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知育玩具

紐通しのおもちゃは知育にぴったり!ねらいやおすすめ商品、手作りのアイデアも紹介

紐通しのおもちゃは知育にぴったり!ねらいやおすすめ商品、手作りのアイデアも紹介

子どものさまざまな能力の発達を促すことを目的とする知育。

知育を目的としたおもちゃや遊びはたくさんありますが、なかでも紐通しは手先の発達をはじめ、子どもの集中力や思考力を養うのに効果的です。

この記事では、紐通しで遊ばせることのねらいや具体的な知育効果をはじめ、年齢ごとの紐通しおもちゃをランキング形式で紹介していきます。

紐通しのねらい

紐通しとは、ビーズや専用のボードなどの穴に紐を通して遊ぶおもちゃのこと。

紐通しには大きく分けてビーズタイプとボードタイプがあります。

ビーズタイプ ・ひとつひとつのパーツやビーズに紐を通していく
・1歳頃から始められる
ボードタイプ ・穴が空いた専用のボードに紐を通していく
・紐の通し方によって、完成したときの模様が変化する
・上から通したり下から通したりなど、より思考力が養われる

大人からみると、紐を通すだけのシンプルな遊びに見えますが、子どもにとってはこれがなかなか難しいのです。具体的には、紐を通すだけでも以下のような工程をクリアする必要があります。

  1. 紐を持つ(どこを持てばよいか考える)
  2. 穴をよく見て、紐を入れる
  3. 穴から出てきた紐を取り出して、反対の手で持ち変える
  4. 紐を引っ張る

子どもが紐通しをする際は、目や頭(思考)、手先などを同時にうまく使う必要があります。そのため、紐を通すという1つの動作をおこなうだけでもさまざまな能力が必要とされます。

紐通しの知育効果

ここからは、紐通しの具体的な知育効果について紹介していきますね。

指先の発達を促す

紐通しで遊ぶことにより、子どもの指先の使い方や感覚の発達を促すことができます。

子どもは指先を使った細かな作業をすることに慣れていません。小さいビーズや紐などの細かい部品を指でつまんだり、左右の手で異なる動きをしたりすることで、指先や手首を自分の意思通りにコントロールできるようになります。

また、指先と脳の関連性は高いといわれており、指先を積極的に使用することで、脳にも刺激を与えることができます。さらに、ビーズやボードの穴を目で見て、紐を通すことで目と手の協調運動になります。

指先が器用になることで、 ボタンを留める、お箸を使う、文字を書くといった、日常生活で必要な動作の基礎を養うことにもつながるでしょう。

集中力が養われる

紐通しは集中力の育成にも効果的です。小さな穴に紐の先端を入れる動作は、慎重さや正確性が求められます。

また、紐通しは1つの穴に紐を通して終わりではありません。この動作を何回も繰り返すには集中し続けることが大切。

紐通しで遊ぶことで、自然と長い間集中し続ける練習にもなるんですよ。

思考力が鍛えられる

紐通しで遊んでいると、「考える」くせがつくようになります。

ビーズタイプのものであれば、一度紐を通したビーズが抜けないように握ったり、結び目を作ったりなどの工夫が必要です。

ボードタイプのものであれば、「どの穴から通せばどのような模様になるか」などを自然に考えるようになります。

紐通しはモンテッソーリでも取り入れられている

モンテッソーリ教育とは、「子どもには自分で自分を育てる力がある」という考えのもとに誕生した教育法です。

モンテッソーリ教育では、手指を使う遊びを多く取り入れており、紐通しもそのひとつ。ボードタイプの紐通しに慣れてくる3歳半頃からは「縫いさし」といわれる縫い物をするような活動もしています。

紐通しは、モンテッソーリ教育にも取り入れられるほど、知育にぴったりな遊びなのです。

【1歳】紐通しおもちゃランキング

1歳児は、まだ指先の発達が十分ではないため、穴が大きめのものを選ぶとよいでしょう。穴の目安は5〜10mmです。紐の先端に補助棒がついているものが、より扱いやすいのでおすすめです。

