妊娠中に買ってよかったもの21選|初期・中期・後期の時期別・悩み別に選ぶ
「何を買えばいいか分からないまま、気づいたら産後になっていた」という声は少なくありません。
妊娠中に役立つものは、初期・中期・後期で変わります。つわりがつらい初期に必要なものと、おなかが重くなる後期に必要なものは別物です。
この記事では、今の困りごとを先に確認してから商品を選べる構成にしています。冒頭の早見表で自分の状況に合う候補を絞り、各セクションで「なぜその時期に必要か」「産後も使えるか」「代用できるか」を確認してみてください。
- 困りごと別(つわり・腰まわり・むくみ・睡眠・家事負担)の商品早見表
- 妊娠初期・中期・後期それぞれに役立つグッズと家電
- 買わなくてよかったもの・産後まで待てるものの区分
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困りごと別早見表|まず自分の症状から候補を絞る
商品を先に見るより、今の困りごとを先に確認するほうが選びやすいです。下の表で自分の状況に近い行を見つけてから、該当セクションへ進んでください。表を見て「自分の困りごとに当てはまるものが少ない」と感じたなら、まだ買わなくてよいサインです。
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症状が出てから選んでも、多くのものは間に合います。「出産前に必須」の区分だけ産前にそろえ、それ以外は産後の生活を見てから判断するのが、無駄を防ぐ基本的な考え方です。
妊娠初期(〜15週)に役立ったもの
妊娠初期はつわりや疲労感が強く出やすい時期です。体への負担を減らす小さなグッズが中心で、大きな買い物は中期以降でも間に合うものが多いです。症状の出方には個人差があるため、まず自分の困りごとを先に確認してから選ぶと無駄になりにくいです。
葉酸サプリ
葉酸はビタミンB群の一つで、DNAの合成や細胞の分裂に必要な栄養素です。妊娠前〜妊娠初期にとくに大切とされており、厚生労働省は妊娠を計画している女性や妊娠初期の方に対して、食事に加えてサプリメントなどで1日400μgの摂取を推奨しています(出典:厚生労働省「葉酸と妊娠」)。
葉酸不足は神経管閉鎖障害のリスクと関連するとされています。つわりで食事が思うように取れない時期でも、サプリであれば摂取しやすいです。
使用開始時期:妊娠前〜初期。使用期間:妊娠初期まで(継続する場合は産院に相談)。産後の活用:授乳中も継続する方がいますが、産院の指示に従ってください。
抱き枕
つわりでつらいとき、ベッドやソファで体を預けると楽になります。おなかが大きくなる中期以降は横向き寝の補助にもなり、授乳クッションとして使えるタイプを選ぶと産後まで長く活用できます。
使用開始時期:初期〜。使用期間:産後の授乳期まで(兼用タイプの場合)。代用:クッションや丸めたタオルで代用できる場合もありますが、おなかが大きくなると専用品のほうが安定します。
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レッグウォーマー
妊娠中はホルモンの関係で体温が上がりやすく、薄着になりがちです。ただし足先は冷えていることが多く、冷えは血流を悪くしてむくみや倦怠感につながることがあります。
使用開始時期:初期〜。使用期間:産後も使えます。代用:厚めの靴下でも代用できますが、着脱のしやすさでレッグウォーマーが便利です。
ロボット掃除機(またはコードレス掃除機)
つわりで体調が波打つ時期、掃除は後回しになりがちです。ロボット掃除機は曜日・時間の設定ができるため、体調に関係なく部屋を清潔に保てます。
ただし、間取りや家具の配置によっては効果が限定的になる場合があります。購入前に部屋の広さと家具の脚の高さを確認してください。高価なため、コードレスの軽量スティック型で代用できるかも検討する価値があります。
使用開始時期:初期〜(早めに導入すると使い慣れる)。産後の活用:育児中も継続して使えます。
食洗機
食後の片付けはつわりの時期にとくにつらい作業です。食洗機があれば食器を入れてスイッチを押すだけで済み、パートナーにも頼みやすくなります。
おなかが大きくなる後期にも「あってよかった」という声が多いグッズです。使用開始時期:初期〜(早めに導入すると産後も使い慣れた状態で迎えられます)。設置スペースの確認が先決です。
