょう。

用意するもの

スズランテープ

遊び方

20cm程に短く切ったスズランテープを大人が上に投げたり落としたりしてみましょう。ヒラヒラと不規則な動きを視覚で楽しんだり、スズランテープの音を聴覚で楽しんだりできますよ。

次に、スズランテープをテーブルなどにたくさん貼って、滝の様に並べてみましょう。スズランテープを細く裂くことで、触り心地が変化するため、さまざまな感触を楽しむことができますよ。

新聞紙を使った室内遊び

新聞紙は、子どもの力で簡単にちぎることができるので、指先を使った遊びにぴったりです。新聞紙をちぎったり丸めたりして遊んでみましょう。

用意するもの

新聞紙

遊び方

まず、子どもと一緒に、新聞紙を細くちぎってみましょう。新聞紙のちぎれる音と、新聞紙をちぎる感覚が同時に味わえるため、手と目と耳の協調運動になります。

また、子ども自身で簡単に新聞紙の形を変えることができるため、達成感を味わうことができ、子どもは新聞紙遊びに夢中になります。

次に、ちぎった新聞紙をすべて集めて、げたり、丸めてボールにしたりして、遊んでみましょう。指先を使って、新聞紙を拾う動作や、力をいれて新聞紙を丸める動作は、楽しく遊びながら、指先の発達を促すことができますよ。

小麦粉ねんどを使った室内遊び

小麦粉ねんどは身近な材料で簡単に作れます。万が一、口に入れてしまっても安心な小麦粉ねんどは、0歳児の感触遊びにぴったりです。

用意するもの

小麦粉・水(小麦粉の半分程)・油(少し)

小麦粉ねんどの作り方

小麦粉に水を少しずつ入れなが、こねていきます。好みの柔らかさになればできあがりです。少し油を入れると、より滑らかになります。

遊び方

まずは、小粉ねんど作る前に、小麦粉を触って、さらさらとした感触を楽しみましょう。普段感じることのない感触に子どもは驚きます。

小麦粉ねんどは、指先を使ってあらゆる形を作ることができるため、指先の発を促すことはもちろん、手と目協調運動、想像力も養われます。

ただし、なかには感触を嫌がる子どももいます。無理をさせずに子どもが楽しいと思えることを優先しましょう

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雨の日でも室内でできる0歳児の運動遊び

運動遊びのメリットは、0歳児の身体能力を高めるだけでなく、心と体をリフレッシュさせること。

0歳児であれば、雨の日でも室内でおもいっきり運動遊びができますよ。

ここでは、0歳児におすすめの、雨の日でもできる運動遊びを紹介します。

  • マット遊び
  • トンネ遊び
  • ハイハイ遊び・追いかけっこ遊び
  • コーナー遊び

マット遊び

まずはマット遊びです。専用のマットがなくても、問題ありません。布団やクッションなどで十分です。マット遊びには0歳児に重要なバランス感覚や運動機能を向上させるねらいがあります。

用意するもの

布団・クッション・タオルケットなどの布製品

遊び方

布団の上で、歩く・転がる、飛び跳ねるなどの動きをさせてみましょう。柔らかい布団の上では、踏ん張る動作や、手をついて身体を守ろうとする動作など、日常生活ではしない動きをするため、自然と運動機能の向上につながります。

次に、布団の下にクッションなど厚みのある物を置いて、山を作り、その山を登ったり、転がったりさせてください。手足で布団をつかむ動作や、流れに身をまかせて転がり落ちる感覚は、運動発達を促すと同時に、五感を刺激することもできます。

トンネル遊び

トンネル遊びでは主にダンボールを使用します。ずりばいやハイハイなどで普段は使わない体の部分を使うので全身運動をさせられます。

用意するもの

ダンボール

遊び方

ダンボールを長くつなげて、子どもが通れるくらいの大きさのトンネルを作りましょう。ダンボールが用意できなければ、こたつの下をくぐらせることで、手軽なトンネル遊びができますよ。

トンネル遊びには、ハイハイの動きを基本とした、手足の協調運動を促すねらいがあります。また、トンネル内の暗さから出たときの明るさや解放感は、視覚をはじめとした五感の刺激になります。

ハイハイ遊び・追いかけっこ遊び

0歳児は、室内に少しのスペースがあれば、ハイハイや追いかけっこなどの運動遊びができます。

ハイハイには、手足の協調運動や0歳児の発達に重要なバランス感覚を養う役割があります。

ハイハイ遊びや追いかけっこ遊びの一番の特徴は、大人と一緒に行うこと。0歳児のハイハイ遊びや追いかけっこ遊びには、運動機能を高めるメリットがあるのにくわえ、大人とのコミュニケーションやスキンシップができるメリットもあります。

特に準備も必要なく、簡単にできるハイハイ遊びは、気軽な運動遊びとして、また、子どもとのコミュニケーションの1つとして、室内遊びに取り入れてみましょう。

コーナー遊び

0歳児は一人遊びをする機会が多いですが、集中力は長く続きません。コーナーで遊びを区切ることによって、子どもは1つの遊びにより集中できます。

コーナーで遊びを区切るとは、運動ができる空間、指先を使ったおもちゃの空間、絵本の空間、の様に遊びのジャンルごとに場所を区切って、子どもが自主的に遊びを選べるように、環境を整えることです。

遊びの場所を区切ることで、1つの遊びに飽きても、別の遊びへ切り替えがしやすくなります。保育の観点からも、自分で次の遊びを選ばせるという点で主体性を養うねらいがあります。

簡単!すぐにできる0歳児の室内遊びは?

