この記事を監修した人
幼児教育監修|石渡 恵美(幼稚園教諭)
おもちゃ選定|青栁 陽介(おもちゃコンシェルジュ/キッズ・ラボラトリー代表取締役)

パズルは子どもに与える知育玩具として注目を集めており、小学校入学までに柔軟な思考回路を形成してあげたい親からは特に高い人気を博しています。しかし大事な子どもが使うおもちゃの事をよく知らないままでは不安だという人も少なくないでしょう。そこで本稿では需要の高まっている3歳児が遊ぶ知育パズルについて、期待出来るメリットや注意点、おすすめ商品やレンタルサービスについてご紹介します。

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3歳児が知育パズルで遊ぶメリット

幼児期は目まぐるしく成長段階が変わるため、年齢に応じて適切なおもちゃを与えてあげる事が効果的な知育に繋がります。3歳は一般的に認識力や思考力が大きく向上する時期と言われており、知育パズルの導入に適した時期なのです。ここではまず、3歳パズルで遊ぶ事によって期待出来るメリットを把握しておきしょう。

手先が器用になる

パズルは正しい形状になるまで自分の手で組み立てるおもちゃです。ひとつひとつのピースを掴んだり組み込んだりする事は指先のトレーニングとして効果的であり、遊んでいるうちに手先が器用になっていくというメリットが期待出来ます。指先を動かす事は脳にとって良い刺激なので思考力のアップにも繋がるでしょう。

集中力・記憶力の向上

知育パズルは長時間かけて遊ぶ事の出来るおもちゃなので、「こどもはパズルを完成させる」というひとつの作業に取り組み続けます。最初のうちはすぐに諦めてしまうとしても、パズルが出来上がっていく達成感を体験する事で長時間遊ぶ事にも慣れていくでしょう。ひとつの事に取り組み続ける集中力を幼児期から身に付けられるのは、知育パズルの大きなメリットです。また、集中力は記憶力と密接な関係にあるため、集中力が向上する事は自然と記憶力を向上させる事にも繋がります。これから新しい物事を見聞きする3歳児にとって、優良な記憶力はかけがえの無い財産となるでしょう。

想像力豊かになる

パズルは絵柄や形をヒントにしながら正しくピースを組み合わせる必要があります。遊び始めは手探り状態でも、繰り返し遊んでいくうちに出来上がりの絵を想像しながら逆算してピースを探し出すようになるのです。このように目の前にない「何か」をイメージする想像力は、大人になってからの人生にも大きな影響を及ぼす能力と言えます。

論理的思考力が身に付く

パズルの組み立て方には外側の枠から埋めるやり方もあれば、絵柄の分かりやすい箇所から作り上げていく方法もあります。先にピースを色別に分けておくといった方法もあるでしょう。子どもたちはパズルで繰り返し遊んでコツを掴むと、「どうすれば早く完成させられるか」「どんな方法がやりやすいのか」といった事を論理的に考えながら、工夫して作業するようになります。

知育パズルの注意点

多くのメリットが期待出来る3歳パズルですが、直接手にとって遊ぶのが幼児なだけに、いくつか注意しておきたいポイントがあります。予期せぬトラブルを回避するためにも、注意点はしっかり把握しておきましょう。

遊ばせる時は出来るだけ子どもに寄り添う

家事や仕事で中々時間が取れない人が多いかもしれませんが、知育パズルで遊ばせる際には出来るだけ親子一緒に取り組むように心がけましょう。3歳児向けとは言え、知育パズルは一般的な3歳児向けのものより多少難易度が高めに設定されている場合が多いです。最初のうちから子ども一人で遊ばせてしまうと上手くいかない苛立ちから、すぐにやる気を無くしてしまう可能性があります。子どもが知育パズルに慣れるまでは、行き詰ってしまったところをサポートするため一緒に遊んであげるのが理想的です。また、パズルのピースは小さいため子どもの誤飲防止という意味でも付き添ってあげるのが良いでしょう。

無理強いはしない

大人が「知育パズル」と聞くと教材のようなイメージを強く持つ人も少なくありません。そのため、宿題やドリルのような感覚で子どもに「ちゃんと」とやらせる」というスタンスをとってしまう事もあるでしょう。しかし知育パズルの本質は「子どもが遊ぶためのおもちゃ」です。まずは子どもにそのパズルを楽しんでもらえなければ、長続きしないどころか返って逆効果になる事もあります。知育パズルは子どもに押し付けるのではなく、そっと背中を押すようなイメージで勧めてあげるのが重要なのです。うまく出来たら褒めてあげる事も、子どもに知育パズルを楽しんでもらうためのポイントになります

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3歳にオススメの知育パズル

昨今では教育ブームの煽りもあって、各メーカーから様々な幼児向け知育パズルがリリースされています。ひとくちにパズルといっても「絵合わせパズル」「文字パズル」「数字パズル」などその種類は多岐に及ぶため、子どもの興味関心に合わせて製品を選んであげる事が重要です。一風変ったところでは、少ないピースを組み合わせて数種類の形が作れる「タングラム」という知育パズルもあります。パズルの種類やピースの数など、子どもの興味度合いや性格に合わせて選んでみましょう。ここではおすすめのものをいつかご紹介しておきます。

