目次
おもちゃのブロックにはさまざまな種類がありますが、それぞれ異なる特徴があります。
この記事では、人気のブロックの種類や特徴をはじめ、年齢別のおすすめブロックについて紹介します。ブロック遊びによって期待できる知育効果や選び方のポイントも紹介するので、参考にしてくださいね。
ブロックのおもちゃにはどんな効果がある?
ブロックは幅広い年齢の子どもに人気の定番おもちゃで、知育効果も高いといわれています。
ブロックのおもちゃに期待できる知育効果としては、主に以下の5つがあります。
- 手先が器用になる
- 発想力や創造力を身に付ける
- 集中力を高める
- 空間認識能力を高める
- 協調性を高める
ブロックを組み合わせる手の動きは、手先の器用さを鍛えるだけでなく、集中力を高める効果があります。また、ブロック遊びには正解がないため、遊びながら発想力や創造力、空間認知能力も育つといわれています。
友達や兄弟、親子などほかの人と一緒にブロックをする場合には、協調性も高めることができるでしょう。
ブロックのおもちゃに期待できる効果については、以下の記事で詳しく紹介しているので、こちらも参考にしてくださいね。
知育ブロックのおすすめを年齢別に紹介!ねらいや遊び方も解説
/box06]
【ブランド別】ブロックのおもちゃの種類
ここでは、人気の高い定番のブロックおもちゃを紹介します。
それぞれの特徴も紹介するため、ブロック選びの参考にしてくださいね。
ニューブロック
Gakkenのニューブロックは、1960年の発売から長きにわたり人気のブロックです。
上に積み重ねるだけでなく、横につなぐ、差し込む、はさむなどのさまざまな組み合わせ方ができるのが特徴で、平面から立体までさまざまな形を作ることができます。
ブロックのピースは手のひら程度の大きさのため、誤飲の心配もなく、1歳半から小学校低学年ごろまで長く遊べるのも人気の理由です。
やわらかい素材でできているため、踏んだり落としたりしてもケガのリスクも低く、安全性が高いことから「ファーストブロック」として購入する人も多いといわれています。
レゴブロック
ブロックといえば「レゴ」をイメージする方も多いのではないでしょうか。
組み合わせ次第でさまざまなモチーフが作れるレゴブロックは、ブロックおもちゃの定番として世界中で長年愛されています。
レゴブロックは3cm前後の小さなブロックを組み合わせて遊ぶため、細かな表現も作れる点が大きな魅力でしょう。
また、レゴブロックのシリーズには基本のセットをはじめ、お城や乗り物が作れるセット、キャラクターとのコラボセットなども豊富に揃っています。そのため、子どもの好みや発達に合わせて、飽きることなく長期間遊べるというメリットもあります。
レゴデュプロ
レゴデュプロは、通常のレゴブロックの約2倍の大きさで作られており、1歳半から遊べるレゴとして人気を集めています。
大きめサイズのパーツは誤飲の心配がないほか、小さな子どもでも握りやすく扱いやすいため、はじめてのブロック遊びにも最適です。
レゴデュプロは通常のレゴとも組み合わせられる互換性があるため、子どもの成長に応じてレゴと併用して遊ぶこともできますよ。
ナノブロック
ナノブロックは、2008年に登場した日本生まれのミニサイズブロックです。
ナノブロックのパーツは1cm前後のミニサイズのため、ほかのブロックよりも繊細な制作ができることから、表現の幅も広くなっています。
対象年齢は12歳からとやや高めで、細かなブロック遊びが好きな小学生から大人まで楽しめるブロックとして人気を集めています。
ラキュー
ラキューは、7種類の小さなパーツを組み合わせる新発想のパズルブロックです。
平面的な基本パーツが2種類、パーツ同士をつなげるジョイントパーツが5種類あり、これらを組み合わせることで平面や立体、幾何学体などが作れます。
パーツ同士がパチッとはまる感触も心地よく、夢中になってブロック遊びを楽しめます。
マグフォーマー
各パーツにマグネットが内蔵されているマグフォーマーは、パーツ同士がカチッとくっつく感覚を楽しみながら遊べるブロックです。
マグネットによってパーツ同士が勝手につながるため、手先の力が弱い小さな子どもでも組み立てやすく、凹凸を組み合わせるブロックとはまた違った楽しさが味わえます。
また、制作には辺と辺の長さや図形の角度などを意識する必要があるため、数学的な考え方を養うきっかけにもなるでしょう。
100均にもブロックおもちゃはある?
