マタニティライフの楽しみ方|妊娠中にやってよかったこと
妊娠中、「何をして過ごせばいいのか」と迷うことは自然なことです。
体調が安定しない時期は楽しむどころではないこともありますし、安定期に入ってから「もっと早く動けばよかった」と感じる方も少なくありません。
この記事では、前期・中期・後期の体調フェーズ別に「今できること」を示し、産後に後悔しやすい準備の順番と、マタニティマークの使い始め時期についても一緒にお伝えします。
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マタニティライフ(妊婦生活)とは?
マタニティライフとは、妊娠に気づいてから出産までの期間を指します。
この期間は、赤ちゃんの健やかな成長も大切ですが、ママさんにとっては、出産後に比べて時間に余裕が持てる貴重な時期でもあります。
それまでとは生活スタイルがガラリとかわるので、体調と向き合いながら、どのように過ごすのか考えておくことが大切です。
多くの人はマタニティライフが楽しみ?それとも……
子育て応援メディア「babyco」が、産前産後のママ461人に調査した結果によると、妊娠中に64%の人が、不安やイライラなどメンタル面での不調を感じていました。
その原因として考えられることの第1位になったのが、「妊娠によるホルモンバランスの変化」です。
確かにホルモンバランスの変化は、メンタルに影響するといわれています。
特に、つわりが長引いたり、体調がよくなかったりする場合は、精神的にもつらく感じて当然ですね。
(参照:出産が不安なママへ 幸せなお産のための不安との向き合い方|babyco)
マタニティライフをどう感じるかは、妊娠の経過や体調によって人それぞれです。楽しめる時期と、そうでない時期が交互に来ることも珍しくありません。
体調フェーズで変わる、妊娠中の過ごし方の考え方
妊娠中の過ごし方は、前期(〜15週)・中期(16〜27週)・後期(28週〜)の体調フェーズで大きく変わります。つわりが落ち着く安定期に「楽しむ系」を集中させ、前期と後期は「記録する・調べる」に絞ると無理がありません。体調が読めない時期に無理に動こうとすると、かえって消耗してしまうことがあります。
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迷ったら、「今の体調でできることか」を先に確認してから動くと、無理なく過ごせます。安定期にやりたいことをまとめてこなすイメージで計画すると、前期・後期の自分が楽になります。
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妊娠中にやってよかったこと・楽しめること
先輩ママの声で多く挙がるのは、産後には時間が取りにくくなるものです。体を動かすことより、記録と対話を優先した人ほど後悔が少ない傾向があります。
1)妊娠中しかできないことをする
妊娠しているのは、一生の間でも限られた期間です。その期間にしかできないことに、ぜひ取り組んでみましょう。
たとえば、マタニティダイアリーは、妊娠中にしかつけられない日記です。日々の体調や気持ちの変化、初めて胎動を感じた日や感想などを書き留めておけば、ママさんにとっても生まれてくる赤ちゃんにとっても、大切な思い出になります。
出産後は育児ダイアリーとして書き続ければ、成長記録としても残せるでしょう。
2)出産前に自分へのご褒美を買っておく
赤ちゃんが生まれると、なかなか自分のことには気が回らなくなります。出産後に着る洋服、使うバッグなど、自分の好みに合ったものを今のうちに買っておき、出産後の楽しみにするのはどうでしょうか。
ご褒美なら、いつもよりグレードの高いパックやヘアトリートメントを用意しておくことも、おすすめです。出産という大仕事をやり遂げた自分を、ちょっぴりぜいたくにケアしてあげましょう。
3)妊娠中に夫婦で思い出づくりをする
出産後しばらくは、赤ちゃん中心の生活になります。夫婦の時間を優先できる妊娠中に、思い出づくりをすることも、マタニティライフでしておきたいことの1つです。
たとえば、夫婦で安産祈願に出かけるのはいかがでしょうか。2人で協力して育児をしようという気持ちが固まります。記念に安産のお守りを購入しても、よいですね。
4)マタニティフォトを撮る
