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子どもの成長にあったおもちゃをいつも用意できたり高価なおもちゃを安く使えたり、多くのメリットがあるおもちゃのサブスク。利用者は年々増加傾向にあります。
しかし注目を集める一方で、さまざまな理由でおもちゃのサブスクをやめた方もいます。
この記事では、具体的にどんな理由で辞めたのか、そもそもおもちゃのサブスクが必要ないのはどんな人か、分かりやすく解説しています。
「これからおもちゃのサブスクを利用したい」と考えている方も、ぜひ参考にしてくださいね!
おもちゃのサブスクをやめた人に多い理由は?
ここで、おもちゃのサブスクをやめた人に多い3つの理由をご紹介します
- 子どもの成長や変化
- 料金が高かった
- おもちゃが汚いのではないかと気になる
では、順番に詳しく見ていきましょう。
子どもの成長や変化
子どもが幼稚園や小学校に通うようになると、自宅で過ごす時間が減り、サブスクで借りるようなおもちゃで遊ぶ時間が短くなります。また、ほかの子の影響を受けてキャラクターものに興味関心が向き、知育玩具で遊ぶ頻度も減ってしまう子もいます。
子どもの成長による生活環境の変化によって使う機会が減って、「サブスクから卒業」しているというわけですね。このように、とりわけネガティブな理由があるわけではないけれど、サブスクをやめている方が多いようです。
料金が高かった
毎月支払う料金について、負担に感じて解約したという方もいます。
サブスクの定額料金は、月々3,000円前後であることが多く、それ自体は事前にわかるので負担に感じることは多くないようです。しかし、別途送料がかかったり、交換に手数料が発生したり、確認不足で思ったより負担が大きかったなんてことがあります。
また、コスパという点では、子どもがなかなか遊んでくれない様子を見ると「もったいない」「必要ないのかな」などと感じてしまう方もいます。買ったほうがリスクは高いので、遊ばないなら交換、もしくは解約するというのは合理的かもしれません。
おもちゃが汚いのではないかと気になる
サブスクで取り扱っているおもちゃは、基本的に新品ではありません。そのため、多少傷があるおもちゃが届く場合もあります。
前に誰がどうやって使用していたか分からないと不安な方や、普段から友人宅や児童センターなどのおもちゃを共有することに抵抗があるという方は、気になるのかもしれません。
しかし、多くの会社は、毎回返却されたおもちゃを除菌や消毒などして、衛生面をしっかりと管理しているため問題はありません。
おもちゃのサブスクをやめた人の口コミ
ここでは、実際にサブスクの利用をやめた人の口コミや感想を、Twitterから抜粋してまとめています。
利用者のリアルな声をご紹介します。
このように、おもちゃのサブスクを辞めるのにはさまざまな理由があることが分かります。
特に、子どもがある程度大きくなると習い事を検討する家庭が増えるため、「おもちゃのサブスクから習い事へ移行する」という流れが多いようです。
また、成長するにつれて体力もついてくるので室内遊びでは物足りず、外遊びをする頻度が自然と増えていきます。
このように、サブスクの必要性を考えるタイミングで利用を卒業することも珍しくはないようです。
そもそもおもちゃのサブスクがいらない人の特徴は?
メリットが多いおもちゃのサブスクですが、どの家庭にも必要というわけではありません。では、おもちゃのサブスクが必要ない人とは具体的にどのような人なのでしょうか。
- おもちゃは新品に限るという人
- 物をなくしやすい人
- おもちゃを自分で選びたいという人
おもちゃは新品に限るという人
サブスクで届くおもちゃはレンタル品のため、基本的に新品ではなく中古品です。
先述の通り、衛生面には問題ありませんが、傷が気になる方や心理的に抵抗がある方には向きません。
最近は高くても新品を購入して、使わなくなったらフリマアプリで売却する人も増えています。この作業が苦でない方、楽しいという方は、サブスクでレンタルするより、新品を購入したほうがメリットがありそうですね。
物をなくしやすいという人
おもちゃのサブスクでは、借りたおもちゃをいずれ返却します。年齢が上がるにつれて、細かいパーツのものや多数の部品が組み合わさったおもちゃも増えるため、物をなくしやすい方には管理が難しく負担になってしまうことも。
万一おもちゃを紛失してしまった場合には、弁償しなくてはならないこともあります。
しかし会社によっては、補償制度が設けられていることもあります。極端に物をなくしやすい人でなければ、補償のある会社にしておけば大きな影響はないでしょう。
おもちゃを自分で選びたいという人
おもちゃのサブスクでは、基本的におもちゃを自分で選ぶことはできません。
希望の聴き取りがある場合でも、「在庫次第」や「ほかのおもちゃとの兼ね合い」など確実に保証されているわけではありません。
会社によって取り扱うおもちゃに違いがあります。たとえば、キッズ・ラボラトリーは木の知育玩具の品揃えが豊富です。もし好みのおもちゃがある場合は、会社ごとの違いも確認しておくと、希望のおもちゃが手元に届きやすくなりますよ。
おもちゃのサブスクの解約方法は?
