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赤ちゃんも生後7ヶ月になると、体つきがだいぶしっかりしてきます。ずりばいやハイハイで、少しずつ移動できるようにもなるでしょう。
行動範囲が広がり、これまでと視野も変わるため、さまざまなものに興味を持ちます。
そんな赤ちゃんのために、どのようなおもちゃを選べばよいのか、悩むママさんやパパさんも多いのではないでしょうか?
この記事では、生後7ヶ月を迎えた赤ちゃんの知育におすすめのおもちゃや、ギフトにも喜ばれるおもちゃを、ランキング形式で紹介します。
赤ちゃんが夢中になる手作りおもちゃのアイデアも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
生後7ヶ月の赤ちゃんはどんな遊びをする?遊べるおもちゃは?
生後7ヶ月の赤ちゃんには、以下のようなおもちゃがおすすめです。
- 指先を使うおもちゃ
- からだ全体を動かすおもちゃ
- 音の鳴るおもちゃ
このころの赤ちゃんは、腰や背中にも筋肉がつき、指先も使えるようになってきます。お座りの姿勢でおもちゃを持って遊んだり、興味をひかれたものに手を伸ばしたりする姿がみられるようになるでしょう。
赤ちゃんの発達段階や興味に合ったおもちゃは、赤ちゃんの発育をサポートしてくれます。
指先を使うおもちゃ
7ヶ月ごろになると赤ちゃんは、指先が使えるようになります。
とくに親指・人差し指・中指の3指は「第2の脳」「突出した脳」とも呼ばれる器官です。指先を使うことが脳を刺激し、発育によい効果があるといわれています。
それだけではありません。指先をしっかり使うと、目と手の協応動作や空間認識能力を高めることができます。
さらに、指先を使う遊びに夢中になることで、集中力も養われるでしょう。
からだ全体を使うおもちゃ
赤ちゃんも7ヶ月になると体幹がしっかりし、安定してお座りができるようになります。赤ちゃんによっては、ずりばいやハイハイを始めるころです。
興味を持ったものに手を伸ばしたり、からだ全体を使って移動したりといった様子もみられるようになります。そんな赤ちゃんには、動きのおもしろいおもちゃ、思わず追いかけたくなるようなおもちゃがおすすめです。
自らからだを動かすことで、身体的な発育がサポートできるでしょう。
音が鳴るおもちゃ
手を思うように動かせる7ヶ月ごろになると、おもちゃを自分で振ったり叩いたりして、音を出す遊びも楽しむようになります。
たとえば、机のものを下に落とすことは、赤ちゃんが好む行動の1つです。このとき、落ちる様子もさることながら、落ちた音にも関心を示します。積み木どうしをぶつけて音を鳴らすといった姿も、みられるようになるでしょう。
太鼓など叩くと音が出るおもちゃでは、音の大きさと力加減を学ぶこともできます。
おもちゃの種類によっては、聴く力や集中力、音感やリズム感の発達も促せるでしょう。
生後7ヶ月の赤ちゃんがおもちゃに「興味ない」「遊ばない」のはなぜ?
好奇心が旺盛になり、行動の範囲も広がる生後7ヶ月の赤ちゃんですが、「あまりおもちゃで遊んでくれない」「おもちゃに興味ないみたいだけど、発育に問題があるの?」とお悩みのママさんやパパさんも、いるのではないでしょうか?
このようなときに思い出したいのが、赤ちゃんの成長には個人差があるということです。
このころは、さまざまなことに興味を抱くようになる一方で、人見知りや場所見知りも始まります。おもちゃで遊ぶより、ママさんやパパさんと一緒にいたいのかもしれません。
これは、身近な人やいつもいる場所に愛着を持ち、違いがわかってきたという成長の一過程です。
新しいおもちゃも、ママさんやパパさんと一緒なら興味を示すようになるかもしれません。
焦らずに、ゆっくりと見守ってあげましょう。
生後7ヶ月の赤ちゃんに知育は必要?
