紐通しは何歳から?1歳・2歳・3歳のねらいとおすすめおもちゃ
- 始める時期を判断する目安
- 市販品を選ぶときの注意点
- モンテッソーリ教育・療育での紐通しの位置づけ
「うちの子、もう紐通しを始めていい月齢?」「手作りで誤飲が怖い」という声は、おもちゃコンシェルジュへの相談でもよく寄せられます。
紐通しは1歳前後から始められますが、月齢によって合う穴のサイズ・紐の太さ・ねらいが大きく変わります。今の月齢に合わない難易度を選ぶと、すぐ飽きてしまうことがあるのが正直なところです。
冒頭の早見表で今の月齢を確認してから、気になるセクションへ進んでみてください。
年齢別ねらい・遊び方・安全注意の早見表
1歳・2歳・3歳では、紐通しのねらいと道具の選び方が変わります。今の月齢の行を確認してから、おもちゃ選びに進むと選びやすいです。
← 横にスクロールできます →
迷ったら「今の月齢より少し易しめ」を選ぶと、最初の達成感が生まれやすいです。おもちゃコンシェルジュの交換対応でも、月齢より難しい紐通しを選んだ場合に「すぐ飽きてしまった」という声が寄せられることがあります。
紐通しは何歳から始められる?月齢別の目安
紐通しは早い子で1歳前後から遊べますが、指先でつまむ動作が安定してきた頃が始め時の目安です。1歳半前後から取り組む家庭が多く、穴が大きく紐が太いものから始めると最初の一歩がスムーズです。焦らなくて大丈夫で、お子さまが「穴に何かを入れたがる」仕草を見せ始めたら、そのタイミングが自然なサインです。
紐を通すという動作は、大人の目には単純に見えますが、お子さまにとっては次の4工程を同時にこなす複雑な作業です。
- 紐を持つ(どこを持てばよいか考える)
- 穴をよく見て、紐を入れる
- 穴から出てきた紐を取り出して、反対の手で持ち変える
- 紐を引っ張る
目・頭(思考)・手先を同時に使うため、1回の動作でもさまざまな力が必要とされます。
紐通しには大きく分けてビーズタイプとボードタイプがあり、それぞれ特徴が異なります。
← 横にスクロールできます →
1歳前半はビーズタイプから始め、3歳頃にボードタイプへ移行するのが自然な流れです。
1歳の紐通し、何をねらいにどう遊ぶ?
1歳の紐通しのねらいは、穴に紐を通す感覚そのものを体験することです。うまく通せなくても問題なく、指でつまむ・押し込む・引っ張るという一連の動作を繰り返すことが手指の発達につながります。大きな穴(直径3cm前後以上)と太い紐を選ぶと取り組みやすいです。
1歳児は、まだ指先の発達が十分ではないため、穴が大きめのものを選ぶとよいでしょう。穴の目安は5〜10mmです。紐の先端に補助棒がついているものが、より扱いやすいのでおすすめです。
また、ビーズも握りやすい大きさのものを選ぶようにしましょう。
1歳のお子さまには、次のようなおもちゃが取り組みやすいです。
バンダイ「ベビラボ アンパンマン はじめてのひもとおし」
不動の人気キャラクターであるアンパンマンの紐通しです。大好きなキャラクターと一緒だと、お子さまも興味をもちやすく、楽しく紐通しに挑戦できます。歯ブラシ型の紐はつかみやすく、1歳の子どもにも扱いやすいよう工夫されています。3サイズの穴があるので、ステップアップしながら長く遊ぶことができます。紐通しとしてだけではなく、歯磨き遊びや、付属のプレイシートを使って色や形を学んだりと、さまざまな遊び方ができます。メーカー公式情報では対象年齢は1歳からとされています。
エド・インター「えほんトイっしょ チーズくんとふしぎなかぎ」
大人のまねが大好きな1歳頃、ドアのカギを開けたがるお子さまも多いのではないでしょうか。こちらのおもちゃはドアの鍵を開けていきながら紐通しが楽しめます。絵本つきでストーリーを親子で楽しみながら遊ぶことができ、色や形探し、大きさ比べなど、学べる要素もたっぷりあります。メーカー公式情報では対象年齢は1歳半からとされています。
KREMERS(クレマーズ)「チーズとネズのひも通し」
穴のあいたチーズに、ネズミの顔が描かれた棒付きの紐を通していくシンプルながらもユニークな遊びです。ネズミがチーズを食べる道順に決まりはなく、「次はどこに通そうか?」と自然と考える力が育まれます。メーカー公式情報では対象年齢は3歳からとされています。3歳未満のお子さまへの使用をすすめるものではありませんが、3〜4歳になると通した紐をほどいていくという遊びもできるので、長く遊べるのもうれしいポイントです。
2歳になったら何が変わる?ステップアップの遊び方
