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子育てに自分の時間がないストレスはつきもの?実践的な時間の作り方を紹介
「自分のために使える時間がない!」「ストレスを解消する時間がなくて、イライラしてしまう」というのは、子育て中の方に多い悩みですよね。
この記事では、自分の時間が持てない人に多い傾向や、イライラしてしまう原因について解説します。
さらに、自分の時間を確保する方法も、先輩ママの声をまじえて紹介していきます。
子育てで自分の時間がないことをストレスに感じる人は多い?
自分の時間について、悩みを抱える方は少なくありません。
ある会社が行った調査では、0〜2歳の子どもを持つママさんの実に45%が、1日のうちで自分の時間は1時間未満だと答えています。
実に半数近くのママさんは、自分の時間をほとんど持てていないというのが現実のようです。
実際、自分の時間が持てずにいる子育て中のママさんからは、こんな声が聞かれます。
子どもはかわいいし、子どもとの生活も楽しいけれど、ひとりの時間、自分の時間が持てないのはストレスがたまるという現実が浮かび上がってきます。そのため、子どもやパパさんにも、ついイライラしてしまうというのが、ママさんの本音のようです。
出典:(自分時間が1 日1 時間未満のママは45%「ママの自分時間についての実態調査」を『フェリシモMAMA部』が発表|PR TIMES)
子育てで自分の時間がないママさんの特徴
自分の時間を持てないというママさんは、どんな環境で子育てをしているのでしょうか?
ワンオペで2人(以上)育児をしている
もちろん、1人の育児でも時間がないと感じることもあると思いますが、今回はとくに悩みが多い、複数のお子さんがいるケースを例にご紹介します。
▼家族構成
パパ、ママ、4歳の長男(保育園)、1歳の長女の4人家族
▼育児・家事の役割分担
夫は朝早くに出勤し、子どもが寝てから帰ってくる。妻は、休業中(離職中)でワンオペ育児をしている。
ある平日のタイムスケジュールを表にしてみました。
6:00 | ・起床・身支度 ・朝食準備・お弁当作り ・洗濯機を回す |
7:00
7:20 7:40 |
・パパさん出勤 ・長男を起こす 着替えさせて朝食 ・長女を起こす 着替えさせて朝食 |
8:20 | ・保育園に送り出し |
8:50 | ・朝食片付け・掃除・洗濯物を干す |
10:00 | ・長女と外遊び、散歩など |
11:30 | ・昼食準備・昼食 |
12:30 | ・長女お昼寝 ・昼食片付け ・夕食の準備 ・時間が余れば自分の時間(ほぼない) |
14:40 | ・長女起床 ・読み聞かせ、積み木などで遊ぶ |
16:00 | ・長男保育園お迎え ・買い物 |
17:20 | ・夕食準備 洗濯たたみなど |
18:00 | ・夕食(自分も一緒)子どもの歯磨き |
19:30 | ・お風呂 |
20:10 | ・読み聞かせ・寝かしつけ・子ども就寝(自分も寝落ち気味) |
21:10 | ・パパさん帰宅 パパさん夕食 |
22:00 | ・片付けなど |
23:00 | ・本格的に就寝(夜中に長女が何度か起きる) |
※食事後・夜中・欲しがるときに、長女の授乳
こうしてスケジュールを書き出すと、やりくりすれば自分の時間を作れそうに思えます。しかし実際には、こまごまとした仕事が山積みです。
ワンオペでつきっきりの育児をしている場合、息抜きや気分転換の時間さえもないことがあるので、ストレスを感じずに過ごすのは難しい環境にあるといえます。
共働きのワーママである
フルタイム勤務のママさんはもちろん、時短勤務やパートタイムで働くママさんは時間のやりくりが大変です。
昼間、一緒にいる時間が少ない分、子どもといられる時間はできる限り保育園のお話を聞いたり、絵本を読んだりしてコミュニケーションを取ろうと思うと、やはり自分の時間をとることは難しくなります。
「仕事の時間が息抜きになる」と考える人もいるようですが、それを指して「自分の時間」とは呼べないので、24時間つきっきりの育児とは異なる大変さがあることが伺えます。
旦那に頼むより自分でやったほうが早いと思っている
子どものお世話や家事を夫婦で分担できたら、少しは自分の時間が持てそうですよね。それができない家庭では、自分の時間がないと感じやすいようです。
例えば、夫の掃除の仕方が不満だったり、洗濯物の干し方が気になってやり直してしまったりという方は、意外に多いようです。
また、子どもの世話を夫が担当しようとしても、子どもが「ママじゃなきゃ嫌」と受け入れてくれないこともあります。
そうなると「自分でやったほうが早いし、余計なストレスもない」と、全部自分でやってしまい、結果的に自分の時間がなくなるというのも、よくあるパターンです。
子育てのストレスの原因は、旦那の言動にあり……?
夫婦間で子育てを担うバランスがとれていれば、自分の時間を作りやすくなります。しかし、旦那さんの言動によってかえってストレスを大きくしてしまうケースもあります。
少し本題からは逸れますが、ここで旦那さんの言動が子育てのストレスに繋がるケースを紹介します。
なぜ、子どものお世話を「手伝う」スタンス?
