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家事や仕事が忙しいママさんやパパさんにとって、子どもが1人遊びをする時間はちょっとした自由を得られるチャンス。
しかし、「子どもが全然1人遊びをしない」「子どもが夢中になるおもちゃが分からない」とお悩みの方も多いと思います。
この記事では、子どもが1人で遊べるおもちゃをご紹介していきます。また、子どもが飽きないためのポイントや1人遊びの大切さについても解説するので、1人遊びについて知りたい方は必見です!
子どもが1人で「夢中になる」「飽きない」のはどんなおもちゃ?
子どもにおもちゃを渡しても、すぐに大人と一緒に遊ぼうと求めてきたり、遊びが長続きしなかったりと、うまく1人遊びをしてくれないこともありますよね。
実は、子どもが夢中になるおもちゃにはいくつかの共通点があります。選び方のポイントを押さえながら、子どもの特性や好みに合わせて、おもちゃを選んでみましょう。
子どもが夢中になりやすいおもちゃは以下の3つ。
- シンプルでさまざまな遊び方ができるおもちゃ
- 目標があるおもちゃ
- 見立て遊びができるおもちゃ
もう少し詳しくみていきましょう。
シンプルでさまざまな遊び方ができるおもちゃ
シンプルなおもちゃは、自由な発想ができ、遊び方のバリエーションが豊富です。
遊び方を変えてさまざまな楽しみ方ができるおもちゃとして、以下のようなものがあります。
- ブロック
- 粘土
- 積み木
- 廃材(空き箱やプリンカップなど)
例えば積み木は、赤ちゃんのころは手でつかむ、口に入れて確かめる、大人が積んだものを崩すなどの遊び方が中心です。
2歳、3歳と年齢を重ねると、並べたり積んだり、作品づくりをして遊ぶようになります。
目標があるおもちゃ
目標があるおもちゃは、達成するまで熱中できるので子どもの1人遊びにぴったりです。
子どもは、作る喜びや達成感を感じると、「もっとやりたい」と思うようになり、主体的に遊ぶようになるでしょう。
目標があるおもちゃには以下のようなものがあります。
- ブロック
- パズル
- ひも通し
- 組み立て式のおもちゃ
見立て遊びができるおもちゃ
ごっこ遊びなどの見立て遊びができるおもちゃも、子どもが夢中になりやすいですよ。
見立て遊びは、創造力をはたらかせる遊びであり、限界はありません。
ままごとセットなど、見立て遊び用に作られたおもちゃで遊ぶのも楽しいですが、ブロックや身近なものを使って、自分なりの遊び方を見つけるのもよいでしょう。
見立て遊びをさせるには、以下のようなおもちゃがおすすめです。
- ままごとセット
- ぬいぐるみや人形
- 車
- 電車
- ブロック
それでもやっぱり、お子さんによって興味を示すおもちゃは異なります。
ある程度の試行錯誤は覚悟して、自分の子どもが夢中になれるおもちゃを見つけてあげられるとよいですね。
子どもにとって1人遊びは重要?