マタニティフォトは、妊娠期間中にしか撮ることのできない写真です。写真があれば、お子さまが大きくなってから、ママのおなかに自分がいたことがわかります。
できれば毎月同じポーズで撮っておくと、おなかの赤ちゃんの成長記録にもなります。撮影はスマホでも可能ですが、写真館のマタニティフォトプランを利用してプロに撮影してもらうと、またとない経験になるでしょう。
撮影のタイミングは、おなかが丸く目立ってくる妊娠7〜8ヶ月頃(28〜32週前後)が目安です。動きやすさと見た目のバランスが取れる時期なので、この頃に予約を入れておくと安心です。
5)マタニティグッズ・ベビーグッズをじっくり選ぶ
腹帯やマタニティウェアなどのマタニティグッズは、妊娠するまでは気に留めることもなかったものです。自分の好みに合ったウェアやグッズを、じっくり探してみるのも楽しいのではないでしょうか。
サイズが小さく、デザインもかわいらしいベビーグッズは、見ているだけでほのぼのした気持ちになります。特に服や肌着、靴下など、赤ちゃんが身に着けるものは、眺めるだけで愛おしく感じられるもの。
生まれてくる赤ちゃんを思いながら、時間をかけてベビーグッズを選ぶことも、マタニティライフの楽しみの1つになるでしょう。
6)産後の生活へ向けて家事の効率化を進める
出産後は赤ちゃん中心の生活になり、これまでのように自分のペースで動くことが難しくなります。時間に余裕のある妊娠中に、出産後の家事の進め方を考えておくと、産後の生活がぐっと楽になります。
家事を効率的に進める方法の1つは、家電の力を借りることです。乾燥機があれば洗濯物を干す手間が省けます。食器洗浄機を活用すれば、食事の後片付けも手軽になるでしょう。
食材の宅配や日用品の定期配達など、便利な買い物サービスの導入も検討してみてはどうでしょうか。
産後に「やっておけばよかった」と感じやすいこと
楽しむ系の行動より先に、実務系の準備を片付けておくと安心です。先輩ママの声で「やっておけばよかった」として挙がりやすいのは、産後すぐに必要になる実務系のものがほとんどです。
これらは「楽しみ」ではないかもしれませんが、産後に「あのとき動いておけばよかった」と感じる方が多い項目です。安定期に入ったら、楽しむ系と並行して少しずつ進めておくと、後期に余裕が生まれます。
今すぐやる人・もう少し待つ人の判断表
体調と時期によって、「今動くべきか、待つべきか」は変わります。迷ったときは、下の表で自分の状況を確認してみてください。
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「安定期に全部やろう」と思っていると、後期に入ってから焦ることがあります。中期のうちに楽しむ系と実務系を両方進めておくのが、最も後悔が少ない過ごし方です。
マタニティマークはいつからつける?状況別の目安
マタニティマークは、妊娠が分かった時点からつけて大丈夫です。心拍確認前・母子手帳交付前・職場への報告前でも使用に制限はなく、公共交通機関での配慮を受けるためのものなので、早めにつけておくと安心です。「まだ報告していないのにつけていいの?」と迷う方もいますが、マタニティマークは周囲への報告とは別のものです。
状況別の目安をまとめると、以下のようになります。
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マタニティマークは、厚生労働省が作成した「妊産婦への配慮を周囲にお願いするためのマーク」です。電車やバスで席を譲ってもらいやすくなる、混雑時に気づいてもらいやすくなるなど、体調が不安定な前期にこそ役立ちます。
マークの入手先は、母子手帳と一緒に自治体でもらえることが多いほか、鉄道会社の窓口・駅でも配布されている場合があります。入手方法は自治体や路線によって異なるため、お住まいの市区町村や利用路線の公式情報でご確認ください。
マタニティマークはいつまでつける?
マタニティマークの使用期限に法的な定めはなく、産後も体調が回復するまでの間、公共交通機関での配慮が必要と感じる間は引き続き使って大丈夫です。出産直後は体がまだ回復途中で、見た目では分かりにくい状態が続くこともあります。「もう産んだから外すべき」という決まりはないので、必要と感じる間は無理に外さなくて構いません。
赤ちゃんのおもちゃ・ベビー用品はいつから準備する?