2歳になると「穴に通す」動作が少しずつ意図的にできるようになります。ねらいは動作の習得と達成感の積み重ねで、穴のサイズを少し小さくしたり、複数のビーズを続けて通したりするステップアップが自然にできる時期です。
2歳になるとイヤイヤ期が始まるお子さまもいます。せっかくおもちゃを買ったのに、遊んでくれなかったというのはよくあること。1度「イヤ!」と言ったおもちゃでも、時間をおくと興味がでてくることもあるので、肩の力を抜いて、お子さまの「やってみたい!」を待ちましょう。
お子さまの興味に合わせて選ぶこともポイントです。
しちだ教育研究所「七田(しちだ)オリジナルくまのひもとおし」
くまのサイズは大中小と3種類あり、色も6色あります。紐通しだけでなく、大きさや色を遊びながら学ぶことができます。カラフルな可愛いクマに釘付けになるお子さまもいるようです。メーカー公式情報では対象年齢は6ヶ月〜4歳とされています。
BorneLund(ボーネルンド)「ファンラーニング ひもとおし どうぶつのパレード」
動物ごとに穴の長さが違い、難易度がさまざまなので長く遊べます。単純に紐通しをするだけでなく、パネルで出た動物を穴に通していくというゲーム性のある遊び方も楽しめます。メーカー公式情報では対象年齢は2歳からとされています。付属の木製スティックに紐を通す遊びであれば、1歳後半から取り組めるケースもありますが、対象年齢を必ずご確認ください。
CORPER TOYS「乗り物交通定番シリーズ」
乗り物好きのお子さまにはぴったりの紐通しです。人や建物のパーツもあるので、紐を通しながらごっこ遊びを楽しむこともできます。メーカー公式情報では対象年齢は8歳からとされています。対象年齢未満のお子さまへの使用をすすめるものではありませんので、ご確認のうえご検討ください。
3歳では何を広げる?順番・色分けへの発展
3歳では、通すだけでなく「色を交互に並べる」「大きい順に通す」など、ルールや順番を意識した遊びへ広げられます。ねらいは思考力・計画性・達成感の深まりで、完成した作品を飾ったり、ごっこ遊びに使ったりと遊びの幅も広がります。
3歳になると指先がさらに器用になり、お箸を使い始めるお子さまも増えます。複雑なボードタイプの紐通しや細かいビーズタイプの紐通しなど、夢中になって遊べるものがおすすめです。
artec「チップひもとおし」
チップにあいている穴の数がそれぞれ違っているのがポイントです。同じチップに通したり、違うチップに通してまた戻ってきたり、通し方は自分次第。薄いチップや細い紐でも、3歳頃にはじょうずに扱えるようになってきます。メーカー公式情報では対象年齢は3歳からとされています。
幻冬舎「幼児のパズル道場 ステップひもとおし」
ボードタイプの紐通しです。「数」「図形」「思考力」の3つの分野の力を育み、学習の土台となる算数センスのトレーニングにつながりやすい設計です。メーカー公式情報では対象年齢は3〜5歳とされています。大人でも良い脳トレになりますよ。親子で一緒に取り組んでみるのもいいですね。
BorneLund(ボーネルンド)「ファンラーニング ひもとおし 森の仲間たち」
葉っぱに紐を通していき、自分だけの木のアートを作ることができます。リスや鳥といった生き物のパーツや、リンゴや鳥の巣といったパーツもあるので、遊び心がくすぐられます。指先を使いながら想像力も育まれやすい紐通しです。メーカー公式情報では対象年齢は3歳以上とされています。
※対象月齢・仕様は各メーカー公式情報をもとに作成しています。価格は2026年6月時点の参考価格です。
誤飲リスクと安全な選び方、ここだけは確認して
直径約3.2cm以下の部品は3歳未満の子どもには誤飲リスクがあります。これはトイレットペーパーの芯を通り抜けるサイズが目安とされており、消費者庁・国民生活センターでも注意喚起されています。メーカー公式情報の対象年齢を必ず確認し、紐の長さは首に巻きつかない長さのものを選ぶと安心です。目安として紐の長さは30cm以内のものが安心です。
特に確認しておきたいポイントをまとめました。
- 部品(ビーズ・パーツ)の直径が約3.2cmを超えているか
- メーカー公式情報の対象年齢が今のお子さまの月齢に合っているか
- 紐の長さが30cm以内か(首への巻きつき防止)
- 紐の先端の補助棒や金具が外れにくい構造か
- 対象年齢未満のきょうだいがいる場合、遊ぶ場所・時間を分けられるか
2025年12月25日からは改正消費生活用製品安全法に基づき、3歳未満向け玩具に国の技術基準適合・対象年齢等の警告表示が義務化されました(経済産業省「乳幼児用玩具に対して新しい規制が導入されました」)。子供PSCマークのない製品は販売不可となっています。購入時にマークの有無も確認しておくと安心です。