加湿機能付き空気清浄機
服薬に気をつける必要がある妊娠中、花粉症や風邪のリスクを減らす意味でも空気清浄機は役立ちます。乾燥はアレルギーのリスク因子になるともいわれており、加湿機能付きを選ぶと季節を問わず使えます。
生まれてくる赤ちゃんのためにも、加湿機能付きを選んでおくと産後も長く活用できます。使用開始時期:初期〜。産後の活用:赤ちゃんのいる部屋でも継続使用できます。フィルター交換コストも購入前に確認しておくと安心です。
妊娠中期(16〜27週)に役立ったもの
おなかが目立ち始め、腰への負担や睡眠の質が変わってくる時期です。体型に合わせたウェアや、腰まわりをサポートするグッズが実感として役立ちやすいです。体調が落ち着いてくる時期でもあるため、後期・産後を見据えた家電の検討も始めやすいです。
骨盤ベルト
妊娠すると大きくなるおなかを支えるために姿勢が変わり、腰痛が出ることがあります。また出産が近づくにつれ、ホルモンの働きで骨盤まわりの筋肉や靭帯が緩んできます。
骨盤ベルトは腰まわりをサポートし、体への負担を和らげやすくします。症状が出てから購入しても間に合います。産後の骨盤ケアにも使えるタイプがあります。
使用開始時期:腰の違和感が出始めたとき(中期が多い)。使用期間:産後の骨盤ケアまで使えるものもあります。使い方や締め方については産院に確認してから使うと安心です。
マタニティ用ボトムス
トップスはビッグシルエットのTシャツやゆったりめのワンピースで代用できることが多いです。一方、ボトムスはマタニティ用を買ってよかったという声が多いグッズです。おなかを圧迫しないデザインのレギンスやデニムは、着心地の差が大きいです。
使用開始時期:おなかが目立ち始めたとき(中期が多い)。使用期間:産後しばらくも使えるものがあります。
電動歯ブラシ
妊娠中は女性ホルモンの分泌が増加し、歯周病菌が好む環境になりやすいです。また体調の変化で唾液が減り、歯肉炎や虫歯になりやすくなります。
歯周病菌は早産の原因になる可能性も指摘されており(出典:日本産科婦人科学会関連情報)、丁寧な歯磨きが大切です。電動歯ブラシはしっかり磨きながら歯磨き時間を短縮できます。産後も継続して使えます。
使用開始時期:中期〜(初期から使っても問題ありません)。産後の活用:継続使用できます。替えブラシのランニングコストも購入前に確認しておくと安心です。
体重計
体重が増えすぎると妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクが高まるとされています。産院から体重管理の指導を受けることが多いため、自宅での毎日の計測が役立ちます。
使用開始時期:中期〜(体重増加が始まる前から習慣にすると管理しやすい)。産後の活用:産後の体重管理にも使えます。
デカフェコーヒー・ノンカフェイン飲料
つわりが落ち着いてくると、コーヒーを飲みたくなることがあります。カフェインは過剰摂取に注意が必要とされているため(出典:食品安全委員会「食品中のカフェイン」)、デカフェや麦茶・ルイボスティーなどのノンカフェイン飲料が安心です。
使用開始時期:つわりが落ち着いたとき。産後の活用:授乳中もノンカフェインが安心です。
ラズベリーリーフティー
欧米では出産準備のために広く飲まれているハーブティーです。日本でも取り入れる方が増えています。ただし、妊娠初期からの摂取は推奨されておらず、飲み始める時期や量については産院に相談してからにしてください。医療的な効果を保証するものではありません。
使用開始時期:産院に確認のうえ(一般的に中期以降とされることが多い)。
妊娠後期(28週〜)に役立ったもの
妊娠後期はおなかの重さとむくみが増し、家事動作がつらくなる時期です。入院準備と並行して、産後すぐに使うものだけを先にそろえておくと産後の負担が減ります。この時期に新たに大量購入するより、後期に入る前に準備を終えておくと体への負担が少ないです。
着圧ソックス(マタニティ用)
妊娠後期のむくみは、出産に向けて体に水分を保持するプロゲステロンというホルモンが分泌されること、大きくなった子宮が心臓に戻る血流を圧迫することなどが関係しています。
着圧ソックスはむくみの不快感を和らげるのに役立ちますが、締めつけが強すぎるものは避け、マタニティ用や着圧の弱いものを選ぶとよいでしょう。症状が出てから購入しても間に合います。
使用開始時期:むくみが気になり始めたとき(後期が多い)。産後の活用:産後のむくみにも使えます。