知育にも効果的なブロックおもちゃは、お手頃な100均でも手に入れることができます。
店舗によって品揃えは異なりますが、例えば以下のような商品が販売されています。
- プチブロック(ダイソー)
- キッズブロック(セリア)
- スノーブロック(ダイソー、キャンドゥなど)
- フラワーブロック(ダイソー、キャンドゥなど)
- スライドブロック(セリア)
- 収納ケース付きブロック(ダイソー)
ダイソーの「プチブロック」、セリアの「キッズブロック」は、ナノブロックにも似たミニサイズのブロックで、動物や乗り物などさまざまなモチーフが作れるセットとして販売されています。
「スノーブロック」や「フラワーブロック」はさまざまな方向からパーツをつなげられるため、立体的なモチーフも簡単に作ることができるブロックとして人気です。
ただし、いずれも1商品あたりのピース数は少ないため、子どもの年齢や遊び方によっては、複数まとめての購入が必要な場合もあります。
ブロックおもちゃは高価なものも多いため、わが子がどんなブロックを気に入るかわからない場合には、まず100均のブロックを試してみるのも選択肢の1つでしょう。
ブロックの種類の選び方は?
ここまで定番のブロックおもちゃを紹介しましたが、ブロックにはさまざまな種類があるため、どれにしようか迷うことも多いものです。
ここでは、ブロックの選び方のポイントを紹介するので、参考にしてください。
大きさで選ぶ
ブロックの種類選びでまず重要なのが、パーツの大きさです。
1~2歳ごろまでは誤飲の心配があるため、ブロックは直径4cm以上のものを選ぶようにしましょう。手のひら全体で握りやすい大きさのものがおすすめですよ。
直径4cm未満のものは誤飲のおそれがあるだけでなく、指先でつかむことが難しく、ブロック遊び本来の知育効果が十分に期待できない可能性があります。
一方、3歳ごろからは小さめのブロックを選ぶことで、より繊細な表現ができるようになり、発想力や創造力を育てることにつながります。
素材や触感で選ぶ
ブロックのおもちゃは、種類によって素材や触感もさまざまです。
1~2歳ごろの小さな子どもには、踏んだり落としたりしても安全なやわらかい素材のブロックがおすすめです。やわらかい素材には、シリコンやゴム素材、軽量で弾力のあるEVA素材などがあります。
3歳ごろからは、かたいプラスチック製、木製などのブロックでも問題なく遊べるでしょう。かたい素材のブロックの場合、パーツ同士がカチッとはまる感触も楽しめますよ。
デザインで選ぶ
おもちゃのブロックは、種類によってパーツの組み合わせ方が異なるため、デザインで選ぶ方法もあります。
例えば、レゴブロックはパーツの凹凸を組み合わせますが、マグフォーマーはマグネットの磁力によって辺同士がくっつきます。
組み合わせ方によって表現できるモチーフも変わるため、ブロックを選ぶ際は組み合わせ方のデザインにも着目してみましょう。
また、小さなお子さんには、キャラクターがデザインされているものやカラフルなものを選ぶことで、ブロック遊びへの意欲を高められますよ。
【年齢別】おすすめブロックおもちゃの種類
ここでは、年齢別のおすすめのブロックおもちゃについて紹介します。
具体的な商品例も挙げて説明するので、ブロック選びの参考にしてくださいね。
1歳児におすすめのブロックおもちゃ
1歳児は手先を細かく動かすことがまだ難しいため、ブロックは手のひらでしっかり握れる大きさのものを選ぶのがおすすめです。
また、ブロックを投げたり、舐めたりすることもあるため、やわらかく安全性の高いものを選びましょう。
Gakkenのニューブロックは「井形」のブロックで握りやすく、やわらかい素材でできているため、1歳児でも安心して遊ばせることができます。
ブロック同士を組み合わせることが難しい場合でも、パーツを並べたり、積み重ねたりする動作によって、手先の感覚や集中力を育てることにつながります。
ほかにもマテル・インターナショナルの「1才からのメガブロック」は、商品名のとおり大きなパーツが特徴で、次々にブロックを積み重ねていくことができます。パーツが大きいため、高く積み重ねると全身を使った遊びに発展させることもできますよ。