手作りと市販品、どちらを選ぶ?判断の目安
市販品はメーカー公式情報による安全基準と対象年齢が明示されており、最初の1本として選びやすいです。手作りは月齢に合わせて調整しやすい一方、部品の強度や安全基準の担保が難しいため、作り方と素材の安全確認が必要です。迷うなら市販品から始め、慣れてきたら手作りを補助的に使う流れが安心です。
どちらが向くかは、家庭の状況によって変わります。
← 横にスクロールできます →
「まず試してみたい」なら市販品が有力な最初の1本です。慣れてきたら手作りで難易度を調整しながら遊ぶ、という組み合わせも自然です。
手作りビーズタイプの紐通し
用意するもの:ストロー(さまざまな色があると楽しい)、細めの紐、ハサミ、テープ
作り方:
- ストローをハサミで適当な長さに切る
- 紐を適当な長さで切る
- 紐の先端をセロハンテープで巻く
遊ぶときは先端の反対側を机にテープで固定するか、紐を結んでストローが抜けないようにしましょう。紐の両端を結ぶとネックレスに、ヘアゴムを使うとブレスレットにもなります。ストローの太さで難易度を変えることもでき、最初はタピオカ用の太いストローがおすすめです。
手作りボードタイプの紐通し
用意するもの:厚紙または段ボール、紐、ハサミ、穴あけパンチ、テープ
作り方:
- 厚紙または段ボールをハサミで好きな形に切る
- 切ったものに穴あけパンチで複数の穴をあける
- 用意した紐を適当な長さに切る
- 紐の先端にテープを巻き反対側の端を固定する
厚紙を手袋の形に切って周りに穴をあけると縫い物気分が楽しめます。丸や四角にたくさんの穴をあけ、好きな模様を作るのもおもしろいですよ。
LINEで無料相談できます
LINEで気軽に相談できます。
リッチメニューから専用ページへ進めます。
モンテッソーリ教育での紐通しの位置づけ
モンテッソーリ教育では紐通しは「通すお仕事」として位置づけられ、子どもが自分のペースで繰り返し取り組む活動です。大人が手を出しすぎず、お子さまが集中している間は見守ることが基本で、完成を急かさないことが大切とされています。
モンテッソーリ教育では、手指を使う遊びを多く取り入れており、紐通しもそのひとつです。ボードタイプの紐通しに慣れてくる3歳半頃からは「縫いさし」といわれる縫い物をするような活動もしています。
家庭でモンテッソーリ的に取り入れるときのポイントは、次の3点です。
- お子さまが「やりたい」と思ったタイミングで出す(大人が強制しない)
- 途中でうまくいかなくても、すぐに手を出さず見守る
- 完成したら一緒に喜ぶ(達成感を共有する)
キッズ・ラボラトリーに寄せられる申込動機では、発達・知育への関心が継続的に上位に挙がっており、モンテッソーリ的な遊びへの関心の高さが背景にあると感じています。
療育で紐通しをどう使う?観察のポイントも
療育の場では、紐通しは手と目の協応動作・指先の力加減・集中の持続を観察・練習する活動として使われることがあります。難易度はお子さまの状態に合わせて細かく調整し、「できた」体験を積み重ねることが目的です。
家庭でも同じ考え方で取り入れられます。観察のポイントとして、次のような点を見ておくと参考になります。
- 穴に紐を向けようとする意図が見られるか
- 両手を協調して使えているか(片手で持ち、もう片手で通す)
- 通せたときに達成感の表情が出るか
- 同じ動作を繰り返すことへの集中が続くか
「できた瞬間を一緒に喜ぶ」ことが、次への意欲につながります。うまくいかない場面では、穴を大きくする・紐を太くするなど難易度を下げて、まず「通せた」体験を作ることが大切です。
療育での活用や発達に関する具体的な相談は、かかりつけ医・専門機関へご相談ください。
嫌がるときはどうする?無理なく続けるヒント
紐通しを嫌がるお子さまには、無理に取り組ませなくて大丈夫です。興味が出るまで一度しまっておくのも、立派な選択肢です。
試してみると効果的なことをいくつか挙げます。
- 難易度を下げる(穴を大きく・紐を太く)
- お子さまの好きなキャラクターや色のおもちゃに変える
- 大人が楽しそうにやって見せる(模倣を引き出す)
- 「1つだけ通してみよう」と短い目標にする
- 時間をおいてから再度出してみる
2歳のイヤイヤ期に限らず、1度「イヤ!」と言ったおもちゃでも、時間をおくと興味が出てくることはよくあります。肩の力を抜いて、お子さまの「やってみたい!」を待つのが一番です。
紐通しの次のステップはどんな遊び?
