ベビーマッサージのやり方とデメリット|月齢別の手順・NGタイミング・オイル選びをやさしく解説
ベビーマッサージをやってみたいけれど、「嫌がったらどうしよう」「肌に悪くない?」と不安になっているお母さま・お父さまは少なくありません。
食後すぐや体調不良のときは避けるのが基本で、月齢に合った力加減と部位を守れば、多くの赤ちゃんに取り入れやすいケアです。
デメリットとNGタイミングを先に押さえてから、月齢別の手順・オイルの選び方・嫌がるときの対処まで具体的に説明します。
- ベビーマッサージのデメリットと、避けるべきタイミング・状況
- 始める時期を判断する目安
- 市販品を選ぶときの注意点
- 赤ちゃんが嫌がるときの対処と、やめてよいサインの見分け方
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まず確認したい「今日はやめておくべき?」チェック表
発熱・機嫌が悪い・授乳直後30分以内・湿疹や肌荒れがある・予防接種から48時間以内のいずれかに当てはまる日は、ベビーマッサージを見送るほうが安心です。赤ちゃんの肌や体調は変わりやすいので、「今日は様子を見る」と判断できることが、安全に続けるための一番の習慣です。
「やってあげたい気持ち」が先走って、赤ちゃんのサインを見落としてしまうのが最も多い失敗です。まず下の表で今日の状況を確認してから始めてください。
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◎=取り入れやすいタイミング △=条件付きで可 ×=避けたほうが安心
この表を見て「今日はどうかな」と確認してから始めると、失敗が減ります。
ベビーマッサージのデメリットと、よくある失敗パターン
ベビーマッサージのデメリットとして多いのは、タイミングや力加減を誤ることで赤ちゃんが嫌がったり、肌荒れが悪化したりするケースです。食後すぐ・体調不良時・肌荒れがある部位は避けるのが基本の目安で、これを守らないと逆効果になることがあります。
また、医療的な治療効果を期待するものではありません。「やれば必ずになる」という断定はできず、効果には個人差があります。
嫌がるのに続けてしまう
赤ちゃんが顔をそむける・泣き出す・手足をバタバタさせるのは「今はいや」のサインです。
このサインが出ているのに「せっかく始めたから」と続けると、マッサージ自体を嫌いになってしまうことがあります。嫌がったらすぐに手を止めて、別の日に試し直すのが長続きのコツです。
食後すぐに行うと吐き戻しやすい
授乳・食事の直後はお腹が張った状態です。この時間帯にお腹を押したり、体を動かしたりすると吐き戻しの原因になります。
授乳後は十分な間隔を空けてから始めるのが安心です。具体的な目安については、かかりつけの医師や助産師にご確認ください。
肌荒れ・湿疹がある部位に触れると悪化する
乳児湿疹・あせも・乾燥による赤みがある部位にオイルを塗ると、毛穴が詰まったり刺激になったりすることがあります。
荒れている部位は避け、健康な皮膚だけに使うのが基本です。肌の状態が落ち着いてから再開してください。
体調不良時に行うと負担になる
発熱・鼻水・下痢・ぐずりがひどいときは、体が休息を求めています。
こういった日はマッサージを休み、抱っこや声かけだけにしてあげると安心です。体調が回復してから再開してください。
オイルの選び方を間違えると肌トラブルになる
大人用のアロマオイル・精油(エッセンシャルオイル)は赤ちゃんの肌には刺激が強すぎます。
また、ナッツ系のオイル(アーモンドオイルなど)はアレルギーのリスクがあるため、アレルギー体質のお子さまには慎重に選ぶ必要があります。植物性オイルであっても、赤ちゃんの肌相性には個人差があります。
ベビーマッサージはいつから始められる?
生後1ヶ月健診が終わり、体重の増え方や体調に問題がないと確認できてからが目安です。健診前に始めたい場合は、担当の医師や助産師に相談してから進めると安心です。
新生児期(生後1ヶ月未満)はどう考える?
新生児期は皮膚がとても薄く、外からの刺激に敏感な時期です。
「マッサージ」というよりも、手のひら全体でやさしく包むように触れるだけで十分です。力を入れず、体温を伝えるイメージで行ってください。
- 手のひらで背中・お腹をやさしく包む(各10〜15秒程度)
- 足の裏を親指でそっとなでる
- 声をかけながら目を合わせる
オイルはこの時期はなしでも構いません。肌が乾燥しているようなら、ベビーローションを薄く塗る程度から始めてみてください。
生後1〜3ヶ月ごろから始めるときのポイント
首が少しずつ安定し、あお向けで手足をバタバタさせるようになる時期です。
この頃から「なでる」動作を取り入れられます。ただし、まだ首はしっかり支えながら行ってください。
- 足:付け根から足先に向かって、両手でやさしく包みながらなでる(片足3〜5回)
- お腹:時計回りに手のひらでゆっくりなでる(5〜8回)
- 腕:肩から手首に向かってやさしくなでる(片腕3〜5回)
お腹のマッサージは便秘気味のお子さまに取り入れやすい動作です。ただし、強く押さない・食後は避けるを守ってください。
生後3〜6ヶ月・6ヶ月以降はどう変わる?