子どもにとって1人遊びは、さまざまな力を育てていくための大切な活動です。
子どもは1人遊びをしながらいろいろなアイデアを試したり、ストーリーを思い描いたりしています。それによって育まれる力は主に次の3つです。
- 集中力
- 自分で考える力
- 想像力
それぞれ詳しくみていきましょう。
集中力
1人遊びをしているときは、他者がいないまさに1人だけの時間。友だちや大人がいないので、遊びをじっくり楽しめます。1人遊びを通して身についた集中力は、勉強などほかの場面でも発揮できるでしょう。
自分で考える力
1人遊びでは大人や友だちに頼らず、自力で遊び方を考えます。この「自分で」という姿勢は主体性を形成し、自立の基礎となります。
想像力
大人や友だちと一緒に遊ぶときには、相手のアイデアを取り入れることもしばしば。時には自分のイメージや意見がさえぎられてしまうこともあるでしょう。
しかし、1人遊びなら遊び方は自由。想像の世界がどこまでも広がります。想像力は他者の気持ちを考えたり、新たなアイデアを生み出したりする際に役立つ能力です。
「もう1人遊びができる年齢のはずなのに、うちの子は全然しない」「子どもとの関わり方に問題があるのかも……」と、子どもが1人遊びをしないことに悩むママさんやパパさんもいるでしょう。
しかし、1人遊びができないのはいけないことではありません。子どもは1人1人違った個性を持って生まれてきます。1人遊びをしにくい子どもは単に「人と関わるのが好き」「さみしさを感じやすい」といった性質をもっている可能性があります。
1人遊びをしないからといって、子どもを無理に1人にするのは逆効果です。親は、子どもが安心して楽しく遊べる環境を作り、少しずつ1人遊びを促していくことが大切ですよ。
【2歳〜3歳】1人で遊べるおもちゃ
一般的に、2歳から3歳になってくると、1人遊びができるようになってくるといわれています。
乗り物やキャラクターなど大好きなモチーフがあればイメージが膨らみやすく、1人遊びがさらに楽しくなります。
まだ幼くおもちゃを口に入れるなどの危険もあるので、安全に遊べるおもちゃを選んであげましょう。
バンダイ:ブロックラボ アンパンマン たのしいアンパンマンタウンバケツ
ブロックラボシリーズの「アンパンマン たのしいアンパンマンタウンバケツ」は、4〜8ピースのブロックで滑り台やブランコなど、公園の遊具を作って遊べるおもちゃ。
このおもちゃのイチ押しポイントは、子どもに大人気のアンパンマンや仲間たちのドールが付属しているところ。ブロックを組み合わせれば、まるでアンパンマンが公園遊びをしているかのよう!子どもは夢中になって、一日中遊んでいることも。
3歳ごろの子どもにさせたい、ごっこ遊びをさせられるのはもちろん、ブロックを組み立てる難易度もさほど高くなく、1人遊びにはぴったりです。
対象年齢:3歳以上
タカラトミー:プラレール レールも! 車両も! 情景も! 60周年 ベストセレクションセット
「レールも! 車両も! 情景も! 60周年 ベストセレクションセット」は、車両に加えて駅や踏切、レールや分岐といったパーツまでもが付属した充実のセットです。レール遊びに必要なコンテンツがひと通りそろっているので、プラレールデビューにもぴったり。
プラレールは、走る電車を見たり、オリジナルのコースを作ったりと遊び方が多種多様なので、飽きずに長く遊べるのがうれしいポイントです。
対象年齢:3歳以上
パイロットコーポレーション:スイスイおえかき
「スイスイおえかき」は水が入ったペンでシートにお絵描きができるおもちゃ。乾くと消えるので何度でも繰り返し遊べます。また、シートのサイズが大きいため、紙に描くより広々使える点もポイント。子どもは腕をいっぱい動かしてお絵描きを楽しむはずですよ。
普通のお絵描きでは、ペンやクレヨンで周囲に汚れが付かないよう注意する必要がありますが、「スイスイおえかき」なら、塗料代わりに水を使うので周りが汚れず、ママさんやパパさんも安心ですね。
また、水でお絵描きをするので口に入れてしまう心配も無用です。「紙に描くより広々使えるので腕をいっぱい動かしてお絵描きを楽しんでいます」とのことです。
対象年齢:1歳半以上
【4歳〜5歳】1人で遊べるおもちゃ
子どもは4歳から5歳ごろになると、じょじょに集中できる時間が長くなってきます。
この時期の子どもには、パーツを組み合わせて作品を作ったりするおもちゃやパズルなど、じっくり取り組める1人遊びがぴったりです。
くもん出版:くもんのジグソーパズル STEP5 発見!世界の動物