紐通しで手指の動きが安定してきたら、次のステップへ自然につながっていきます。発達の連続性として、次のような遊びへ広がりやすいです。
← 横にスクロールできます →
紐通しで「通す」感覚が身についてきたら、縫いさしやボタンかけへ自然に移行できます。お子さまが紐通しに飽きてきたサインが出たら、次のステップへのタイミングかもしれません。
月齢が変わったらおもちゃも変えていい?サブスクという選択肢
紐通しに限らず、月齢が上がるにつれて合うおもちゃは変わっていきます。「買ったのにすぐ飽きてしまった」「次に何を選べばいいかわからない」という声は、おもちゃコンシェルジュへの相談でもよく寄せられます。
購入して手元に残す方法と、サブスクで試しながら入れ替える方法、それぞれに向き・不向きがあります。
← 横にスクロールできます →
キッズ・ラボラトリーのおもちゃサブスクでは、LINEでお子さまの様子や手持ちのおもちゃを伝えると、おもちゃコンシェルジュが月齢に合わせて選んでくれます。「この商品を試したい」とリクエストすることも可能で、おまかせとリクエストを組み合わせた使い方ができます。月額3,520円〜(隔月お届けコース・送料込み)。最新の料金・条件は公式サイトでご確認ください。
紐通しでよくある質問
1歳前後から始められますが、指先でつまむ動作が安定してきた頃が目安です。1歳半前後から取り組む家庭が多く、穴が大きく紐が太いものから始めると最初の一歩がスムーズです。焦らなくて大丈夫で、お子さまが「穴に何かを入れたがる」仕草を見せ始めたら、そのタイミングが自然なサインです。
直径約3.2cm以下の部品は3歳未満の子どもには誤飲リスクがあります。トイレットペーパーの芯を通り抜けるサイズが目安です。メーカー公式情報の対象年齢を必ず確認し、紐の長さは30cm以内のものを選ぶと安心です。3歳未満のきょうだいがいる場合は、遊ぶ場所と時間を分けることも大切です。
最初の1本としては市販品が有力な選択肢です。安全基準・対象年齢が明示されており、判断しやすいためです。手作りは費用を抑えられ難易度を調整しやすい一方、部品の強度や安全基準を自分で担保する必要があります。市販品で始めて、慣れてきたら手作りを補助的に使う流れが安心です。
モンテッソーリ教育では「通すお仕事」として位置づけられており、子どもが自分のペースで繰り返す活動です。大人が手を出しすぎず、集中している間は見守ることが基本です。ボードタイプに慣れてきた3歳半頃からは「縫いさし」へ発展させることもできます。完成を急かさず、できた瞬間を一緒に喜ぶことが続けるコツです。
一度しまっておいて、時間をおいてから再度出してみるのが一番です。難易度を下げる(穴を大きく・紐を太く)か、お子さまの好きなキャラクターや色のおもちゃに変えるのも効果的です。大人が楽しそうにやって見せると、模倣したくなることもあります。「1つだけ通してみよう」と短い目標にするのも、取り組みやすくなるヒントです。
本記事で使用している「継続利用データ」「利用者アンケート」は、キッズ・ラボラトリーの利用者対応・交換リクエスト・アンケート回答をもとに、個人が特定されない形で集計したものです。対象期間、件数、集計方法はデータと実績|公式ファクトに記載しています。
参考文献
- 経済産業省「乳幼児用玩具に対して新しい規制が導入されました」(2025年12月)(2026年8月確認)
- 政府広報オンライン「STマーク」(2025年8月)(2026年8月確認)
コンシェルジュにお任せ
必要な時期に合わせてお届けします。
LINE友だち登録で
初月無料ガチャに挑戦!
対象コースは、ガチャ結果にかかわらず
初月550円でご案内しています。