知育とは、教育の基本の三育(知育・徳育・体育)の1つです。
知育は知能を高めること、徳育は豊かなこころを養うこと、体育は健康なからだを育むことで、知育では具体的に、以下のような能力の向上を目指します。
- 思考力
- 想像力
- 集中力
- 判断力
- 空間認識能力
- 巧緻性(指先や体を思いどおりに動かせること)
このように並べると「生後7ヶ月では、まだ早いのでは?」と思うママさんやパパさんもいるかもしれません。しかし、赤ちゃんの学びは、誕生直後から始まっています。とくに脳は著しく発達し、0歳から6歳までに、その大部分ができあがるといわれているほどです。
7ヶ月ごろの知育は、学校の勉強のようなものではなく、赤ちゃんの五感を通して脳を刺激するものととらえてみてはいかがでしょうか。
【生後7ヶ月】モンテッソーリおもちゃ(知育玩具)ランキング
モンテッソーリは、「もともと子どもには、自分で自分を育てる力(自己教育力)が備わっている」という考えのもと、子どもの自主性を育む教育法です。
世界を動かすリーダーや著名人が受けていたことで知られています。
子どもにはある特定の事柄に興味を持って熱心に取り組む「敏感期」があります。
大人が環境を整えてあげると、子どもは、何度も繰り返しその事柄に取り組むことで、その時期の発達の課題を自らクリアしていくようになるのです。
生後7ヶ月のころに現れる敏感期の代表的なものに、「感覚の敏感期」「運動の敏感期」があります。
五感を刺激するものに非常に強い興味を持つようになり、ずりばいやハイハイで全身をダイナミックに動かす全身運動を始めたり、手や指先を使ったりする作業もこの時期の特徴です。
赤ちゃんが五感や体を使いながら夢中になって遊ぶことができ、デザインとしても優れたおもちゃを紹介します。
【第3位】PRAUNHEIMERP社:サウンドラトル・タワー
木製の転がるラトルは、ずりばいやハイハイで追いかけながら、体を動かして遊ぶようになる7ヶ月の赤ちゃんにぴったりのおもちゃです。
赤ちゃんの手でもつかみやすいカラフルな木枠の中には、木の玉が2つ入っています。真ん中の仕切りには穴があり、玉を移動させられるという仕様です。
赤ちゃんの目にもはっきりとわかるカラフルな色、心地よい音で、玉の追視がしやすいこともポイントとなっており、モンテッソーリ教育が大切にしている、五感をしっかり刺激することができるおもちゃです。
成長とともに、振るだけではなく、どうすれば穴に玉が入るかを試しながら遊ぶようにもなるため、集中力も培われます。
対象年齢:生後6ヶ月ごろから
【第2位】HABA社:ミュージカルエッグ
かわいい卵の形をした、音を楽しむおもちゃです。
赤ちゃんの目をひきやすいはっきりとした色合いで、色ごとに鳴る音が違います。
滑らかな卵形は赤ちゃんの手にも握りやすく、振るとシャカシャカ、リンリンなど優しい音が鳴ります。水色の卵だけは少し工夫が必要で、上下をひねることで音が鳴る仕組みです。
転がしても音が鳴るので、ママさんやパパさんが転がしてあげると赤ちゃんがハイハイなどで追いかけて遊ぶこともできますよ。
五感を刺激しつつ、手を伸ばしたり、追いかけたりして全身を使うことができるおもちゃです。
対象年齢:生後6ヶ月ごろから
【第1位】JoyToy社:ルーピング ウーギー
ルーピングは、モンテッソーリ教育の「運動の敏感期」に、指先をしっかり動かして遊べるおもちゃです。カラフルなビーズをつまみ、さまざまなコースのワイヤーに沿って動かして遊びます。
このおもちゃでは、目で見て手を動かすという「目と手の協応動作」を身に付けることができます。
繰り返し遊ぶことで指先の巧緻性が高められ、左右、奥行きという空間認識能力も養えるでしょう。