また、ビーズも握りやすい大きさのものを選ぶようにしましょう。

【第3位】バンダイ:ベビラボ アンパンマン はじめてのひもとおし

バンダイ:ベビラボ アンパンマン はじめてのひもとおし

不動の人気キャラクターであるアンパンマンの紐通しです。大好きなキャラクターと一緒だと、子どもも興味をもちやすく、楽しく紐通しに挑戦できます。

歯ブラシ型の紐はつかみやすく、1歳の子どもにも扱いやすいよう工夫されています。3サイズの穴があるので、ステップアップしながら長く遊ぶことができますよ。

また、紐通しとしてだけではなく、歯磨き遊びをしたり、付属のプレイシートを使って色や形を学んだりと、さまざまな遊び方ができます。

対象年齢:1歳から

【第2位】エド・インター:えほんトイっしょ チーズくんとふしぎなかぎ

エド・インター:えほんトイっしょ チーズくんとふしぎなかぎ

大人のまねが大好きな1歳頃、ドアのカギを開けたがる子も多いのではないでしょうか。こちらのおもちゃはドアの鍵を開けていきながら紐通しが楽しめます。

また、絵本つきでストーリーを親子で楽しみながら遊ぶことができ、色や形探し、大きさ比べなど、学べる要素もたっぷりあります。

対象年齢:1歳半から

【第1位】KREMERS(クレマーズ:チーズとネズミのひも通し

KREMERS(クレマーズ:チーズとネズミのひも通し

穴のあいたチーズに、ネズミの顔が描かれた棒付きの紐を通していくというシンプルながらもユニークな遊びです。ネズミがチーズを食べる道順に決まりはなく、「次はどこに通そうか?」など自然と考える力が身につくでしょう。

対象年齢は3歳となっていますが、誤飲の危険もなく、紐が絡まらないように工夫して作られているため、1歳頃から利用できます。3〜4歳になると、通した紐をほどいていくという遊びもできるので、長く遊べるのもうれしいポイント。

対象年齢:3歳から

【2歳】紐通しおもちゃランキング

2歳になるとイヤイヤ期が始まる子もいます。せっかくおもちゃを買ったのに、遊んでくれなかったというのはよくあること。1度「イヤ!」と言ったおもちゃでも、時間をおくと興味がでてくることもあるので、肩の力を抜いて、子どもの「やってみたい!」を待ちましょう。

子どもの興味に合わせて選ぶこともポイントです。

【第3位】しちだ教育研究所:七田(しちだ)オリジナルくまのひもとおし

しちだ教育研究所:七田(しちだ)オリジナルくまのひもとおし

くまのサイズは大中小と3種類あり、色も6色あります。紐通しだけでなく、大きさや色を遊びながら学ぶことができます。カラフルな可愛いクマに釘付けになる子もいるみたいですよ。

対象年齢:6ヶ月〜4歳

【第2位】BorneLund(ボーネルンド): ファンラーニング ひもとおし「どうぶつのパレード」

BorneLund(ボーネルンド): ファンラーニング ひもとおし「どうぶつのパレード」

動物ごとに穴の長さが違い、難易度がさまざまなので長く遊べます。

また、単純に紐通しをするだけでなく、パネルで出た動物を穴に通していくというゲーム性のある遊び方も楽しめます。

対象年齢は2歳となっていますが、付属の木製スティックに紐を通す遊びであれば、1歳後半からも遊ぶことができます。

対象年齢:2歳から(遊び方によっては1歳後半から)

【第1位】CORPER TOYS:乗り物交通定番シリーズ

CORPER TOYS:乗り物交通定番シリーズ

乗り物好きの子にはぴったりの紐通しです。人や建物のパーツもあるので、紐を通してながら、ごっこ遊びをして楽しむこともできますよ。

対象年齢は8歳となっていますが、親と一緒なら2歳頃から楽しめそうなおもちゃです。

対象年齢:8歳から

【3歳】紐通しおもちゃランキング

3歳になると指先が更に器用になり、お箸を使い始める子も増えます。そのため、複雑なボードタイプの紐通しや細かいビーズタイプの紐通しなど、夢中になって遊べるものがおすすめです。