2歳児におすすめのブロックおもちゃ
2歳になるとブロック同士をじょうずにはめたり、外したりできるようになるため、ブロック遊びの幅が広がります。
しかし、まだ誤飲の心配がある時期のため、小さなパーツのブロックは避け、安全に遊べるものを選ぶようにしましょう。
パーツの凹凸を組み合わせて遊ぶ「レゴデュプロ」は、じょじょに手先をうまく使えるようになってくる2歳児にぴったりです。レゴデュプロはカラフルな色合いのため、視覚を刺激することによる知育効果も期待できます。
また、バンダイの「アンパンマンブロックラボ」は、キャラクターによるごっこ遊びも楽しみながらブロック遊びができます。キャラクターの絵がブロックの組み合わせ方のヒントになることもあり、空間認知能力の育成にもつながるでしょう。
3歳児におすすめのブロックおもちゃ
3歳になると、小さなパーツも指先を使ってじょうずにつまめるようになるため、これまでよりやや小さめのブロックを選択するのがおすすめです。
小さなブロックにすることで、より複雑なモチーフが作れるようになるため、発想力や創造力が養われるでしょう。
友愛玩具の「ペタペタブロック」はパーツ全面に細かな突起があるため、どこからでもパーツがつなげられるという特徴があります。力を加えなくても簡単につなげられるため、子どもの思い描くモチーフを自由に創作できますよ。
4歳児におすすめのブロックおもちゃ
4歳になると創造力も豊かになり、自分がイメージしたモチーフをブロックで表現できるようになります。
定番のレゴブロックは、さまざまな形、サイズ、色のパーツがあるため、イメージに適したパーツを選びながら創造力や空間認知能力を高めることができます。
また、LOTUS LIFEの「ジスター」は花のような形をしたディスク状のブロックが特徴的で、キューブ状のブロックとはまた違った遊び方ができます。1つのブロックに対してはめ込める箇所が複数あるため、どのようにつなげていくか、発想力や創造力も鍛えられるでしょう。
5歳児におすすめのブロックおもちゃ
5歳児は複雑な形状のモチーフも自分で考えながら創作できるようになるため、パーツが小さく、繊細な表現ができるものを選ぶのがおすすめです。
ラキューには複数のパーツがあるため、組み合わせ方次第で完成度の高い作品を作ることができます。さらに、各モチーフの作り方が載っているため、説明書を見ながら同じものを作る、という観察力も育てられます。
また、配管をモチーフに考えられたというエデュテの「チューブロック」は、丸い形が特徴の珍しいブロックおもちゃです。通常のブロックとは異なる組み合わせ方ができるため、発想力豊かな5歳児にぴったりですよ。
いろいろな種類のブロックを試すなら、おもちゃのサブスクがおすすめ◎
おもちゃのブロックにはさまざま種類がありますが、ブロック遊びによる効果を生かすためには、子どもの年齢や発達段階に合わせたものを選ぶことが大切です。
ブロックを選ぶときには大きさや素材、デザインなども考えながら、子どもに合ったブロックを選択しましょう。
しかし、ブロックのおもちゃは多種多様であることから、わが子にどれが適しているのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。また、年齢に応じていろいろな種類のブロックを試してみたい、という方もいるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、おもちゃのサブスクサービス「キッズ・ラボラトリー」です。
定額制でさまざまなおもちゃをレンタルできる「キッズ・ラボラトリー」であれば、いろいろな種類のブロックおもちゃを手軽に試すことができます。
さらに「キッズ・ラボラトリー」では専門のおもちゃコンシェルジュがおもちゃ選びをサポートするので、子どもの年齢や発達段階に最適なおもちゃを見つけることができますよ。
気になる方は、ぜひ「キッズ・ラボラトリー」のサブスクサービスをチェックしてみてくださいね。