ここからは、おもちゃのサブスクを解約する際の手順について説明します。
あくまでも一般的な流れです。詳しい解約手順の内容は各社によって異なるので、確認して、分からなければ問い合わせることをおすすめします。
解約時の 一般的な流れは、以下の通りです。
- 各サービスの問い合わせフォームから解約の申請を行う(解約したい旨と一緒に、解約理由やこれまでの発送回数などに関する簡単な項目に答えることが多い)
- 期日までにおもちゃを返却する(返却日を過ぎると解約手続きがスムーズに進まず、解約が遅れて余分な使用料金を支払うことになります。返却期日は決算スケジュールによっても異なるので、事前にしっかり確認しましょう。)
また、解約時によくある注意点を以下にまとめました。
各社に言えることなので、解約を考える方はぜひ参考にしてみてくださいね。
「期日」「返却日」に注意 | ・「期日」「返却日」とは、おもちゃを発送した日ではなく各社に到着する日を表すため、余裕を持って発送する |
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解約のタイミング | ・継続の自動更新によっては翌月の請求がされてしまう場合がある ・請求金額が計算される基準日によって、おもちゃの返却日が決定する場合もある ・おもちゃに破損や不備が見つかった場合、すぐには解約処理が完了しないことがある |
最低利用期間に注意 | ・各社、契約から一定の期間は使用しなければいけない「最低利用期間」が存在する ・1ヶ月~2ヶ月であることが多いが、この期間内は原則解約できない |
おもちゃのサブスクをやめた後に別のサブスクを利用する人もいる?
おもちゃのサブスクと言っても、各社によってサービス内容は異なります。
そのため、「あるA社のサービスに不満を抱いて解約したが、おもちゃのサブスク自体には満足しているので別のB社で契約して利用し始めた」というケースもあります。
例えば、どうしても子どもに遊ばせてみたいおもちゃが出てきたが、取り扱いがなかったので乗り換えた、などです。
目的のおもちゃを取り扱っているサービス会社を見つけて、うまく活用している方も多いようです。
失敗しないために!おもちゃのサブスクを比較して決めよう
おもちゃのサブスクを扱うサービスは複数あるため、どのサービスを利用すればよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
ここでは、各社を比較する際にチェックすべきポイントについて解説していきます。以下のチェック項目をふまえ、子どもや各家庭に合ったサービスを見極めてみましょう!
お試しプランの有無
サブスクをはじめて利用する際には、お試しができるとありがたいですよね。
子どものおもちゃへの興味関心や、サービス自体が合うかどうかも試せるので、気軽に体験できるお試しプランの有無は重要です。
単発や回数限定で、無料もしくは実際の月額よりも安い料金で同等のサービスが受けられるのも魅力の一つ。
お得感だけでなく、合わないと感じれば利用を終了できる気軽さは、嬉しいポイントですね。
おもちゃの選択や交換が可能か
基本的には、自分でおもちゃを選ぶことはできません。
一方で、希望などを登録することで、専門の方が子どもに合ったおもちゃを選んでくれる場合があるのもサブスクの特徴の一つ。
親の考えだけでは、なかなか選ばないようなおもちゃも届けてくれるため、おもちゃのジャンルに偏りが出にくいといえます。
また、おもちゃの返却時にフィードバックを行い、次回のおもちゃのラインナップに反映してくれる場合もあります。
次回のおもちゃのリクエストや今回気に入ったおもちゃなどを伝えることができるので、今後のおもちゃ選びに活かせますね。
さらに、定期外のおもちゃ交換が可能なサービスも、子どもが思うように遊ばなかったときにメリットが大きいですね。都度、送料がかかることもありますが、回数さえ多くなければ問題ないでしょう。
知育玩具や木製の取り扱いが豊富か
サブスクで取り扱うおもちゃのメーカーや特徴は、各社によって異なります。
そのため、届くおもちゃの内容によって満足度がかなり変わります。たとえば、サブスクで高価な木製の知育玩具を子どもに与えられれば、コスパもよくておすすめです。
このように、サービス内容によって合う合わないがあるからこそ、おもちゃのサブスク各社の特徴を知り、ぴったりの会社を選ぶことが大切です。
ぜひ、子どもやご家庭に最適なサービスを見つけて、さまざまなおもちゃに触れて楽しんでみてくださいね!