初めのころは、ビーズを指ではじいてくるくる回る様子が、赤ちゃんにとっての楽しい動きです。ママさんやパパさんがビーズを動かしてみせてあげれば、やがて、ワイヤーに沿って上手にビーズを動かせるようになるでしょう。
ビーズがワイヤーから外れることはないので、何でも口に入れてしまう赤ちゃんにも安心です。
対象年齢:生後6ヶ月ごろから
【生後7ヶ月】おしゃれなおもちゃランキング
どうしても出しっぱなしになりがちな、赤ちゃんのおもちゃ。そういったとき、インテリアになじむおしゃれなものだと、助かりますよね。
ここでは、人気のくすみカラーや、インテリアとしても映えるおしゃれなおもちゃを選びました。
【第3位】ponpy:つむつむカップ8段セット
くすみカラーがおしゃれなスタッキングカップで、素材は赤ちゃんがかんでも安全なポリプロピレン100%です。やわらかいので赤ちゃんにもつかみやすく、ぶつけたり、転がしたりしながら遊ぶことができます。
初めのうちは、ママさんやパパさんが高く積み、赤ちゃんに崩してもらいましょう。これだけでも、赤ちゃんにとっては心ひかれる遊びです。
カップの底には穴が空いているので、お風呂に持ち込むことも可能です。
カップの底(内側)には数字が刻印され、数字と同じ数の穴が開いています。数の学びにも役立つおもちゃです。
対象年齢:生後5ヶ月ごろから
【第2位】White Lapin:Cyummut(キュムット)RATTLE
ずりばいなどで移動できるようになると、一段と楽しいのがオーボールではないでしょうか。
ビビッドカラーが多いオーボールの中で、Cyummutは、インテリアにもなじむ色使いが人気です。
RATTLEの特徴は、シリコンボールの中にカラフルなビーズのラトル(ガラガラ)が入っていること。振ったり転がしたりするたびに、音が鳴ります。
やわらかなシリコン製なので赤ちゃんが握りやすく、形を変えても元に戻る弾力性があります。
部屋に置いておくだけでも、おしゃれですよ。
対象年齢:生後3ヶ月くらい〜
【第1位】SINA社:ベビーキューブ
6色に色分けされたキューブの内部は空洞で、とても軽く、シンプルな積み木です。パイン材をくり抜いてふたをするという丁寧な作りですが、その構造を活かし、色ごとに鈴や木片などが入っています。積み木として遊ぶだけでなく、振って心地よい音を響かせることもできるおもちゃです。
大きさは4センチ角と、赤ちゃんの手に合うように設計されています。
カラフルで木の温もりが感じられるビジュアルは、積んでおくだけでもおしゃれなインテリアにもなるでしょう。
対象年齢:生後10ヶ月くらい〜
【生後7ヶ月】プレゼントにぴったりなおもちゃランキング
赤ちゃんに贈り物をしたいけれど、どんなおもちゃがいいのかなとお悩みの方に、長く遊んでもらえ、プレゼントにおすすめのおもちゃをご紹介します。
【第3位】Beli Design社:クーゲルン
クーゲルンは、12色の美しい木玉をつなげた、ラトルとしては珍しい形のおもちゃです。
木玉をつかんで口に入れたり、つながった木玉の形を変えたりして遊べます。
木玉1つの直径は2.5cmで、おしゃぶりにちょうどよいサイズ。丈夫なゴムでつながれているため、はずれて誤飲という心配もありませんよ。
手軽に持ち運べるので、赤ちゃん連れのお出かけにも重宝です。
また、デザイン的にも優れているので、部屋にあってもインテリアの邪魔になりません。
赤ちゃんが成長した後も、思い出の品として大切にしてもらえるでしょう。
対象年齢:生後6ヶ月ごろから
【第2位】NIC社:WALTER むかで
ドイツの名門おもちゃブランドNIC社のロングセラーで、むかでをモチーフとした、大人も思わず目を奪われるプルトイです。
赤ちゃんが認識しやすい赤を基調とし、愛嬌のある丸い顔もユニークですが、このおもちゃの魅力は、なんといってもその動きでしょう。