ベビー用品の準備を始める時期については、メーカーの取扱説明書や消費者庁・日本小児科学会などの公的機関の情報をご確認ください。一般的には体調が安定してきた時期に少しずつ始める方が多いようですが、具体的な週数の目安は個人差もあるため、かかりつけの医師にもご相談ください。
おもちゃについては、生まれてすぐより少し先の月齢を見越して選ぶと長く使えます。ただ、赤ちゃんの個性や成長に合わせて選びたいもので、せっかく買っても興味を示してくれないことも珍しくありません。
そうした「買って遊ばなかった」という経験を減らしたいご家庭には、おもちゃのサブスクという選択肢があります。キッズ・ラボラトリーでは、プレママ向けの「はじめてのおもちゃコース」もあり、出産前から準備を始めたいという声も寄せられています。月齢に合わせたおもちゃをプロが選んでお届けするので、何を選べばいいか迷う手間を減らせます。最新の料金・コース内容は公式サイトでご確認ください。
マタニティライフが「楽しくない」「つらい」ときの対処法
楽しく過ごしたいマタニティライフなのに、「全然楽しくない」「毎日つらい」と感じることは、決して珍しいことではありません。babycoの調査では、妊娠中に64%のママがメンタル面での不調を感じていたというデータもあります。
つらくなる原因として考えられるのは、妊娠によるホルモンバランスの乱れと、ストレスです。できそうなことから取り入れてみてください。
1)十分な睡眠をとる
睡眠不足は、ホルモンバランスの変化によるイライラした気分を増大させることがあります。
環境省サイトに掲載されている論文によると、妊婦が9時間から10時間の睡眠をとると、赤ちゃんが低出生体重児になったり、胎児発育不全になったりするリスクが低くなると示されています。
まずは、起床と就寝の時間を決めて、必要な睡眠時間が確保できるようにしましょう。おなかが大きくなる妊娠後期は、横向きに寝たり、抱き枕やクッションを足の下にはさんだり、自分にとって楽な姿勢を探してみてください。
(出典:論文概要の和文様式「妊婦の睡眠時間と新生児の出生体重の関連」)
2)セロトニンを増やす
妊娠中につらさを感じる理由としては、セロトニンの不足も挙げられます。セロトニンは、厚生労働省が「精神を安定させる働きをする」と解説する脳内神経伝達物質の1つです。不足すると、イライラなどメンタルの不調を招くことが知られています。
セロトニンを増やす方法として、体に無理のない範囲での散歩がおすすめです。軽い運動をしたり太陽の光を浴びたりするとセロトニンが分泌しやすくなるので、天気の良い日には歩きやすいシューズで外に出てみましょう。
もう1つは、おしゃべりです。家族や親しい友人など、気の置けない相手と話すと、オキシトシンという物質が分泌されます。このオキシトシンが、セロトニンを活性化するのだそう。心を許せる人とゆったりおしゃべりする時間も、ぜひ作ってみましょう。
(出典:「セロトニン」|e-ヘルスネット)
3)ゆっくり湯船につかる
気分が落ち込むときは、意識して自分をいたわり、リラックスできる時間を取ることが大切です。おすすめは、ゆったり湯船につかること。
血流がよくなり、疲れもやわらぎます。お気に入りの入浴剤を入れても、よいですね。入浴後のスキンケアやボディケアを丁寧に行うと、よりリラックス効果がアップしますよ。
マタニティライフでよくある疑問
妊娠が分かった時点からつけて大丈夫です。心拍確認前・母子手帳交付前・職場への報告前でも、使用に制限はありません。公共交通機関での配慮を受けるためのものなので、体調が不安定な前期こそ早めにつけておくと安心です。バッグの内側につけるなど、見せ方は自分のペースで調整できます。
つけて大丈夫です。マタニティマークは職場への報告とは別のものです。通勤電車での配慮のためにつけることと、職場への報告のタイミングは、まったく関係ありません。報告前でも、体を守るために使って構いません。
産後も体調が回復するまでの間、配慮が必要と感じる間は引き続き使って大丈夫です。使用期限に法的な定めはなく、「産んだら外すべき」という決まりもありません。産後は見た目では分かりにくい状態が続くこともあるので、必要と感じる間は無理に外さなくて構いません。
先輩ママの声で多く挙がるのは、マタニティフォト・夫婦での両親学級・マタニティダイアリーの記録など、産後には時間が取りにくくなるものです。また、歯科検診・美容院・小児科の下見など実務系の準備を体調の安定した時期に済ませておいた方が、産後の負担が減ったという声も聞かれます。
ベビー用品を準備する時期の目安については、消費者庁や日本小児科学会などの公的機関の情報、またはかかりつけの医師にご確認ください。おもちゃは生まれてすぐより少し先の月齢を見越して選ぶと長く使えます。赤ちゃんの個性や成長に合わせて選びたい場合は、サブスクで試しながら選ぶ方法も検討してみてください。
参考文献
- 出産が不安なママへ 幸せなお産のための不安との向き合い方|babyco( )(2026年8月確認)
- 論文概要の和文様式「妊婦の睡眠時間と新生児の出生体重の関連」|環境省( )(2026年8月確認)
- セロトニン|e-ヘルスネット 厚生労働省( )(2026年8月確認)
- マタニティマーク|厚生労働省( )(2026年8月確認)
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