【第3位】artec:チップひもとおし

artec:チップひもとおし

右のコンテンツはここに入力

チップにあいている穴の数がそれぞれ違っているのがポイント。同じチップに通したり、違うチップに通してまた戻ってきてみたり、通し方は自分次第です。薄いチップや細い紐でも、3歳頃にはじょうずに扱えるようになってきます。

対象年齢:3歳から

【第2位】幻冬舎:幼児のパズル道場 ステップひもとおし

幻冬舎:幼児のパズル道場 ステップひもとおし

ボードタイプの紐通しです。「数」「図形」「思考力」の3つの分野の力を育み、学力の土台となる「算数センス」のトレーニングをすることができます。

対象年齢は3〜5歳ですが、大人でも良い脳トレになりますよ。親子で一緒に取り組んでみるのもいいですね。

対象年齢:3~5歳

【第1位】BorneLund (ボーネルンド):ファンラーニング ひもとおし森の仲間たち

BorneLund (ボーネルンド):ファンラーニング ひもとおし森の仲間たち

葉っぱに紐を通していき、自分だけの木のアートを作ることができます。リスや鳥といった生き物のパーツや、リンゴや鳥の巣といったパーツもあるので、遊び心がくすぐられますよね。指先を鍛えるだけでなく、想像力も育んでくれる紐通しです。

対象年齢:3歳以上

100均で簡単!手作りの紐通しおもちゃ

紐通しのおもちゃは、身近なアイテムを使って簡単に手作りすることもできるんです。タイプ別に紹介していきますね。

ビーズタイプの手作り紐通し

<用意するもの>

  • ストロー(さまざまな色があると楽しい)
  • 細めの紐
  • ハサミ
  • テープ

<作り方>

  1. ストローをハサミで適当な長さに切る
  2. 紐を適当な長さで切る
  3. 紐の先端をセロハンテープで巻く

あっという間に完成する簡単な紐通しです。

遊ぶときには、先程テープで巻いた先端の反対側を机にテープで外れないように固定するか、紐を結んでストローが抜けないようにしましょう。

紐を通し終わったら、紐の両端を結ぶと輪っかのようになり、長さを調節するとネックレスを作ることもできます。紐の代わりにヘアゴムを使い、腕の長さに切って紐通しをするとブレスレットになり、付け外しもしやすいのでおすすめです。

また、ストローの太さで難易度を変えることもできます。最初はタピオカ用の太いストローがおすすめです。

ボードタイプの手作り紐通し

<用意するもの>

  • 厚紙または段ボール
  • ハサミ
  • 穴あけパンチ
  • テープ

<作り方>

  1. 厚紙または段ボールをハサミで好きな形に切る
  2. 切ったものに穴あけパンチで複数の穴をあける
  3. 用意した紐を適当な長さに切る
  4. 紐の先端にテープを巻き反対側の端を切った固定する

ちょっとしたアレンジで、厚紙を手袋の形に切って周りに穴をあけて紐通しをすると、手袋を縫っているような気分を味わえます。

また、丸や四角のような単純な形にたくさんの穴をあけ、紐を通して自分で好きな模様を作っていくのもおもしろそうですね。

紐通しのような知育玩具を取り寄せるならおもちゃのサブスクがおすすめ!

子どもには紐通しに限らず、たくさんの知育玩具で遊ばせることが大切です。

そうはいっても、「どんなおもちゃを選べばいいの?」「おもちゃをたくさん買いたいけれどお金がかかる」「すぐ使わなくなったらもったいない」などとお悩みのママさんやパパさんも多いはず。

そんな方にはおもちゃのサブスクがおすすめです。

おもちゃのサブスクであれば、定期的にお子さまの発達や月年齢にあったおもちゃが届きます。使わなくなったら別のおもちゃと交換してもらえるので、自宅におもちゃがあふれかえることもありません。

また、おもちゃ選び専門のコンシェルジュがいるので、どのようなおもちゃを与えればよいか分からないという悩みも解消できます。

価格が高い知育玩具を試用することもできるので、ぜひ一度おもちゃのサブスクを利用してみてはいかがでしょうか?

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キッズ・ラボラトリー編集部
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