妊娠線予防オイル・クリーム
妊娠線ができる原因は、おなかの皮膚が引っ張られ、皮膚の奥の組織に亀裂が入ることです。一度できてしまうと元には戻りにくくなります。
予防の第一は保湿です。お風呂上がりに使うと保湿効果を得やすいとされています。おなかが大きくなる前の中期から始めておくと、後期の急激な変化に備えやすいです。
使用開始時期:中期〜後期。産後の活用:産後の保湿ケアにも使えます。
選ぶときは、全成分が公開されていること・無香料の選択肢があること・産後も使えることの3点を確認すると外しにくいです。mitera organics マタニティクリームは弱酸性・低刺激・無添加で、つわりの時期に選びやすい無香料タイプもあり、妊娠初期から産後まで使えます。購入は公式サイトの定期便が中心なので、料金と解約条件はリンク先でご確認ください(2026年9月時点)。
陣痛アプリ
出産が近づいたら、陣痛の間隔を測るアプリを準備しておくと安心です。産院に連絡する際、陣痛の間隔と継続時間を聞かれることが多く、陣痛中に時間を計るのは大変ですが、アプリがあればボタン1つで記録できます。
費用はかからないものが多く、使い方を事前に確認しておくだけで十分です。使用開始時期:後期(産院の指示に従い、余裕をもって準備しておくと安心)。
ドラム式洗濯乾燥機
洗濯で意外に手間がかかるのは、干したり取り込んだりする作業です。ドラム式洗濯乾燥機があれば、洗濯から乾燥まで一気に終わります。
妊娠中はもちろん、産後の育児中にありがたみを実感する家電です。産前に導入して使い慣れておくと、産後の余裕が違います。ただし設置スペースと搬入経路の確認が先決です。
使用開始時期:できれば後期に入る前(中期〜後期初め)。産後の活用:育児中も長く使えます。
自動調理器・ブレンダー
材料を入れてスイッチを押すだけで調理できる自動調理器は、後期の体力低下時に役立ちます。ブレンダーは離乳食にも活躍するため、産後まで見越して選ぶと長く使えます。
使用開始時期:後期〜(産後の離乳食準備まで見越して)。代用:鍋と泡立て器でできる場合もありますが、産後の時間のなさを考えると早めの導入が合理的です。
香りのよいボディクリーム
妊娠初期に香りが苦手だった方も、体調が落ち着いてくると気にならなくなるケースが多いです。後期はお肌が乾燥しやすくなるため、保湿を兼ねたボディクリームが役立ちます。
赤ちゃんとの生活が始まる前に、ゆったりとボディケアをする時間を持てるのも後期ならではです。使用開始時期:中期〜後期。産後の活用:産後の保湿ケアにも使えます。
妊娠中に買ってよかった家電|どの時期に買うと合理的か
家電は産後より妊娠中〜産前に導入するほうが合理的です。理由は、使い慣れた状態で産後を迎えられるからです。産後は赤ちゃんのお世話で余裕がなく、新しい家電の操作を覚える時間がとりにくくなります。
ただし高額なため、優先順位と家庭の間取りを先に確認してから購入を検討してください。
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迷ったら、ドラム式洗濯乾燥機・食洗機・ロボット掃除機の3つが産後まで見越した優先度が高い家電です。予算が限られる場合は、この順で検討してみてください。
家電の購入は金額が大きいため、設置スペースと搬入経路の確認を先に済ませてから動くと、購入後のトラブルを防ぎやすいです。価格は時期・販売店により変動しますので、購入前に最新の価格をご確認ください。
買わなくてよかったもの・産後まで待てるもの
「買ったけれど使わなかった」という声が多いものがあります。購入前に「本当に今必要か」を確認しておくと、無駄を防ぎやすいです。
マタニティウェア(トップス)
ボトムスはマタニティ用が便利という声が多いですが、トップスは手持ちのビッグシルエットTシャツやゆったりめのワンピースで代用できることが多いです。
産後も着られるかどうかを考えると、マタニティ専用のトップスは使用期間が短くなりやすいです。まず手持ちの服で試してから、必要なら追加購入する流れが無駄になりにくいです。
マザーズバッグ(トート型)
子どもを抱っこしたりベビーカーを押したりするお出かけには、「トート型は不便だった」「思ったよりも荷物が少なく出番がなかった」という声が聞かれます。
産後の実際の荷物量や移動スタイルを確認してから選ぶほうが、ミスマッチを防ぎやすいです。リュック型やショルダー型のほうが使いやすかったという方も多いです。