パズルは子どもの達成感と集中力を誘発するおもちゃの代名詞。パズルなら、なかなかじっとしない子どもでも集中して取り組みやすいですよ。
「くもんのジグソーパズル STEP5 発見!世界の動物」には、人気の動物たちをリアルに描いたパズルが3セット入っています。
このパズルの特徴は、難易度が3段階に分かれているところ。「まずは、難易度が低いものから挑戦し、達成したら次のレベル」といったように、じょじょにレベルを上げていきましょう。
遊びながら動物の名前を覚えられる点もうれしいですよね。
対象年齢:3歳から7歳
キットウェル:マグビルド スロープセット 72ピース
「マグビルド スロープセット 72ピース」は、正三角形や長方形など多彩な形の磁石ブロックを組み合わせて、平面や立体の作品が作れるおもちゃです。このおもちゃにはスロープが含まれており、ボールを転がして遊ぶのも楽しいですよ。
組み立てから子ども1人で行うため、自分で組み立てたルートでボールが転がると大興奮するお子様もいるようです。
対象年齢:3歳以上
学研プラス:なかよしプリンセス ララ&サラのきせかえジュエルボックス
「なかよしプリンセス ララ&サラのきせかえジュエルボックス 」は、マグネットパーツでプリンセスの着せ替え遊びが楽しめるトランクです。
マグネットは233パーツ、背景は5つと充実しており、コーディネートや場面を変えて、繰り返し遊べるのが飽きにくいポイント。プリンセスのセリフや性格などのイメージを膨らませてごっこ遊びをさせれば、夢中になること間違いなしですよ。
対象年齢:3歳から5歳
【6歳〜8歳】1人で遊べるおもちゃ
手先が器用になり、細かい物もじょうずに扱えるようになる6歳児から8歳児。創作性が高く、存分に想像力を広げられるおもちゃが好まれます。
エポック:アクアビーズ 【5000ビーズトランク】
「アクアビーズ」は霧吹きで水をかけるとくっついて固まる不思議なビーズで、ビーズを並べていろいろな作品を作れます。
針や糸、接着剤は不要なので、子どもが1人で遊んでも安心です。お絵描き感覚でビーズを並べれば、手軽に作品ができるので、つい夢中になってしまうようです。
また、ビーズ作品の見本があるので見本通りに作っても楽しいですし、世界に1つだけのオリジナル作品を作るのもおすすめ。制作には想像力が必要なため、子どもの頭へのよい刺激になりますよ。
対象年齢:6歳以上
エデュテ:チューブック チャレンジャーセット SML154
「チューブロック」はチューブ型のブロックを組み合わせて作品を作るおもちゃです。こちらの「チャレンジャーセット SML154」は、はしごやブランコ、パトカーなど15種類以上のモデルが作れる充実のセット。
チューブロックの大きな魅力は、人形の腕など、ブロックをつないだ後でもパーツを動かせること。作って完成ではなく動かして遊べるので、ポーズを変えたりくるくる回したり、さまざまな遊び方ができます。
対象年齢:8歳以上
バンダイ:ころがスイッチ ドラえもん ボックス ステージキット
「ころがスイッチ ドラえもん」は、ブロックやスイッチパーツを組み合わせてボールを転がすコースを作って遊ぶおもちゃです。
対象年齢は3歳以上ですが、子ども自身が自力で組み立てて遊べるようになるのは、少し年齢を重ねてからのようです。
説明書通りのコースもオリジナルのコースも作れるこちらのおもちゃ。作れるコースは無限大なので、子どもは試行錯誤しながら、何度も遊ぶでしょう。
また、「考える」「組み立てる」「試す」「直す」という流れで遊ぶことにより、プログラミング思考の基礎が身につきます。十分な知育効果を発揮する点も魅力的ですね。
対象年齢:3歳以上(自力で組み立てられるのは成長してから)
1人で遊べる知育玩具はおもちゃのサブスクで取り寄せよう
ここまで1人遊びにぴったりなおもちゃをご紹介してきましたが、子どもによっておもちゃの合う合わないには個人差があります。
買ってみたものの、子どもが全然遊ばなくて後悔した経験がある方も多いでしょう。
そこでおすすめしたいのが、おもちゃのサブスクです。サブスクなら子どもにマッチしたおもちゃに出会えるまで何度でも試せるので、「買ったけど無駄だった……」なんてことは起こりません。
また、サービスによっては子どもに合ったおもちゃについてコンシェルジュに相談することもできます。これなら、子どもと相性のよいおもちゃを見つけやすくなりますね。
子どもにぴったりなおもちゃを選びたい方や、おもちゃの購入で失敗したくないという方は、ぜひおもちゃのサブスクを検討してみてくださいね。