気軽にすぐできる室内遊びとして、親子のスキンシップをおすすめします。

スキンシップは「遊び」ではないように感じますが、抱きしめたり一緒に歌を歌ったりすることは、スキンシップを兼ねた立派なふれ合い遊びです。

大好きな人と一緒にふれ合いながら遊ぶことは、子どもの心の安定と、心身の発育によい影響を与えます。そして何よりも0歳児の赤ちゃんにとっては、一番幸せを感じることのできる遊びなのです。

夏や秋におすすめの0歳児の室内遊びは?

室内でも季節を感じられる遊びがあれば、遊びのレパートリーも増え、新鮮さもありますよね。

夏は氷や保冷剤を使った遊び

夏におすすめの室内遊びは、氷や保冷剤を使った遊びです。

氷や保冷剤の冷たさは、0歳児にとって全身で感じるよい感覚刺激となります。暑い季節に感じる、保冷剤の冷たくて心地のよい感覚や、氷の冷たすぎて不快に感じる感覚など、さまざまな感覚を体験させてあげましょう。

氷を使う場合は、お風呂場など濡れてもよい場所で遊ばせるのがポイント。また、保冷剤は子どもが口に含んで破けてしまわないように十分注意してください。

秋は音楽遊び

秋は音楽会の季節です。0歳児でもできる楽器を用意して、音楽遊びを楽しんでみましょう。

用意するもの

ヘアゴム・鈴

遊び方

ヘアゴムに鈴をつけて、子どもの手首につけましょう。子どもが手を叩くだけで、鈴の音が鳴り響きます。

子どもは歌や音楽が大好きです。好きな音楽に合わせて、歌ったり踊ったり手を叩いたりして、音楽遊びを楽しみましょう。

家の中で音楽発表会の場を作ってみると、親子で秋を感じながら楽器遊びを楽しむことができますよ。

0歳児の室内遊びにぴったりのおもちゃは、サブスクで取り寄せるのもあり!

0歳児の室内遊びには、大人との愛着形成や、五感を刺激して成長発達を促すねらいがあり、室内遊びにも、さまざまな種類や方法があります。

室内遊びで大切なことは、ねらいをもって子どもの月齢に合わせた遊びをすることです。

また、おもちゃを使って遊ぶ場合も、子どもの月齢や成長発達に合わせたおもちゃを選ぶことが大切です。

「そうはいっても、子どもの発達に合わせたおもちゃの選び方がよくわからない……」という方も少なくないでしょう。そんな方におすすめしたいのがおもちゃのサブスクです。

おもちゃのサブスクとは、定額でおもちゃが家に届くサービスで、子どもの月齢に合ったおもちゃで遊ぶことができます。子どもの発達スピードは著しく、あっという間に月齢に合わないおもちゃが増えていきます。おもちゃのサブスクは、「家に不要なおもちゃが増えない」というメリットがあるのもよいですね。

子どもの月齢にぴったりなおもちゃの購入を考えている場合は、一度おもちゃのサブスクを検討してみてはいかがでしょうか。

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ABOUT ME
青栁 陽介(おもちゃコンシェルジュ/キッズ・ラボラトリー代表取締役)
青栁 陽介は、キッズ・ラボラトリー株式会社 代表取締役であり、自らもおもちゃコンシェルジュとして利用者対応・玩具選定の現場に立つ。 2003年に通販システム業界に入り、2015年テモナ株式会社(東証一部 3985)執行役員、2017年に執行役員CMOに就任。在任中に東証マザーズ上場・東証一部上場を経験。2018年12月、一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会の創立メンバーとして業務執行理事に就任し、矢野経済研究所「サブスクリプション市場2019」をはじめとする業界調査に協力。サブスクリプション関連の講演・セミナーに登壇し、延べ15,000名以上が参加するなど、業界の体系化にも携わってきた。 2019年5月、長男の難病闘病をきっかけに、ベッドサイドでも安全に遊べる知育玩具の必要性を痛感してキッズ・ラボラトリー株式会社を設立。2020年1月の知育玩具サブスクリプション開始以降、累計約45万点(お届け約10万件)の発送実績を重ねる。 記事監修においては、自身が直接対応してきた利用者の声、実際の返却理由、人気・不人気の商品傾向など、運営現場の一次データに基づいた「実際に使われるおもちゃ」の視点を提供する。