新生児ウェアの大量購入
新生児期はあっという間に体が大きくなります。サイズアウトが早いため、新生児サイズを大量に買いそろえると着ないまま終わることがあります。最低限の枚数を準備し、産後に必要に応じて買い足す方が無駄になりにくいです。
使用期間が短い専用グッズ
授乳専用クッション・おむつ替えシート・バウンサーなど、使用期間が数ヶ月に限られるものはレンタルで試してから判断する選択肢もあります。産後に実際の生活スタイルを見てから選ぶと、家庭に合うものを選びやすいです。
ベビー用品は出産前にどこまでそろえる?4区分で考える
ベビー用品は「全部産前にそろえなければ」と思いがちですが、産後に買い足せるものも多いです。4区分で考えると、準備の優先順位が立てやすくなります。
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「出産前に必須」の区分だけ産前にそろえ、それ以外は産後の生活を見てから判断するのが、無駄を防ぐ基本的な考え方です。
ベビー用品の詳しいリストは、新生児に必要なものリストの記事で時期別に紹介しています。
おもちゃは産後に月齢を見てから選ぶほうが合いやすい
おもちゃは産前に大量に買いそろえるより、産後に赤ちゃんの月齢と反応を見てから選ぶほうがミスマッチを防ぎやすいです。
月齢ごとに合うおもちゃは変わります。産前に買っておいたおもちゃが月齢に合わなかった、すぐに興味がなくなったというケースは、おもちゃ選びの場面でよく聞かれることです。成長に合わせて選び直せる環境を作っておくと、お子さまの発達に寄り添いやすくなります。
キッズ・ラボラトリーでは、出産前(プレママ)から0歳〜8歳まで、おもちゃコンシェルジュが月齢と反応に合わせておもちゃを選ぶサービスを提供しています。LINEでお子さまの様子や手持ちのおもちゃを伝えると選定に反映でき、合わなければ交換相談もできます。妊娠中に下調べだけでもしておくと、産後の準備がスムーズです。
妊娠中の買い物でよくある疑問
葉酸サプリと抱き枕が、初期から役立つ代表的なものです。葉酸サプリは妊娠前〜初期の摂取が大切とされており(出典:厚生労働省)、つわりで食事が取りにくい時期でも摂取しやすいです。抱き枕は授乳クッション兼用タイプを選ぶと産後まで長く使えます。家電(ロボット掃除機・食洗機)も初期から導入すると使い慣れた状態で産後を迎えられます。大きな買い物は中期以降でも間に合うものが多いため、まず自分の症状に合うものから優先してください。
腰の違和感が出始めたときが目安で、妊娠中期(16〜27週頃)から使い始める方が多いです。症状が出てから購入しても間に合うため、産前に急いで買わなくて大丈夫です。産後の骨盤ケアにも使えるタイプを選ぶと、使用期間が長くなります。使い方や締め方については産院に確認してから使うと安心です。
マタニティウェアのトップスとトート型マザーズバッグは、「買わなくてよかった」という声が多いものです。トップスは手持ちのゆったりした服で代用できることが多く、マザーズバッグは産後の実際の荷物量や移動スタイルを見てから選ぶほうがミスマッチを防ぎやすいです。新生児ウェアの大量購入も、サイズアウトが早いため最低限にとどめておくと無駄になりにくいです。
産前に導入して使い慣れておくほうが合理的です。産後は赤ちゃんのお世話で余裕がなく、新しい家電の操作を覚える時間がとりにくくなります。ドラム式洗濯乾燥機・食洗機・ロボット掃除機は産後も長く使えるため、妊娠中期〜後期初めに導入しておくと産後の負担が減ります。ただし高額なため、設置スペースと予算を先に確認してから購入を検討してください。
退院直後から使うもの(ベビーベッドまたは布団・チャイルドシート・肌着・おむつ)だけ産前に準備し、それ以外は産後に赤ちゃんの成長を見てから買い足すのが基本です。おもちゃ・離乳食グッズ・外出用品は産後でも間に合います。バウンサーやハイローチェアなど使用期間が短いものはレンタルで試してから判断する選択肢もあります。
参考文献
- 厚生労働省「葉酸と妊娠」(2026年8月確認)
- 食品安全委員会「食品中のカフェイン」(2026年8月確認)
- こども家庭庁「妊婦健診に関する取組み」(2026年8月確認)
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