怒りの声でよく聞くのが、「何か手伝おうか」という旦那さんの言葉です。
旦那さんからしてみたら、労わりの気持ちで言っているのかもしれませんが、「そもそも手伝うって何ですか?」というのが、ママさんの本音ですよね。「この人はお手伝い感覚でいるのかとショックを受けた」という声もあります。
子どものお世話に関しては、夫婦で等しく「当事者」のはずです。
手伝うというスタンスではママさんの負担を軽減するどころか、かえって足を引っ張りかねないので、注意してもらいたいですね。
子どものお世話のいいとこどりで、ずるい
また、よく聞かれるのが、子育てのいいとこどりです。
- 都合のいいとき(気の向いたとき)だけ、遊ぶ
- おしっこのおむつは替えるけど、うんちはママさんを呼ぶ
- お風呂に入れてはくれるけど、準備やお風呂上がりの着替えはいっさいしない
- 寝かしつけてくれるといって、自分が先に寝ている(そのことに気付いていない)
それなのに「自分は育児に参加している」と、勘違いをしているパパさんもいるようです。
しかし、それではママさんの負担はほとんど軽減されていません。
また、そのような関わり方をすれば子どもからも好かれるので、はたから見れば「ずるい」というほかありません。それがストレスに繋がっているケースも多いので、悩ましい問題ですね。
「旦那の育児しすぎがストレス」という声も……。
「なぜ?」と思うところですが、主に2つのパターンがあるようです。
ひとつは、「仕事をしていない自分は、なんだか怠けているようで気がひける」という理由です。かえって気持ちが落ち着かなくなるのでは、あまり好ましくないですね。
もうひとつは、「育児の仕方が自分の感覚・理想とかけ離れている」という理由です。遊び方が乱暴だったり、子どもに教えることに矛盾が生じたりすると、軌道修正するのにも苦労します。
ご家庭によっては、旦那の育児が必ずしもプラスに働くわけでない、というのが難しいところですね。
子育て中の自分の時間の作り方
それでは、自分の時間がないと悩んでいるママさんは、実際にどうやって自分の時間を作ればよいのでしょうか?
早起きする
自分の時間を確保できているママさんに多いのが、朝、家族が起きる前を自分の時間として使うという方法です。
そのために、子どもと一緒に寝てしまうというママさんもいます。
あるいは、夜はダラダラしがちなので早く寝てみたら、翌朝の目覚めがよく、朝4時半起きがクセになったという声もありました。
朝の澄んだ空気は特別で、それだけでリフレッシュできるというママさんもいます。
夫婦で話し合って交代で自分の時間を確保
「それができれば苦労しない」のですが、それを諦めなければ、自分の時間を作りやすくなります。
例えば、平日はママさんのワンオペ育児というご家庭は、パパさんと話し合い、休日は出掛ける時間を作るのもよいでしょう。
美容室やちょっとお茶を飲みに行くという短時間の外出でも、気分転換になります。
いきなり長時間の外出は無理でも、回数を重ねることで、少しずつパパさんも子どもと過ごすコツをつかめるはずです。
思い切ってベビーシッターや一時預かりなどを利用する
現在は、ベビーシッターや家事代行サービスも充実しています。
親が自分の時間を確保するために子どもを預けることについて、日本では抵抗を感じる方が多いかもしれませんが、海外では当たり前のことです。
ちょっとした用事なら、一時預かりというサービスもあります。これは認可保育園や認定こども園や、自治体による事業です。
また、家族ぐるみで付き合えて、子育てをサポートしてもらえるファミリーサポートというシステムもあります。これも自治体が運営する子育て支援サービスです。
一般的に子育てで自分の時間が増えるのはいつから?
一人遊びができるようになり、少しずつお世話が楽になってくるのは、3歳ごろです。
もちろん危険がないように見守る必要はありますが、つきっきりでいなくても大丈夫。ママさんは自分のやりたいことを楽しみながら、見守ってあげましょう。
自分のことが自分でできるようになるのは、9歳ごろからです。勉強、趣味や習い事に一人で取り組むほか、お友達と過ごす時間も増えてきます。
お手伝いもしてくれるようになり、ママさんも自分の時間が確保しやすくなるでしょう。
参考:世のママさんは子育て中、自分の時間に何をしてる?
ところで、実際に自分の時間を確保できたとき、ママさんたちは何をしているのでしょうか?
リフレッシュやストレス解消のために、時間をじょうずに使っているママさんは、大勢います。
- おいしいお菓子やコーヒーをゆっくり楽しむ
- ショッピング
- ネットサーフィン
- ヨガやピラティスなど
- 読書
- 映画鑑賞
また、自分磨き、子育てが一段落した将来を意識して、
- 習い事
- 資格取得
- 資産運用の勉強
を挙げるママさんもいました。
子育てで少しでも自分の時間を捻出したい方にはおもちゃのサブスクもおすすめ◎
子どもの小さいうちは、どうしても自分の時間が持てず、ストレスがたまったりイライラしたりするものです。
しかし、工夫次第で、自分ひとりの時間を見つけ、好きなことをする時間を確保できますよ。
そのひとつとしておすすめしたいのが、おもちゃのサブスクです。
毎月定額でおもちゃのレンタルができるサービス、キッズ・ラボラトリーなら、以下のように、ママさんをサポートしてくれます。
- おもちゃコンシェルジュが、子ども一人ひとりの趣味や興味に合わせた知育玩具をチョイスしてくれる。
- LINEでおもちゃの相談や子育ての悩みも気軽に相談できる。
- 買うと高額な本格的な知育玩具が多くそろっている。
子どもがハマるおもちゃに出会うことができれば、それで遊んでいる間はほかのことができますよね。
おもちゃ選びをプロにお願いして、子どもにとってもママさんにとっても大切な時間を、じょうずに使っていきましょう。
ぜひこの機会に、おもちゃのサブスク、キッズ・ラボラトリーを検討してみませんか?