すべてのパーツが球体で、くるくると回転し、段差があってもスムーズに動きます。引けばどこまでもついてくる様子は、つい見入ってしまうほど。家族が引いてみせれば、その動きに赤ちゃんも大喜びするでしょう。
腹ばいやお座りができるようになれば、赤ちゃん自身が手に持つこともできますし、あんよが始まれば、自分で引くことができます。
家族みんなが笑顔になる贈り物になること、間違いなしです。
対象年齢:生後6ヶ月ごろから
【第1位】Edutē:SOUNDブロックス Large
かわいらしい色合いと、他にはない珍しい形が人気の積み木で、温もりの感じられる天然のゴムの木でできています。28個のピースは、誤飲の心配がない安心サイズ。アーチ型やL字型など、ユニークな形があることも特徴です。
ピースの中には、木のビーズが入っているものもあり、カラコロと優しい音が鳴ります。ビーズの大きさによって、音の違いが楽しめるようになっていることもポイントです。
お片付けがしやすいように工夫された木箱は、パズルとして遊ぶこともできます。
さまざまな工夫がされた積み木は、長く、大切に使ってもらえるでしょう。
対象年齢:生後10ヶ月から
生後7ヶ月の赤ちゃん向け!おもちゃ(知育玩具)の手作りアイデア
「目を離したすきに、赤ちゃんがボックスティッシュの中身を全部引っ張り出してしまった!」という経験は、多くのご家庭の「あるある」ではないでしょうか。
次々にティッシュが出てくるおもしろさを、手作りおもちゃで味わわせてあげましょう。
ティッシュ遊び
材料
- ティッシュの空箱 または ティッシュケース
※シールなどでデコレーションすると、かわいくなります。 - 布地(ティッシュの取り出し口より2、3cm大きめの正方形)20枚〜
※布の枚数は、好みで。色は何色でもかまいませんが、赤ちゃんが認識しやすいはっきりとした色がおすすめです。
作り方(ティッシュのように1枚ずつ出るバージョン)
- 布を広げ、1枚目の右半分の上に2枚目の左半分を重ねる
- 1枚目の左半分を2枚目の左半分の上に折り重ねる
- 3枚目の右半分を1枚目の左半分を折った上に重ねる
- 2枚目の右半分を3枚目の右半分の上に折り重ねる
- 2枚目の右半分を折った上に4枚目の左半分を重ねる
- 布の枚数分、繰り返す
- 1の布をティッシュの空き箱、またはティッシュケースに入れ、いちばん上の布の先端を少しだけ外に出す
- 完成
作り方(簡単バージョン)
- 1枚目の布の端と2枚目の端を結ぶ
- 2枚目の布の端と3枚目の端を結ぶ
- 布の枚数分、繰り返し、1本につなげる
- 1の布をティッシュの空き箱、またはティッシュケースに入れ、いちばん上の布の先端を少しだけ外に出す
- 完成
生後7ヶ月の赤ちゃんにいろんなおもちゃで遊ばせたいなら、おもちゃのサブスクがおすすめ◎
生後7ヶ月ごろは、できることが一気に増え、さまざまなことに興味を持つ時期です。
手先も器用になり、自らの意思で体を動かせるようになるほか、五感を通した刺激を受けながら、集中して一人遊びをする場面も増えてくるでしょう。
赤ちゃんのためにも、夢中になれ、知育効果もあるおもちゃを選びたいところですよね。とはいえ、おもちゃを買うには費用もかかりますし、収納スペースの確保が難しいという事情もあるでしょう。
そんなときにおすすめしたいのが、おもちゃを定額でレンタルできるサービス、おもちゃのサブスクです。
おもちゃのサブスクを展開するキッズ・ラボラトリーでは、モンテッソーリ教育をはじめ、教育現場でも取り入れている本格的な知育玩具も、豊富に取りそろえています。
資格を持ったおもちゃコンシェルジュが、赤ちゃんの発達段階に応じたおもちゃを選んでくれることも、安心材料です。
おもちゃでの知育は、7ヶ月の赤ちゃんにとっても、将来の可能性を大きく広げる大切な学びとなります。
ぜひこの機会に、キッズ・ラボラトリーのホームページをチェックしてみてはいかがでしょうか。