首がすわり、うつ伏せで頭を持ち上げられるようになる時期です。体幹が少しずつ安定してくるため、背中のマッサージも取り入れやすくなります。
- 背中:脊椎(背骨)を避け、両側の筋肉をやさしくなでる(上から下へ5〜8回)
- 足:付け根→ひざ→足首→足の指の順にやさしくさする
- 胸:鎖骨の下から脇腹に向かって、ハートを描くようになでる
この時期から表情が豊かになり、マッサージ中に笑顔を見せてくれることも増えてきます。声かけを続けながら行うと、お子さまが安心しやすいです。
6ヶ月以降は動きが活発になるため、赤ちゃんが動きたがるときは無理に続けず、短時間で切り上げても大丈夫です。
月齢別に見る、触れてよい部位と力加減
月齢が低いほど触れる範囲は狭く・力は軽くが基本です。生後1〜3ヶ月は足と手のひらから始め、3〜6ヶ月でお腹・腕へ、6ヶ月以降は背中も加えていくイメージで進めると、赤ちゃんへの負担が少なくなります。
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どの月齢でも、赤ちゃんが嫌がるサインを出したらその部位はやめてください。「全部の部位をやらなければ」と思わなくて大丈夫です。
基本の手順(足→お腹→腕→背中)と嫌がったときの中止サイン
足から始めてお腹・腕・背中の順に進むのが基本の流れです。圧はほとんどかけず、手のひら全体で包むように触れるだけで十分です。1回の時間の目安については、お子さまの様子を見ながら無理のない範囲で進めてください。メーカーや専門家の指導がある場合はそちらを優先してください。
足のマッサージ
足は赤ちゃんが比較的受け入れやすい部位です。付け根から足先に向かって、両手でやさしく包みながらなでます。
- 太ももの付け根から足首に向かって、手のひらでなでる(片足3〜5回)
- 足首を両手で包み、足の指を1本ずつやさしくなでる
- 足の裏を親指でそっとなでる
足先から始めると赤ちゃんが驚くことがあるため、付け根(体に近い側)から始めるのがおすすめです。
お腹のマッサージ
お腹は時計回りになでるのが基本です。腸の動きに沿った方向で、ガス抜きや便秘気味のお子さまに取り入れやすい動作です。
- 手のひら全体でおへその周りを時計回りにゆっくりなでる(5〜8回)
- 「の」の字を描くようにやさしくなでる
強く押さない・食後は避けるを必ず守ってください。お腹が張っているときや、赤ちゃんが嫌がるときはすぐに中止してください。
腕・背中のマッサージ
腕は肩から手首に向かってやさしくなでます。背中は生後6ヶ月以降から取り入れやすくなります。
- 腕:肩から手首に向かって、手のひらでやさしくなでる(片腕3〜5回)
- 背中:脊椎(背骨)を避け、両側の筋肉を上から下へやさしくなでる(5〜8回)
背中のマッサージはうつ伏せの姿勢で行います。首がすわっていない時期は背中のマッサージは無理に行わなくて大丈夫です。
「もうやめて」のサインを見逃さないために
嫌がるサインが出たら、まず手を止めて「今日はここまでにしようね」と声をかけてあげてください。無理に続けると、マッサージそのものを怖いものと感じてしまうことがあります。
- 顔をそむける・視線を外す
- 手足をバタバタさせて抵抗する
- 泣き出す・ぐずる
- 体をこわばらせる・反り返る
これらのサインが1つでも出たら、その日はやめて大丈夫です。「この子には向かない」と決めつけなくて大丈夫です。タイミング・部位・時間の長さを変えると受け入れてくれることがあります。
オイルは必須ではない。使うなら何を選ぶ?
オイルがなくても、清潔な手で優しく触れるだけでベビーマッサージはできます。使う場合は、赤ちゃんの肌に合うかどうかを腕の内側で数日確認してから使い始めると安心です。植物性オイルであっても、赤ちゃんによってはアレルギー反応や肌荒れが起きることがあります。
オイルなしでもできる?