アポロ社「キューブパズルシリーズ」

パズルと言えば平面の絵柄を完成させるジグソーパズルがよく知られていますが、幼児向のパズルでは四角い立方体の各6面に異なる絵柄がプリントされたキューブパズルも人気です。キブパズルはコロロ転がすだけで絵柄が変わるの、子どもが興味を持ちやすいというメリットもあります。3歳児向けキューブパズルのピース数は9ピースが一般的となっているので難易度も低く、始めての知育パスルとしてもおすすめと言えるでしょう。アポロ社のキューブパズルシリーズは6面の絵柄それぞれで異なる難易度が設定されており、絵柄も男の子向けと女の子向けのものが豊富に揃っています。キューブ本体が大きめの設計でプラスチック製となっているので、子どもが誤飲してしまう心配もないでしょう。

くもん出版「くもんのジソーパズルシリーズSTEP3」

スタンダードなジクソーパズルであれば学習塾で有名なKUMONが手がけるジクソーパズルシリーズがおすすめです。このシリーズはSTEP0からSTEP7まで難易度設けられており、子どもが気に入れば今後も同シリーズで遊ぶ事が出来ます。主に3歳児向けのSTEP3では24・35・48ピースの3セットが同梱されているので、このSTEPだけでも難易度別に遊んでもらえるのです。絵柄は動物・電車・車など知識も一緒に身に付くタイプのものが多くラインナップされています。

アマガツ「アンパンマン天才脳パズル」

発想力・想像力の向上に秀でているタングラムで遊んでもらいたいのであれば、アマガツからリリースされているアンパンマン天才脳パズルを試してみましょう。ピース自体は7つのみと少なめですが、ガイドボードが20枚入っているので飽きずに遊ぶ事が出来ます。少ないアイテムが少ない中で色々な形を作り上げる事で柔軟な発想が可能になるでしょう。

知育パズルはレンタルも利用してみよう

子ども用のおもちゃと言えば「買い与える」というのが一般的な認識でしょう。しかし近年ではおもちゃのレンタルサービスが登場しており、需要も拡大しています。おもちゃを購入する事に対してレンタルサービスにはどのようなメリットがあるのか、以下のポイントを参考にしてみてください。

収納場所に困る事がない

おもちゃは一度購入してしまえばずっと家に置いておけるので、子どもが好きな時に遊べます。しかしこれは一方でおもちゃを保管しておく場所が必要になるという事も意味しているのです。子どもの思い出が詰まったおもちゃを中々手放せず、いっぱいになってしまったおもちゃ箱の整理に苦労した経験のある人も多いのではないでしょうか。おもちゃをレンタルする場合は期間が過ぎたら返却出来るので、自宅におもちゃが溜まってしまうという事はありません。

経済的に色んなおもちゃで遊ばせられる

知育パズルは一般的なおもちゃよりも値段設定が多少高いものも少なくありません。成長速度の早い幼児期の子どもに合わせておもちゃを買い換えていくと、最終的には相応の出費が必要になるでしょう。レンタルサービスでは購入するよりもリーズナブルな価格でおもちゃを借りる事が出来るので、利用と返却を繰り返していけば費用を押さえた上で様々な体験をさせてあげる事が出来るでしょう。目まぐるしく能力や興味の先が変わる幼児期こそ、おもちゃレンタルサービスのメリットが生きてくるのです。

3歳児向けのパズルはレンタルもおすすめ

知育パズルは子どもの年齢に合わせて適切なものを選んであげる事が大切です。また、子どもに興味を持ってもらえるように工夫したり、サポートしながら一緒にパズルを楽しむのも効果的です。成長が早い幼児期のおもちゃは買い替え費用がかさんでしまう傾向にあるので、リーズナブルなレンタルサービスを利用してみる事も検討してみましょう。

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ABOUT ME
青栁 陽介(おもちゃコンシェルジュ/キッズ・ラボラトリー代表取締役)
青栁 陽介は、キッズ・ラボラトリー株式会社 代表取締役であり、自らもおもちゃコンシェルジュとして利用者対応・玩具選定の現場に立つ。 2003年に通販システム業界に入り、2015年テモナ株式会社(東証一部 3985)執行役員、2017年に執行役員CMOに就任。在任中に東証マザーズ上場・東証一部上場を経験。2018年12月、一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会の創立メンバーとして業務執行理事に就任し、矢野経済研究所「サブスクリプション市場2019」をはじめとする業界調査に協力。サブスクリプション関連の講演・セミナーに登壇し、延べ15,000名以上が参加するなど、業界の体系化にも携わってきた。 2019年5月、長男の難病闘病をきっかけに、ベッドサイドでも安全に遊べる知育玩具の必要性を痛感してキッズ・ラボラトリー株式会社を設立。2020年1月の知育玩具サブスクリプション開始以降、累計約45万点(お届け約10万件)の発送実績を重ねる。 記事監修においては、自身が直接対応してきた利用者の声、実際の返却理由、人気・不人気の商品傾向など、運営現場の一次データに基づいた「実際に使われるおもちゃ」の視点を提供する。