できます。特に新生児期は、オイルなしで手のひらで包むだけでも十分なスキンシップになります。
お子さまの肌が乾燥気味なら保湿を兼ねてオイルを使うとよいですが、必須ではありません。「オイルを用意しないと始められない」と思わなくて大丈夫です。
植物性オイルを選ぶときに気をつけたいこと
赤ちゃんの肌に使うオイルは、無香料・低刺激・食用グレードに近い植物性オイルが基本の選び方です。大人用のアロマオイルや精油は香料・アルコールが含まれるものが多く、赤ちゃんの薄い皮膚には刺激になりやすいため避けてください。
植物性オイルでも、ナッツ系(アーモンドオイルなど)はアレルギーのリスクがあります。アレルギー体質のお子さまには特に慎重に選んでください。
ホホバ・スクワラン・ワセリンの使い分け目安
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迷ったら、まずはベビー専用マッサージオイルかスクワランオイルが選びやすいです。どちらも低刺激で、初めて使う場合のパッチテストもしやすい使用感です。
初めて使うオイルは、必ずパッチテストをしてから全身に使ってください。
- 内側の腕(肘の内側)に10円玉程度の量を塗る
- 24時間そのままにして、赤み・かゆみ・ぶつぶつが出ないか確認する
- 異常がなければ使用を開始する
- 使用中に肌の変化が出たらすぐに洗い流し、かかりつけ医に相談する
「大丈夫そうだから」と省略せず、初回は必ずこの手順を踏んでおくと安心です。
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ご家庭の状況に合わせて相談できます。
デメリットと正直に向き合う
植物性オイルでも赤ちゃんによってはアレルギー反応や肌荒れが起きることがあります。また、タイミングや力加減を誤ると赤ちゃんが不快に感じ、触れられることを嫌がるようになる場合もあります。効果には個人差があり、医療的な治療効果を期待するものではありません。
「やってあげたい」という気持ちは大切ですが、赤ちゃんが嫌がる日は休むことも、長く続けるための選択です。
今日から始めるための3ステップ確認
①今日の体調・タイミングが問題ないか確認する、②月齢に合った部位を選ぶ、③オイルを使うかどうか決める、この3点を確認してから始めると、焦らず安心して続けられます。
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3つすべてOKなら始めてよい状態です。1つでも「見送る目安」に当てはまるなら、その日は抱っこや声かけだけにして、翌日以降に持ち越してください。
「毎日やらなければ」と思わなくて大丈夫です。無理なく続けることのほうが大切です。
マッサージ後の遊びと、発達段階に合ったおもちゃの選び方
ベビーマッサージの後は、赤ちゃんがリラックスして覚醒している状態になりやすい時間帯です。この時間を使って、月齢に合った遊びを取り入れると、体と感覚の発達を支えやすくなります。
キッズ・ラボラトリーの利用者アンケートでは、「お子さまの発達をサポートしたい」という動機が申し込み理由として継続的に寄せられています。マッサージで体に触れる時間と、おもちゃで感覚・手先を使う時間を組み合わせると、日々の関わりに自然なリズムが生まれやすいです。
- 生後2〜4ヶ月頃:視覚・聴覚を刺激する音・リズム系のおもちゃ(ガラガラ・ベル)
- 生後5〜8ヶ月頃:握る・振る・口に入れる動作に対応したおもちゃ(木製ラトル・布おもちゃ)
- 1歳前半頃:音・リズム系に加え、型はめや積み木など手先を使うおもちゃへの関心が出てくる
- 1歳後半〜2歳頃:パズル・型はめ・からだ遊び系へ移行しやすい
キッズ・ラボラトリーのデータでは、1歳前半では音・リズム系へのリクエストが多い一方、同じご家庭でも半年後には型はめやパズルへ関心が移るケースが見られます。月齢ごとに合うおもちゃが変わるため、「今の時期に合うもの」を選ぶことが、遊びへの集中につながりやすいです。
ベビーマッサージのよくある質問
生後1ヶ月健診が終わり、体重の増え方や体調に問題がないと確認できてからが目安です。新生児期は「触れる・包む」だけでも十分で、早く始めることより、お子さまの体調とサインを見ながら無理なく続けることのほうが大切です。健診前に始めたい場合は、担当の医師や助産師に相談してから進めると安心です。
毎日でなくて大丈夫です。週3〜4回でも、続けることで赤ちゃんが慣れてきます。「今日は機嫌が悪い」「体調が優れない」という日は休んで、翌日以降に持ち越してください。無理に続けることで嫌がるようになるほうが、長い目で見るともったいないです。
肌荒れや湿疹がある部位へのマッサージは避けてください。健康な皮膚の部位だけに限定すれば、全体を休む必要はありません。乳児湿疹が広範囲にある場合や、肌の状態が気になる場合は、かかりつけの小児科・皮膚科に相談してから再開すると安心です。
できます。特に新生児期は、オイルなしで手のひらで包むだけでも十分なスキンシップになります。お子さまの肌が乾燥気味なら保湿を兼ねてオイルを使うとよいですが、必須ではありません。オイルを使う場合は、初回必ずパッチテストをしてから使ってください。
嫌がるサイン(顔をそむける・泣く・体をこわばらせる)が出たら、その日はやめてください。ただし「この子には向かない」と決めつけなくて大丈夫です。タイミング・部位・時間の長さを変えると受け入れてくれることがあります。お風呂上がりや機嫌のよい時間帯に、足だけ・1〜2分だけから試し直してみてください。
参考文献
- 消費者庁「子どもの事故防止に関する情報」(2026年8月確認)
- こども家庭庁「子どもの健康・発育に関する情報」(2026年8月確認)
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